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【2022年】メルセデス・ベンツSUVの特徴と人気モデルを紹介!一覧や新車情報も

ベンツSUVの特徴

@elmar gubisch/stock.adobe.com

「メルセデス・ベンツ」は、ドイツを代表する自動車メーカーの1つであり、名前を知らない方は少ないのではないでしょうか。

メルセデス・ベンツと聞くと、大柄なボディの高級セダンが真っ先に思い浮かぶかもしれませんが、実はSUVのラインアップも豊富です。

メルセデス・ベンツが揃えるSUVにはどのような特徴が備わっているのでしょうか。3つのポイントから解説します。

「軍用車両」のルーツから着実に進化した4WDシステム

1つ目のポイントは「「軍用車両」のルーツから着実に進化した4WDシステム」です。

メルセデス・ベンツのSUVの源流となるのは軍用車両「ゲレンデヴァーゲン」。1972年にダイムラー・ベンツとシュタイア・ダイムラー・プフの手助けにより開発がスタートした軍用車両です。

開発された車両は1979年にNATO軍へ正式採用。当時の車両はパートタイム4WDが採用されていました。メルセデスが初めて4WD方式を採用したのは1907年であり、悪路での高い走破性を発揮していたシステムで軍用車両にも使われるほどの精度を誇っていたのです。

のちに、4WDシステムは独自の進化を遂げて、「4MATIC」と呼ばれるほどに進化を遂げています。

ライトなクロスオーバーから本格派クロカンまで幅広いラインアップ

2つ目のポイントは「ライトなクロスオーバーから本格派クロカンまで幅広いライアップ」です。

1990年代、いち早くSUVの人気上昇に目をつけたメルセデス・ベンツは、“プレミアムSUV”のキャッチフレーズで新たな市場を開拓しています。1997年に登場したミドルサイズSUV「Mクラス」の大ヒットから始まり、順次ラインアップを拡張していきました。

現在では、“GL”と1文字のアルファベットを組み合わせた車名を採用して、コンパクトからラージまで幅広いサイズ展開で、SUVラインアップを取り揃えています。

近年はBEVラインアップに力を入れている

3つ目のポイントは「近年はBEVラインアップに力を入れている」点です。

近年、BEV(電気自動車)の需要が欧州を中心に広まっており、2030年以降は街なかを走る車のほとんどがBEVに切り替わるかもしれないと予測されている今、メルセデス・ベンツのラインアップでも「100%電気自動車」の開発・市販化に取り組んでいます。

その影響はSUVのラインアップにも及んでおり、コンパクトサイズのSUVをベースにしたBEVが開発されて世に送り出されているのです。今後、SUVの購入を検討しているなら、メルセデス・ベンツの先進技術が備わったSUVタイプのBEVにも注目すべきでしょう。

SUVについて詳しく知りたい方はこちら

ベンツSUVで人気おすすめランキング

メルセデス・ベンツで2022年現在、ラインアップされているSUVモデルは合計で9車種となっています。

本格的なクロスカントリーSUVに限らず、近年のトレンドであるクロスオーバーSUVをコンパクトからラージまで揃えているのに注目です。加えて、BEVとなったコンパクトSUVもラインアップに加わっているのも、今後人気を獲得していくと予想されます。

人気ランキング形式でメルセデス・ベンツのSUVモデルをピックアップして、魅力を解説してみました。

第9位:Gクラス

Gクラス(2020年)

「Gクラス」は、メルセデス・ベンツの乗用SUVラインアップの始まりとなった本格クロスカントリーSUVです。1979年に登場した軍用車両のゲレンデヴァーゲンから、ラダーフレーム構造や4WDシステムを継承してきているモデルとなります。

度重なる改良が行われて進化を続けていますが、現在生産されているモデルは「W463型」と呼ばれ、基本は限定車のみの取扱いとなります。2022年時点では在庫もごくわずかとなっているようです。

