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レグノタイヤの口コミや評価は?価格やサイズ&寿命についても!
目次
レグノタイヤとは?
レグノ(REGNO)はブリヂストンのタイヤブランドの一つで、ブリヂストンのタイヤ技術を結集したフラッグシップモデルです。
「REGNO」はラテン語で「王者」を意味しますので、フラッグシップにふさわしいネーミングと言えます。
レグノの特徴は「直進安定性能」「ドライ性能」「ウェット性能」「低燃費・耐摩擦性能」「静粛性能」「快適性能」の6性能を高次元で調和させていることです。
これらの「グレート・バランス (GREAT BALANCE) 」がレグノ特有の性能バランスです。
現在、レグノタイヤには3つの種類があります。
・GR-XI:セダン、コンパクト推奨
・GR-Leggera (レジェーラ):軽専用
・GRV II:ミニバン専用
この3種類のレグノタイヤについて解説していきます。
レグノタイヤの歴史
レグノは1981年に第一号タイヤである「GR-01」を販売した、35年以上の歴史があるタイヤメーカーです。
レグノの品番である「GR」は、「GREAT-BLANCE REGNO」の頭文字からネーミングされたもの。
たとえ車を取り巻く時代や環境が変わっても、タイヤに求められるすべての要件を完全に満たすことを目指しています。
「王者」の名に恥じない性能を進化し続けることが、レグノに与えられた使命なのです。
レグノタイヤのラインナップ:GR-XIはレグノを代表するグレード!
「レグノ GR-XI」は、主にセダンとコンパクトカーに適したタイヤです。
フラッグシップモデルのタイヤとして重要な6つの性能によって、3つの特徴があります。
[ 高い静粛性と上質な音色を実現 ]
レグノ サイレント・テクノロジーにより、様々な路面でのノイズを抑制。
ロードノイズは車内に高級感のある音色として届けます。
[ 優雅な乗り心地と応答性の良いハンドリング ]
独自の技術「アルティメイト・アイ」にて高い直進安定性を実現し、「レグノ サイドチューニング」にてふらつきを抑制します。
[ 高次元の低燃費性能とウェット性能を両立 ]
「ナノプロテック」の採用にて、低燃費とウェット時のブレーキ性能を向上させることに成功しました。
「GR-XI」のタイヤサイズと価格
GR-XIはセダンとコンパクトカーに対応するために多くのサイズがラインナップされています。
その数、175/70R14 〜 275/30R20まで実に65種類!
特に17インチ(R17) 〜 19インチ(R19) にライナップが集中していることから、セダンを意識した品揃えと言えるでしょう。
価格はブリヂストンのフラッグシップらしく高めの設定です。
17インチ〜19インチで代表的なタイヤ1本あたりの価格は以下の通りです。
インチ | 偏平率 | サイズ | メーカー希望小売価格(税込) |
---|---|---|---|
19 | 30 | 275/30R19 | 74,520 円 |
40 | 275/40R19 | 67,068 円 | |
45 | 255/45R19 | 55,296 円 | |
18 | 35 | 265/35R18 | 63,180 円 |
45 | 255/45R18 | 53,892 円 | |
55 | 225/55R18 | 40,284 円 | |
17 | 40 | 245/40R17 | 44,496 円 |
45 | 245/45R17 | 48,924 円 | |
55 | 235/55R17 | 37,476 円 | |
備考:価格はブリヂストンのカタログより |
レグノタイヤのラインナップ:GR-Leggera (レジェーラ)は軽自動車専用
ブリヂストン(BRIDGESTONE) 乗用車用タイヤ REGNO GR-Leggera 165/60 R15 77H 新品1本
「レグノ GR-Leggera (レジェーラ)」は、軽自動車にてプレミアムな乗り心地を提供できるタイヤです。
軽自動車を快適にする3つの特徴を備えています。
[ 軽自動車での静かな車内空間を提供 ]
市街地でも高速道路でも、軽自動車専用にチューニングしたサイレント・テクノロジーにて道路に関係なく高い静粛性能を実現しています。
[ 快適な乗り心地 ]
軽自動車専用タイヤとして、非対称形状/非対称パターンにてふらつきを抑え、最上の乗り心地を実現しました。
[ 安全なロングライフタイヤ ]
ブリヂストンの独自技術である「アルティメイト・アイ」にて、路面の接地圧を均等にし、高耐磨耗ゴムにより、ウェット性能の向上とロングライフを実現しています。
「GR- Leggera」のタイヤサイズと価格
GR-Leggeraは軽自動車専用ということで、タイヤサイズは14インチの2サイズ、15インチの2サイズで、計4種類のみです。
インチ | 偏平率 | サイズ | メーカー希望小売価格(税込) |
---|---|---|---|
15 | 55 | 165/55R15 | 18,900 円 |
60 | 165/60R15 | 18,684 円 | |
14 | 55 | 165/55R14 | 17,280 円 |
65 | 155/65R14 | 14,256 円 | |
備考:価格はブリヂストンのカタログより |
レグノタイヤのラインナップ:GRV II はミニバン専用設計!
