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名車39台で振り返る!トヨタ自動車の90年の歴史
目次
世界のトヨタ、はじまりは自動車メーカーではなかった…
今や世界に名だたる自動車メーカーとして、さまざまな車を製造・販売しているトヨタ自動車。2020年には953万台の自動車を売上げ、5年ぶりに世界一となりました。
しかし、トヨタのはじまりは紡績関係の会社でした。トヨタグループの創始者である豊田佐吉氏は、片手で作業ができる「豊田式木製人力織機」や、蒸気動力によって作動する「豊田式汽力織機」などの自動織機を開発・改良し、日本の紡績産業を支えます。
その時代からのトヨタの歴史については、こちらの別記事でも詳しく解説しています。
この記事では、トヨタの名車を紹介しながら、当時の時代背景やトヨタの歴史をわかりやすく紹介します。
1930年代 トヨタの自動車製作のはじまり
1933年 豊田自動織機製作所に自動車部が設立
1933年、豊田佐吉氏の設立した「豊田自動織機製作所」の中に、自動車の開発を行なう「自動車部」が設立されました。中心となったのは佐吉氏の長男・喜一郎氏で、オリジナルエンジンの開発・研究を進めました。
その後、自動車部は1937年に「トヨタ自動車工業株式会社」として独立、本格的な国産車の製作が始まりました。
1936年 AA型-トヨタが初めて作った量産乗用車
トヨタが初めて販売した乗用車がAA型です。5人乗りのアメリカタイプのセダンで、シボレーなどのアメリカ車を参考にした贅作したOHVの3,389cc直列6気筒のA型エンジンを搭載していました。
最高速度は100キロ以上を誇り、油圧式のドラムブレーキなど最新の装備を与えられていました。AA型の発売当時は「トヨタ」ではなく「トヨダ」という名前が使われていました。
1940年代 トヨペットやクラウンの誕生
1947年 トヨペット-新型のサイドバルブエンジンを搭載した2ドアモデル
S型と名付けられたサイドバルブ995ccの直列4気筒エンジンを搭載し、ヨーロッパ車に影響を受けたデザインを持った小型自動車です。
その後の自動車のブランドネームとして使われた「トヨペット」という名称は公募されたもので、「トヨタのペット」という意味でした。このトヨペットという名称は、現在も販売店の名称として使われています。
1951年 ランドクルーザー-軍用車をルーツに持つ本格四輪駆動車
警察予備隊用車両として戦後に開発された四輪駆動車「ジープBJ型」は、A型エンジンの改良型であるB型エンジンが搭載されました。
入札の結果警察予備隊には採用されませんでしたが、1953年から生産が開始されました。「ジープ」という名称が他社の商標であったため、1954年に「ランドクルーザー(陸の巡洋艦)」と改められることになりました。
1955年 クラウン-国産初の本格的乗用車の誕生
1953年に完成したOHV4気筒のR型を搭載し、トヨタが自社工場から完成車として初めて出荷したのがRS型と呼ばれる初代「クラウン」です。
観音開き式のドアを持つ4ドアセダンで、フロントサスペンションにはコイルスプリングを使った独立懸架式を採用するなど当時としては先進的な構造を持ち、最高速度は100キロを誇りました。発売以来トヨタの代表的車種として製造が続けられ、現在は15代モデルが販売されています。
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本日の在庫数 136台 平均価格 362万円 支払総額 38~903万円
1957年 コロナ-小型タクシー市場向けに開発された4ドアセダン
初代ST10型は、当時拡大していた小型タクシー市場向けの車種として開発された、1.0LのS型エンジンを搭載した4ドアセダンです。
ライバル車とのシェア争いの中、S型を改良したOHVのP型エンジンを搭載したPT10型に進化、フルモデルチェンジしたPT20型で自家用車として人気を博します。さらにクラウンに搭載されていた1.5LのR型エンジンを搭載したRT20で、その人気を確固たるものにしました。
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本日の在庫数 44台 平均価格 217万円 支払総額 59~990万円
1960年代 マイカー時代の到来
1961年 パブリカ-「大衆車」の名を持つ、マイカー時代へのトヨタの答え
マイカーブームによって増加した個人オーナー向け、より小型の車が求められ、それに対するトヨタの回答がこのパブリカです。
車名は公募されたもので、「大衆車」という意味の英語「パブリックカー」を縮めて「パブリカ」となりました。水平対抗2気筒の697cc(後に790ccへと排気量アップ)エンジンをフロントに搭載、2ドアクーペ、コンバーチブル、バンなどのボディバリエーションがありました。