昔懐かしさと現代風の印象を融合したスタイリングは、ゲレンデヴァーゲンから長く継承しているデザインとなります。ボックス形状のボディに、大排気量の4,000㏄V型8気筒エンジンと9速ATが組み合わさって外観と中身の違いに驚くかもしれません。

最低地上高が240mmとなっているのもクロスカントリーSUVならではで、走破性を限界まで引き上げています。

新車での車両価格は2,000万円台後半と高額ではありますが、支払った対価に見合う高性能・高品質な車は、今こそ購入するチャンスではないでしょうか。

第8位:GLS

GLS(2021年)

「GLS」は、メルセデス・ベンツのSUVラインアップでフラッグシップを担っているモデルです。

全長は5,000mmオーバー、車両重量は2,500kg超えと、”横綱”とも例えられるメガトン級のボディが目を惹きます。巨大な車体を引っ張るのは3,000cc直列6気筒ターボ付きディーゼルエンジン。700N・mの強烈なトルクを発揮するほどのパワーを秘めており、動力性能の不安を解消しています。

また、「AIRMATIC」と呼ばれる電子制御サスペンションを採用。オンロードおよびオフロード、いずれの状況でも、電子制御により適した車高やダンピングへ変化します。走行安定性を向上させて優れた乗り心地を実現しているようです。

さらに、GLSのパフォーマンスに満足できなければ、上級ブランド「マイバッハ」が手がけたモデル「Maybach GLS」も、3,000万円近い車両価格でラインアップしています。

Maybach GLSには、「ISG」と呼ばれるモーターを使ったパワーアシスト機構を搭載したV型8気筒ツインターボエンジンを採用。エンジンパワーを受け止める電子制御ダンパーとエアスプリングが加わり、ノーマル仕様GLS以上の高出力・高トルクを味わえるでしょう。

第7位:GLE

GLE(2021年)

「GLE」は、フラッグシップを担うGLSの一段階下級に位置するSUVモデルです。

ミドルクラスでは物足りないユーザー向けにボディサイズを大きめにしつつ、GLSのもつ高級な雰囲気を組み合わせていることが強みです。

GLEの注目すべきポイントはパワートレインのラインアップ。直列6気筒ターボチャージャー付ガソリンエンジン(AMG仕様)と直列6気筒ターボ付きディーゼルエンジンおよび直列4気筒ターボ付きディーゼルエンジン(ISG装着グレード)の2種類がグレードごとに採用されています。全長5,000mm近く、車両重量が2,500kg近くに膨れているのも考えると、GLSと同様で力強さを重視したパワートレインを採用しているようです。

GLEクーペ(2019年)

また、近年流行しているクーペ風のボディ形状を施したSUV「GLEクーペ」もラインアップ。

GLEクーペの特徴はボディ形状だけでなく、乗車人数にも隠されています。ベース仕様のGLEは7人乗りとなっているのに対して、GLEクーペはボディ形状の関係上5人乗り仕様となるため注意です。

ただし、GLEクーペはバックドアが「テールゲートドア」と銘打ち、開口部が広く作られています。荷物の積み下ろしがしやすいと高評価を得ているそうです。

第6位:EQC

EQC(2021年)

「EQC」は、現在のメルセデス・ベンツSUVでBEV仕様となっている中では最上級にあたるモデルです。

象徴であるメーカーエンブレム「スリーポインテッドスター」がフロントグリルに大きくそびえており、都市部で輝きを放ちます。

EQCの強みは「ツインモーターレイアウト」です。高出力の駆動用モーターを車体前後に装着しています。2つのモーターを組み合わせた結果、最高出力は300kW、最大トルクは765N・mを発揮する仕様です。

特筆したいポイントはシステムの発動方法。エネルギー消費を抑える際はフロントモーターのみ、加速時はリアモーターと4WDシステムがアシストする仕組みです。BEVならではの静粛性とレスポンスのよさで、発進から高速域まで幅広いスピードを楽しめるスポーティさも備えています。

第5位:GLC

GLC(2022年)

