更新
【2023年】マツダSUVの特徴や人気モデルを紹介!新型情報や一覧も
マツダSUVの特徴
洗練されたデザインと走りのよさで人気のマツダSUV。他社のSUVと一線を画すエクステリアデザインや、「走る歓び」にこだわった車両設計を特徴としています。
マツダSUVの個性を生み出す要素といえるのが、「魂動デザイン」と「SKYACTIV TECHNOLOGY(スカイアクティブ テクノロジー)」です。この2要素はマツダ車のアイデンティティであり、マツダSUVに価格以上の質感と「意のままの走り」を与えています。
魂動デザイン
マツダSUVの内外装は「魂動(こどう)」に基づきデザインされています。魂動とは、生命感ある動きの表現をテーマとするデザイン哲学のことで、エクステリアでは躍動的なフォルムや連続感のある面構成などでその思想が表現されます。
マツダSUVは軽自動車を除く全モデルが魂動デザイン採用車です。魂動に基づきデザインされたエクステリアはスポーティーで力強く、かつ上質さを感じさせます。また、魂動デザインのインテリアは運転席にコクピット感があり、走りへの期待を高めてくれます。
スカイアクティブ テクノロジー
スカイアクティブ テクノロジーとは、マツダ車のリニューアルを目的にゼロベースで開発された自動車技術群です。プラットフォームやパワートレインなどの車の構成要素を刷新するテクノロジーの総称であり、その技術はマツダSUVの全モデル(軽自動車を除く)に採用されています。
スカイアクティブ テクノロジーにより開発されたパーツの中でも、エンジンとトランスミッションはマツダSUVの独自性を生む重要な要素となっています。
マツダSUVのエンジン
マツダSUVに搭載されるエンジンには「SKYACTIV-D」「SKYACTIV-G」「SKYACTIV-X」の3種類があります。その中でもディーゼルエンジンであるSKYACTIV-Dは、マツダSUVに個性を与えるユニットといえます。
SKYACTIV-Dは、ディーゼルエンジンの強力なトルクはそのままに、静粛性向上と軽量化、爽快な加速を実現したユニットです。国産SUVでディーゼルエンジンを搭載するモデルは少数。トルクフルかつ燃料代が安いディーゼル車を選べることは、マツダSUVの魅力といえるでしょう。
なお、SKYACTIV-Gは高効率な直噴ガソリンエンジン、SKYACTIV-Xは従来以上の燃焼効率を実現した新世代のガソリンエンジンとなっています。
マツダSUVのトランスミッション
マツダSUVには、オートマチックトランスミッション「SKYACTIV-DRIVE」または、マニュアルトランスミッション「SKYACTIV-MT」が搭載されています。特筆すべきはSUVでは数少ないMT車が設定されている点で、マツダSUVでは3モデルで6速MT車を選択できます。
SKYACTIV-MTは、スポーツカーのように軽快なシフトフィールを持つマニュアルトランスミッションです。もともとは海外のニーズに応えるべく開発されたものですが、日本においてもMT車を好むユーザーに選ばれています。
なお、AT車に備わるSKYACTIV-DRIVEも優れたトランスミッションであり、ダイレクト感とスムーズな変速、低燃費性を魅力としています。操作に対するレスポンスにも優れており、マニュアルモードでの走りの楽しさはMT車に劣りません。
マツダSUVで人気おすすめランキング
【7位】FLAIR CROSSOVER
マツダ FLAIR CROSSOVER(フレア クロスオーバー)は、ワゴンボディに先進装備を搭載する軽クロスオーバーSUVです。スズキ ハスラーのOEM車(マツダ販売版)であり、ターボグレードを含む全車にマイルドハイブリッドシステムが搭載されています。
走行機能が充実
フレア クロスオーバーの最低地上高は180mmあり、ラフロードや雪道を安心して走行できます。また、4WD車には次の3機能が備わっており、より安全な悪路走行が可能となっています。
- グリップコントロール(ブレーキ制御による駆動力調整で悪路脱出をサポート)
- スノーモード(トルク制御により滑りやすい路面でのタイヤの空転を抑制)
- ヒルディセントコントロール(下り坂を一定速度で走行)