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本日の在庫数 15台 平均価格 210万円 支払総額 104~263万円
1965年 スポーツ800-レースでも活躍した2シータースポーツカー
パブリカのエンジンとシャーシをベースに製作された、「ヨタハチ」の愛称で知られる小型スポーツカーです。ボディは脱着式のトップを持った個性的なデザインのもので、空力にも優れていました。
エンジンは45馬力までパワーアップされ、車両重量も580キロと大変軽量だったためレースでも活躍。浮谷東次郎などがドライブし、ライバルであったホンダのS600と共にサーキットを沸かせました。
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本日の在庫数 8台 平均価格 498万円 支払総額 419~560万円
1966年 カローラ-33年間販売台数1位となった、日本人に最も愛された乗用車
コロナとパブリカの間を埋めるために企画された乗用車で、新開発のOHV直列4気筒1,077ccエンジンや4速ミッションを搭載していました。
ライバル車よりも100cc程排気量が大きく、「プラス100ccの余裕」というキャッチフレーズでヒットモデルとなりました。1969年から2001年まで33年の間、カローラシリーズは年間販売台数1位をキープし続けました。
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本日の在庫数 486台 平均価格 206万円 支払総額 50~473万円
1967年 2000GT-最新の装備を与えられた、国産初の本格スポーツカー
美しいファストバックスタイルのボディを持つ2シータークーペで、トヨタのイメージリーダーとして製造された本格的なスポーツカーです。
エンジンは当時のクラウンに搭載されていた6気筒をベースにDOHC化、4輪ディスクブレーキやリトラクタブルヘッドライトなどを装備していました。当時としては 非常に高価な238万円(現在の約2,000万円)という価格が付けられ、337台が製造されました。
1967年 センチュリー-日本が誇る超高級大型セダン
公用車や企業での役員用の車として、いわゆる運転手付きのショーファードリブンカーとして企画されたトヨタの最高級車です。専用開発された2,981ccのV型8気筒エンジンを搭載し、リアシートの乗り心地や快適さを追求した車づくりがされています。
車名の「センチュリー=世紀」は、トヨタの創始者である豊田佐吉氏の生誕100周年である1967年に発表されたことに由来しています。
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本日の在庫数 75台 平均価格 471万円 支払総額 79~2,200万円
1968年 コロナ マークII
1.5Lだったコロナの上級モデルとして、SOHCの1.6Lと1.9Lのエンジンを搭載して登場。セダン、ハードトップ、ワゴンなどのボディバリエーションを持ち、ファミリーカーとして高い人気を得ることに成功しました。
2代目以降はデザインもコロナとは異なるものとなり、1984年に発表された5代目モデルでは、車名から「コロナ」が消えて「マークII」という完全に独立した車種になりました。
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本日の在庫数 7台 平均価格 451万円 支払総額 394~555万円
1970年代 スペシャリティとスポーツの奔流
1970年 セリカ-国産初のスペシャリティカーの誕生
大ヒットしたアメリカのフォード・マスタングなどの影響を受けて、スポーティかつ上質な2ドアクーペ、「スペシャリティカー」という新しいジャンルとして投入されたのがセリカです。2T-G型DOHCエンジンを搭載したGTグレードは、レースなどでも活躍しました。
その後、2.0LのDOHCエンジンやリフトバックが追加されると、さらに人気は高まり累計で40万台以上が販売されました。
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本日の在庫数 180台 平均価格 168万円 支払総額 45~863万円
1970年 カリーナ-スポーティセダンの源流
セリカと同時に発表された姉妹車で、2ドアと4ドアのセダンボディが与えられていました。それまでのセダンには無かったスポーティさを強調したモデルで、セリカ同様の2T-G型DOHCエンジン搭載モデルもラインナップされていました。
後に2ドアハードトップやバンなども追加され、ボディバリエーションが拡大、幅広い層に人気を博しました。
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本日の在庫数 24台 平均価格 140万円 支払総額 59~403万円
