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マニュアル車(MT車)おすすめ15選!新車・安い・中古でおすすめMT車は?

初心者向けの解説と選び方

MT車はAT車と構造が異なるほか、運転方法も違います。MT車ならではの魅力もあるため、どのような車なのか理解しておきましょう。

また、MT車の選び方も解説するので、どの車種にしようか迷っている場合は参考にしてみてください。

AT車とMT車の違いは?

マニュアル車 AT車とMT車の違いは?
撮影:室井大和

MT車(マニュアルトランスミッションを採用している車)と、AT車の大きな違いは、運転手が変速を手動で行うか否かということ。MT車は速度(エンジン回転数)に応じて、使用するトランスミッションのギアを運転手が手動で選択・切り替える必要があります。

MT車の運転に必要な免許

©︎Kumi/stock.adobe.com

MT車はクラッチペダルを踏んだり、シフトレバーを操作したりする必要があるため「MT免許」が必要です。操作方法が異なるため、MT免許とAT限定免許では、実技のカリキュラムに若干の違いがあります。

また、MT免許保持者はMT車とAT車どちらも運転することができますが、AT限定免許保持者はMT車を運転することができません。

AT限定免許保持者がMT車を運転する場合には、自動車教習所で限定解除講習を受けるか、運転免許試験場で一発試験を受けて限定条件を解除する必要があります。

なお、現在新車で購入できるMT車は減少傾向にあることも影響し、初めて免許を取る人の8割ほどがAT限定免許と言われています。

MT車を選んだほうがよい理由

©Umair/stock.adobe.com

MT車には以下の魅力があります。

  • 運転の楽しさを実感できる
  • 誤発進による暴走事故を防げる
  • ガソリン代を抑えられる

続いて、MT車の魅力を具体的に解説します。

運転の楽しさを実感できる

MT車は車速に合わせてシフトレバーを選択しつつ、足でクラッチ操作を行うため車を操っている実感を得られます。また、ドライバーの運転技術も重要なため、上達していくことも運転の楽しさを実感できる理由の1つです。

誤発進による暴走事故を防げる

MT車はクラッチ操作が必要であり、アクセルとブレーキを踏み間違えても誤発進による暴走事故を防げます。AT車は、クラッチ操作が不要なため、アクセルを踏むと車は急加速します。

一方、MT車はクラッチ操作が必要であり、アクセルとブレーキを踏み間違えるとエンストするため誤発進による暴走事故を防ぐことが可能です。ただし、誤発進を完全に防げるわけではないため、十分注意してアクセル操作を行いましょう。

ガソリン代を抑えられる

MT車はAT車より燃費がよい傾向にあるため、ガソリン代を抑えることが可能です。AT車は、意図せぬところで回転数が上がりやすい特徴があります。たとえば、加速する際に予想以上に回転数が上がるようなケースです。

一方、MT車は状況に応じた回転数の調整ができるため、AT車より燃費がいい特徴があります。ただし、燃費を意識しすぎて回転数を抑えると、エンジンの調子が悪くなる可能性があるため注意が必要です。

車両本体価格はAT車よりも安く設定されている傾向にあり、購入費用も抑えられます。また、車の構造がAT車ほど複雑ではないため、故障のリスクが少ないメリットもあります。

MT車のボディタイプの種類

車のボディタイプとは車の形状のことであり、それぞれ特徴が異なります。MT車を選ぶ際は、ボディタイプを考慮して購入するとよいでしょう。

続いて、各ボディタイプの特徴を紹介します。

セダン

セダンとは、以下が独立している4ドアのボディタイプのことです。

  • エンジンルーム
  • 客室
  • トランクルーム

車内の静粛性が高く、タイヤが路面の凸凹を乗り越えた際に発生する騒音をが少ないため、運転時のストレスを軽減できます。

また、車の重心が低く安定感があるため、安心して運転できます。前方や後方からの衝撃に強い構造になっていることも、安心して運転できる理由の1つです。

セダンのMT車は、安心して運転できる車が欲しい方におすすめです。

なお、スバル インプレッサSTIや、三菱 ランサーエボリューションなどの中古車にMT車が設定されています。

クーペ

クーペはセダンと形状が似ているものの、よりスポーティーな外観と走行性能があるボディタイプです。車高が低いため安定感があるほか、加速時やコーナリングなどで高い走行性能を発揮する特徴があります。

