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燃費のいいSUV人気おすすめランキングTOP10車種比較|2022年最新情報

コンパクト化や電動化で、低燃費SUV戦線にも動きあり!

昔ながらのセダンハッチバック車、スポーツクーペすらも押しのけた「現代のベーシックカテゴリー」として、今や世界中で自動車の主力となっているのがSUV(Sport Utility Vehicle)です。

元はジープなど本格的な悪路走行も可能なオフロード車の一種であり、今でもSUVと言えば悪路走破能力を期待するものの、道路舗装率の高い日本では災害でもなければ悪路に縁がなく、単に普段使いの便利で快適な車として使うユーザーが多くなりました。

「普通の車」である以上は普段使いのため燃費が重要となりますが、近年はもともと燃費のいいハイブリッド車に小型軽量化やプラグインハイブリッド化が進んでいます。

2022年現在販売中のSUVを対象として、WLTCモードで燃費のいい上位12台を紹介します。

12位:ホンダ CR-Vハイブリッド

21.2km/L(FF)・20.2km/L(4WD)

一時は海外専売モデルとなっていたものの、2018年に日本での販売が復活した5代目ホンダ CR-V。

2列シート5人乗り仕様にハイブリッド車が設定されており、車内がゆったりした大柄な割にはかなり低燃費で、経済的なSUVとなっています。

11位:日産 キックス(e-POWER)

21.6km/L(FFのみ)

2020年に発売された日本仕様キックスは、モーターのみで走る日産自慢のハイブリッドシステム「e-POWER」を搭載した、タイで生産・輸入されているコンパクトSUVです。

e-POWERのFF車のみという簡素なラインナップですが、さらなる低燃費化やリヤモーター追加による4WD化で使い勝手の向上など今後の発展が期待されています。

10位:トヨタ RAV4 PHV/RAV4ハイブリッド

22.2km/L(PHV)・21.4km/L(FF)・20.6km/L(4WD)

ホンダのCR-V同様に一時は海外専売となっていたトヨタ RAV4ですが、5代目が日本でも2019年に販売再開するや大ヒット。

それまでスポーティなクーペルックが流行していた日本国内のSUVが、オフロードルックへ回帰するキッカケとなりました。

2020年には、EV同様に外部から充電できるPHEV(プラグインハイブリッド)、RAV4 PHVも登場し、従来からのハイブリッド車以上な低燃費とパワフルなモーターによる走行性能の高さで、さらに人気が高まっています。

9位:トヨタ ハリアーハイブリッド

22.3km/L(FF)・21.6km/L(4WD)

オフロードルックなRAV4の、高級スポーティーなクーペルック版であるハリアーは2020年に現在の4代目へモデルチェンジ。

1997年に発売されて以来、内外装がスタイリッシュで高級感ある国産SUVの代名詞として、「ハリアー」ブランドは若者にも人気があります。

現行型のハイブリッド車はRAV4同様の最新システムを搭載しており、スタイリッシュなボディが空力面でも有利なゆえか、燃費性能はRAV4より良好です。

8位:レクサス UX250h

22.8km/L(FF)・21.6km/L(4WD)

UXは2018年に登場したレクサスのコンパクトSUVで、小さいながらもレクサス車らしいデザインや品質、充実した装備が特徴です。

ベースになったC-HRより1ランク上のエンジンやハイブリッドシステムによって、今やレクサスの代表的なエントリーモデルです。

ハイブリッド版のUX250hも優れた燃費性能だけではなく、FFだけのC-HRハイブリッドにはない電動4WD「E-Four」が設定されており、幅広いユーザーからの支持を集めています。

7位:マツダ CX-3 XD系

23.2~20.0km/L(FF)・21.2~19.0(4WD)

今回のランキングで唯一、ハイブリッドシステムを採用しないエンジン車としてTOP10入りしたのがCX-3。

マツダ自慢のクリーンディーゼル、SKYACTIV-D1.8を搭載するXD系グレードが、電動化デバイス一切抜きで驚異の低燃費を誇っています。

それだけでなく、FF/4WDともに6速ATのほか6速MT車も設定しているのが「走りのマツダ」らしいところで、今回のTOP10入りも6速MT車の飛び抜けた燃費性能が大きく貢献しました。