1980年 カムリ-セダンの新しい形を模索する
初代モデルは「セリカ カムリ」という名称で、スポーティなセリカのセダンバージョンという位置付けで販売されました。
初代モデルは2年ほどでモデルチェンジ、セリカという名前を外した「カムリ」として独立したFFモデルとなりました。初代とは異なり、2代目は広い車内を売りにしたサルーンカーとなっています。また、2代目の姉妹車として「ビスタ」が発売されました。
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本日の在庫数 2台 平均価格 428万円 支払総額 313~543万円
1980年代 ソアラ、スープラ、セルシオの登場
1981年 ソアラ-80年代を象徴する、元祖ハイソカー
クラウンに設定されていた2ドアハードトップに代わる形で登場した、「元祖ハイソカー」と呼ばれることになる高級パーソナルクーペです。
2.8Lと2.0Lの直列6気筒エンジンを搭載したFRレイアウトで、デジタルメーターやコンピューター制御のオートエアコン、ドライブコンピューターといった最新装備が上級モデルには採用されていました。
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本日の在庫数 223台 平均価格 217万円 支払総額 65~822万円
1986年 スープラ(3代目)-トヨタのスポーツカーの代名詞となる
スープラは元々セリカの上級モデルであった「セリカXX」の輸出向けの名称で、3代目から日本でも独立した車種「スープラ」として販売が開始されました。
240馬力を発生するDOHC直列6気筒の3.0Lターボエンジンを搭載し、プロモーションには2000GTを彷彿させる「TOYOTA 3000GT」というキャッチコピーが使われました。後期モデルには2.5Lのツインターボエンジンが搭載され、当時の規制値一杯である280馬力を発生しました。
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本日の在庫数 195台 平均価格 642万円 支払総額 110~1,457万円
1989年 セルシオ-20万台を販売した、トヨタの新しいフラッグシップ
トヨタの海外向けブランド「レクサス」のトップモデル「LS」として発表され、国内向けに「セルシオ」として発売されました。クラウンよりも大きな車体を持ち、トヨタの新しいフラッグシップモデルとなりました。
セルシオには500万円以上のプライスタグが付けられましたが、バブル経済の時期に発売されたこともあり、初代モデルは約20万台を販売する大ヒットを記録しました。
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本日の在庫数 296台 平均価格 153万円 支払総額 56~425万円
1990年代 多種多様なボディタイプ展開へ
1990年 エスティマ-ミニバンの常識を打ち破ったコンセプト
東京モーターショーでコンセプトモデルとして発表され、翌年から市販されたました。初代モデルはミニバンとしては極めて特殊なアンダーフロア型ミッドシップレイアウトを採用し、その斬新なスタイリングと共に大きな注目を集めました。
2代目以降はFFレイアウトとなりましたが、そのスタイリングは継承され、ハイブリッド仕様なども投入されました。
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本日の在庫数 1237台 平均価格 116万円 支払総額 15~368万円
1991年 ウインダム-北米育ちの帰国子女
海外で「レクサスES」として販売されていたモデルで、2.5Lと3.0LのV型6気筒エンジンを搭載したFFモデルです。スタイリッシュな4ドアハードトップボディを持ち、マークII系のFRセダンとは異なるユーザー層にアピールしました。
国内モデルとしては3代目まで販売され、カムリと統合。また、2018年から7代目「レクサスES」が国内向けにも販売されています。
1991年 アリスト-90年代を走り抜けたハイパワーセダン
初代モデルはジョルジェット・ジウジアーロ率いるイタルデザインにの手によるボディを纏い、ハイパワーな3.0Lターボや4.0LV型8気筒エンジンを積んだスポーティな4ドアセダンです。
海外では「レクサスGS」として販売されており、日本でも3代目へのモデルチェンジ時にレクサスブランドへと移行し、「レクサスGS」となりました。
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本日の在庫数 137台 平均価格 169万円 支払総額 50~425万円
1990年代 SUVやハイブリッドカーを投入