なお、フレア クロスオーバーのターボ車には「ステアリング シフトスイッチ」が備わっており、7速マニュアルモードの走りを楽しめるようになっています。
車内は広く実用的
フレア クロスオーバーはスクエアなボディ形状をしており、車内は広くリアシートの足元スペースにも余裕があります。インテリアはアウトドアギア風の仕立てで、リアシート背面と荷室フロアには水や汚れに強い素材が採用されています。
また、リアシートをワンタッチで折りたためるほか、全シートを倒してのフルフラット化も可能と、フレア クロスオーバーの車内は便利で実用的。収納スペースも多数設けられており、全乗員が快適に乗車できます。
先進安全機能を標準装備
フレア クロスオーバーには、「スズキ セーフティ サポート」に相当する安全機能が標準装備されています。全グレードに搭載されている主な先進安全機能は、衝突被害軽減システム「デュアルカメラブレーキサポート」や誤発進抑制機能、車線逸脱抑制機能、標識認識機能など。
上記のような安全機能のほか、フレア クロスオーバーには全車速追従機能付きアダプティブクルーズコントロール(ACC)も標準装備されています。先進装備の充実度は、登録車と同等といってよいでしょう。
- 最新「フレアクロスオーバー」中古車情報
-
本日の在庫数 635台 平均価格 111万円 支払総額 33~210万円
【6位】CX-3
マツダ CX-3は、ドライバーズカーとして楽しめるコンパクトSUVです。1.5リッター直列4気筒ガソリンエンジン搭載車と、1.8リッター直列4気筒ディーゼルターボエンジン搭載車をラインナップしており、ディーゼル車では6MT車を選択できます。
スポーティーでゆとりある走りが魅力
CX-3はオンロード走行重視のモデルであり、最低地上高は160mmとSUVとしては低めです。このため悪路走行性能はあまり高くないものの、そのぶんハンドリングはリニアで応答性が高く、車との一体感ある走りを楽しめます。
また、CX-3のディーゼルエンジン車はトルクにゆとりがあり、アクセルを深く踏み込むことなく街中から高速道路まで楽に走行できます。トルクの太いエンジンは山道にも強く、登板が続くシーンでもパワー不足を感じさせません。
先進安全機能を標準装備
CX-3には先進安全機能が標準装備されています。装備内容は、衝突被害軽減ブレーキ、誤発進抑制制御(AT車のみ)、車線逸脱警報システムなど。ACCも多くのグレードに標準装備されており、MT車でも定速走行や追従走行を利用できます。
車内は狭めながらスペシャル感あり
CX-3の車内は同クラスのSUVと比較してやや狭めです。特にリアシートは足元スペースにあまり余裕がないため、大柄な方が座ると窮屈に感じるかもしれません。
こうしたデメリットがある一方で、CX-3のインテリアは上質でプライベート感があり、スペシャリティークーペのような雰囲気を持ちます。また、ラゲッジルームは5人乗車時で荷室長690mmとまずまずの広さで、リアシートの前倒によるスペース拡張も可能です。
SUVとしては実用性が低めのCX-3ですが、2名までの乗車を基本とするドライバーズカーとしては魅力的なモデルといえるでしょう。
- 最新「CX-3」中古車情報
-
本日の在庫数 1045台 平均価格 170万円 支払総額 85~333万円
【5位】CX-30
マツダ CX-30は、美しい曲面が目を引くエクステリアと、ファミリーユースに適する実用性が魅力のコンパクトSUVです。
パワートレインラインナップは、1.8リッター直列4気筒ディーゼルターボエンジン1種類と、マイルドハイブリッド仕様の2.0リッター直列4気筒ガソリンエンジン2種類の計3種類。ガソリンエンジン車には6MT車が設定されています。
車内は快適かつ実用的
CX-30のボディはCX-3よりひとまわり大きく、車内にはゆとりあるスペースが確保されています。リアシートは足元と頭上のスペースに余裕があり、座面も広いため大人が楽に乗車できます。
また、CX-30のインテリアはシックかつ機能的な仕立てで、遮音性の高さもあって車内は快適です。ラゲッジルームは5名乗車時で荷室長810mmの広さが確保されており、リアゲートを電動で開閉できることもあって便利に活用できます。
操りやすく安心できる走行フィール