ただし、運転席と助手席の2ドアしかないため、2名以上で乗車する場合は乗り降りする際に手間がかかるでしょう。クーペのMT車は、スポーティーな外観と走行性能が高いMT車が欲しい方におすすめです。

なお、トヨタ 86やマツダ RX-8などの中古車にMT車が設定されています。

コンパクトカー

コンパクトカーは、普通車の中でもボディサイズが小さく、燃費性能がよい特徴があります。普通車の中で比較的税金も安いため、維持費を抑えることが可能です。

また、狭い道路や信号が多い日本では、非常に運転しやすいサイズといえます。排気量は1,500cc程度と、適度なパワーも持っているため長距離運転による疲労を抑えられます。コンパクトカーのMT車は、運転がしやすく低燃費なMT車が欲しい方におすすめです。

なお、スズキ スイフトスポーツや、マツダ アクセラスポーツなどの中古車にMT車が設定されています。

ステーションワゴン

ステーションワゴンはセダンをベースにしており、トランクルームにゆとりがあるボディタイプです。ゴルフ用品やキャンプ道具などの大きい荷物も載せられるため、アウトドア時に活躍します。

また、車高が低く安定感があるため、横風の影響を受けにくい特徴もあります。ステーションワゴンのMT車は、荷物を多く載せて車を運転したい方におすすめです。

なお、トヨタのカローラツーリングや、スバルのレガシィツーリングワゴンなどの中古車にMT車が設定されています。

ミニバン

ミニバンとは、ワンボックスでシートが3列あるボディタイプのことです。大人数が乗車できるほか、便利なスライドドアや乗り降りする際に役立つ低床性のため、ファミリーカーとして大活躍しています。

ただし、ユーザーは利便性の高さを求めてミニバンを購入しているため、MT車が設定が少ない傾向にあります。ルノー グランカングーや、三菱 デリカスペースギアの中古車にMT車が設定されているため、参考にしてみてください。

ミニバンのMT車は、大人数でドライブがしたい方におすすめです。

SUV

SUVとは、“Sport Utility Vehicle(スポーツ・ユーティリティ・ビークル)”の略であり、日本語に訳すとスポーツ用多目的車のことです。タイヤが大きく、最低地上高が高い特徴があります。座面高も高く運転席からの見晴らしがよいため、運転しやすいでしょう。

SUVには、スタイリッシュかつ街乗りを重視した「クロスオーバーSUV」と、悪路での走破性が高い「クロスカントリーSUV」の2種類があります。

以下のサイズでも分類されているため、自分の用途に合ったSUVを購入できます。

  • コンパクトSUV
  • ミドルサイズSUV
  • フルサイズSUV

SUVのMT車は、街乗りとアウトドアの両方を楽しみたい方におすすめです。なお、スバルのフォレスターや、マツダのCX-30などの中古車にMT車が設定されています。

軽自動車

軽自動車は以下の規格の車であり、日本で最もサイズが小さいボディタイプです。

  • 全長 3.4m以下
  • 全幅 1.48m以下
  • 全高 2.0m以下
  • 排気量 660cc以下
  • 乗車定員 4人

狭い道路でも運転しやすいため、運転技術に自信がない方でも安心して運転できます。また、普通車より税金が安く低燃費のため、維持費も抑えられます。

軽自動車のMT車は、運転技術に自信がない方や維持費を抑えたい場合におすすめです。なお、スズキのジムニーやハスラー、ダイハツのコペンなどの中古車にMT車が設定されています。

おすすめの現行MT車TOP5

おすすめの現行モデルのMT車のTOP5は以下のとおりです。

  • 5位 スバル BRZ
  • 4位 トヨタ GRヤリス
  • 3位 トヨタ スープラ(GRスープラ)
  • 2位 日産 フェアレディZ
  • 1位 ホンダ シビックタイプR

上記の中には、エンストの予防やスムーズな発信をサポートしてくれる車種もあるため、MT車の操作に不安がある方でも安心して運転できます。

続いて、それぞれの車種の特徴や魅力を紹介します。

5位 スバル BRZ

スバル BRZ STI Sport(2023年)

日本を代表する2ドアクーペの1台になりつつあるスバル「BRZ」。

2021年に登場した2代目モデルは、誰もが楽しめるFRスポーツカーへ進化しています。初代に引き続き、6速MT採用グレードが用意されていることにも注目です。

トルクが増して走りやすさを実現した2,400ccの水平対向エンジンとのパッケージングは、高回転域までアクセルを踏んでも滑らかな加速を味わえます。加えて、シフトチェンジのレスポンスも優秀で、誰にでも扱いやすいマニュアルトランスミッションです。

