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【2023年】おすすめオフロード車5選!魅力や価格比較してみた

オフロード車の魅力

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車選びをしていると、「オフロード車」の単語を目にしたり耳にしたりする機会が多いのではないでしょうか。

オフロード車は文面のとおり、「舗装されていない道路」もしくは「雪が積もった道路」を走行すべく生み出されたジャンルの車種です。

オフロード車にはどのような魅力が存在するのでしょうか。2つのポイントに分けて解説します。

  • 車高が引き上げられている
  • 本格的な4WDシステムと頑丈なボディが採用されている

車高が引き上げられている

1つ目は「車高が引き上げられている」です。

前述で取り上げた舗装されていない道路はワンパターンではなく、以下で挙げたように様々な条件が存在しています。

  • 砂浜(海沿い)
  • 河川敷(砂利道)
  • 林道(森林の中)
  • 泥道(ぬかるみ)

これらの条件で身近に感じるのは「林道」や「泥道」ではないでしょうか。山奥へキャンプや釣りなどのアウトドアレジャーに出かけると、アスファルトやコンクリートが敷かれてない道路があり、車で通過する機会が多いはず。

もし路面から車体までの隙間に余裕がなく、車高が低く抑えられた車で走行するなら、床面を擦ってしまいオイル漏れや駆動系パーツ、外観パーツの破損に繋がるでしょう。

アスファルトやコンクリートで舗装されていない道を走る機会が多いなら、車高が引き上げられているオフロード車は適している選択肢です。

本格的な4WDシステムと頑丈なボディが採用されている

もう1つのポイントは「本格的な4WDシステムと頑丈なボディが採用されている」です。

オフロード車と扱われる車種をチェックしてみると、装着されている4つの車輪すべてにエンジンからの駆動力が伝わるよう、4WDシステムを採用するケースが多いです。近年では、前後左右4つの車輪にかかる駆動力を電子制御でバランスを取り、路面の状況とドライバーの操作に応じる仕組みを取り入れた車種も存在します。

また、路面から伝わる衝撃に耐えられるよう、ボディ剛性を高めて十分な耐久性を確保している車種があるのも注目すべきでしょう。舗装されていない路面を走行していても車内に振動や騒音が伝わりにくく、乗る人にかかる疲労を軽減できるようです。

SUVについて詳しく知りたい方はこちら

オフロード向けの車の種類は2種類

©karepa/stock.adobe.com

オフロード車に当てはまるジャンル・タイプは2種類存在します。

  • SUV
  • クロスカントリーSUV(クロカンSUV)

それぞれのジャンル・タイプでは4WDシステムを採用していたり、頑丈なボディを採用していたりと、未舗装の道路や悪路面の道を走るのに適した要素を備えているようです。

この項目では、オフロード車に当てはまる2つのタイプを、それぞれの特徴を交えつつ解説します。

SUV

「SUV」は、“スポーツ・ユーティリティ・ビークル”や“スポーツ多目的車”と呼ばれるジャンル・タイプの車種です。

近年、自動車メーカーで製造・販売されている車種をチェックしてみると、「オフロード車=SUV」の定義で成り立っている印象が強くなっています。

セダンステーションワゴン、コンパクトカーなどの乗用車と異なり、外観や車輪(タイヤ)周辺の足回りが頑強に作られていて、未舗装や砂地、ぬかるみ、雪道でも難なく走れるような作りとなっています。

一方で、街なかでも乗り心地が悪化しないよう、サスペンションなどの足回りに工夫が施されて乗用車にも引けを取らない快適さを確保しているSUV車種も存在します。

それらの車種は「クロスオーバーSUV」「都市型SUV」と呼ばれているようです。普段は街乗りが中心となるユーザーでも気軽に乗れるのが注目されており、近年人気が高まっています。

クロスカントリーSUV(クロカンSUV)

「クロスカントリーSUV」は、本格的な4WDシステムや車体設計が施されているジャンル・タイプの車です。通称“クロカンSUV”とも称されています。

クロスオーバーSUVと称される車種と異なり、悪路や雪道を走れるよう4WDシステムのモード切り替えが細かくできるよう工夫されているほか、車種によっては「ラダーフレーム」(“ハシゴ”をモチーフとした土台)を使用しているようです。