「GLC」は、メルセデス・ベンツのベーシックモデルである「Cクラス」と同じ立ち位置となるSUVモデルです。2016年から市販されており、Gクラスを除けばモデルライフが長い車種となります。

GLCの注目ポイントは「快適性を重視した足回りセッティング」です。

「AIR BODY CONTROL」と呼ばれるサスペンションが採用されて、長距離移動での快適性、ワインディングなどカーブの多い道でのハンドリング感覚を良好に仕立てています。全幅1,890mmとワイドなボディとなり、高速道路などでの直進安定性にも磨きがかかっています。

おすすめのグレードは、プラグインハイブリッド仕様の「GLC 350 e 4MATIC」。駆動用モーターとバッテリーに蓄えたエネルギーで走行できるシステムを取り入れており、約46km分の走行距離でエンジンを使わずに走れる換算です。燃費性能の効率化を図っています。

また、GLCの派生モデルに、クーペチックのボディ形状を採用したSUV「GLCクーペ」もラインアップ。直線形状のバックドアではなく、ファストバックスタイルの車を思わせる、大きく開口部を設けたテールゲートハッチを装着していることが特徴です。

第4位:EQB

EQB(2021年)

「EQB」は、2022年にEQシリーズの第3弾でデビューした“100%電気自動車”のコンパクトサイズSUV。

コンパクトなボディサイズ、かつBEVモデルながら、ロングホイールベース設計を生かして3列シート7人乗り仕様となっています。

EQBには2種類のパワートレインがラインアップされています。駆動用モーターをフロントのみとした「EQB 250」と、フロント・リア両方に駆動用モーターを装着した4WDモデルの「EQB 350 4MATIC」です。

EQB250のスペックはシステム最高出力が190馬力。一回の充電で可能となる走行距離が約520kmとなり、都市部から郊外へお出かけしても往復して帰ってこられる実力を備えています。

一方のEQB 350 4MATICも、走行可能距離こそ約460kmで見劣りするものの、システム最高出力は292馬力を発揮。山坂道などパワーが求められる場面で余裕の走りを実現します。

出力効率と安定性を両立した駆動用モーターの採用で、内燃機関を搭載した車種にも引けを取らない走りを楽しめるでしょう。

第3位:GLB

GLB(2021年)

「GLB」は、2020年に登場したコンパクトサイズのSUVです。

GLBの強みは「コンパクトサイズで7人乗り仕様」である点です。

全長は4,600mm程度、全幅は1,800mm程度と、外車SUVであれば2列シート5人乗りがセオリーですが、敢えて3列シート7人乗り仕様のみの設定。家族、あるいは友人とアウトドアレジャーへ出かける際に多人数乗車ができるのはメリットとなるでしょう。

オーソドックスなグレードである「GLB 200 d 4MATIC」は、2,000ccの直列4気筒ターボディーゼルエンジンを搭載。WLTCモード値で17.9km/Lの低燃費を実現しました。3列シートで1,500kgを超える車両重量のハンデがありながらも、ディーゼルエンジンの力強さ&環境性能も購入の決め手となるようです。

第2位:EQA

EQA(2022年)

「EQA」は、メルセデス・ベンツが力を注いでいるBEV(電気自動車)“EQ”に加わったコンパクトサイズのSUVです。

注目すべきポイントは「100%電気自動車」をSUVジャンルで実現している点。

80kWの駆動用モーターを搭載し、190馬力のパワーを発揮します。WLTCモード値の航続可能距離は555kmと内燃機関の車種にも引けを取らない性能を実現しました。

エクステリアをチェックしてみると、フロントに備わった大型の「ブラックパネルグリル」、横一線に描かれたリアコンビネーションランプが高級感を演出。毎日眺めても飽きの来ないデザインです。

また、安全性能にも力を入れて開発。“インテリジェントドライブ”と呼ばれる統合的システムで、ドライバーの疲労を軽減したり注意力が低下して危険を引き起こしたりするのを予防できるシステムを取り入れています。

第1位:GLA

GLA(2022年)

