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ウルス

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ランボルギーニ ウルスに試乗。意外に乗りやすかった「スーパーSUV」だが脳汁はぶっ飛ぶ

撮影(特記のない画像)・文:MOBY編集部 宇野 智

夏の真っ盛りにランボルギーニ の試乗会に参加してきました。場所は御殿場。この試乗会では2020年5月に発表されたばかりの「ウラカン EVO RWD」と、スーパーSUVこと「ウルス」の2モデルをドライブ。この記事では、ウルスのレポートをお届けします。

ランボルギーニ試乗会風景
撮影:ランボルギーニ オフィシャル

ウルスについて

ウルスについてよくご存知の方はお読み飛ばしを。

ウルス
筆者がドライブしたウルス

「Lamborghini Urus(ランボルギーニ ウルス)」は2017年12月に発表されたランボルギーニ初のSUV。最高出力650PS、最大トルク850N・mを発生するV8・4.0Lツインターボエンジンを搭載、0-100km/h加速3.6秒、最高速度305km/hのパフォーマンスを誇り、「世界最速SUV」と呼ばれ「スーパーSUV」というランボルギーニ社が名付けた新しいことばが生まれました。(2020年8月にデビューした「ベントレー ベンテイガ スピード」が最高速度306km/hとなり世界最速SUVに。ただ、0-100km/h加速は3.9秒とウルスの方が0.3秒速い)

ウルスのデビュー前にランボルギーニがSUVを開発をしているという情報が流れると、他のスーパーカーメーカー、高級車メーカーから“スーパーSUV”の開発の噂が出回るなどグローバルに衝撃を走らせたものでした。

2台のウルス
リア

ウルスは、いかにもランボルギーニらしいデザインと卓越したパフォーマンス、ドライビング、エモーションを有したモデル。

新車車両価格は、26,075,736円(税別。1円単位が細かいなどと言うのは野暮ですね)
購入時はあれこれとオプションを付けたり、インテリアはトリムからシートまで素材や色やらを選んだりして800万前後のオプション費用は当たり前にはなりますが……そんなもんです、この手の高級車は。ちなみに試乗会で乗ったモデルは税込、諸費用別約3,700万円超のトータルプライス。

ウルスのフロントシート

車名の「ウルス」は「オートロック」としても知られる家畜の先祖に当たる大型の野生牛のこと。過去500年に渡って繁殖されたスペインの闘牛と非常に近い外見をしています。

ちなみに、ランボルギーニは伝統的に闘牛の世界にちなむ車名を付けています。

野生牛のウルス
ウルス
©slowmotiongli/stock.adobe.com

ウルスはランボルギーニ初のSUVではない。

ランボルギーニは1986年に、米軍向け高機動多用途装輪車両」となるHMMWV=ハンヴィー用に開発された「チーター」をベースした四輪駆動車「LM002」を市販しています。当時はまだ「SUV」という言葉は世に存在していません。

ランボルギーニ LM002 コンコルソデレガンツァ京都2019
「コンコルソデレガンツァ京都 2019」で筆者が撮影した「LM002」

LM002は数多くのアクション映画の劇中車として登場したことから、当時の人気アクション映画にちなんで「ランボーランボ」といった愛称が付けられていました。

こちらの記事でLM002の紹介

走り出して100mで違う意味で驚く

人生で初めてウルスのハンドルを握った体験を、クルマ好き少年の心を持ったまま、ざっくり半世紀弱生きてしまったタダのオッサンの視点で書かせていただきます。

ウルスのフロントシート
タイプの異なるインテリアを装備した試乗車が用意されていた。

試乗車のウルスは結婚式も行える広い庭園内に駐めてあり、そこから公道に出るまで数百mあり、その道は「ウルス、通れるん?」という感じがする細いもの。

ウルスのボディサイズは全長5,112mm、全幅2,016mm(サイドミラー除く)全高1,638mm。ホイールベースは3,003mm。国産車で最も大きなSUV、ランクルよりもさらに大きい。

ウルスのインパネ

でも、だいじょうぶ!

ウルスはデカイし左ハンドルなんですが、いざ走り出すと車両感覚が掴みやすく、思いの他小回りが効く。

乗って100mで「運転しやすい!」と驚きました。

ウルスのリア

制限速度40kmの道路でも快適

「日本の道路で650PSって、そんなん持て余すでしょ?」と思われている方、多いでしょう。

ウルスのフロントマスク
試乗車のナンバーは最高出力の「650」に揃えられていた。

いやいや、ぜんぜん、ぜんぜん!ちょうど試乗したとき御殿場から箱根に向かう山道を制限速度ピッタリで走る軽トラックの後ろに付いたのですが、650PSを持て余す感は一切なし。快適に走れます。

ウルスのシフトセレクター
3連式のセレクターレバー。左側がドライブモード切替、中央がギアセレクターとエンジンON/OFFスイッチ。

ドライブモードを「STRADA(ストラーダ)」にすると、排気音は静かになり住宅街を走行しても問題なし。スーパーの駐車場に乗り入れても白い目で見られることはありません。また、エンジンパワーの出し方もとても大人しくなります。

「ストラーダ」モードでは野生牛ではなく北海道で草を喰む乳牛となります。

山を走る2台のウルス
撮影:ランボルギーニ オフィシャル

「CORSA」モードで解放すれば脳汁がぶっ飛ぶ

東名高速御殿場インターから足柄スマートICの往復という短い距離ではありますが、ここでウルスの封印されたパワーを解放する「CORSA」モードで走行。

もちろん制限速度の範囲内です。制限速度までの所要時間は、たったの3秒ちょっと。ETCレーンを走り、本線流入からの加速なので、アクセルを床まで踏みつけるや否や制限速度に達し、その至極短い時間に強烈なGが発生し、シートに体が押し付けられます。

この瞬間、出た脳汁がぶっ飛ぶ勢い。

しかしです。乱暴さがないんですよ。飛び蹴りをくらったかのようなGではないんですよね。角が取れてるっていうんでしょうか……いい言葉が見つからずすみません。

山を走る2台のウルス
撮影:ランボルギーニ オフィシャル

普段使いから戦闘モードまで。懐の深いスーパーSUV

ちょっと牛乳買いにスーパーまで、といった普段使いから、猛牛のごとくの戦闘モードまで、懐深く対応してくれる「スーパーSUV」。

これが筆者が感じた「ランボルギーニ ウルス」でした。

ウルスの後席
ウルスの後席は高級サルーンのそれを凌ぐ。高さ、広さも十二分。

さて、次号の記事は、「ランボルギーニ ウラカン EVO RWD」のレポートをお届けします。コイツはヤバかった。どうぞ、お楽しみに!

ウラカン EVO RWD
ウラカン EVO RWD
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この記事の執筆者
MOBY編集部 宇野 智

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