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パドルシフトとは?使い方と搭載車種と後付けの方法をご紹介!

パドルシフトとは?

パドルシフト(パドルスイッチ)はオートマ車のみ搭載されている

「パドルシフト」は「パドルスイッチ」と呼んだりもします。車を持っている人なら一度は聞いたことはあるのではないでしょうか?

パドルシフトはマニュアル車にはなくオートマ車にのみ搭載されます。
付加機能ということもあり、なんとなくスポーツカーについているものと連想してしまいますね。

パドルシフトの機能:オートマ車でもダイレクトなドライブフィールを演出する

オートマ車は本来走行速度に合わせて最適なギアを自動で選んでくれる優れもの。

しかし、「パドルスイッチ」を装着することでマニュアル車のようにドライバーの意志で任意で変速ができるようになります。
オートマ車でもマニュアル車のようなダイレクトなドライブフィールを味わいたい人には必須の装備と言えます。

こう聞くと「私は、燃費重視の安全運転しかしないのでいりません」と思う方もいるかも知れませんが、一概にそうとは言えず、「パドルシフト」はスポーティな走りをしたい人にも、燃費の良い運転をしたいという人にもおすすめの装備なのです。
その理由についても詳しくご紹介します。

パドルシフトの仕組みと構造

パドルシフトはどこについてる?

パドルシフト 2013年アコード パドルシフト

パドルシフトはハンドルの左右についているレバーのようなスイッチです。
これを走行中に親指で押すと変速ができるようになっています。画像でいうと右の「+」がシフトアップ。左の「-」がシフトダウンとなります。

ギアチェンジは本来シフトレバーで行いますが、パドルシフトはハンドルを手から離さずに即座にシフトチェンジができるというメリットがあります。
パドルシフトを使用していないときは普通のオートマチック車と何ら変わりありません。

車種によっては左右どちらでも変速ができ、人差し指で引いてシフトアップ、親指で押してシフトダウンというような場合もあります。機構はメーカーによって様々となっています。

パドルシフトはどんな時に使うのか?

AT車 ブレーキペダル
©shutterstock / NorGal

パドルシフトは素早く加速したいときや、上り坂で失速しないようにより低いギアで走行したい場合に使用します。
例えば、オートマ車では「一段ギアが下がってくれれば思い通りの加速ができるのに」といった場面でも意図した通りにシフトダウンをすることができます。

ただし、明らかにギアと速度が合っていない場合などはエンジンへ負担をかけないようにコンピュータが判断しますので、無理な変速はできないようになっています。

特に、長い下り坂ではフットブレーキの多用により「ベーパーロック」や「フェード現象」が起きやすくなるので、パドルシフトを使用すれば「エンジンブレーキ」を効かせて減速することもできます。
「エンジンブレーキ」を使用することでブレーキパッドも長持ちするので一石二鳥ですね。

パドルシフトは燃費にも大きく貢献

意図的にシフトダウンをすることで「エンジンブレーキ」を効かせることもできます。実はエンジンブレーキの使用は燃費にも大きく貢献するのです。

最近の車はエンジンブレーキを使用中は燃料噴射をカットするので無駄な燃料消費がありません。
燃料をカットし、走行距離が伸びることで燃費も良くなるということです。
冒頭で述べたパドルシフトによる「燃費の良い運転」とはこのことであり、単にスポーティな走りを演出するだけの機能ではないのです。

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ギアを持たないCVTでもパドルシフトがあるの?

車の変速機構は大きく分けてマニュアルとオートマですが、オートマに分類されるものにCVTという機構もあります。
マニュアルとオートマは変速ギアを持っているのに対してCVTには変速ギアが存在しません。

CVTとは?

CVT(Continuously Variable Transmission[無段変速機])は、変速ギヤを使用せず、無段階での変速を可能にしたトランスミッションです。 2つのプーリー(滑車)にベルトを通し、プーリーの径を変化させることで連続的な変速を可能にするベルト式が、CVTの主流となっています。

出典:http://www.daihatsu.co.jp/

日本でオートマ車と言われる車のほとんどが実はCVTとなります。これは渋滞の多い日本の交通時事情を考慮してのことですが、もちろんCVTでもパドルシフトを使用することができます。
コンピュータで疑似的に6速や7速などのギアを作り出しているため、マニュアル車のようにダイレクトな操縦感覚が楽しめるように作られています。

CVTでのパドルシフトの注意点

CVTのパドルスイッチは耐久性の観点から頻繁な使用を推奨していない車種もあるようです。気になる方はご自分の車の取り扱い説明書で確認しましょう。

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パドルシフトはどんな車に搭載されている?

パドルシフトのルーツは「F1」で、レース中に瞬時の変速を実現したものです。
もともとオートマのスポーツカーでもマニュアル車のような人馬一体の走行を楽しめるようにと市販車にも採用された機構ですが、現在は軽自動車やコンパクトカー、ファミリーカーなどにも見られます。

ここでは、どういった車に搭載されているのかを例に挙げてご紹介します。

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パドルシフトの後付けは可能?

パドルシフト クライスラー
©everystockphoto.com / Schen Photography

無いよりは断然あった方が運転も楽しくなるパドルシフトですが、多くの車種では後付けも可能となっています。
ただし、シフトレバー側で変速ができる機構のあるもののみとなります。

つまりパドルシフトがなくても、もともとマニュアルモードがついている車種であれば後付けが可能な場合が多いようです。
気になる方は購入店に問い合わせしてみましょう。

パドルシフトで運転本来の楽しさを

ドライブ
©shutterstock / supergenijalac

パドルシフトについて、いかがでしたでしょうか。
今までパドルシフト付きの車に乗っていても、あまり使用しなかったり、イマイチ使いどころが分からなかった方もいるのではないでしょうか?
それでは最後にパドルシフトのメリットをおさらいしましょう。

パドルシフトのメリット

・マニュアル車のなダイレクトなドライブフィール
・ハンドルから手を離さずに瞬時にシフトチェンジができる
・エンジンブレーキの使用で燃料噴射をカット
・エンジンブレーキの使用でブレーキパッドの摩耗を抑える

現代の車はより利便性や快適性の追及が進みマニュアル車は大幅に減ってしまいました。
しかし、車と一体となって操縦する楽しさを今の私たちに教えてくれる機能のひとつがパドルシフトなのではないでしょうか?

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この記事の執筆者
MOBY編集部 第4グループ