6位:スズキ ハスラー

25.0~22.6km/L(FF)・23.4~20.6km/L(4WD)

もともと燃費がいい軽SUVとしても名高かかったスズキのハスラーですが、2020年にモデルチェンジした現行の2代目では新型エンジンを採用。

全車マイルドハイブリッド車になって、さらに低燃費となりました。

通常、SUVのようなジャンルで小排気量車は低燃費仕様にしにくいのですが、発進や加速で力を振り絞る時のパワーロスをモーターで補うハスラーでは全く問題ありません。

ターボ車も含めた燃費の良さと、愛らしいデザインが人気です。

5位:ホンダ ヴェゼルハイブリッド

25.0~24.8km/L(FF)・22.0km/L(4WD)

2021年4月に2代目へモデルチェンジしたばかりのヴェゼルは、2040年を目標に全ての新車からエンジンを廃止するホンダの姿勢を反映。

CR-Vと同じ新世代ハイブリッドシステム「e:HEV」搭載車が主力となり、スタイリッシュで燃費性能に優れたSUVとなりました。

4位:トヨタ C-HRハイブリッド

25.8~25.0km/L(FFのみ)

2016年の発売前からニュルブルクリンク24時間レースへ参戦するなどスポーティさをアピールし、SUVというよりスポーツカーの一種とも言えるデザインで大ヒット作となったC-HR。

ハイブリッド車はFFのみながら、今でもトップレベルの低燃費を誇ります。

デビューから5年近くを経てさすがに古さが目立ち、今後はカローラクロスなど次世代車を後継として消えゆく予想も多いのですが、個性的なスポーツカールックSUVを求め続けるユーザーの声にも応え続けてほしいものです。

3位:トヨタ カローラクロスハイブリッド

26.2km/L(FF)・24.2km/L(4WD)

2021年9月14日に登場したカローラクロスは、カローラシリーズ初となるSUV。搭載されるエンジンはカローラ/カローラツーリングと同じ1.8Lのハイブリッドエンジンです。

ボディサイズはC-HRと同様であるものの、スポーツカーのようなデザインのCH-Rに対し、カローラクロスはより実用的なモデルとして販売ラインナップの穴を埋めます。

C-HRには設定されていないE-Four(4WD)モデルが設定されている点もカローラクラスの強みといえるでしょう。

2位:トヨタ ライズハイブリッド/ダイハツ ロッキーHEV

28.0km/L

トヨタ ライズ Z(ハイブリッド/2WD)

2021年11月のマイナーチェンジで、全長4.0mを切るコンパクトSUVのライズ/ロッキーにハイブリッドモデルが追加されました。ただし、搭載されるのはトヨタ自慢のTHS IIではなく、日産e-POWERに近い構造のシリーズ・ハイブリッドシステムです。

エンジンは発電に徹し、駆動はモーターのみで行われるため、低速走行時にエンジンはほとんどかかりません。また、遮音材も追加されているためガソリンモデルよりも静粛性が飛躍的に高められています。

絶対的な燃費性能ではヤリスクロスに劣るものの、コンパクトで扱いやすく、ハイブリッドカーでありながら低価格なライズ/ロッキーは、人気のトヨタ ヤリスクロスを上回る勢いで売れている車です。

1位:トヨタ ヤリスクロスハイブリッド

30.8~27.8km/L(FF)・28.7~26.0km/L(4WD)

2021年上半期の新車販売台数でホンダ N-BOXを抑え、日本一となったトヨタの「ヤリス」シリーズでコンパクトSUVのヤリスクロスは販売の半数近くを占める、人気の原動力となりました。

ベースのヤリス譲りな超低燃費性能は、判定が厳しいWLTCモード燃費でも驚異の30.8km/L(ハイブリッドX)を誇ります。

しかも実燃費がさほど落ちない、むしろ上回る事すらあると言われ、スタイリッシュなだけでなく、経済性でも大変優れた近代的SUVです。

外車SUV低燃費No.1はフォルクスワーゲン T-ROC TDI

18.6km/L (FFのみ)