1994年 RAV4-コンパクトなシティオフローダーとして大ヒット
コンパクトな車体に2.0Lエンジンを搭載したSUVで、FFと4WDをラインナップ。シティオフローダーとしての性格が強いモデルですが、4WDはフルタイム方式を採用し、最低地上高も高く設定されているためオフロード走行も意識されています。
人気アイドルを使ったプロモーションの効果もあって幅広い層に受け入れられ、SUVブームの一端を担う存在となりました。
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本日の在庫数 2658台 平均価格 327万円 支払総額 87~588万円
1997年 ハリアー-元祖高級クロスオーバーSUV
SUVの人気が高まっている中、より乗用車的で高級感のあるモデルとして企画されたハリアーは、「高級クロスオーバーSUV」という新しい車のカテゴリーを生み出しました。
初代モデルのシャーシーはカムリ系から流用されたFFベースですが、4WDモデルもラインナップされました。また、2代目モデルまでは「レクサスRX」として海外で販売されています。
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本日の在庫数 3176台 平均価格 299万円 支払総額 58~649万円
1997年 プリウス-未来の車を現実にした、世界初の量産ハイブリッドカー
1.5Lのガソリンエンジンとモーターを組み合わせて走行することで、ガソリン1Lあたり28キロ(10.15モード)走行できる、当時としては驚異的な燃費を実現した世界初の量産ハイブリッドカーです。
発売当時のキャッチコピーは「21世紀に間に合いました」で、トヨタが21世紀の車として作り出した意欲作でした。初代モデルは4ドアセダンでしたが、2代目から5ドアハッチバックとなり、3代目で大ヒットしました。
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本日の在庫数 9734台 平均価格 178万円 支払総額 28~829万円
1999年 ヴイッツ-コンパクトカーの新しい時代を開く
初代ヴィッツは1.0Lエンジンを4m以下の車体に積んだコンパクトカーでありながら、美しいデザインや広い車内を実現して大ヒットしました。
後にエンジンバリエーションやグレードは拡大され、110馬力の1.5Lを積んだスポーツグレード「RS」などもラインナップされました。世界戦略車という位置付けのモデルでもあり、日本とヨーロッパでカーオブザイヤーを獲得しています。
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本日の在庫数 1981台 平均価格 89万円 支払総額 19~408万円
1999年 MR-S-ミッドシップ+オープンのライトウエイトスポーツ
ミッドシップスポーツモデルMR2の後継モデルとして登場したモデルで、オープンボディのライトウエイトスポーツカーに仕立てられていました。
エンジンはミッドに搭載され、当時最新のシーケンシャルミッション仕様もラインナップ。スーパーGTのGT300クラスにもトヨタのセミワークス体制で参戦、海外向けには「MR2スパイダー」として販売されました。
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本日の在庫数 143台 平均価格 137万円 支払総額 47~380万円
2000年代 ミニバンやボックスカーが人気に
2000年 bB-新しいコンセプトとデザインのトールワゴン
ユーザーによるカスタムを前提に企画された、ヴィッツ系のコンポーネントを流用して作られたコンパクトなトールワゴンです。
直線を基調としたシンプルなデザインと、広い室内を持つなど実用性の高さが受けて人気モデルとなりました。アメリカでも「サイオンxB」として販売されて若者に人気を博し、トヨタの最初の思惑通り様々なスタイルにカスタムされました。
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本日の在庫数 393台 平均価格 60万円 支払総額 22~175万円
2001年 ノア/ヴォクシー-ファミリー向けミニバンの大定番
「タウンエース」「ライトエース」の流れを汲むワンボックスカーで、2001年まで製造されていた「タウンエース ノア」「ライトエース ノア」の後継モデルとなります。
タウンエースは「ノア」に、ライトエースは「ヴォクシー」となり、それまでのFRからFFのプラットフォームへと改められました。ファミリー向けのミニバンとして高い人気を誇り、現在は3代目モデルが販売されています。
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本日の在庫数 2800台 平均価格 246万円 支払総額 22~568万円
