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PHV・PHEVおすすめ8選!メリットやハイブリッドとの違いも解説

PHEVはガソリン車としても電気自動車のようにも使える便利な車です。しかし特有のメリットとデメリットがあるため、使用環境によっては損をする場合があります。

そのためハイブリッドカーほど普及はしておらず、数年前まで国産PHEVはプリウスとアウトランダーの2車種のみでしたが、近年は徐々に車種が増えつつあります。

【国産】おすすめのPHEV車5選

トヨタ プリウス PHEV

トヨタ 新型プリウス(PHEV)プロトタイプ

実用セダンとは思えないほどアグレッシブなデザインに変わった5代目プリウスのPHEVモデルは、2023年3月に発売予定です。

パワートレインは2.0Lエンジンに163psのモーターを組み合わせ、システム出力は先代の122psから223psまで向上。EV走行可能距離は先代の68.2kmから1.5倍の向上を目標に開発されており、新型では満充電で100km近い距離が走行可能になると見込まれます

また、オプションでルーフに追加できる第2世代ソーラー充電システムは、年間あたり1,250km相当ぶんにまで発電能力が高められるとのことです。同じ2.0Lエンジンを搭載した新型プリウスの価格は320万〜392万円であり、PHEVモデルの価格はさらに100万円ほど上乗せされることになるでしょう。

スペック

  • 車両本体価格:未定
  • ボディサイズ(全長×全幅×全高):4,600mm × 1,780mm × 1,430mm
  • WLTCモード燃費:未定
  • EV走行可能距離:未定
最新「プリウスPHV」中古車情報
本日の在庫数 911台
平均価格 230万円
本体価格 65~423万円

トヨタ RAV4 PHV

2020年6月に5代目RAV4に追加されたPHEVモデルは発売直後から受注が殺到し、すぐに受注停止となった過去がありましたが、現在は受注が再開されています。

RAV4 PHVは2.5Lエンジンに前後2つのモーターが追加され、システム出力はRAV4のグレードラインナップ中で最高性能となる306psを発揮します。

 RAV4 PHVは急速充電には非対応となっており、エンジンを用いた走行を主体としたハイパフォーマンス電動SUVといった性格が与えられています。

スペック

  • 車両本体価格:553万円
  • ボディサイズ(全長×全幅×全高):4,600mm × 1,855mm × 1,695mm
  • WLTCモード燃費:22.2km/L
  • EV走行可能距離:95km
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三菱 アウトランダーPHEV

SUV型PHEVの先駆けともいえるアウトランダーPHEVは、2021年12月に3代目へとフルモデルチェンジしました。それにともない、3代目アウトランダーはPHEVモデルのみのラインナップとなっています。

燃費優先のエコモードのほか、マッドやスノーなど全7種のドライブモードを切り替えることで2.4Lエンジンと前後2つのモーターの駆動力を状況に応じて最適に分配し、高い悪路走破性能を発揮できるのがアウトランダーPHEVの強みです。

ライバルであるRAV4とは異なり急速充電に対応しているため、よりEVに近い使い方が適しているのはアウトランダーPHEVの方でしょう。

スペック

  • 車両本体価格:484万〜571万円
  • ボディサイズ(全長×全幅×全高):4,710mm × 1,860mm × 1,745mm
  • WLTCモード燃費:16.2〜16.6km/L
  • EV走行可能距離:83〜87km
最新「アウトランダーPHEV」中古車情報
本日の在庫数 704台
平均価格 309万円
本体価格 54~626万円

マツダ CX-60 PHEV

欧州プレミアムSUVを仮想敵として開発されたCX-60のPHEVモデルは、2022年12月に発売されました。2.5Lエンジンに組み合わされるモーターは新開発のトルコンレス8速ATに内蔵される1基のみであり、4WDシステムはプロペラシャフトを介する従来の方式として後輪駆動ベースの自然な操舵感を維持しています。

