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公用車とは?センチュリーやテスラなど、都知事や首相、全国47都道府県の車種|2022最新情報

都知事に使用されている公用車

トヨタ アルファード 2015年型
トヨタ アルファード 2015年型
アルファードやヴェルファイア、エルグランドなどの高級ミニバンを首長専車として導入する自治体も少なくない。公用車の私的利用が問題視された舛添要一前都知事が湯河原の別荘通いに使用したのもアルファードだった

都知事の公用車は、1999年に東京都知事に就任した石原慎太郎氏の任期中にセダンのレクサス LSからミニバンのアルファードに変わりました。

以降、安全性の確保に加え、SPや秘書が乗れるようとミニバンが用いられるようになり、現在の東京都知事である小池百合子氏が使う専用の公用車は、月額14万8,000円でリースされるトヨタ アルファード ハイブリッドです。

近年、都議会では公用車の運行に厳しい制限を課し、現在では他の道府県と同じか、それよりも慎ましい公用車を使用しています。その転機となったのは2014年に就任した舛添要一氏の公用車私的利用が原因です。

舛添氏は、1年間に48回も都心から100km以上離れた別荘まで公用車の私的利用に加え、海外出張経費や政治資金を流用した家族旅行の問題なども明らかとなり、世間の批判が高まったことで16年6月に都知事辞任を余儀なくされました。

舛添氏の問題以降、東京都は公用車使用のルールを厳格化し、公用車の運行について見直し作業を続け、都議会全体で用いる公用車の費用を大幅に削減しました。さらに、東京都議会公式ホームページでは、平成30年度分から議会での公用車の使用状況が逐一公開されています。

「脱・黒塗り」により軽公用車も登場

ダイハツ タント エグゼ 2010年
ダイハツ タント エグゼ 2010年
河村たかし名古屋市長が導入を決めたダイハツ・タントの公用車。自治体の首長クラスの専用公用車に軽自動車が用いられるのは珍しい

かつては各自治体の首長の公用車と言えば、黒塗りの高級セダンが定番となっていましたが、経費削減を理由に「脱・黒塗り」が進みつつあります。

10年ほど前から各首長の間で人気なのは低燃費で環境負荷が小さいとされるハイブリッドカーで、維持費の掛かるセンチュリーやクラウンを手放し、プリウスなどに入れ替える自治体が増えています。

また、09年に名古屋市市長に当選した河村たかし氏は、「現場視察などで『庶民目線』をアピールできる」として、従来使用していた公用車・プリウスの代替として軽自動車のダイハツ・タントを導入。対立する同市議会議長が公用車としてセンチュリーを使用しているのとは対照的です。

さらに、高知県のように「知事専用車は不要」として首長用の公用車を廃止する自治体も増えています。

県知事が乗っている(かも)全国47都道府県の公用車一覧

各都道府県の公用車は、用途に応じてセダンから軽バンまで、さまざまな車が公用車として用いられています。

いずれの県でも、近年は環境への配慮からハイブリッドカーやプラグインハイブリッドカーに加え、電気自動車や水素燃料電池車の使用例が増えており、なかには公用車から各県の地域性が見えてくるような車もあります。

知事が乗る車は、移動しながら執務ができるミニバンが主流になり、いわゆる黒塗り車はほとんど見られなくなりました。それでも常識を逸脱するほど高額な公用車を購入して運用する「センチュリー問題」や公用車の私的利用、さらに車両管理漏れによる「車検切れ運行」が多くの県で問題となっているようです。

北海道内の公用車例

トヨタ MIRAI

新車価格:7,409,600円〜

2017年以降、北海道の各市町村では水素燃料電池車であるトヨタ MIRAIや電気自動車を積極的に導入しています。鈴木直道知事が使うのはトヨタ アルファード。もちろん4WDでしょう。

青森県内の公用車例

三菱 アウトランダー PHEV

新車価格:3,939,100円〜

青森県は2019年に7台の三菱 アウトランダーPHEVを公用車として導入。冬季の移動と災害時の非常用電源として活躍が期待されています。

秋田県内の公用車例

トヨタ センチュリー(過去)