「レグノ GRV II」は、ミニバン専用タイヤです。
ミニバン特有の問題を解決する3つの特徴を持っています。
[ ミニバンの広い車内でも高い静粛性を実現 ]
リアタイヤの上に位置するサードシートでノイズが大きくなる特性があるミニバンでも、サイレント・テクノロジーにより車内のどの席にいても会話や音楽を快適に楽しめる静粛性を実現しました。
[ 重心が高いミニバン特有のふらつきを低減 ]
「レグノミニバン用サイドチューニング」にて、静粛性能を犠牲にすることなく、タイヤ剛性を高い次元で両立することでミニバン特有のふらつきを抑えることを実現しています。
[ 低燃費性能とウェット性能を高次元で実現 ]
ブリヂストン独自技術である「アルティメイト・アイ」の採用により、排水性を高め、同時に低燃費も実現しています。
「GRV II」のタイヤサイズと価格
GRV IIは、ミニバン専用タイヤとして32種類のサイズが用意されています。
195/65R15 〜 255/35R20まで、幅広くラインナップされていますので、ミニバンの大きさによって適切なサイズを選択することが可能です。
多くの種類がラインナップされている16インチから18インチで、代表的な価格を紹介します。
インチ | 偏平率 | サイズ | メーカー希望小売価格(税込) |
---|---|---|---|
18 | 45 | 245/45R18 | 51,408 円 |
60 | 235/60R18 | 34,452 円 | |
17 | 45 | 215/45R17 | 37,260 円 |
60 | 215/60R17 | 29,484 円 | |
16 | 55 | 205/55R16 | 27,756 円 |
65 | 215/65R16 | 27,648 円 | |
備考:価格はブリヂストンのカタログより |
レグノタイヤの口コミ
ここで、レグノタイヤの利用者からいくつかのレビューを見てみましょう。
Amazonによる「GR-XI」のレビュー
タイヤ交換すれば大方の場合直後の印象は良くなるものだが、今回のレグノは乗り出した瞬間から車のグレードが上がったような感じがし、すでに1万キロ近く走行した後もその印象は変わらないのがいい。路面状態にかかわらず静粛性は定評通りで、オーディオのボリュームレベルを下げることができる。
ハンドリングもエコタイヤとは一線を画しており、しっかりしたタイヤ剛性からか、スポーツタイヤには及ばないがしなやかなハンドリングを楽しめる。
エンジン音だけは静かで遮音性が悪いと感じていたプリウスですが、レグノに変えたらかなり改善されました。ロードノイズはするのですが、気にならない音(周波数というか音質)の為、イライラしなくなりました。乗り心地重視にしているので、タイヤのサイズは純正の195-65-15です。
お金をかけて変えてみて効果が実感できたので妥協しないで良かったと思います。おすすめします。
Amazon による「GR-Leggera」のレビュー
以前、普通車でregnoを履いていたこともあって早速試してみました。舗装が良いところではかなり静かで良い感じ。あと、雨の時のグリップが感動モノで、かなりの速度でカーブに入っても何事も無いかのように抜けていきます。Playzとあまり価格に差がないので、静粛性という意味でも安全性という意味でも運転の楽という意味でもオススメします。1日に600kmくらい走ってみたけど全然問題無しでした。
レグノタイヤの評判
レグノの評判は、概ねブルジストンの狙い通り、
・静粛性
・上質な乗り心地
といういい評判が多く見られます。
中には、「乗り心地が硬い」「そんなに静かとは思えない」というレビューもありますが、筆者の経験上では重量がある車に偏平率が高いタイヤを履かせると、どうしても空気圧を高めに設定することになります。
そうすると、タイヤは硬く感じられて当然です。
そのような状態でも、同条件で他のタイヤと比べれば、静粛性・快適性はレグノが優れています。
タイヤの扁平率についてはこちら
レグノタイヤの寿命について
レグノはいわゆる長寿命を最優先した設計ではありません。
寿命より、グレートバランスと呼ばれる6つのバランス(直進安定性能、ドライ性能、ウェット性能、低燃費・耐摩耗性、静粛性能、快適性能)でプレミアムな走りを提供することが目的です。
長寿命をうたうエコタイヤには敵いませんが、そこそこのロングライフ性能を発揮しています。
車重、乗り方、空気圧、メインで走る道などの条件により差がありますが、「急」が付く動作をせずタイヤを鳴らさない普通の乗り方であれば、3万〜4万kmは走れるでしょう。
ただしタイヤはゴムなので経年劣化を考えると、いくらタイヤ溝が残っていても、長くても5年程度で交換した方が無難と言えます。
タイヤの寿命についてはこちら
グレート バランスの匠 レグノタイヤ
ブリヂストンのフラグシップモデルである「レグノ」は、静粛性能と快適性能を追求したプレミアムタイヤです。
車種によって3つのグレードに分けてあるということは、どのレンジの車であっても最適の「グレート バランス」を提供するという本気度が伝わってきます。
ただし、スポーツ走行がメインや SUVでオフロードメインの人がレグノを使っても満足することはないでしょう。
あくまでもコンフォートな乗り心地をもとめる人にとって、レグノはぴったりのタイヤでしょう。
その他タイヤに関する記事はこちら
- 執筆者プロフィール
- 宮代ツトム