スペック

  • 全長(mm):4,265
  • 全幅(mm):1,775
  • 全高(mm):1,310
  • 車両重量(kg):1,260~1,280
  • 乗車可能人数(人):4
  • 燃費(WLTCモード、km/L):11.9~12.0
最新「BRZ」中古車情報
本日の在庫数 674台
平均価格 247万円
支払総額 82~491万円

4位 トヨタ GRヤリス

トヨタ GRヤリス(2020年)

トヨタ「GRヤリス」は、“モータースポーツ用の車両を市販化する”発想で開発したスポーツモデルです。

主要グレードの「RZ」に採用されている6速MTは「iMT」(インテリジェントマニュアルトランスミッション)とも呼ばれています。

シフトレバー周辺に用意したスイッチを押すと機能が発動する仕組みとなっており、クラッチペダルやシフト操作を行うとエンジンの回転数を適切な状態に調節できるのが特徴です。

シフトチェンジが苦手な人をアシストしてくれるインテリ機能は、運転中にエンストしてしまうなどのミスを減らす効果が期待できるでしょう。

スペック

  • 全長(mm):3,995 
  • 全幅(mm):1,805
  • 全高(mm):1,455
  • 車両重量(kg):1,280
  • 乗車可能人数(人):4
  • 燃費(WLTCモード、km/L):13.6
最新「GRヤリス」中古車情報
本日の在庫数 237台
平均価格 422万円
支払総額 175~1,465万円

3位 トヨタ スープラ(GRスープラ)

トヨタ スープラ(GRスープラ、2022年)

「スープラ」(GRスープラ)は、トヨタを代表する2ドアスポーツクーペです。

2019年に17年ぶりの復活となった現行モデル。登場直後は8速ATを採用したグレードのみが設定されていたものの、2022年の一部改良で6速マニュアル搭載グレードが追加されています。

「iMT」と呼ばれるシステムを採用し、ドライバーがシフトチェンジ・クラッチペダルを操作するのに合わせて、最適なエンジン回転数へ調節しエンストの予防やスムーズな走行を実現しています。マニュアルトランスミッション車の操作に抵抗がある人でも、不安を軽減できるパッケージングです。

スープラは、高級価格帯のスポーツカーでもMTでの心地よい運転感覚を楽しみたい人におすすめです。

スペック

  • 全長(mm):4,380
  • 全幅(mm):1,865
  • 全高(mm):1,295
  • 車両重量(kg):1,520
  • 乗車可能人数(人):2
  • 燃費(WLTCモード、km/L):11.
最新「スープラ」中古車情報
本日の在庫数 202台
平均価格 648万円
支払総額 178~1,457万円

2位 日産 フェアレディZ

日産 フェアレディZ(2022年)

日産のスポーツカーラインナップの1台である「フェアレディZ」は、2022年にリニューアルされて新たな歴史を歩み始めました。

現行モデルでは、新たに9速AT仕様が用意されたことも話題となりましたが、一方で6速MTを採用したグレードも用意されています。

405馬力を発揮する強力な3,000ccツインターボエンジンのパフォーマンスを、ATではなくMTで引き出せることに魅力を感じてもよいのではないでしょうか。

スペック

  • 全長(mm):4,380~4,410
  • 全幅(mm):1,845~1,870
  • 全高(mm):1,315
  • 車両重量(kg):1,570~1,590
  • 乗車可能人数(人):2
  • 燃費(WLTCモード、km/L):9.5
最新「フェアレディZ」中古車情報
本日の在庫数 1047台
平均価格 341万円
支払総額 56~3,660万円

1位 ホンダ シビックタイプR

ホンダ シビックタイプR(2022年)

ホンダの4ドアスポーツセダン「シビックタイプR」は、2022年に新型モデルが誕生。昨今販売されている車種では、珍しい6速マニュアルトランスミッションのみの設定が特徴です。

310馬力を発揮するエンジンパワーに対応すべく、新設計のトランスミッションが採用されました。レバー自体の高剛性化とガタつき要素を取り除き、スムーズなシフトチェンジが可能。加えて、クラッチのフライホイールに軽量化を施したことで信頼性もアップしています。