CX-30の走りはゆったりしたテイストで、アクセルやステアリングのコントロール性が高いこともあり安心して運転できます。また、「e-SKYACTIV-X」を搭載する「X」系グレードはアクセル操作へのレスポンスに優れており、高回転域を多用するシーンではスポーティーな走りを楽しめます。
充実した安全機能を搭載
CX-30は先進安全機能が充実したモデルです。衝突被害軽減ブレーキをはじめとする基本的な機能のほか、後退時に接近車両との衝突を予防する機能や、走行車線からの逸脱回避を支援する機能などが標準装備されています。
また、MT車を含む全車にACCが標準装備されており、長距離ドライブの疲労を軽減できて便利です。高機能で運転しやすいCX-30は、家族や友人と安心して乗れるSUVといえるでしょう。
- 最新「CX-30」中古車情報
-
本日の在庫数 1107台 平均価格 251万円 支払総額 154~397万円
【4位】MX-30
マツダ MX-30は、独自のボディ構造を採用する個性派SUVです。CX-30とほぼ同サイズのボディはセンターピラーレス構造になっており、フロントとリアのドアが観音開きになる「フリースタイルドア」を備えています。
搭載パワートレインは、2.0リッター直列4気筒ガソリンエンジン+モーターのマイルドハイブリッドと、総電力量35.5kWhのバッテリーで駆動するEVの2種類。マイルドハイブリッド車のトランスミッションは6ATのみとなっています。
マイルドハイブリッド車は穏やかな乗り味
MX-30のマイルドハイブリッド車は穏やかな走行フィールを持ち、特別にパワフルではないものの、アクセル操作に対する反応がリニアなため快適に運転できます。また、アイドリングストップからの復帰がスムーズで、街中でストレスを感じさせません。
EVモデルは自然な走行フィーリング
MX-30のEVモデルは走行フィールがごく自然で、低速域でコントロールしやすく、アクセル(モーターペダル)を踏み込んだ際の加速もナチュラルです。また、モーターと連動したサウンドが車内に流れるようになっており、音量変化に合わせて感覚的に速度をコントロールできます。
なお、MX-30のEVモデルの航続可能距離は256km(WLTCモード)と、近年のEVとしては短めです。基本的には、通勤や買物などの普段使いに適するモデルといえるでしょう。
先進的な車内はデメリットもあり
MX-30のインテリアは先進的かつ落ち着きのある仕立てで、フローティングしたセンターコンソールや、一部に使用されたコルク材などの個性的な要素が盛り込まれています。
空間設計はフロントシート重視で、リアシートはスペースに余裕があるものの、サイドウインドウが小さく開閉もできないため、あまり開放的とはいえません。また、リアシートの乗り降りにリアとフロントのドアを開ける必要があり、乗降性は一般的なSUVに劣ります。
スタイル重視のモデルゆえのデメリットを持つMX-30ですが、ラゲッジスペースは実用的な広さがありますし、先進安全機能も充実しています。個性的なSUVを求める方にとっては、チェックする価値の大きいモデルといえるでしょう。
- 最新「MX-30」中古車情報
-
本日の在庫数 74台 平均価格 227万円 支払総額 184~288万円
【3位】CX-60
マツダ CX-60は新世代のプレミアムなSUV。従来のマツダ車より上級の「ラージ商品群」第1弾として登場したモデルで、パワートレインに次の4種類を用意しています。
- 2.5リッター直列4気筒ガソリンエンジン
- 3.3リッター直列6気筒ディーゼルターボエンジン
- マイルドハイブリッド(3.3リッター直列6気筒ディーゼルターボ+モーター)
- PHEV(2.5リッター直列4気筒ガソリンエンジン+モーター)
各種パワートレインのエンジンは縦置きで設置され、2WD車では駆動方式がFRとなります。トランスミッションは全車8ATでMT車は選択できません。
安定した走りと燃費性能が魅力
CX-60の走りは直進時と旋回時ともに安定感があり、ワインディングではロール(横方向の傾き)が少なくグリップ感の高いコーナリングを楽しめます。また、路面状況や操作への反応が素早くドライバーに伝わる設計になっており、車との一体感を感じながら楽に運転できます。