ここまで国産SUVの低燃費TOP10を紹介しましたが、外車のSUVでもっとも低燃費のSUVはフォルクスワーゲンのコンパクトSUV「T-Roc」。

2リッターディーゼルエンジンを搭載した「TDI」グレードです。

ジープ レネゲード4xe

外車でも最近はジープ レネゲード4xeのようにプラグインハイブリッドでWLTCモード燃費17.3km/L、モーターのみのEVの走行距離48.0~49.8kmというSUVもあります。

しかし、エンジンとモーターを併用するハイブリッド車では、日本車に一日の長があるのかもしれません。

外車はむしろフル電動化でEVへ舵を切っていますから、「燃費」という意味では今後も日本車、特にトヨタがトップを独走しそうです。

SUVも今やHVは当たり前、PHEVやEVの時代へ

©kyo/stock.adobe.com

MOBYでは2017年にも同様のランキングを公開しましたが、それから4年経つとエンジンのみで走るSUVでランクインしたのはCX-3のXD系グレードのみ。

他にマイルドハイブリッドのハスラーを除くほとんどが、ストロングハイブリッド車になりました。

さらに今回の注目点としては、ついにプラグインハイブリッドのRAV4 PHVもランクインした事。

従来なら、重たいバッテリーを積むため今ひとつ目立たなかった燃費性能でしたが、PHVは2021年秋発売の新型レクサスNXにも要注目です。

コンパクトSUVが大健闘、EV台頭まではしばらくこのままか

三菱 ekクロス

また、今回はギリギリで圏外だったものの、11位以下にはハスラーと同じくマイルドハイブリッドを採用した三菱の軽SUV、ekクロスやekクロス スペースが迫っていました。

そのすぐ後にもダイハツの軽SUVタフトトヨタのヤリスクロスもガソリンエンジン版が続くなど、コンパクトSUVが大健闘。

当面はハイブリッドやプラグインハイブリッドのような電動化、小さくて扱いやすく経済的なコンパクトSUVによる燃費向上が進むでしょう。

既に登場しているレクサスUX300eや日産のアリアといったEVが台頭するまで、これらが主役になりそうです。

トヨタ ランドクルーザー 300系

最後に、面白かった点をひとつ。低燃費1位に輝いたのはヤリスクロスでしたが、燃費ワースト記録でもランドクルーザーや同プラド、ハイラックスを擁するトヨタとレクサスが上位を占めていました。

つまり、「燃費がイイ車をたくさん作っていれば自動車メーカーごとの燃費規制を回避できるので、燃費が悪くとも豪華だったり面白い車も作れる」という時代になってきたということでしょう。

いよいよ本格的な「ガソリン不要の国産SUV」も登場!

マツダ MX-30 EV

電気自動車(EV)でも、使い勝手のよいSUVタイプの車が主流になりつつあります。モーターは電気が持つエネルギーの約80%を動力に変えることが可能であり、単純な比較はできないものの、単純なランニングコストはハイブリッドカーよりもEVの方が安価に抑えられます。

以前からレクサス UX300eやマツダ MX-30 EVが存在していましたが、これらは既存のSUVをEV化した、いわば国産EV・SUVの第一世代であり、航続距離は300km前後が関の山でした。

トヨタ bZ4X

しかし2022年からは、専用プラットフォームを用いて性能が引き上げられた第二世代が各メーカーから続々と登場する予定です。その先駆けとなる日産 アリアの航続距離は450〜610kmと実用に耐える性能を確保し、高性能モデルは2つのモーターを搭載した4WDになります。

また、2022年内にはトヨタとスバルが共同開発したbZ4X&ソルテラも登場。両者にもFFモデルと4WDモデルが用意され、航続距離は500km強が確保される予定です。

モーターの高いエネルギー効率と力強い加速感。さらに前後ふたつのモーターを制御することによって可能になる高い走破性や安定性は、SUVに求められる性能に上手く合致します。EV・SUVの登場により、来年度の「燃費のいい人気おすすめSUVランキング」の上位はすべてEVが独占していることでしょう。

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執筆者プロフィール
兵藤 忠彦
兵藤 忠彦
1974年栃木県出身、走り屋上がりで全日本ジムカーナにもスポット参戦(5位入賞が最高)。自動車人では珍しいダイハツ派で、リーザTR-ZZやストーリアX4を経て現愛車は1989年式リーザ ケンドーンS。2015年よりライタ...
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