スペック

  • 全長(mm):4,595 
  • 全幅(mm):1,890
  • 全高(mm):1,405
  • 車両重量(kg):1,430
  • 乗車可能人数(人):4
  • 燃費(WLTCモード、km/L):12.5
最新「シビック タイプR」中古車情報
本日の在庫数 471台
平均価格 418万円
支払総額 100~918万円

中古で買えるおすすめのMT車

安く買えるおすすめの中古MT車5選

この項目では、安く買えるおすすめの中古MT車をピックアップしました。

軽自動車やコンパクトカーなど購入しやすい車種にも、MT車が採用されているグレードも用意されています。コストパフォーマンス重視の人におすすめの車たちです。

トヨタ ヤリス

トヨタ ヤリス(2022年)

トヨタのオーソドックスなコンパクトカー「ヤリス」。ガソリンエンジン搭載グレード「Z」「G」「X」に6速MT仕様が用意されています。

1,500㏄の排気量で120馬力を発揮するパワフルなエンジンに組み合わされることで、ひと昔前のホットハッチにも近い加速性能を味わえます。1,000kg程度の車両重量も相まって、軽快な走りを楽しめるでしょう。

スペック
  • 全長(mm):3,940 
  • 全幅(mm):1,690
  • 全高(mm):1,475~1,485
  • 車両重量(kg):980~1,000
  • 乗車可能人数(人):5
  • 燃費(WLTCモード、km/L):19.6
最新「ヤリス」中古車情報
本日の在庫数 2079台
平均価格 177万円
支払総額 102~328万円

ホンダ N-ONE

ホンダ N-ONE(RS、2022年)

ホンダのセミトールワゴンタイプの軽自動車「N-ONE」では、グレード「RS」に6速MT仕様が用意されています。

ターボチャージャー付エンジンを搭載した上級グレード。小排気量でパワーとトルクを出しきるため、ギアレシオをクロスレシオ化するなど工夫されています。ワインディングでは小気味よく軽快に、高速クルージングも快適に楽しめるでしょう。

軽自動車自主規制の64馬力をドライバー自らの手で活かしきりたいならおすすめかもしれません。

スペック
  • 全長(mm):3,395
  • 全幅(mm):1,475
  • 全高(mm):1,545
  • 車両重量(kg):840
  • 乗車可能人数(人):4
  • 燃費(WLTCモード、km/L):21.6
最新「N-ONE」中古車情報
本日の在庫数 2865台
平均価格 98万円
支払総額 18~264万円

マツダ MAZDA2

マツダ MAZDA2(2023年)

マツダのエントリーモデル「MAZDA2」では、6速マニュアルトランスミッションを採用したグレードが用意されています。

唯一のグレード「15 SPORT」では、高圧縮ガソリンエンジン「SKYACTIV-G 1.5」を搭載。6速MTとの組み合わせです。2WD(FF、フロントエンジン・前輪駆動)仕様に限られるものの、1,000kg程度の軽量な車体に116馬力の1,500ccガソリンエンジンとのコンビネーションは軽快な走りを披露します。

スペック
  • 全長(mm):4,080
  • 全幅(mm):1,695
  • 全高(mm):1,525
  • 車両重量(kg):1,070
  • 乗車可能人数(人):5
  • 燃費(WLTCモード、km/L):20.2
最新「MAZDA2」中古車情報
本日の在庫数 919台
平均価格 158万円
支払総額 79~255万円

ダイハツ コペン

ダイハツ コペン(GR SPORT、2022年)

2ドアオープンタイプ軽自動車、ダイハツ「コペン」。2014年に登場した2代目モデルは引き続き販売されているロングセラーモデルです。

コペンはCVTトランスミッションも用意されていますが、一方で5速マニュアルトランスミッションを採用したグレードも市販されています。軽自動車自主規制上限の64馬力を発揮する660ccインタークーラーターボエンジンと、高剛性を実現したフレーム構造で軽自動車の枠を超えるスポーティな走りが強みです。

スペック
  • 全長(mm):3,395 
  • 全幅(mm):1,475
  • 全高(mm):1,280
  • 車両重量(kg):850~870
  • 乗車可能人数(人):2
  • 燃費(WLTCモード、km/L):18.6
最新「コペン」中古車情報
本日の在庫数 1436台
平均価格 133万円
支払総額 27~320万円

スズキ ジムニー

スズキ ジムニー(2018年)