新車価格:19,962,963円〜

秋田県は、プレジデントやセンチュリーなどの高級車を公用車として利用していた過去があります。それらがYahoo!オークションに出品されたことで話題にも挙がりました。現知事はトヨタ ヴェルファイアを使用しています。

山形県内の公用車例

日産 リーフ

山形県では2022年に5台の日産 リーフを導入。東北芸術工科大学の学内コンペで選ばれたさくらんぼがモチーフのデザインラッピングが施され、公用車として使用されてます。

岩手県内の公用車例

レクサス LS ハイブリッド

新車価格:11,422,000円〜

岩手県の現知事、達増拓也氏は2010年に1,407万円のレクサス LSハイブリッドを公用車として購入し、批判を浴びた過去があります。

宮城県内の公用車例

トヨタ プリウス

新車価格:2,608,000円

2017年、愛知県の原田車両設計が、自社で開発した30型プリウス用の1,500Wの外部給電システム「ライフプラグ」を宮城県に寄贈。公用車2台に取り付けられ、災害時の電力確保に期待されています。

また、宮城県では公用車のトヨタ ミライおよびホンダ クラリティフューエルセルを無料で貸し出す取り組みも行っています。

福島県内の公用車例

日産 リーフ

福島県では公用車に電気自動車の日産リーフを積極的に導入し、脱炭素社会の実現と災害に強い地域を目指しています。

茨城県内の公用車例

日産 エルグランド

2020年、大井川和彦知事は公用車の日産 エルグランド VIPを私的利用したとして週刊誌に掲載されました。当人は「移動中も公務を行っているため私的利用にはあたらない」と述べています。

栃木県内の公用車例

トヨタ ハイエース(ラッピング仕様)

画像は通常のハイエース
新車価格:2,192,000円〜

「とちぎ環境立県戦略」に基づき、栃木県ではトヨタ プリウスPHVを始めとするPHEVやWVの導入を積極的に進めています。その一方で、名産のいちごをアピールするラッピングカー「いちごクラウン」も走らせています。

群馬県内の公用車例

レクサス LS600hL

前知事である大沢正明氏の公用車であるレクサス LS600hLが、リース代が高すぎると批判を浴びていました。大沢前知事は2019年に退任しており、現知事はトヨタ アルファードを使用しています。また、スバルの群馬製作所がある群馬県は、スバルから多くの車両の寄贈を受けています。

埼玉県内の公用車例

ホンダ レジェンド

画像はホンダ レジェンド 2021年

ホンダ狭山工場がある埼玉県の大野元裕知事は、狭山工場で組み立てられるホンダ レジェンドを公用車として用い、地域のPRに努めています。

千葉県内の公用車例

テスラ モデルX

新車価格:10,599,000円〜

千葉県市川市は2029年をめどに公用車をすべてEVにする方針を決定しており、当の村越祐民市長は、高額なリース代の一部を自腹で負担してテスラ モデルXを公用車として使用しています。前知事の森田健作氏はセンチュリーに乗っていました。現知事の熊谷俊人氏はアルファードを使用しています。

東京都内の公用車例

トヨタ アルファード

新車価格:3,520,000円〜

小池百合子都知事が乗るトヨタ アルファードハイブリッドの月々のリース額は14万8,000円であり、2020年6月から5年間の契約です。

神奈川県内の公用車例

日産 シーマ

日産の本社がある神奈川県の黒岩祐治知事の公用車は日産 シーマ。座間市ではマスコットキャラクター「ざまりん」のラッピングが施された日産リーフも使用されています。

新潟県内の公用車例

スバル フォレスター

新車価格:2,860,000円

豪雪地帯である新潟の公用車は、スバル フォレスターや日産 エクストレイルなどのSUVが好まれます。

石川県内の公用車例

トヨタ センチュリー

新車価格:19,962,963円〜

石川県の谷本知事は旧型のトヨタ センチュリーを公務外で度々使用していたことが指摘されていました。その一方、加賀市では市民へ電気自動車の無料貸出を行い、小松市では公用車の一括したデジタル管理を推進しています。

