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道交法・交通事故

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21年から新登場!道路上のオレンジ矢印はどんな意味?

進路変更禁止の注意喚起標示が新設

赤枠の部分が今回新たに新設された標示

2021年4月28日、規制標示「進路変更禁止」の注意喚起を促すための標示が新設されました。

簡単に説明すると、「この先に車線変更禁止の規制区間がある」ということを注意喚起するための標示です。

車線変更禁止の規制区間のイメージ
©xiaosan/stock.adobe.com

車線変更禁止の規制区間とは、黄色い車線が引かれている区間のことを指します。この区間で車線変更することはできません。

交差点付近やトンネル内などで見たことがあるという方は多いのではないでしょうか。

表示は主に2種類

標示の色は進路変更禁止と同じオレンジ色

注意喚起標識の画像の通り、「矢羽根型」と「ドット型」の2種類があります。

塗料の使用量が少なく、タイヤによって削れにくいという理由から、矢羽根型を中心に使用することが決定されました。

注意喚起標示があっても車線変更はできる

注意喚起標示はあくまでも、黄色車線を行き来する「進路変更禁止違反(通称:イエローカット)」を予防を促すものにすぎません。

したがって、この区間で車線変更をすることは違反にはなりません。

ただ、進路変更禁止の規制区間は近づいているため、自分が進みたい車両通行帯を選択しておく必要があります。

2021年1月に試験運用が行われている

試験運用の検証結果

すでにこの注意喚起表示は実際に試験運用が行われました。

試験運用が実施されたのは2021年1月から3月の平日7時~19時。東京都港区・西麻布交差点と、東京都台東区・入谷交差点の2箇所に設置されました。

2箇所で行った試験運用の結果、オレンジ線にもかかわらず車線変更した車の台数は以下表のように変化しました。

入谷交差点西麻布交差点
従来の違反車台数411台122台
矢羽型での違反車台数18台78台
ドット型 での違反台数 146台17台

元々3か月間で411台も存在していた違反車台数が、補助標識を設置したことで18台まで減少したというのは素晴らしい効果であると言えるでしょう。

センターラインの意味一覧

種類道幅意味
実線6m以上はみ出し禁止
実線黄色(オレンジ)6m未満追い越しのためのはみ出し禁止
破線6m未満はみ出し、追い越し可能
実線白+白6m以上はみ出し禁止(強調)
実線黄色+黄色6m未満追い越しのためのはみ出し禁止(強調)
実線黄色+白+黄色追い越しのためのはみ出し禁止
実線+破線黄+白破線+黄追い越しのためのはみ出し禁止
実線+破線黄+白破線黄色実線側:追い越しのためのはみ出し禁止
白色破線側:はみ出し、追い越し可能

もともと黄色い車線は「車線変更を禁止する」という意味ではなく、「はみ出しを禁止する」という意味を持っています。

意外と意味が混同しがちな車線の意味。これを機に復習をしておきましょう。

執筆者プロフィール
渡辺 喬俊
渡辺 喬俊
1986年生まれ、元システムエンジニアからクルマ業界へ転身、社外品サスペンションの試作や、ドライビングサポートのセンサー部品テストドライバーの仕事を経験。愛車はSW20 MR2とBP5 レガシィ。壊れない車が欲し...

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