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アメ車が似合う中尾明慶・仲里依紗夫妻、それぞれが所有してきた車たち【芸能人の愛車】
目次
仲里依紗さんも車大好き
芸能界にデビューするきっかけとなったのは、『CANDy』の専属モデルでした。ファッションモデルとしての存在感が強く、どのようなファッションでも着こなすことができます。インスタグラムに公開される個性的なファッションセンスも抜群です。
そんな仲さんが公開している車の写真には、「運転大好き」「送り迎え歓迎」「来世は男性希望」というハッシュタグが添えられています。最近ではYouTubeも始め、ドライブ動画にも挑戦。
そこで見せている華麗なハンドルさばきや、車線変更を見ていると車が好きなことは十分に伝わってくるのではないでしょうか。また過去に乗っていた車や、現在所有している車を見ると、男前な一面がうかがえるようです。
ではここから、まずは中尾さんが乗ってきた歴代の車をご紹介してきましょう。
フォルクスワーゲン・ゴルフ
18歳で免許を取得し、すぐに手に入れた車が中古で購入した『フォルクスワーゲン・ゴルフ』でした。型式は分かりませんが、第4世代~第5世代にかけての車ではないかと考えられます。
『フォルクスワーゲン』社が製造する『ゴルフ』は1974年に誕生しました。
『タイプ1』として販売されていた『ビートル』の後継車として、当時RRが主流であった時代に近代的な水冷エンジンのFF方式を採用しています。
良く耳にするのは、「世界のベーシックカーの基準はゴルフである」という言葉です。一般的にスタンダードとなった技術は、『ゴルフ』から始まっているといえるからにほかなりません。
『フォルクスワーゲン』はドイツ語で「国産大衆車」という意味があります。そのため、剛性の強さも人気のひとつといえるでしょう。中尾さんも運転を練習するために、くせがなく扱いやすいという観点で選択したと語っています。
- 最新「ゴルフ」中古車情報
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本日の在庫数 713台 平均価格 210万円 支払総額 27~450万円
クライスラー・300C
2007年に19歳という若さで購入したという『クライスラー・300C』。中尾さんはここでアメ車の良さにハマってしまったのかもしれません。以来、アメ車遍歴が続くきっかけとなっていきます。
『クライスラー』は1925年に設立された歴史ある自動車メーカー。アメリカ「ビッグ3」の『GM』『フォード』に並ぶひとつとして有名ではないでしょうか。『300C』の国内での販売は、残念ながら2017年に終了してしまいました。
『クライスラー』のフラッグシップモデルとなる『300C』のルーツは『C-300レター』シリーズに始まります。1955年に誕生し、その後車名の後にくるアルファベットが「B~L」まで続いていったことでシリーズと呼ばれるようになりました。
『C-300』シリーズが1965年に終了後、1999年に『300M』として復活。2004年まで生産されましたが、フルモデルチェンジを果たし『300/300C』となりました。アメ車の魅力である大排気量、ハイパワーを現代に引き継いでいます。
また、「ビッグ3」の中でも『クライスラー』は先進的のテクノロジーを先取りしてきた歴史を誇ります。そのため自動ブレーキ、追尾式クルーズコントロールなどを始めとするさまざまな機能、安全装備を備えているのです。
アメ車の醍醐味ともいえる大きなボディに重量感のある大排気量エンジンは、インパクトも大きいもの。今や国内ではあまり見かけなくなりましたが、アメ車のノスタルジーを感じることができる一台といえるのではないでしょうか。
乗り手に伝わるエンジンの躍動感、ゆったりとしたLサイズセダン、アメ車の良さも悪さも引き受けることができる。中尾さんもその魅力に惹かれていったのかもしれません。
キャデラック・CTS
次に中尾さんがモチベーションを上げるために購入したのは2011年、23歳の時でした。車に乗っている時は音楽もかけないという中尾さん。運転に集中することで頭をリフレッシュさせているといいます。
仕事場ではもちろん、家では家族が待っていてくれて、友だちもたくさんいる中尾さんにも、一人の時間を大事にしている場所がある。それが車の中ということになるようです。好きな場所でゆっくりとした時間を過ごすことは、最高に幸せな時間ということができるでしょう。
『キャデラック』は世界を代表するブランドです。