「GLA」は、メルセデス・ベンツのラインアップで最もコンパクトなSUVモデルです。

フロントマスクやリアデザイン、クーペに近いボディ形状は、同じメルセデス・ベンツのコンパクトカー「Aクラス」を彷彿とさせ、5ドアハッチバックをそのままSUVへ造り替えたようなスタイリングです。SUVの購入が初めてのユーザーでも親しみを感じられるでしょう。

全長は約4,400mm。取り回しのよさが光る一方で、5人乗車でゴルフバッグを複数個積み込めるなど車内空間の広さも両立しています。メルセデス・ベンツの車種を初めて購入する方に対しても手頃なモデルではないでしょうか。

中古で買えるベンツSUVおすすめモデル

新車で購入するのは難しいけど、気軽にメルセデス・ベンツのSUVを体感してみたい方向けに、2台のおすすめ車種をピックアップしました。

いずれも、中古車市場で平均価格が低下傾向にあり、気軽に購入しやすくなっています。2台の特徴や魅力も交えて解説してみました。

GLA(初代)

GLA(初代)

GLAの初代モデルは、メルセデス・ベンツのSUVを中古で購入したいならチェックが欠かせない一台です。

2014年から2020年まで日本で販売されており、いまだに街なかで見かける頻度が高い車種となります。

エントリーモデルでありながら「衝突被害軽減ブレーキ」を全グレード標準装備していたのは高級感も備えるブランドならでは。前を走行する車との車間距離を保つ「アダプティブクルーズコントロール」などを取りまとめた“レーダーセーフティパッケージ”をオプション設定していたこともあり、中古車物件を探す際でも装着されているかどうか、確認したいポイントです。

中古車市場をチェックすると、平均価格は250万円前後、価格帯は100万円台前半から400万円台前半程度です。年式が古い初期型であれば、200万円程度の予算で購入できる可能性もあります。

GLE(初代)

@art_zzz/stock.adobe.com

GLAと同様の理由で、GLEの初代モデルも中古車で入手が容易となっています。

GLEの初代モデルは、2015年から2019年まで販売。日本では短命に終わってしまった印象ですが、その分中古車市場では値上がりが少ないようです。

初代の強みは「ボディサイズに見合わない取り回しのよさ」。全長が約4,900mm、全幅が2,015mmと日本の道路事情では大柄なボディサイズながら、最小回転半径が5.5mとなっています。ミドルサイズのセダンやステーションワゴンにも匹敵するほど、小回りが利く車です。

中古車市場をチェックしてみると、平均価格は500万円を切っているほか、価格帯も300万円台中盤から500万円台後半で推移しています。新車価格が約900万円程度だったのも考えると手ごろな価格で入手できそうです。

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ベンツSUVの新型情報

EQE SUV テスト車両

メルセデス・ベンツのSUVラインアップに、新たなモデルが加わる予定です。

その名は「EQE SUV」。セダンタイプのEQEをベースとしたミドルサイズのSUVとなります。欧州では2022年10月に発表されており、時機を見て日本にも導入が予想されるモデルです。

EQE SUVの特徴は、他のEQシリーズ同様「100%電気自動車」である点。“eATSユニット”と表記された電動パワートレインを採用しています。車体後方だけに駆動用モーターを配置するFRレイアウトを採用した2WD仕様と、車体前後に駆動用モーターを配置した4WD仕様が用意されているとのこと。

欧州仕様に用意されている4WD仕様のグレード「EQE 350+」は、WLTPモードでの航続距離が約590kmをマークしており、長距離移動でも難なく走れることが強みです。

現状、日本でのラインアップにはEQC以上のBEVモデルが存在せず、現代のBEVブームに乗るならEQE SUVの日本市場導入が待たれるでしょう。

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ベンツSUV車一覧

メルセデス・ベンツのSUVタイプ車種の情報をまとめました。

なお、この項目ではエンジン・ハイブリッドモデルとBEVモデルをわけてリスト化しています。

エンジン・ハイブリッドモデル

BEVモデル

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執筆者プロフィール
MOBY編集部
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新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...
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