スズキ「ジムニー」は、初代の登場が1970年と半世紀以上の歴史をもつクロスカントリーSUV系軽自動車です。

ジムニーには4速AT仕様が用意されていることに加え、5速MT仕様が用意されています。頑丈な「ラダーフレーム」に、副変速機のついた「パートタイム4WD」と歴代モデルで継承してきたパッケージングが特徴。そこに、マニュアルトランスミッションが絡み、オンロードからオフロードまで心地よい走りが楽しめるでしょう。

スペック
  • 全長(mm):3,395 
  • 全幅(mm):1,475
  • 全高(mm):1,770~1,795
  • 車両重量(kg):1,040
  • 乗車可能人数(人):4
  • 燃費(WLTCモード、km/L):16.6
最新「ジムニー」中古車情報
本日の在庫数 5593台
平均価格 156万円
支払総額 19~549万円

人気があるおすすめの中古MT車5選

この項目では、人気があるおすすめ中古MT車をピックアップしてみました。

中には既に新車では生産が終了してしまったものの、年式が新しくてかつ購入しやすい車種もあります。

トヨタ 86

トヨタ 86(2016年)

トヨタ「86」は、2012年に登場したFR駆動方式の2ドアスポーツカーです。

2021年に後継車の「GR86」へバトンタッチする流れで生産終了。しかし、度重なる商品改良で約9年に渡りモデルライフが続いていたことも、ファンから愛されている証かもしれません。

販売当時はMT仕様およびAT仕様がそれぞれのグレードで用意されていました。中古車市場をチェックしてみてもMT車の比率が高めとなるため、安く購入できたり、程度のよい上質な物件が見つかったりするでしょう。

スペック
  • 全長(mm):4,240
  • 全幅(mm):1,775
  • 全高(mm):1,295
  • 車両重量(kg):1,240~1,250
  • 乗車可能人数(人):4
  • 燃費(JC08モード、km/L):11.8~12.4
最新「86」中古車情報
本日の在庫数 1206台
平均価格 208万円
支払総額 88~866万円

ホンダ シビック(10代目FK7型)

ホンダ シビックハッチバック 2017年
ホンダ シビック(10代目FK7型、2017年)

ホンダのミドルサイズ5ドアハッチバック「シビック」は、2021年に11代目・FL1型が発売されました。しかし、2017年から2021年まで生産された10代目・FK7型も見劣りしない性能があり、お手頃価格でMT仕様の中古車が手に入るかもしれません。

搭載エンジンは1,500ccの「VTEC」4気筒ターボチャージャー付き仕様。CVTとともに6速MTとの組み合わせも用意されていました。

FL1型とスペックでは大きな差がないことも特徴で、新車にこだわらないのであればFK7型の中古車を探してみるのもよいでしょう。

スペック
  • 全長(mm):4,520
  • 全幅(mm):1,800
  • 全高(mm):1,435
  • 車両重量(kg):1,330
  • 乗車可能人数(人):5
  • 燃費(WLTCモード、km/L):16.4
最新「シビック」中古車情報
本日の在庫数 571台
平均価格 266万円
支払総額 48~1,082万円

マツダ ロードスター(3代目NC型)

マツダ ロードスター(3代目NC型、2005年)

マツダ「ロードスター」は、“人馬一体”のコンセプトを守り続けているライトウエイトスポーツカー。2ドア・2人乗りのオープンカーとして4代にわたり販売されています。

今回紹介するのは、2005年から2015年まで販売されていた3代目NC型です。

歴代モデルと比較して、ボディの3ナンバー化やエンジン排気量を2,000ccへアップさせるなど斬新な取り組みがされています。MT仕様もグレードに応じて5速および6速が用意されていました。中古車市場でもそれぞれの仕様で、安価な物件が流通している可能性もあるでしょう。

スペック
  • 全長(mm):3,995
  • 全幅(mm):1,720
  • 全高(mm):1,245
  • 車両重量(kg):1,090
  • 乗車可能人数(人):2
  • 燃費(JC08モード、km/L):11.8~13.4
最新「ロードスター」中古車情報
本日の在庫数 1192台
平均価格 211万円
支払総額 37~543万円

ホンダ S660

ホンダ S660 α フロント
ホンダ S660(2021年)