福井県内の公用車例

トヨタ エスティマ

画像はトヨタ エスティマ ハイブリッド AERAS PREMIUM-G 2016年

福井県の市町の公用車にはトヨタ アルファード・ヴェルファイア・エスティマなどのハイブリッドカーのミニバンが利用されています。また福井県ではトヨタ MIRAIやホンダ クラリティなどの水素燃料電池車も積極的に導入しています。

富山県内の公用車例

トヨタ アルファード

画像はトヨタ アルファード 特別仕様車 S“TYPE GOLD Ⅲ” 2022年

ホイールメーカーBBSジャパンがある富山県高岡市長の公用車トヨタ アルファードには、BBSから貸与されたアルミ鍛造ホイールが装着されています。また、富山市ではご当地キャラ「神通ゆい」「風間あおい」が描かれた青色防犯パトロール痛車が走っています。

長野県内の公用車例

トヨタ センチュリー

新車価格:19,962,963円〜

トヨタ センチュリーを2台所有している長野県では、県民から寄せられた批判に対し「現在の知事公用車はトヨタ アルファードである」と明言してます。

山梨県内の公用車例

日産 リーフ

画像は日産 リーフ S 2021年

山梨県の公用車には、ハイブリッドカーを主体に燃料電池車や天然ガス車、日産 リーフなどの電気自動車を導入しています。

静岡県内の公用車例

トヨタ センチュリー

新車価格:19,962,963円〜

静岡県では2台のトヨタ センチュリーを所有し、そのうち1台は皇族用の迎賓車です。浜松市では2021年に電気自動車を公用車としてはじめて導入しました。しかし、浜松に工場があるスズキ車の導入には積極的ではない様子です。

愛知県内の公用車例

トヨタ センチュリー

新車価格:19,962,963円〜

トヨタのお膝下である愛知県の大村秀章知事はセンチュリーを使用。2021年には2台の新型トヨタ MIRAIも公用車として導入しています。

岐阜県の公用車例

トヨタ ヴェルファイア

画像はトヨタ ヴェルファイア GOLDEN EYES Ⅲ 2022年

岐阜県の知事公用車は2018年からトヨタ ヴェルファイアです。ただし、その購入価格は1,464万円であり、専用VIPシートを装備した特別グレード「ロイヤルラウンジ」であることと推測されます。

滋賀県内の公用車例

トヨタ エスティマ ハイブリッド

画像はトヨタ エスティマ ハイブリッド AERAS PREMIUM-G 2016年

滋賀県では2018年から滋賀トヨタから寄贈されたMIRAIを公用車として使用しており、2021年にも新型MIRAIを追加で導入しています。トヨタ アリストだった知事専用公用車は、現在トヨタ エスティマ ハイブリッドに変わっています。

兵庫県内の公用車例

トヨタ アルファード

画像はトヨタ アルファード 特別仕様車 S“TYPE GOLD Ⅲ” 2022年

井戸敏三前知事は2019年にレクサスからトヨタ センチュリーに格上げしたことで批判を浴び、県には900件を超える苦情が寄せられたとのこと。現在の斎藤元彦知事は車内で公務をこなせるアルファードを使用しています。

京都府内の公用車例

トヨタ MIRAI

画像はトヨタ MIRAI Z 2020年

京都ではかねてから電気自動車やプラグインハイブリッド、水素燃料電池車を積極的に導入し、2017年には京都トヨペットよりトヨタ MIRAIの寄贈を受けています。

大阪府内の公用車例

トヨタ アルファード

新車価格:3,520,000円

吉村洋文大阪府知事はアルファードを使用しています。その一方で大阪市市長が公用車の私的利用問題で物議を醸しています。大阪ではすべての公用車のゼロエミッション化を推進しています。

奈良県内の公用車例

トヨタ センチュリー(過去)