なお、CX-60のマイルドハイブリッド車は、WLTCモード燃費21km/Lと低燃費です。燃料代の安いディーゼル車をより経済的に乗れることは、CX-60の大きな魅力といえるでしょう。
インテリアは上質で快適
CX-60の車内は洗練された上質な空間となっており、インテリアの高級感は海外のプレミアムSUVに劣りません。また、多くのグレードで運転席と助手席にパワーシートが採用され、全席にシートヒーターが備わるなど、CX-60の車内は快適性に優れています。
実用性と安全性も優秀
CX-60のラゲッジスペースは5名乗車時で荷室長975mmと余裕ある広さで、リアシートの3分割可倒機構を使えば積載スペースをフレキシブルに拡張できます。
CX-60は安全性能も高く、ドライバーの異常を検知して、警告や自動停車などを行う機能(ドライバー・モニタリング、ドライバー異常時対応システム)が装備されています。高級感と実用性、安全性を備えるCX-60は、完成度の高いプレミアムSUVといえるでしょう。
【2位】CX-8
マツダ CX-8は3列シートを備える7人乗りSUVです(6人乗りも選択可能)。ラージ商品群を除くSUVラインナップではフラッグシップにあたるモデルで、エモーショナルで堂々としたルックスと、広く快適な車内を魅力としています。
パワートレインは2.5リッター直列4気筒ガソリンエンジンと、同じく2.5リッター直4のガソリンターボエンジン、および2.2リッター直列4気筒ディーゼルターボエンジンの3種類。トランスミッションは6ATのみとなっています。
全乗員が快適に乗車できる
CX-8の車内は国産7人乗りSUVの中でも屈指の広さで、2列目シートはもとより、緊急用になりがちな3列目シートもスペースに余裕があります。また、3列目シートにはカップホルダーとUSB端子が備わっており、快適性は前2列に大きく劣りません。
インテリアのテイストは上質で落ち着きのある仕立てになっており、普及車クラスのモデルながらプレミアムSUVに匹敵する高級感があります。ラゲッジスペースは7人乗車時でも荷室長500mmが確保され、2・3列目シートを倒せば荷室長を最大2,320mmまで拡大できます。
運転しやすく悪路にも強い
CX-8のボディは全長4,925mmと前後に長い一方で、全幅はミドルサイズSUVと同程度の1,845mmに抑えられています。このため大型SUVとしては運転がしやすく、街中での取り回しも容易です。
レスポンスに優れるハンドリングや、悪路走行性能の高さもCX-8の魅力です。4WD車は特にオフロード性能が高く、車輪が空転する場面では「オフロード・トラクション・アシスト」による駆動力制御で緊急脱出できます。
3列目シートまで安全性を確保
CX-8のボディは安全性が高く、追突された際にクラッシャブルゾーンで衝撃を吸収し、3列目シートがしっかり保護される設計になっています。3列目シートは子供や高齢者を乗せる機会が多い座席。その座席の安全が確保されていれば、ドライバーも安心して運転に集中できます。
CX-8は先進安全機能の充実度も高く、「スマート・ブレーキ・サポート」や「360°ビューモニター」などの上級機能が標準装備されています(エントリーグレードを除く)。多人数で乗れて安全性の高いCX-8は、ファミリーユースに最適なSUVといえるでしょう。
- 最新「CX-8」中古車情報
-
本日の在庫数 774台 平均価格 324万円 支払総額 139~503万円
【1位】CX-5
マツダ CX-5は、マツダの基幹モデルにあたるミドルサイズSUV。現行型はデビューから5年以上が経ちますが、現在も世界中で好調な売れ行きを見せています。
搭載パワートレインは、2.0リッター直列4気筒ガソリンエンジン、2.5リッター直列4気筒ガソリンエンジン、2.2リッター直列4気筒ディーゼルターボエンジンの3種類。トランスミッションには、6ATと6MT(ディーゼル車に設定)が採用されています。
熟成の域に達した走行メカニズム
CX-5の走行メカニズムはたび重なる改良を受けており、最新モデルの運転フィールや乗り心地は熟成の域に達しています。近年のブラッシュアップの例をあげると、2021年モデルではディーゼル車のアクセルの操作感が向上し、2022年モデルではロードノイズが大きく低減されました。