アメリカ大統領の専用車として第一次世界大戦から、現在まで使用されている点からも高級ブランドであることが分かります。第一号車が完成したのは1902年のことでした。
品質の高さでも知られており、革新的な技術をいち早く搭載してきたことでも有名です。
例えば、パワーステアリングやエアコンなどが挙げられるでしょう。現在でも新たな技術の開発が進められています。
『CTS』が誕生したのは2003年のことです。
今までの大きすぎる『キャデラック』のイメージを一新し、コンパクトでスポーティーな形に作り上げられました。新たなプラットフォームの開発が進みます。
またドイツ『ニュルブルクリンク』で3年に及ぶテストを繰り返し、『ベンツ』や『BMW』といったメーカーに対抗。「アート&サイエンス」と呼ばれるデザイン哲学にのっとったスタイリッシュなデザインが完成します。
アメ車は大きくて扱いづらいという認識を覆すダウンサイジングを果たしました。古き良きアメリカだけではない、時代のニーズに沿った車の開発を手掛けるようになってきたということができるかもしれません。
- 最新「キャデラックCTS」中古車情報
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本日の在庫数 26台 平均価格 193万円 支払総額 54~426万円
ダッジ・チャレンジャー R/T440 マグナム
2012年、24歳の時には『ダッジ・チャレンジャー』を購入。
この車への憧れは非常に強く、1970年の映画『バニシング・ポイント』で見て以来、乗ってみたいと考えていたそうです。劇中では、アメリカならではのどこまでも続く長い1本道をV8エンジンの音を響かせて走る。
そんな『ダッジ・チャレンジャー』に魅せられたと語っています。そして手に入れた『チャレンジャー』で仙台にあるサーキット場まで自走し、「ドラッグレース」に出場。400mの直線をアクセル全開で走行した気持ちよさは、映画のワンシーンのようだったといいます。
『チャレンジャー』は1970年に『クライスラー』から発売された、2ドアハードトップ。
2代目を境に生産が終了されていましたが、2008年に復活しています。現在のグレードは3.6LのV6から6.4LのV8まで展開され、アメ車の魂といわしめるほどのビッグパワーが魅力です。
中尾さんが所有していたのは初代の『チャレンジャー』。
すべてのグレードがV8エンジンを搭載し、最上級グレードであった「HEMI」は400psを超えていました。マッスルカーの代表として全盛期だった頃の車といえます。
家族、さらには子どもを持ったことで手放してしまった『チャレンジャー』。
でもまた乗ってみたいという思いもあるようです。
『ダッジ・チャレンジャー』の詳しい記事は以下をご覧ください。
ダッジ・ラム バン
車を選ぶ際には、その先にあるライフスタイルを想像するという中尾さん。
『ダッジ・ラム バン』を手に入れようと思い描いた景色は、荷室にキャンプ道具と自転車を積み、家族や友人とキャンプに出掛けるというイメージが出来上がっていたようです。
食事の後は、夕日を眺めながら自転車で走りたいとも語っており、子どもとの時間も大切にしている様子が良く分かります。きっとイメージ通りのお出掛けを楽しんでいたのではないでしょうか。
『クライスラー』の『ダッジブランド』として生産していたフルサイズのバン。当初は貨物として販売されていましたが、1980年に「Bシリーズ」として『ダッジ・ラム』にラインアップされるようになりました。
商用車にもなるような大型サイズのバンには15人が乗車可能。
エンジンは5.9LのV8を搭載し、アメ車の中でも欠かせない存在といえるでしょう。2003年に販売は終了していますが、1970年から3世代にわたり大きなモデルチェンジも行われていませんでしたが、現在でも人気は衰えていません。
プリムス・バラクーダ クーダ440 Six Pack
2020年10月12日 に念願の車を手に入れたと公表しています。
ビンテージは手がかるもの。でも趣味だから、大変なのは楽しいという中尾さん。
『ワイルドスピード』の「ヴィン・ディーゼルみたいじゃない?」と大はしゃぎの試乗は、いつもにもまして笑顔があふれています。
『プリムス・バラクーダ クーダ』は『プリムス』の中でもさらにとがったモデルで、『ダッジ・チャレンジャー』と共通のボディを採用した兄弟車ということができるでしょう。中尾さんも絶賛しているフロントフェンダーに配置されたダミーダクト。
そして『チャレンジャー』よりもオーバーハングが短くなっています。
そのためスタイリッシュでスポーティーさが増したデザインです。そして何より1964年に誕生し、3代目が1974年で生産を終了しています。