4WDシステムの細分化やラダーフレームの採用で、砂浜や落ち葉・枝木が大量に落ちていて危険な林道でも衝撃を吸収しつつ走れるのが強みとなります。

クロカンSUVは、悪路の多い山奥や積雪地帯など、乗用車やクロスオーバーSUVでは走行に難がある地域で生活しているユーザーから人気を獲得しています。加えて、一部には熱狂的な“ファンがおり、クロカンSUVを愛車に選んでドライブを楽しんでいるようです。

オフロード車が向いている人

©Galina_lya/stock.adobe.com

オフロード車は、普通の乗用車では走行が厳しい道路でも難なく走れるのが強みです。

もし、オフロード車を購入するならどのような人に向いているのでしょうか。この項目では、2つのポイントを取り上げて、「オフロード車が向いている人」を解説します。

  • 積雪の多い街、土地に住んでいる人
  • キャンプやアウトドアへ出かける人

積雪の多い街、土地に住んでいる人

1つ目が「積雪の多い街、土地に住んでいる人」です。

北海道や東北、北陸などの日本海側で冬の季節を迎えると、雪が降り積もって道路が埋もれてしまいます。普通の乗用車や軽自動車でも「スタッドレスタイヤ」を装着するなど対策を施せば雪道を走行できますが、雪が積もり過ぎてしまうと道路上で立ち往生するなど事故を誘発する原因となるようです。

そのようなシチュエーションでは、本格的な4WDシステムを使用していて路面から車体までの「最低地上高」に余裕をもったオフロード車が便利です。雪道でも立ち往生する不安が軽減されるのに加え、通勤やお買い物へ出かけなくてはならない場面で活躍します。

ただし、オフロード車であっても、速度を出して雪が積もった道路を走行できるわけではない点は頭に入れたいポイントです。乾いた路面や雨などの道路条件と同じく“安全第一”での運転を心がけましょう。

キャンプやアウトドアへ出かける人

もう1つの要素が「キャンプやアウトドアへ出かける人」です。

雪道と同じく、路面がアスファルトやコンクリートで舗装されていない悪路でオフロード車が活躍します。路面に落ちている枝木や小石、砂などで足元を取られる心配が少なく、安全に目的地まで運転できるでしょう。

キャンプ場や釣り場などアウトドアレジャー施設へ向かう経路をチェックしてみると、中には途中でアスファルト舗装がなくなってしまい、未舗装路が続く場所があるようです。

キャンプや釣りなどが趣味であれば、オフロード車は検討すべきタイプの車種ではないでしょうか。

【最強】おすすめのオフロード車5選

この項目では、オフロード車の購入を検討している人向けにおすすめの車種を5つピックアップしました。

古くから継承されてきた伝統モデルが、初めてオフロード車の購入を検討している人にも向いているようです。ぜひ、オフロード車で、日常生活やアウトドアレジャーなどの趣味を充実させてみてください。

トヨタ ランドクルーザー

トヨタ ランドクルーザー(2021年)

日本国内で生産されているオフロード車の代表格となるのが、トヨタ「ランドクルーザー」です。

ランドクルーザーは、2021年に現行モデル「300系」へフルモデルチェンジされました。300系では、トヨタのクルマづくりの概念となっている「TNGA」(Toyota New Global Architecture)を取り入れています。プラットフォームの刷新による走行性能や車体剛性の向上で、悪路や雪道などの舗装されていない道路も軽々と走破できるのが強みです。

スペック情報

  • 全長(mm):4,965~4,985
  • 全幅(mm):1,980~1,990
  • 全高(mm):1,925
  • 車両重量(kg):2,430~2,530
  • 燃費(WLTCモード、km/L):7.9~9.7
最新「トヨタ ランドクルーザー」中古車情報
本日の在庫数 466台
平均価格 833万円
支払総額 217~1,980万円

トヨタ ランドクルーザープラド

トヨタ ランドクルーザープラド(2021年)

ランドクルーザーの弟分にあたり、過酷なオフロード走行も可能となっているのがトヨタ「ランドクルーザープラド」です。

ランドクルーザープラドの強みは、力強い走破性能と環境性能。

5つの走行モードを備えた「マルチテレインセレクト」により、ランドクルーザー譲りの悪路走破性を実現しています。走行モードを切り替えることで電子制御によるアシストが効果的に発動し、安全に目的地までドライバーや乗る人を送り届けるのを手助けしてくれます。