これらの改良を経た最新CX-5の走りは快適かつ操作性が高く、街中や山道、高速道路などあらゆるシーンで車との一体感を味わえます。また、CX-5は悪路にも強く、オフロード・トラクション・アシストの搭載もあって、アウトドアレジャーにも安心して活用できます。
快適性と使いやすさに優れる車内
CX-5のインテリアはスポーティーかつ上質なテイストにまとめられており、フロントシートは着座時に骨盤が適切な角度になるように設計されています。また、リアシートは足元と頭上ともに空間に余裕があり、背もたれが高いこともあって快適に乗車できます。
ラゲッジスペースは5名乗車時で荷室長950mmと広いうえに、フロア下にサブトランクを備えており荷物の積み分けができて便利です。以上のメカニズムと実用性を備えるCX-5は、SUV選びの選択肢に入れたい優れたモデルとなっています。
- 最新「CX-5」中古車情報
-
本日の在庫数 3070台 平均価格 230万円 支払総額 55~402万円
マツダSUVの新型情報
【CX-8】2023年12月生産終了
マツダのフラッグシップSUVである3列シートを備えるクロスオーバーSUV『CX-8』は、マツダの公式ページにおいて、「MAZDA CX-8は、2023年12月をもちまして生産終了致します。」と記載され、モデル終了となることがわかりました。
『CX-8』は2017年12月14日に販売を開始されたモデルで、2022年11月2日には外観デザインを刷新する大幅な商品改良を実施。
この商品改良で追加された「Grand Journey」については発表以前に「最後の特別仕様車になるかもしれない」という情報が寄せられていて、CX-8の今後については注目が集まっていました。
【CX-5】2023年8月初頭商品改良か
寄せられた情報によると、『CX-5』は近日発表される商品改良によって全グレード大幅な値上げとなるようです。
展開するグレードも整理され、普及グレードの『Proactive』や、上位グレードの『L Package』『Exclusive Mode』が廃止となるいっぽう、『Black Tone Edition』をベースにした特別仕様車として、テラコッタ内装の『Retro Sports Edition』が追加となることが伝えられています。
また、ディーゼルエンジンを搭載する『XD』一部グレードで選択可能なマニュアル・トランスミッション(MT)の設定も廃止になり、CX-5は全車オートマチック・トランスミッション(AT)のみとなります。
【CX-9】2023年内生産終了(国外)
北米マツダは2023年6月30日に、『CX-9』の北米市場に向けたモデルの生産を2023年モデルをもって終了すると発表しました。
『CX-9』は初代モデルが2007年に北米で販売開始となり、2016年に現行型となる2代目モデルがデビュー。
北米市場における『MPV』の後継モデルとして、3列シートを備える7人乗りのSUVとして登場し、初代モデル、2代目モデルともに日本の広島・宇品第1工場で生産されていたモデルです。
『CX-9』に代わる3列シートSUVとしてマツダは現地時間2023年1月31日に、『CX-60』に続く“ラージ商品群”の第2弾モデル、新型『CX-90』を発表しています。
【CX-8】2023年内生産終了か
『CX-9』は日本未導入のモデルとなるものの、3列シートを備えるフラッグシップSUVとして現在マツダが日本向けに販売している『CX-8』は『CX-9』のプラットフォームを使用していることから、『CX-9』の生産終了にともない『CX-8』も生産を終了する見込みです。
マツダが2021年11月10日に公開した2022年3月期第2四半期決算のプレゼンテーション資料内でも、“今後のSUV商品群”の中に『CX-8』が含まれていなかったことから、今後はフラッグシップSUVのポジションをすでに導入が発表されている“ラージ商品群”の3列シートSUV『CX-80』へ切り替わることが明らかとなっています。
ラージ商品群として発表された『CX-80』を含む4つのSUVについてマツダは2021年11月の発表当時より2022年から翌年にかけて導入すると明かしているため、『CX-80』は2023年内に登場する予定。