新車価格:19,962,963円〜

奈良県では過去にはセンチュリーを使用していましたが現在では売却され、現知事はトヨタ アルファードを使用しています。

三重県内の公用車例

トヨタ エスティマ

画像はトヨタ エスティマ AERAS PREMIUM-G 2016年

三重県知事の公用車は財政難から、故障を期に他の用途で使っていたトヨタ エスティマを流用しているとのことです。

和歌山県内の公用車例

トヨタ C+pod

画像はトヨタ C+pod G スーパーホワイト II

和歌山県の高野山金剛峯寺では、環境保全と境内の移動用にトヨタの超小型電気自動車シーポッドを公用車として2022年4月から導入。ボディサイドには、寺紋とマスコットキャラクターの「こうやくん」が描かれています。

鳥取県内の公用車例

ホンダ アコードPHV

画像はホンダ アコード PHV 2012年

鳥取県では2010年ころから地元企業と連携し電動車の普及を進めており、公用車もホンダ アコード PHVや日産 リーフを使用してます。

島根県内の公用車例

ホンダ オデッセイ

画像はホンダ オデッセイ 2020年

トヨタ アルファードが用いられることが多いなか、鳥取県知事は公用車としては珍しいホンダ オデッセイを使用しています。

山口県内の公用車例

トヨタ センチュリー

新車価格:19,962,963円〜

山口県では、2020年8月に約2,000万円をかけて皇族来賓車のトヨタ センチュリーを買い替えました。これに県民から批判が殺到し、現在は県を相手取り訴訟に発展。当初とは車の用途が異なることが明らかになっており、2022年2月の時点で4,000筆を超える反対署名が集まっています。

広島県内の公用車例

マツダ CX-8

新車価格:2,948,000円〜

マツダの本拠地がある広島県の湯崎知事が使う公用車はリース契約のマツダ CX-8です。その一方で、2020年9月に県議会議長の公用車としてトヨタ センチュリーを1,839万円で購入したことが明らかになっています。

岡山県内の公用車例

三菱 プラウディア

画像は三菱 デリカ D:5 2021年

岡山県知事の公用車は、2015年に9年のリース契約をした三菱 プラウディア。倉敷市に三菱自動車水島製作所がある影響か、岡山県では三菱 アウトランダーPHEVやデリカD:5などの三菱車が各市長の公用車として多く用いられています。

香川県内の公用車例

トヨタ アルファード

画像はトヨタ アルファード 特別仕様車 S“TYPE GOLD Ⅲ” 2022年

香川県の浜田恵造知事は、かつてトヨタ センチュリーを公用車として使用し、現在はアルファードに変えています。しかし、2018年に明らかになった公用車の私的利用で非難を浴びたうえ、付き添い運転手の年間1,200時間を超える時間外労働もニュースで取り上げられました。

愛媛県内の公用車例

トヨタ エスティマ

画像はトヨタ エスティマ ハイブリッド AERAS PREMIUM-G 2016年

愛媛県の中村時広知事の公用車はエスティマハイブリッド。知事は「公用車は全く心配されるような運用はしてない」と2016年の定例記者会見でコメントを述べています。

高知県内の公用車例

トゥクトゥク

トゥクトゥク
©jin19790211 /stock.adobe.com

高知県知事の公用車は429万円で購入されたトヨタ ヴェルファイアであり、現在高知県のほとんどの市では、いわゆる黒塗り車は使用されていません。それどころか土佐市の板原 啓文市長は90ccのスーパーカブを愛用しているとのこと。四国カルストがある津野町の公用車トゥクトゥクも健在です。

徳島県内の公用車例

トヨタ センチュリー

新車価格:19,962,963円〜

徳島県知事の現在の公用車はトヨタ アルファード。1,200万円のレクサス購入計画は県民の批判によって撤回された過去があります。しかし、2020年には迎賓車兼議会議長用の公用車として2,130万円のトヨタ センチュリーを購入していたことが明らかになっています。

福岡県内の公用車例

トヨタ クラウン マジェスタ

画像はトヨタ クラウン マジェスタ Fバージョン 2015年

福岡では2015年に九州で初となる燃料電池車の公用車としてトヨタ MIRAIを導入。翌年にはホンダ クラリティ フューエルセルも追加導入しています。知事の公用車は現在では変わり種となってしまったトヨタ クラウンマジェスタです。