ホンダ「S660」は希少価値の高い、2ドア・2人乗りオープンカータイプの軽自動車です。

エンジンを運転席後方に配置し、後輪を駆動させるMR(ミッドシップレイアウト)を採用しているのが特徴。レーシングカーを思わせるパッケージングです。

2022年限りで新車の生産が終了し、希少価値が高いことから中古車市場でも販売価格が高めです。しかし、オープンカータイプの軽自動車で、MT仕様というパッケージングに魅力を感じるなら中古車物件を探してみるのもよいでしょう。

スペック
  • 全長(mm):3,395
  • 全幅(mm):1,475
  • 全高(mm):1,180
  • 車両重量(kg):830
  • 乗車可能人数(人):2
  • 燃費(WLTCモード、km/L):21.2
最新「S660」中古車情報
本日の在庫数 588台
平均価格 229万円
支払総額 109~440万円

スズキ スイフトスポーツ(ZC32型)

スズキ スイフトスポーツ(ZC32型、2011年)

スズキ「スイフトスポーツ」は、安価な本体価格でスポーティな走りを楽しめる代表格の5ドアハッチバックです。

今回取り上げたのは、2011年から2017年まで販売されていた3代目・ZC32型。

136馬力を発揮する1,600ccNA(自然吸気)エンジンに、6速MTを組み合わせたことに加え、ギアボックスやサスペンションの取り付け剛性もアップしています。

100万円程度の予算があれば購入できる物件が多く、予算に限りがあってMT車を探している人におすすめです。

スペック
  • 全長(mm):3,890
  • 全幅(mm):1,695
  • 全高(mm):1,515
  • 車両重量(kg):1,040
  • 乗車可能人数(人):5
  • 燃費(JC08モード、km/L):14.8
最新「スイフトスポーツ」中古車情報
本日の在庫数 1219台
平均価格 174万円
支払総額 41~383万円

おすすめのMT車を選ぶためのポイント

マニュアル車 自分に合ったマニュアル車の選び方
@Natallia/stock.adobe.com

この項目では「自分に合ったマニュアル車の選び方」を3つの観点にわけて解説します。

以下で示す3つのポイントに注目して、マニュアル車選びを進めてみてください。

  • 運転に労力をいとわないか
  • シフトチェンジがしやすいか
  • 扱いやすいボディサイズか

運転に労力をいとわないか

1つ目の要素は「運転に労力をいとわないか」です。

MT車は「ギアのシフトチェンジ」がデメリットに挙げられます。ドライバー自身が的確なタイミングでギアを変える必要があるため、車の走行状況に応じたシフトチェンジが求められます。

AT車の場合は「パドルシフト」と呼ばれる装備が搭載されている車種を除いて、シフトチェンジの操作を行う機会はごく僅かです。

シフトレバーを「D」(“ドライブ”を示している)レンジへ入れて、ステアリング・アクセル・ブレーキを操作できれば、スムーズに車を運転できます。

運転の負担を加味して、まずはマニュアル車でなければならない理由があるかどうかから考えるとよさそうです。

シフトチェンジがしやすいか

2つ目の要素は「シフトチェンジがしやすいか」です。

MT車は、AT車でのステアリング・アクセル・ブレーキの操作に加えて、ギアの変速をしなければならないためシフトレバーとクラッチペダルも使わなければなりません。

近年ではクラッチペダルの操作がしやすく、エンストしたり坂道発進で車体が後ろに進んだりするのを予防できるシステムも開発されて、標準装備されている車種があります。

MT車を購入するのが初めての人、あるいは久しぶりな人なら装備されているシステムにも注目して、試乗でシフトチェンジがしやすいか試すのがよいでしょう。

扱いやすいボディサイズか

3つ目の要素は「扱いやすいボディサイズか」です。

ふと見て、マニュアル車と直接関係ないように感じますが重要な要素となるかもしれません。

1つ目・2つ目の要素で解説したシフトレバー・クラッチペダルの操作に気を取られていると、大柄なボディサイズの車両では運転に不安を感じるのではないでしょうか。

近年の新型車はボディサイズが大きくなりつつあり、ひと昔前にマニュアルトランスミッションが採用されていた“ホットハッチ”などと比べて扱いが難しく感じます。

扱いやすいボディサイズのMT車を選んで、安全に運転しましょう。

マニュアル車(MT車)を選ぶメリットと魅力など紹介!

坂道発進の手順とコツとエンストさせずに運転する方法を解説!

マニュアル車でのギアチェンジのやり方とコツを紹介!

執筆者プロフィール
MOBY編集部
MOBY編集部
新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...

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