そのため、『CX-8』は早ければ2023年内には生産を終える可能性があります。
【新型CX-80】2023年販売開始
2023年3月20日にマツダオーストラリアは、日本でもデビューした『CX-60』やアメリカで発表された『CX-90』に続くラージ商品群第3弾モデルとして、『CX-80』を2023年後半にラインアップに加えることを発表しました。
CX-80は、マツダが2021年10月7日に発表した「2022年以降のクロスオーバーSUV商品群の拡充計画」で明らかとなった3列シートを備えるクロスオーバーSUVです。
日本や欧州でも導入が予定されています。
【新型CX-70】2023年発表(国外)
北米マツダは現地時間2023年1月31日に、新型クロスオーバーSUVの『CX-90』を初公開しました。
マツダはCX-90を含むラージ商品群と呼ばれるクロスオーバーSUV4モデルをグローバルの各市場で導入することを発表し、日本では2022年9月15日から第1弾モデルの『CX-60』を発売。
マツダはラージ商品群として登場を予告している残る2モデルについても、あらためて2023年までに導入する予定であることを発表。
北米市場等には2列シート・ワイドボディの『CX-70』を、日本市場等には3列シートの『CX-80』が導入されます。
【新型CX-90】2023年1月31日発表(国外)
北米マツダは現地時間2023年1月31日に、新型クロスオーバーSUVの『CX-90』を初公開しました。
マツダはCX-90を含むラージ商品群と呼ばれるクロスオーバーSUV4モデルをグローバルの各市場で導入することを発表し、日本では2022年9月15日から第1弾モデルの『CX-60』を発売。
北米市場ではこのCX-90がラージ商品群のモデルとして初めて導入され、最大8人乗りの3列シートを備えた、マツダのフラッグシップモデルとなります。
【新型CX-90】2023年1月31日発表(国外)(記事ページへ)
【MX-30】『MX-30 R-EV』2023年1月13日発表(国外)
2023年1月13日に、マツダはベルギーで開催中のブリュッセルモーターショーにおいて「MX-30 R-EV」を公開しました。
MX-30 R-EVは17.8kWhのバッテリーを備えるプラグインハイブリッドのパワートレインを採用し、発電用として搭載するエンジンは新開発した830ccシングルローターのロータリーエンジン「8C」です。
2012年6月にマツダがRX-8の生産を終了して以来、約11年ぶりにロータリーエンジン搭載車が市場に復活することとなります。
【MX-30】『MX-30 R-EV』2023年1月13日発表(国外)(記事ページへ)
【CX-8】2023年以降生産終了か
マツダが2021年11月10日に、2022年3月期第2四半期決算のプレゼンテーション資料を公開しました。
この資料の中で、今後の日本・北米・欧州におけるSUVのラインナップを確認することができます。
マツダは新型SUVとしてCX-50、CX-60、CX-70、CX-80、CX-90を発表していて、そのうちCX-60とCX-80は日本でも発売されることがアナウンスされています。
今回公開された資料の中にはこれら5車種を含めた地域別のラインナップが示されていますが、生産終了の噂があったCX-3の記載がある一方で、CX-8が記載されていません。
マツダSUV車一覧
FLAIR CROSSOVER
【全長×全幅×全高(mm)】3,395×1,475×1,680
【WLTCモード燃費】20.8〜25.0km/L
【車両本体価格(税込)】1,442,100〜1,886,500円
CX-3
【全長×全幅×全高(mm)】4,275×1,765×1,550
【WLTCモード燃費】15.7〜23.2km/L
【車両本体価格(税込)】1,925,000〜3,289,000円
CX-30
【全長×全幅×全高(mm)】4,395×1,795×1,540
【WLTCモード燃費】15.5〜19.5km/L
【車両本体価格(税込)】2,458,500〜3,915,980円
MX-30
【全長×全幅×全高(mm)】4,395×1,795×1,550(EV=1,565)