佐賀県内の公用車例

日産 リーフ

新車価格:3,346,400円〜

隣県の福岡よりは遅れたものの、佐賀県でも2015年に2台の色違いのトヨタ MIRAIを導入し、それぞれに「マネキ」と「ゴロウ」の愛称が付けられました。現在は電気自動車の日産 リーフを積極的に導入しています。

長崎県内の公用車例

トヨタ センチュリー

新車価格:19,962,963円〜

長崎県庁の駐車場には、1999年に980万円で購入した古いトヨタ センチュリーが存在します。知事や迎賓車として用いられていましたが、現在ではほぼ使われておらず、職員からは邪魔者扱い。県は「特別維持費がかかっているわけでもなく更新の予定もないため、さしあたりこのままとする」といった旨のコメントを述べています。

熊本県の公用車例

ホンダ レジェンド

新車価格:7,205,000円

熊本県知事はホンダ レジェンドを使用しています。熊本県では「くまモンタクシー」や「くまモンレンタカー」が走行していますが、これらは公用車ではありません。

宮崎県の公用車例

トヨタ アルファード

画像はトヨタ アルファード 特別仕様車 S“TYPE GOLD Ⅲ” 2022年

宮崎県知事の公用車は機能優先のトヨタ アルファードです。東国原英夫前知事は、就任後すぐさま経費削減のために1996年式センチュリー売却を指示し、市場価格の5倍となる255万円の高値がつけられ落札されたという逸話が残っています。

大分県内の公用車例

レクサス ES300h(過去)

大分県知事は公用車には珍しいレクサス ES300hを使用していましたが、2021年2月に一般競争入札で売却した模様です。

鹿児島県の公用車例

トヨタ MIRAI

画像はトヨタ MIRAI Z 2020年

鹿児島県では水素燃料電池車の普及と理解促進のために、公用車として使用しているトヨタ MIRAIを待機時は行政庁舎で展示しています。鹿児島県知事はトヨタ アルファードを使用しています。

沖縄県内の公用車例

日産 リーフ

画像は日産 リーフ S 2021年

沖縄県では、地球温暖化対策として2029年度までにすべて電気自動車に変えることを目標としています。また公用車である日産 リーフ2台の貸出も行っており、日産のカーシェアリングサービス「NISSAN e-シェアモビ」に登録すれば、15分200円の料金で借りられます。

ここで全都道府県の公用車をおさらい!

都道府県名車種名新車価格(※は中古価格)
北海道トヨタ MIRAI7,409,600円
青森県三菱 アウトランダー PHEV3,939,100円
秋田県トヨタ センチュリー19,962,963円
岩手県レクサス LS11,422,000円
宮城県トヨタ プリウス2,608,000円
山形県トヨタ センチュリー19,962,963円
福島県トヨタ プリウス2,608,000円
茨城県トヨタ MIRAI7,409,600円
栃木県トヨタ ハイエース他2,192,000円
群馬県レクサス LS11,422,000円
埼玉県トヨタ センチュリー19,962,963円
千葉県テスラ モデルX10,599,000円
東京都トヨタ アルファード3,520,000円
神奈川県日産 リーフ3,346,400円
新潟県スバル フォレスター2,860,000円
石川県トヨタ センチュリー19,962,963円
福井県トヨタ カローラ1,936,000円
富山県レクサス LS11,422,000円
長野県トヨタ センチュリー19,962,963円
山梨県トヨタ アクア1,818,300円
静岡県トヨタ センチュリー19,962,963円
愛知県トヨタ センチュリー19,962,963円
岐阜県トヨタ ヤリス1,395,000円
滋賀県トヨタ MIRAI7,409,600円
兵庫県トヨタ センチュリー19,962,963円
京都府メルセデス・ベンツ スマート2,660,000円
大阪府トヨタ アルファード3,520,000円
奈良県トヨタ センチュリー19,962,963円
三重県トヨタ プリウス2,608,000円
和歌山県トヨタ MIRAI7,409,600円
鳥取県日産 セレナ2,576,200円
島根県マツダ ビアンテ※1,300,000円
山口県トヨタ センチュリー19,962,963円
広島県マツダ CX-82,948,000円
岡山県トヨタ クラウン4,695,000円
香川県トヨタ センチュリー19,962,963円
愛媛県トヨタ プリウスα2,612,500円
高知県トゥクトゥク645,840円
徳島県トヨタ センチュリー19,962,963円
福岡県トヨタ MIRAI7,409,600円
佐賀県日産 リーフ3,346,400円
長崎県トヨタ センチュリー19,962,963円
熊本県ホンダ レジェンド7,205,000円
宮崎県トヨタ クラウン4,695,000円
大分県レクサス LS11,422,000円
鹿児島県ホンダ シビックシャトル※1,300,000円
沖縄県トヨタ クラウン4,695,000円