また、クリーンディーゼルエンジンを採用しているのもランドクルーザープラドの強みとなるでしょう。オフロード車にありがちな「燃費性能の悪さ」を克服しており、ランドクルーザープラドを選ぶメリットとなりつつあるようです。

スペック情報

  • 全長(mm):4,825
  • 全幅(mm):1,885
  • 全高(mm):1,835~1,850
  • 車両重量(kg):2,090~2,330
  • 燃費(WLTCモード、km/L):8.3~11.2
最新「ランドクルーザープラド」中古車情報
本日の在庫数 1743台
平均価格 413万円
支払総額 115~764万円

トヨタ RAV4

トヨタ RAV4(2022年)

トヨタ「RAV4」はミドルサイズのクロスオーバーSUVです。

1994年に登場した初代から数えて5代目となるモデルは、2019年より生産・販売されています。現行モデルでは、ガソリンエンジン単体に加えてプラグインハイブリッド搭載車(RAV4 PHEV)が登場しました。

RAV4の強みは、4WDシステムとプラグインハイブリッドシステムのマッチングです。

路面状況に応じて4つの車輪に駆動力を配分する「ダイナミックトルクベクタリングAWD」へプラグインハイブリッドシステム「THSⅡ Plug-in」を組み合わせたことにより、高い走行性能を発揮。乗り心地のよさが好評となっているようです。

また、モーターのみのEV走行が可能である点も希少価値が高いとされています。EV走行での巡航可能距離は約95kmとトップレベルのスペックで、燃費向上に貢献している点も注目です。

スペック情報

  • 全長(mm):4,600~4,610
  • 全幅(mm):1,855~1,865
  • 全高(mm):1,685~1,690
  • 車両重量(kg):1,590~1,920
  • 燃費(WLTCモード、km/L):15.2~22.2
最新「RAV4」中古車情報
本日の在庫数 2595台
平均価格 324万円
支払総額 55~599万円

スバル フォレスター

スバル フォレスター(2022年)

「フォレスター」は、4WDシステムを搭載した車種の開発に定評があるスバルのクロスオーバーSUVです。

1997年の初代登場以降、5代にわたり日本やアメリカで人気を獲得しているモデル。スバルの車種を語るなら欠かせない「シンメトリカルAWD」「水平対向エンジン」を盛り込み、優秀な悪路走破性で定評があります。

2018年に登場した5代目・SN型は、1年ごとに年次改良が施されているのが特徴。2021年には新コンセプト「BOLDER」を取り入れたダイナミックなデザインへ刷新されたほか、安全運転サポート機能「アイサイト」を“新世代”へアップデート。より信頼性の高いオフロード車へ進化しています。

スペック情報

  • 全長(mm):4,640
  • 全幅(mm):1,815
  • 全高(mm):1,715~1,730
  • 車両重量(kg):1,570~1,630
  • 燃費(WLTCモード、km/L):13.6~14.0
最新「フォレスター」中古車情報
本日の在庫数 2057台
平均価格 202万円
支払総額 45~470万円

スズキ ジムニー

スズキ ジムニー(2018年)

コンパクトで小回りが利き、かつ悪路や雪道を難なく駆け抜けたいなら、スズキ「ジムニー」が適した選択肢となるでしょう。

ジムニーは、1970年の初代登場以降、半世紀以上の歴史がある車種です。2018年に登場した現行・JB64型は新車購入から納車までに時間がかかるほどの人気を誇ります。

ラダーフレーム構造やパートタイム4WD、リジッドアクスル式サスペンションは、軽自動車の枠では考えられないほどの本格仕様です。高額なオフロード車を新車で購入するのが難しい人に適した一台となるでしょう。

スペック情報

  • 全長(mm):3,395
  • 全幅(mm):1,475
  • 全高(mm):1,725
  • 車両重量(kg):1,040
  • 燃費(WLTCモード、km/L):16.6
最新「ジムニー」中古車情報
本日の在庫数 5486台
平均価格 146万円
支払総額 19~415万円

おすすめのSUVについて詳しく知りたい方はこちら

おすすめオフロード車の価格比較表

この項目では「おすすめのオフロード車5選」で取り上げた5つの車種を、車両本体価格で比較してみました。

おすすめオフロード車の価格比較表

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執筆者プロフィール
MOBY編集部
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新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...

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