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本日の在庫数 6102台 平均価格 264万円 支払総額 17~592万円
2001年 プレミオ/アリオン-5ナンバーサイズボディを守った、日本の4ドアセダン
ブレミオとアリオンは車体の各部を強要する姉妹車として登場した、ベーシックな4ドアセダンです。
プレミオはコロナの後継としてブレミアムカーテイストに仕上げられているのに対して、アリオンはカリーナの後継としてスポーティに仕上げられ、キャラクターの差別化が図られていました。ボディは5ナンバーサイズに抑えられており、日本の道路事情に合わせたパッケージでした。
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本日の在庫数 81台 平均価格 140万円 支払総額 49~314万円
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本日の在庫数 51台 平均価格 123万円 支払総額 40~278万円
2002年 アルファード-高級ミニバン市場を圧倒する存在感
貨物用との並行開発ではなく、最初から乗用車として企画された最高級ミニバンです。最上級モデルは3.0LのV6エンジンを搭載、余裕のある走りが人気となりました。
個人オーナーはもとより、4ドアセダンに代わって公用車や社用車として官庁や会社が導入する事例も増えました。現在では姉妹車のヴェルファイアと共に、高級ミニバンの代名詞とも言える存在になっています。
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本日の在庫数 5169台 平均価格 417万円 支払総額 37~2,216万円
2004年 マークX-新世代の4ドアスポーツセダン
マークIIの後継モデルとして開発された、FRレイアウトのミドルサイズセダンです。新しいプラットフォームを使用し、エンジンもそれまでの直列6気筒に代わって新開発のV型6気筒が搭載されました。
3連タイプのプロジェクターランプを採用したヘッドライトやリアバンパーにビルトインされたマフラーエンドなど、デザインもスポーティさが強調されたものとなりました。
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本日の在庫数 1152台 平均価格 136万円 支払総額 19~798万円
2008年 iQ-実用性も高い、4シーターマイクロカー
スマートに始まった新しいマイクロカーの潮流は、ヨーロッパを中心に世界に広がりました。そんな中トヨタが発表したiQは、3m以下の極めてコンパクトな車体に4つのシートを備えており、他社の2シーターモデルに対するアドバンテージを持っていました。
国内向けには1.0Lと1.3Lのガソリンエンジンを搭載、海外向けには1.4Lのディーゼルターボエンジンを搭載したモデルも用意されていました。
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本日の在庫数 307台 平均価格 69万円 支払総額 23~520万円
2010年代 低燃費なエコカーがメインに
2011年 アクア-ハイブリッドカーをより身近にしたコンパクトモデル
3代目プリウスの大ヒットによってハイブリッドカーのニーズは一気に広がり、よりコンパクトなサイズのハイブリッドカーとして登場したのがアクアです。
全長約4mのコンパクトな5ドアハッチバックボディに、1.5Lエンジン+モーターのハイブリッドシステムを搭載。改良を重ねることで徐々に燃費を向上させ、現行モデルでは1リッターあたり38キロと(JC08モード)となっています。
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本日の在庫数 7503台 平均価格 123万円 支払総額 30~328万円
2012年 86-現代に蘇った伝説のFRスポーツカー
今でも高い人気を持つ1980年代のコンパクトスポーツモデル、「カローラ レビン」と「スプリンター トレノ」の型式名称「AE86」からその車名を取り、エンジンや車体をSUBARUと共同開発した新時代のFRスポーツカーです。
エンジンはトヨタとしてはパブリカやスポーツ800に搭載されていたもの以来となる水平対向型で、2.0Lの排気量から200馬力を発生しています。
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本日の在庫数 1244台 平均価格 209万円 支払総額 85~866万円
2014年 MIRAI-世界初の市販向け燃料電池車