【WLTCモード燃費】15.1〜15.6km/L
【WLTCモード電費(EV)】145Wh/km
【車両本体価格(税込)】2,640,000〜5,016,000円
CX-60
【全長×全幅×全高(mm)】4,740×1,890×1,685
【WLTCモード燃費】13.0〜21.1km/L
【車両本体価格(税込)】2,992,000〜6,264,500円
CX-8
【全長×全幅×全高(mm)】4,925×1,845×1,730
【WLTCモード燃費】11.6〜15.8km/L
【車両本体価格(税込)】2,994,200〜5,058,900円
CX-5
【全長×全幅×全高(mm)】4,575×1,845×1,690
【WLTCモード燃費】13.0〜14.6km/L
【車両本体価格(税込)】2,766,500〜4,170,100円
中古で買えるマツダSUVおすすめモデル
CX-7
マツダ CX-7は、スポーツカーとSUVの融合をコンセプトとするクロスオーバーモデルです。「CX」シリーズの先駆けとなったモデルで、日本では2006年12月に発売され、2012年1月ごろに販売を終えました。
走りに特化したSUV
CX-7のボディはフロントウインドウが強く傾斜した流線形をしており、そのシルエットからスポーツ志向の高さを感じさせます。パワートレインは最高出力175kW[238PS]の2.3リッター直列4気筒ガソリンターボエンジンで、高回転域では3.5リッター車クラスの加速力を発揮します。
また、CX-7のハンドリングは軽快かつクイックで、重量のあるSUVに乗っていることを感じさせません。この反面で乗り心地はやや硬く、よくいえばスポーティー、悪くいえば落ち着き感に欠けます。以上の特徴を持つCX-7は、歴代マツダSUVの中でも走りに特化したモデルといえるでしょう。
中古車流通量は少なめ
CX-7の中古車は車両本体価格30万〜120万円前後で流通しています。ただし玉数が少ないため、中古車探しのタイミングによっては状態のよい車両に出会えないかもしれません。
また、走行距離が5万kmを切るCX-7は希少です。CX-7の中古車を狙うなら、走行距離7万km前後で修復歴のない、車両本体価格60万円前後の車両を探してみるとよいでしょう。
[/feed-ignore]
CX-5(KE系)
CX-5の初代モデルであり、現行型の先代にあたるKE系CX-5。魂動デザインおよびスカイアクティブ テクノロジーを全面採用した初のモデルとして2012年2月に発売され、現行型にモデルチェンジする2017年2月まで販売されました。
搭載パワートレインは、2.2リッター直列4気筒ディーゼルターボエンジン、2.0リッター直列4気筒ガソリンエンジン、2.5リッター直列4気筒ガソリンエンジンの3種類。トランスミッションは全車6ATとなっています。
旧モデルながら性能は必要十分
KE系CX-5はマツダSUVの人気を決定づけたモデルであり、特にディーゼル車の走行性能が高く評価されています。現行モデルにはスペックが劣るものの、KE系CX-5のディーゼルターボエンジンはトルクフルで力強く、かつ低騒音で低振動です。
KE系CX-5はハンドリング性能も優秀で、リニアで自然な操舵感が高く評価されています。車と一体となった走りを楽しめて、かつ中古車価格がこなれているKE系CX-5は、SUV選びの選択肢に入れて損のないモデルといえるでしょう。
おすすめは高年式車
KE系CX-5の中古車は車両本体価格60万〜230万円前後で流通しており、えり好みしなければ低予算で購入できます。ただ、できれば年式や状態などの条件を決めて、コストパフォーマンスに優れる中古車を選んだほうがよいでしょう。
おすすめは、ビッグマイナーチェンジを受けた2014年11月以降のモデルで、走行距離5万km以下で修復歴なしのディーゼル車が車両本体価格110万円前後から流通しています。150万円程度の予算を組めるなら、状態のよいKE系CX-5を狙えるでしょう。
三菱SUVについて詳しく知りたい方はこちら
スズキSUVについて詳しく知りたい方はこちら
- 執筆者プロフィール
- MOBY編集部
- 新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...