2023年08月17日更新

マツダ『CX-8』が12月で生産終了…後継の新型『CX-80』はモビリティショーでデビューか

マツダ、『CX-8』の生産終了をホームページでアナウンス
『CX-80』は『CX-8』の“後継”になるか…登場はJMS2023？

マツダ、『CX-8』の生産終了をホームページでアナウンス

マツダのフラッグシップSUVである3列シートを備えるクロスオーバーSUV『CX-8』は、マツダの公式ページにおいて、「MAZDA CX-8は、2023年12月をもちまして生産終了致します。」と記載され、モデル終了となることがわかりました。

『CX-8』は2017年12月14日に販売を開始されたモデルで、2022年11月2日には外観デザインを刷新する大幅な商品改良を実施。この商品改良で追加された「Grand Journey」については発表以前に「最後の特別仕様車になるかもしれない」という情報が寄せられていて、CX-8の今後については注目が集まっていました。

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『CX-80』は『CX-8』の“後継”になるか…登場はJMS2023？

現在、マツダの日本国内のラインアップにおいて、『CX-8』は唯一3列シートを備えるクロスオーバーSUVです。ミニバンに代わる、ファミリー向けのモデルとして展開される『CX-8』が今後ラインアップから消滅しますが、その後継としてデビューするのが同じく3列シートを備えるクロスオーバーSUV『CX-80』となります。

『CX-80』はマツダが2021年10月7日に発表した「2022年以降のクロスオーバーSUV商品群の拡充計画」で明らかとなったモデルで、CX-60から導入された、直列エンジンを縦置きに配置する後輪駆動ベースの新型プラットフォーム「ラージ・アーキテクチャー」を採用。

北米市場では「ラージ・アーキテクチャー」を採用するワイドボディの3列シート車『CX-90』がすでに発表されていて、『CX-80』はそのナローボディモデルになる可能性が高いことが考えられます。

『CX-8』ではエンジンを横置きに配置する、前輪駆動ベースのプラットフォームを採用していました。前述のとおり『CX-80』では新型のプラットフォームを採用。『CX-8』と『CX-80』では乗り味や乗り心地等は大きく異なるかもしれず、先に登場した『CX-60』では乗り心地に不満の声も集まっていたことから、『CX-8』に代わる選択肢となるかが販売に大きく影響を与えるだろうと読むファンも少なくないようです。

なお、マツダは「2022年以降のクロスオーバーSUV商品群の拡充計画」の発表時に、『CX-80』含めた新型クロスオーバーSUVを「今後2年以内に登場」とアナウンスしています。『CX-8』が12月に生産終了となることから、『CX-80』はそれよりも早くに登場すると考えられ、その発表の場となるのは2023年10月26日から開催される「ジャパンモビリティショー2023」が有力でしょう。