リアサスペンションアームの保持には、レーシングカーなどで用いられるピロボールの採用。それにより滑らかな路面追従性を獲得しており、PHEVとしてのスペックはライバルに一歩劣るものの、オンロードSUVとしての上質感は非常に優れたものとなっています。

スペック

  • 車両本体価格:530万〜626万円
  • ボディサイズ(全長×全幅×全高):4,740mm × 1,890mm × 1,685mm
  • WLTCモード燃費:14.6km/L
  • EV走行可能距離:75km
最新「CX-60」中古車情報
本日の在庫数 180台
平均価格 476万円
本体価格 300~610万円

レクサス RX 450h+

2022年11月18日に発売された5代目RXには、PHEVモデルのRX450h+がラインナップされています。

プラグインハイブリッドシステムはトヨタ RAV4と共通ながら、エンジンに改良が加えられシステム出力は309psに引き上げられており、電動車用の新型4WDシステム「ダイレクト4」の採用によって、高い駆動力を最適にコントロールしてくれます。

車重が重いためPHEVとしての性能はトヨタ RAV4に劣るものの、クーペのようなスタイリングやエレガントな内装の仕立てに加え、静粛性にも優れるPHEVの組み合わせは、高級SUVらしさを強調するものです。

スペック

  • 車両本体価格:871万円
  • ボディサイズ(全長×全幅×全高):4,890mm × 1,920mm × 1,700mm
  • WLTCモード燃費:18.1km/L
  • EV走行可能距離:86km
最新「RX」中古車情報
本日の在庫数 1630台
平均価格 449万円
本体価格 80~1,380万円

【外車】おすすめのPHEV車3選

メルセデス・ベンツ A250e

2021年5月に登場したAクラスのA250eは、1.3Lエンジンに前輪モーターを組み合わせた前輪駆動車であり、ハッチバックとセダンの両方にPHEVモデルが用意されています。

A250eでは6種のドライブモードが選択でき、モードによって惰性走行の有無やハンドル裏のパドルレバーで回生ブレーキ強度を選択可能。スポーツモードでは160psのエンジン出力と約100psのモーター出力により怒涛の加速性能を発揮し、モードセレクトと同時に足回りやシフトタイミングやステアリングアシストも自動変更されます。

前輪駆動のコンパクトハッチバックでも、PHEVであっても、A250eの特性はメルセデス・ベンツと呼ぶにふさわしい完成度といえるでしょう。

スペック

  • 車両本体価格:639〜641万円
  • ボディサイズ(全長×全幅×全高):4,440mm × 1,800mm × 1,455mm
  • WLTCモード燃費:16.3km/L
  • EV走行可能距離:72km
最新「Aクラス」中古車情報
本日の在庫数 914台
平均価格 227万円
本体価格 18~529万円

プジョー 308 HYBRID

2022年4月に登場した3代目308には、1.2Lガソリンターボと1.5Lディーゼルに加えて1.6エンジンのPHEVモデルの「ハイブリッド」もラインナップしています。

フルデジタルメーターや「OK、プジョー」で起動するボイスコントロールシステム、アダプティブクルーズコントロールなどの先進運転支援システムに加え、308のもっとも大きな特徴は近年のプジョーらしい前衛的な内外装デザインといえるでしょう。

サスペンションは猫脚と呼ぶにはやや硬いものの、軽快感あるハンドリングに調整されており、225psのシステム出力も相まってプレミアムコンパクトハッチバックと呼べる仕上がり。輸入PHEVのなかでひときわ安価な車両価格も308ハイブリッドの魅力です。

スペック

  • 車両本体価格:515万円
  • ボディサイズ(全長×全幅×全高):4,420mm × 1,850mm × 1,475mm
  • WLTCモード燃費:17.6km/L
  • EV走行可能距離:64km
最新「308」中古車情報
本日の在庫数 9台
平均価格 1,831万円
本体価格 1,250~2,280万円

