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高級車っていくら?国産・外車で人気の高級車!世界で希少・高級な車とは

高級車の定義は?

高級車のイメージ画像
©Artinun/stock.adobe.com

実は高級車と一言でいっても、その定義には厳密な決まりがありません。

一般的には新車販売価格が500万円を超えてくると高級車といわれる風潮がありますが、近年では車体価格も高騰傾向にあり、その基準も薄らいできています。

例えば、ファミリーカーの代名詞であるトヨタ アルファード。街中でよく見かけるこの車両も、現行モデルのハイブリッドは販売価格が515万4,400円です。

販売価格500万円以上が高級車というのであれば、トヨタ アルファードは立派な高級車ということになります。

トヨタの大衆ミニバンが“高級車です”と言われても、なんだか少し違和感がありますよね。(最近では“ステルス高級車”なんて言葉が出てきて、フルオプションのアルファードを高級車として扱うこともあるそうですが…)

高級車の定義は価格だけではない

つまり高級車とは、価格が高いことはもちろん、メーカーのブランド力・ボディサイズ・車の持つイメージ、こういった要素が合わさって初めて高級車と言えるのではないでしょうか。

例えば先程と同様、アルファードについて言えば、最上級モデルである“エグゼクティブラウンジ”は新車販売価格が700万円を超えています。それでもイメージは大衆ミニバンです。

これがレクサス LXではどうでしょう、プラットフォームはアルファードと全く同じなのに急に高級車感が出たと思いませんか?

同じ車がブランドの違いでミニバンにも高級車にもなるということは、高級車の定義は価格だけでは決められないということになります。

一流のメーカーが、高級イメージを前面に押し出して発売した車、それが高級車の定義ではないでしょうか。

人気車について詳しく知りたい方はこちら

【国産】人気の高級車5選

トヨタ クラウン 

クラウンのイメージ画像
新車販売価格6,400,000円(RS Advanced)
駆動方式4WD
乗車定員5人

国産高級車と言えば、トヨタ クラウンは定番でしょう。初代の発売から60年余り、日本の高級車の最先端であり続けたこの車は、国産高級車の代名詞です。

現行モデルは今までのセダンタイプから一新し、SUVとセダンの中間のようなフォルムをしています。

このモデルはクロスオーバーとしてリリースされ、以降「スポーツ」「セダン」「エステート」と3モデルが発売予定です。

特にエステートは前モデルの発売から16年ぶりに登場するモデルで、期待されている方も多いのではないでしょうか。

今後のクラウンの発売には要注目です。

最新「クラウン」中古車情報
本日の在庫数 115台
平均価格 142万円
支払総額 39~380万円

ニッサン シーマ

シーマのイメージ画像
新車販売価格9,190,000円(ハイブリッドVIP G)
駆動方式FR
乗車定員5人

ニッサン シーマも、国産高級車を語る上では外せない車種の一つです。残念ながら最終型であるY51型を最後に生産が終了し、2023年現在も新型の発売情報は入ってきていません。

国産高級車としては珍しく、販売価格が900万円を超えるハイブリッドVIP Gは、特別仕様車にふさわしい装備が充実しています。

インテリアは木目調のパネルに、本革シート。外装は“スクラッチシールド”という小傷が勝手に埋まっていく特殊な塗料を使用しました。

この塗装方法によってシーマはいつまでたっても色褪せず、VIPの名にふさわしい風格を漂わせています。

クラウンの新車発表をきっかけに、ニッサンはどう動くのか。できればシーマの復活も願うばかりです。

最新「シーマ」中古車情報
本日の在庫数 217台
平均価格 157万円
支払総額 40~1,008万円

レクサス LX

LXのイメージ画像
新車販売価格18,000,000円(ECUTIVE)
駆動方式AWD
乗車定員4人

高級車はセダンだけではありません。レクサスLXはSUVモデルの高級車です。その中でも最上位グレードであるECUTIVEは、乗車定員が4人である代わりに、シートは4脚とも専用シートが装着されています。

後部にもエアコン操作などができるセンターコンソールが装備され、ゲスト一人一人に快適な空間を提供するLXの室内は、まるで飛行機のファーストクラスです。

トヨタ ランドクルーザーと同じ基本設計で、4人乗りの車なんて一体どれほどの贅沢なのでしょうか。

なかなかお目にかかる機会は少ないですが、機会があれば一度は乗ってみたい高級車です。

最新「LX」中古車情報
本日の在庫数 179台
平均価格 1,178万円
支払総額 679~2,337万円

トヨタ センチュリー

センチュリーのイメージ画像
新車販売価格20,080,000円
駆動方式FR
乗車定員4人

国産高級車で忘れてはいけないのが、トヨタ センチュリー。ショーファーカーの最高峰と言わしめるこの車は、名実ともに最高級の国産車です。

要人、財界のVIP、一流企業の役員など一般人にはまず関わりのない人物たちが乗車することから、「購入には審査がある」「誰にでも買える車ではない」なんて都市伝説があったほどです。