公用車の払い下げ

日産プレジデント 2代目
日産 プレジデント 2代目 1973年
橋本大二郎知事(当時)の公用車だった日産プレジデント(2代目)は、民間に払い下げられ、Yahoo!オークションの「官公庁オークション」に出品。その結果、212.6万円という高値で落札された

首相の公用車はセキュリティーの問題から払い下げが行われるケースはありませんが、各自治体の首長が使用していた公用車は代替時期が来ると民間に払い下げられるケースが少なくありません。こうした払い下げを受けた公用車はYahoo!オークションの「官公庁オークション」に出品されることが多く、オークションIDを持っていれば誰でも入札することができます。

税金を使って保守管理を受けてきた公用車は、年式や走行距離の割にコンディションが良く、一般の中古車相場よりも安く良質な中古車を買うことができるようです。

ただし、知事公用車廃止に伴い07年に出品された高知県の知事公用車(日産プレジデント)は、橋本大二郎知事(当時)の人気もあって212.6万円という高値で落札されました。

日産の最高級セダン プレジデントの新車価格など詳しい情報はこちらの記事でご覧ください。

公用車は必要か?

日産 セドリック Y31 1987年
日産 セドリック Y31 1987年
1987年の登場以来、27年間に渡って生産が続けられたセドリック・セダン(Y31)。5ナンバーサイズの公用車として官公庁の需要が多かった

公用車は、行政のスリム化が叫ばれている昨今、官公庁や自治体では縮小もしくは廃止する傾向にあります。

かつては公用車の代名詞だった高級車のセンチュリーも、その大きなボディサイズと大排気量が過剰なものとされ、新規採用が少なくなりつつあります。こうした流れに製造元であるトヨタは、次期型センチュリーではV12エンジンを廃止し、5,000ccV8+ハイブリッドシステムとして開発を進めているようです。

政治はプロセスではなく結果がすべて

もちろん、国民の代表である国会議員や自治体首長に過剰な高級車は必要ありません。
しかし、多忙を極める議員や首長のこと。公用車を廃止したことで円滑な行政業務や議員活動に支障が出るということだけは避けなければなりません。

国民にとっての善政が行われるのならば、公用車のようなある程度の行政コストは認められて然るべきです。

政治とは結果がすべてであり、法的・倫理的な逸脱がなければプロセスは問題とはなりません。ところが、我われ国民は目先の些事にとらわれて、やもすればプロセスを重視して結果を問わないことが多々あります。

公用車をムダなものと切り捨てるのではなく、必要経費として認めた上で、より良い政治のために彼らを目一杯働かせたほうが国民の利益に繋がります。

そして、国民の代表として与えられた権利を特権と勘違いして増長したり、公の利益のためではなく私腹を肥やすために活動したりするような政治家がいれば、有権者は次の選挙で審判を下し、そうした人間を政治の場から退場させればいいだけなのです。

民主政治とはそうしたものだと思いますが、みなさんはどうお考えでしょうか?

※この記事内で使用している画像の著作者情報は、公開日時点のものです。

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MOBY編集部
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