シトロエン C5 X プラグインハイブリッド

2022年8月に登場したC5 Xは、プジョー408とプラットフォームを共有するシトロエンのフラッグシップSUVです。PHEVモデルのパワートレインはプジョー 308ハイブリッドと共通とすることで、車両価格が抑えられている点も魅力といえるでしょう。

C5 Xのもっとも注目すべき点は、ステーションワゴンとSUVの中間的な特性を備えながら、セダンのように快適に移動できるパッケージングデザインです。

電子制御サスペンションや、高密度ウレタンを多用した新開発のシートによってフラッグシップモデルらしい乗り心地に仕上げられ、なによりもシトロエンの独創性な内外装デザインが所有感を満たしてくれます。

スペック

  • 車両本体価格:636万円
  • ボディサイズ(全長×全幅×全高):4,805mm × 1,865mm × 1,490mm
  • WLTCモード燃費:17.3km/L
  • EV走行可能距離:65km

PHEVとはプラグインハイブリッドカーの略

@Aldeca Productions/stock.adobe.com

エンジンに加えて大容量バッテリーと高出力モーターも搭載しているPHEVは、ハイブリッドカーと電気自動車との中間的な位置づけの車といえるでしょう。

PHEVとは「Plug-in Hybrid Electric Vehicle」の略称で「プラグインハイブリッドカー」とも呼ばれます。外部給電プラグが備わることでバッテリーを充電可能な点がPHEVのもっとも大きな特徴です。

日本国内では、2011年11月にセダンの初代トヨタ プリウス PHVが登場。続いて2012年12月にSUVの初代三菱 アウトランダーPHEVの登場し、今や国内外の多くの自動車メーカーがPHEVを生産しています。

PHVとHV(ハイブリッド)の違い

「HEV」とも呼ばれるハイブリッドカー(HV)の基本構造はPHEVと同じです。ただしHVには外部給電用のプラグインソケットが備わりません。

また、PHEVと比べてバッテリー容量が少ないうえ駆動モーターの出力も総じて低く、モーターでの駆動ができる車種であってもEV走行可能距離は数km程度です。HVのモーターはあくまでエンジンの補助としての機能にとどまります。

それに対してPHEVはエンジンよりもエネルギー変換効率が高いモーターを主体として走行できるため、モーターのみでの走行時はエンジンの稼働音がせず、同じ車種であっても総合的な燃費性能に優れる傾向にあります。

PHEVとEV(電気自動車)の違い

「Battery(バッテリー)」のみを動力源とすることから「BEV」とも呼ばれる電気自動車(EV)は、PHEVからエンジンを取り去り、より大容量のバッテリーを搭載した車といえるでしょう。

内燃機関が備わらないため、走行時に一切の二酸化炭素や有害物資を排出せず、燃料代はより安価な電気代でまかなえます。また、かさばるエンジンがないことで車体の設計自由度が高くスペース効率にも優れています。

ただし、EVは駆動や車内電力をすべてバッテリー電力のみに頼らざるを得ないため、電欠を起こすと走行不能に陥ってしまう欠点があります。また、EVにはPHEVの数倍もの大きなバッテリーが備わるため満充電とするにはより長い時間が必要です。

PHV・PHEVについてもっと詳しく知りたい方はこちら

PHEVのメリット・デメリット

@wellphoto/stock.adobe.com

【メリット1】加速性能に優れる

モーターは始動時のトルクが非常に高く、車の発進や加速時の使用に最適です。そのためPHEVはストップ&ゴーが多い都市部での運用にもっとも適しています。

また、必要に応じてエンジンとモーターの両方の動力を使って走行できるため加速性能にも優れており、PHEVのなかにはスポーツカーに匹敵する加速性能を発揮する車種も存在します。

【メリット2】燃費性能が高く航続距離が長い

PHEVはHVよりも大容量のバッテリーを搭載することで、下り坂やアクセルオフ時に発生するエネルギーをHVよりも多く回収できるため、理想的な走行条件に近いほど燃費効率がよくなります。