と言っても1,000万円を軽く超える車は、その時点で誰にでも買える車ではないですよね。

現行モデルのセンチュリーのエンジンは、5リッタ―V型12気筒から5リッタ―V型8気筒にダウンサイジング。代わりにハイブリッドシステムを搭載することで、燃費とパワーを向上させています。

センチュリーのシンボルである“鳳凰(ほうおう)”のエンブレムは、1967年、初代センチュリーに使われた手掘りの金型を現代の職人が継承、作成しました。

自動化・大量生産が中心の自動車産業において、手掘り金型を使ったエンブレムを使用しているトヨタ センチュリーはまさにプレミアム。

エンブレム以外にも内装の木目パネルの塗装は熟練の職人が手作業で行います。

“いつかはクラウン”ならぬ“いつかはセンチュリー”なんてセリフを言ってみたいですね。

最新「センチュリー」中古車情報
本日の在庫数 90台
平均価格 370万円
支払総額 50~1,998万円

レクサス LS

LSのイメージ画像
@Santi Rodríguez/stock.adobe.com
新車販売価格17,960,000円(EXECUTIVE Advanced Drive)
駆動方式AWD
乗車定員5人

高級セダンの最高峰と言えばレクサス LSがもっとも有名でしょう。

現行モデルから3.5リッタ―V型8気筒エンジンにハイブリッドシステムを搭載し、今までのLSシリーズに比べると小排気量にはなりましたが、乗り味や加速の鋭さは今まで以上の仕上がりです。

エクステリアにも高級車ならではのこだわりがふんだんに盛り込まれており、今回のデザインテーマは“月の道”だそうです。

和を強調した今回のコンセプトを表現するために、LSは日本の伝統工芸、「プラチナ箔」「西陣」を採用。月明かりが水面に写り、まるで月の道になっているかのような情景を演出しています。

また、ボディカラーもデザインコンセプトを意識した作りとなっており、「銀影ラスター」と呼ばれる専用カラーは、月に照らされた陰影を表見しているそうです。

和を意識した今回のレクサス LSは、まさに日本を代表する高級車といえます。

最新「LS」中古車情報
本日の在庫数 1246台
平均価格 362万円
支払総額 54~1,509万円

【外車】人気の高級車5選

メルセデス・ベンツ マイバッハSクラス

マイバッハのイメージ画像
新車販売価格29,600,000円~
駆動方式AWDAWD
乗車定員5人

高級輸入車と言えば、まず思い浮かべるのはメルセデス・ベンツではないでしょうか。その中でもハイエンドモデル“マイバッハ”Sクラスは超高級セダンです。

公式のキャッチフレーズは「他の誰もが辿り着けない未来へ。」こんな前衛的なフレーズが似合うのはこの車以外ないでしょう。

ちなみにマイバッハとは、1909年創業の自動車メーカーです。元はエンジン製作会社でしたが、現在はメルセデス・ベンツ傘下に入り、高級ブランドの象徴として知られています。

マイバッハはあまりに贅沢な作りのため、メルセデス・ベンツのハイエンドセダンであるSクラスがまるで大衆車に見えてしまいます。

「最高級のセダンに乗りたい」そのような方の希望を100パーセントかなえられるのはこの車しかないでしょう。

最新「Sクラス」中古車情報
本日の在庫数 5台
平均価格 232万円
支払総額 135~330万円

BMW i7

i7のイメージ画像
新車販売価格16,700,000~(xDrive60 Excellence)
駆動方式AWD
乗車定員5人

BMWの高級セダンi7はついに完全電気自動車として登場しました。ハイブリッドではないので、ガソリンを使わず、電気の力だけで走行します。

電気自動車のネックと言われていた航続可能距離も、カタログスペックでは650Kmと大幅に改善。長距離ドライブでも実用的な車両となりました。

もちろん航続距離に関しては、車の使用状況や走行環境によって増減するので過度な期待はできません。それでも仮にカタログ値の半分しか走らなかったとしても、300Km以上も継続走行できるのは大きな進化です。

自宅での充電には、専用の充電システム“BMW Wallbox Gen3”を使うことで大容量充電が可能になります。

車もプレミアムですが、充電設備も個別に用意する必要があるBMW i7は次世代の高級車ですね。

アウディ S8

S8のイメージ画像
新車販売価格20,500,000円
駆動方式quattro(4WD)
乗車定員5人

アウディ S8は、数ある高級車の中でも、スポーツ志向の強いモデルです。エンジンは4リッタ―V型8気筒インタークーラーターボ

スポーツカーと比べても引けを取らないこのエンジンスペックは乗るだけではなく、走る楽しみも満たしてくれる1台です。

また、アウディのオーダーメイドプログラム、Audi exclusiveを利用すれば、ボディカラー、内装、シートのステッチカラーまですべてカスタムできます。

「絶対に人と被りたくない、自分だけのオリジナルプレミアムカーが欲しい。」そんな方はアウディ S8で決まりでしょう。

最新「S8」中古車情報
本日の在庫数 31台
平均価格 604万円
支払総額 125~1,670万円

アストンマーチン DBS 770 ULTIMATE

DBSのイメージ画像
新車販売価格49,500,000円~(1ポンド162円計算)
駆動方式MR
乗車定員4人(詳細データなし)

