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今乗れば案外悪くないような気がするものの、中古車のタマ数は極端に少ないのが惜しい!4代目ホンダ プレリュード【推し車】

走らせれば楽しいが、RVブーム対応の陰になったのが残念

いかにも「走りそうな」ルックスでテールも魅せるデザインなのだが、中古車のタマ数は極端に少なく、今や入手は困難

残念ながら不人気車で終わった4代目プレリュードですが、走りに振った実力はソコソコ本物であり、ジムカーナやダートトライアルといった超短距離のスプリント競技では、愛好家によってライバルに及ばないまでも走りで健闘する姿が、よく見られました。

ショートホイールベース&ワイドトレッドで旋回性能は高く、その代わり挙動が見られるとテールハッピー気味、リアが流れ出すとスピンするまで止まらない傾向はあったものの、そういうところも含めて「振り回すと面白いクルマ」だったと言えるでしょう。

タイプR、あるいはタイプRユーロ的なモデルを出してみても面白かったのですが、1990年代半ばのホンダはミニバンのオデッセイとステップワゴン、SUVのCR-Vなどの「クリエイティブ・ムーバー」でRVブームに対応するのに忙しかったのですから、仕方ありません。

それでワリを食った形とはいえ、走らせれば各自に面白く、今ならむしろノスタルジックでカッコよさを感じる4代目プレリュードですが、国内での人気が不振ゆえに海外へ流出してしまったか、今や中古車のタマ数もほとんどないのが惜しまれます。

※この記事内で使用している画像の著作者情報は、公開日時点のものです。

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執筆者プロフィール
兵藤 忠彦
兵藤 忠彦
1974年栃木県出身、走り屋上がりで全日本ジムカーナにもスポット参戦(5位入賞が最高)。自動車人では珍しいダイハツ派で、リーザTR-ZZやストーリアX4を経て現愛車は1989年式リーザ ケンドーンS。2015年よりライタ...

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