またバッテリーに蓄えられた電力と燃料の両方を駆動のためのエネルギーとして使えるPHEVは、同じ車種で比較した場合、エンジン車やHVと比較して最大航続距離が長くなる点もメリットです。電欠を起こした際でもエンジンを使って走行できるため、PHEVのならEVのように自走不能に陥ることもありません。

【メリット3】アウトドアレジャーや災害時に役立つ

ほとんどのPHEVには車内に100Vコンセントが備わっており、大容量バッテリーを活用した外部給電の使いやすさもPHEVのメリットです。

バッテリーの電力を使い切ったとしてもエンジンで走行や発電ができるため、車中泊やアウトドアレジャー時はバッテリー残量を気にせず電源が使え、災害による停電時にもPHEVは大活躍します。

家屋に電力を送る「V2H」や、車外に電力を送る「V2L」に対応している車種であれば、専用設備を介するすることで、さまざまな活用方法が見いだせます。

【メリット4】補助金が受けられる

PHEVは車両購入や充電・給電設備の設置などに際して補助金が受けられます。CEV補助金(クリーンエネルギー自動車補助金)と地方自治体の補助金に加え、各種税制が優遇され、すべて活用すれば100万円ほど安く買えるうえ、向こう数年間の維持費も抑えられます。

【デメリット1】車両価格が高い

PHEVは構造が複雑なぶん車両価格も非常に高額です。同一車種のHVモデルと比べて新車価格は数十万円も高く、安い車種であっても500万円程度にまで膨れ上がります。維持費の安さや補助金を考慮しても、PHEVは安易に購入できる価格ではありません。

【デメリット2】EV走行をしなければ効率が悪い

PHEVは大型のバッテリーを搭載するぶん車体が重いため、モーターを使って走行しなければ燃費性能は低くなる傾向にあります。とくに平地が続く道路では回生ブレーキでエネルギーを回収しづらいため、HVに対する燃費性能の優位性は著しく低下します。

PHEVの維持費を抑えるためには、どれだけEV走行をするかが重要であり、効率的に使うには自宅や近所に充電設備が必須です。また出先で充電しようにも、EVと同様に設備を探す手間や時間がかかります。

PHEVはこんな人におすすめ!

@Michael Flippo/stock.adobe.com

地方やガソリンスタンド過疎地

PHEVのEV走行可能距離は短くとも50km程度は確保されているため、片道20km程度の移動なら燃料を使わずに移動できます。そのためPHEVは近年増加傾向にあるガソリンスタンド過疎地での使用に最適な車といえるでしょう。

万が一自宅で十分に充電できない場合でも、電気と燃料を併用したPHEVの長い航続距離はガソリンスタンドが少ない地方で頼りになります。

災害やレジャーでの電源確保

PHEVは車中泊やアウトドアレジャーを嗜む方や、災害などの非常時に備えたい方の電源として最適です。絶対的なバッテリー容量ではEVに劣るものの、PHEVは非常時やアウトドアレジャーでの巨大なモバイルバッテリーもしくは容易に移動可能な発電機として大活躍するでしょう。車の電力を家屋に送電できるV2Hを使用すれば家庭用蓄電設備の代用としても使えます。

輸入車・高級車・EVに乗りたい方

輸入車や高級車の購入を検討しているものの維持費の面から踏み切れない方や、使い勝手の面からEVの購入に踏み切れない方にもPHEVは最適な車です。

PHEVの利点は、エンジン車としても電気自動車としても使える汎用性の高さと維持費の安さです。それに加えて、近年は高級感やスポーツ性能など付加価値を付けたモデルが増えており、抑えた維持費を車両購入費用へと回すことで、輸入車や高級車に乗りやすくなります。

PHEVのメリット・デメリットなど紹介

新車購入時にもらえる補助金はいくら?EVやPHEVなどの対象者は?

PHEV・PHVなどのカーライフ別のおすすめエコカー選びを紹介

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MOBY編集部
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新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...

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