アストンマーチンDBSシリーズの最終モデル、アストンマーチン DBS770 ULTIMATEはアストンマーチンの集大成として発表されたハイパープレミアムカーです。

最高出力770馬力を誇るこの車は、誰よりも速く走るためだけに生まれた最強の高級車と言えるでしょう。

高級車といえばラグジュアリーセダンと思われがちですが、DBSシリーズはラグジュアリーでありながら、走りも追求した車両です。

内装はいたるところにカーボンを使用し、レーシーな雰囲気を演出。アルカンターラで仕上げられたレザーシートは高級感を漂わせます。

“ラグジュアリー”と“スポーティ”が融合したこの一台は、まぎれもなく超高級車と言えますね。

最新「DBS」中古車情報
本日の在庫数 4台
平均価格 2,768万円
支払総額 1,475~4,060万円

マセラティ クアトロポルテ

クアトロポルテのイメージ画像
新車販売価格25,690,000円(Trofeo)
駆動方式RWD
乗車定員5人

ハイパワーセダン、それでいてスポーティなスペック。そんな異質な組み合わせを持つ車、マセラティ クアトロポルテはハイパフォーマンス高級車として知られています。

ボンネットを開けると、真っ赤に塗装されたインテークマニホールドがエンジンの存在感を主張。中央にあしらわれたトライデントのエンブレムがマセラティの本気を感じさせます。

エンジンルームだけを見て高級車と実感できる車がクアトロポルテの他にそうありません。

クアトロポルテはセレブ御用達の高級車とは一線を画するプレミアムカーです。

レースで培われた技術力、100年以上続く老舗自動車メーカーとしてのプライド。そんな特別な思いが強く込められたこの車は、「ただの高級車では物足りない」そんな方々におすすめです。

最新「クアトロポルテ」中古車情報
本日の在庫数 119台
平均価格 632万円
支払総額 110~2,026万円

人気の外車について詳しく知りたい方はこちら

【希少】世界で台数が少ない超高級車3選

パガーニ ゾンダ

ゾンダのイメージ画像

超高級車といわれて真っ先に思いつくのはやはりパガーニ ゾンダではないでしょうか。このメーカーの車はすべてフルオーダー、ハンドメイドで作られています。一台当たりの車両か価格はなんと2億円以上だとか。

有名なファッションブランド“ZOZOタウン”の創業者である前澤氏が購入したことでも有名なので、ご存じの方もいるでしょう。

世界で数台しか販売されていないこの車両を見かけることがあれば、一目見れただけでもラッキーですね。

ロールス・ロイス スウェプテイル

スウェプテイルのイメージ画像

ロールス・ロイス スウェプテイルは2017年に行われたクラシックカーイベント、コンコルソ・デレガンツァ・ヴィラデスデ(Concorso d’Eleganza Villa d’Este)で公開されたワンオフマシンです。

ワンオフマシン、つまりオーダーメイドということで、大量生産はされておらず、恐らく現存しているのは世界に1台でしょう。

なお、この車両はベースこそロールス・ロイス ファントムクーペですが、車体製作はコーチビルダーが作成したものです。ロールス・ロイスから正式にラインナップしている車両ではないので厳密にはロールス・ロイスとはいえないかもしれませんね。

ブガッティ ラ・ヴォワチュール・ノワール

ラヴォワチュールノワールのイメージ画像

世界一高価な車と言われたブガッティ ラ・ヴォワチュール・ノワールは、まさに超高級車と呼ぶにふさわしい車両でしょう。

販売価格は発表当時のレートで約14億6千万円。ブガッティ シロンをベースに、初代ラ・ヴォワチュール・ノワールにインスピレーションを受けて作成。

“黒い車”を意味するこの車名の通り、ボディカラーはブラックカーボングロッシーの一色のみ。

プロトタイプの発表から2年をかけて納車されたスペシャルなブガッティは、2021にようやく納車となりました。

ワンオフマシンとはいえ、 ラ・ヴォワチュール・ノワールはコーチビルダーではなくブガッティが手掛けた車です。なので、ある意味ではメーカー純正のスペシャルカーともいえるでしょう。

そう考えるとメーカーが正式にたった1台だけ製作したこの車両は、価格以上の価値を提供してくれる高級車ですね。

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執筆者プロフィール
MOBY編集部
MOBY編集部
新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...

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