水素と酸素を反応させることで電気を発生させ、その電気を使って走行するのが燃料電池車です。MIRAIは世界で初めて一般向けに販売された燃料電池車であり、自ら発電した電気で走るため本物のゼロエミッションカーと言えました。
2020年にフルモデルチェンジして後輪駆動化、発電効率の向上による走行距離の延長など基本性能が高められています。
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本日の在庫数 112台 平均価格 217万円 支払総額 75~658万円
2016年 C-HR-世界を目指す、スポーティSUV
世界的なクロスオーバーSUVブームの中、「トヨタの世界戦略SUV」というキャッチコピーで登場したスポーティかつ近未来的なデザインを持ったSUVです。
1.2Lのターボガソリンエンジンまたは1.8Lのハイブリッドユニットを搭載し、1.2Lエンジンモデルには4WD仕様もラインナップしています。また、レースやラリーにも投入されており、スポーティさが際立つモデルです。
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本日の在庫数 2633台 平均価格 216万円 支払総額 125~360万円
2020年代 トヨタの新時代へ
2019年 GRスープラ-GRブランドで復活した、本格スポーツカー
4代目A80型スープラの生産中止から17年後、まったく新しいプラットフォームで復活した本格スポーツカーです。2シーターとされた車体は全長4,380mmとコンパクトにまとめられ、3.0L6気筒または2.0L4気筒のツインスクロールターボエンジンを搭載しています。
全モデルミッションは8速のスポーツオートマチックのみとされ、オーストリアのマグナ・シュタイア社で製造されています。
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本日の在庫数 195台 平均価格 642万円 支払総額 110~1,457万円
2019年 ライズ-アクティブ志向の新時代コンパクトSUV
グループ会社であるダイハツの「ロッキー」と姉妹車となる、コンパクトクロスオーバーSUVです。全長4m以下の車体に1.0Lの直列3気筒ターボエンジンを搭載、駆動方式はFFと4WDが用意されています。
車体にはダイハツの「DNGA(ダイハツ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー)」を採用する一方、4WDシステムにはトヨタが開発した「ダイナミックトルクコントロール」が採用するなどトヨタとダイハツで共同開発されています。
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本日の在庫数 3742台 平均価格 223万円 支払総額 127~320万円
2020年 ヤリス-世界で認められたコンパクトカー
ヴィッツが4代目にモデルチェンジするタイミングで、海外向けに使われていた「ヤリス」に車名を変更。新しいGA-Bプラットフォームに、1.0Lまたは1.5Lの3気筒エンジンを搭載します。
標準モデルは5ドアハッチバックボティのみとなりますが、3ドアボディに200kW(272馬力)のターボエンジンを搭載した、4WDのスポーツモデル「GRヤリス」もラインナップされています。ヨーロッパでの評価も高く、「ヨーロッパ・カー・オブ・ザ・イヤー2021」に選ばれています。
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本日の在庫数 1970台 平均価格 178万円 支払総額 107~328万円
2020年 ヤリスクロス-BセグメントSUVのニューフェイス
ヤリスと同じGA-Bプラットフォームをベースに作られた、コンパクトなクロスオーバーSUVです。ヤリスよりもひと回り大きなボディを持ち、車内空間も広げられています。パワーユニットは1.5Lの直列3気筒ガソリンエンジンまたは1.5Lハイブリッドとなり、駆動方式はFFと4WDが用意されています。
4WDはガソリン車が「ダイナミックトルクコントロール」を採用するのに対して、ハイブリッドには電気式の「E-Four」が採用されています。
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本日の在庫数 2331台 平均価格 265万円 支払総額 177~369万円
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- 執筆者プロフィール
- 後藤 秀之
- 1970年代生まれ。バイクと自動車を中心にした趣味関係の書籍編集長を長年務めた後、フリーランスライターに。バイクと自動車以外にも、模型製作やレザークラフト 、ロードバイクや時計など男子の好む趣味一式を愛...