現在では台数が少なくなっているため、マニアにはたまらない一台なのです。
当時は3速が主流でしたが、中尾さんの『バラクーダ』は4速になっており、高速も疲れ知らず。
何よりも運転しているという感じがいいようです。購入にさしては、仲さんからもらった言葉が後押ししてくれたと話します。
「明日どうなるかも分からないのだから、後悔のないようにすればいいんじゃない」といってもらい決断したそうです。
仲さんの男前な発言は、やはりカッコいい女性そのもの。夫婦そろって車好きなので、話も尽きないくらいかもしれません。
ではここから仲さんの車をご紹介していきます。
シボレー・カマロ
仲さんが購入していたのは5代目となる『シボレー・カマロ』です。車体はイエローで、かなり迫力がある車といえるでしょう。約10年乗っていたと語っており、大好きな車だったといいます。
夢にもたびたび出てきて、盗難にあってしまったり、壊れてしまったりというシチュエーションだったようです。『カマロ』愛が強すぎて、相棒のような車だったとも語っていました。
1967年に登場以来2002年で一旦生産が終了されました。
これで最後のモデルになるかもしれないと思った人も多かったかもしれません。しかし7年の時を経て5代目モデルが登場。現在は6代目が販売されています。
5代目は映画『トランスフォーマー』で活躍していたこともあり、大変な人気となりました。バンブルビーは74年型の2代目でしたが、最新の『カマロ』に変形します。まだ新車として5代目を発表する前の映画撮影であったため、人目に触れないようにすることは困難を極めました。
アメリカを象徴するスポーツカーとして君臨している『シボレー・カマロ』。創設者のルイ・シボレーはもともとレースドライバーでもあったため、高性能で誰もが手に入れやすいスポーツカーを作りたいという思いから生まれた車です。
『カマロ』はフランス語で「仲間、友だち」を意味し、そこに由来しています。
OHVエンジンを採用しているので、エンジンから伝わる重低音の振動が魅力。耐久性も良く国土の広いアメリカにはもってこいのエンジンといえるでしょう。
ハンドリング性能の高さから今までのすべてのモデルでFRが採用されています。ポニーカーの代表的存在でもある『カマロ』はレースでも活躍するなど高い人気を誇ってきました。
時代のニーズに合わせようとしてこなかったアメ車が、今は変革の時を迎えているのかもしれません。
ビッグサイズだった車体やエンジンもダウンサイジングを行い、燃費や環境性能も今後は期待できるようになるかもしれません。旧車としても独特のスタイル性が高く、仲さんもスタイルと走りに魅力を感じたのではないでしょうか。
- 最新「シボレーカマロ」中古車情報
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本日の在庫数 208台 平均価格 464万円 支払総額 85~1,200万円
ランボルギーニ・ウルス
大好きだった『カマロ』を手放せるほどいい車だと思えたのは『ランボルギーニ・ウルス』です。『ランボルギーニ』はイタリアの高級スポーツカーを手掛けるメーカー。世界中でSUV人気の高まる中、2018年に誕生しました。
車高の低いスポーツカーを手掛けていた『ランボルギーニ』が車高の高いSUVを手掛けるとどのような世界が広がるのでしょうか。スポーツカー同様の加速感は、他の追随を大きく引き離しているといえるでしょう。
650psの出力を発揮するV8ツインターボを搭載。SUVならではの悪路から街乗り、さらにはサーキットまで、どのような状況下でもパフォーマンスを落とすことがありません。そのため快適に運転を楽しむことが可能です。
「インフォテイメント・システムⅢ」はタッチ式のディスプレイで、音声操作にも対応。そのほか先進安全支援システムも搭載されています。今までにない『ランボルギーニ』らしさがあふれたデザインは、SUVファンでなくとも魅力的に感じるのではないでしょうか。
仲さんと一緒に『ウルス』のドライブが楽しめる動画も配信されています。夫婦そろって車が大好きだということが伝わってくる車選びをしているようです。中尾さんが車を購入するにあたり、仲さんは男前な言葉で後押ししています。
明日どうなるか分からないのだから、後悔のないようにすればいいと背中を押してくれたようです。仲良し夫婦の車選びは、自分が楽しめることが大切なのだと教えてくれました。
これからも思い切った車を選択して、周囲を驚かせてくれることを期待しています。
- 執筆者プロフィール
- MOBY編集部
- 新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...