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テスラの新型SUV「モデルX」を徹底解説!価格・特徴・予約金など最新情報まとめ
目次
自動車界のアップル?注目を集め続けるテスラモーターズ
テスラ・モーターズ(Tesla Motors)は、アメリカ合衆国のシリコンバレーを拠点に活動する、バッテリーとモーターによって駆動する完全な電気自動車のみを製造、販売する自動車メーカーです。社名は、電気技師・物理学者として活躍した偉人、ニコラ・テスラに由来します。
テスラは、電気自動車(EV)のみを扱う新進気鋭の新興自動車メーカーとして、自動車業界に旋風を巻き起こしています。
テスラの事故率は通常よりも40%低下?
2016年5月、テスラを運転していたドライバーが事故するという、初の自動運転車による死亡事故が発生しましたが、アメリカ運輸局国家道路交通安全局(NHTSA)の調査によって、テスラに過失がなかったことが証明されています。
テスラが「オートステア(自動運転)」を実装したのち、テスラ製自動車の事故率が40%低下してることが発表されています。オートステアが実装される以前のテスラ自動車が、他社製の自動車に比べて事故率がある程度以上高いことは想定し難いため、通常の自動車(人によって操縦される自動車)に比べテスラの自動運転車の事故率が低いと考えてよいでしょう。
完全自動運転の安全性は以前より疑問視されてきましたが、はっきりとした数字によってテスラはその安全性能を証明しています。
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新型SUV「モデルX」の特徴とは?
テスラ・モデルXはテスラとして3車種目となる電気自動車です。高機能なSUVを目指して開発されたモデルXは、同社の人気セダン、モデルSと同じシャシーを採用することで低重心化に成功しています。
全長は5mを超える大型SUVとなり、7名の乗車定員に加え、豊富な収納スペースが確保されています。モデルXは全モデルでAWD方式の駆動方式を採用し、前後それぞれに搭載されたモーターがホイールを駆動させます。前後モーター合計の出力は470馬力となり、ハイパワーなSUVです。
2017年1月には新グレード「100D」が追加され、航続可能距離をさらに伸ばしながらも販売価格を引き下げられています。
テスラ モデルXにはルーディクラスと呼ばれる加速モードが搭載。0‐96km/h加速は2.9秒の驚異的な加速性能を持たらしています。またバッテリーも蓄電容量が100kWhへと容量アップしました。このバッテリーの容量アップによって、最大航続可能距離が542kmとなることが予想されています。最高速度は時速250km。
EV(電気自動車)のSUV
テスラモーターズは、世界中の自動車を電気自動車に変えていくという大きな目標を掲げ、電気自動車のみを販売するメーカーです。
そのため、SUVであるモデルXも完全な電気自動車。
電気自動車自体のも比較的珍しいですが、SUVで電気自動車ということが非常に大きな特徴と言えるでしょう。
モデルXに採用される「ファルコンウィング」
後部座席は上部に開くファルコンウィングドアを採用しています。ファルコンウィングがSUVに採用されるのは非常に珍しいです。
通常のドアでは乗り込むことが困難な狭いスペースでも、2、3列目シートに簡単に乗り込むことができます。両サイド30cm程の空間しかない場所でも、十分に乗り込むことが可能だと述べています。
モデルXの駆動方式
駆動方式はAWD。
パワートレインはモデルSと同様に、60kWhと85kWhのバッテリー容量です。それぞれ航続距離は338kmと435km走れることになっています。
EV車では困難とされていた、牽引も実現可能となりました。
【最新情報】テスラ モデルX 充電が永久無料に
テスラがモデルXオーナーに対し、テスラのスーパーチャージャー(専用充電器)の利用料を永久に無料にすることを発表しました。
テスラは以前から充電料金を永久に無料にするキャンペーンを行なっていましたが、今回また復活させることとなりました。条件は「現在の」モデルモデルS、モデルXオーナーであり、新規購入の場合はキャンペーン適用外となります。
このキャンペーンは一見魅力的に思えますが、スーパーチャージャー自体が日本国内に14台しか存在しないため、「充電無料」の恩恵を受けることができる人はごく一部となります。
また、今後発売予定の新型「テスラ モデル3」に関しては、キャンペーンは適用されず、充電は有料となる見通しです。
今回の措置の真意は明らかになっていませんが、これから他メーカーよりEV車が登場するとこを踏まえ、オーナー離れを防ぐためだと思われます。
今回のキャンペーンは所有者ではなく、車に適用されるという噂があり、噂が正しければキャンペーン対象車を中古で購入した場合も、無料で充電が可能になります。
テスラ モデルXが日本初公開!
2016年9月12日、テスラモータースジャパンは「モデルX」を日本初公開しました。同日にオンラインでは予約が開始されいます。
9月16日よりテスラ青山店、17日よりテスラ心斎橋店でモデルXの展示が開始されます。
テスラ モデルX 10月のソフトウェアアップデート内容
ソフトウェアアップデート8.0
テスラモーターズは「モデルS」と「モデルX」にソフトウェアアップデート8.0を配信することを発表したとのことです。
今後、世界中で配信される予定で、日本では10月の初旬に配信されるとのことです。
ソフトウェアアップデート8.0にアップデートされることで、パネルの操作性が格段にアップすると言われています。また、子供やペット向けの新しい安全機能としてオーバーヒートプロテクション機能が実装されます。詳しくは下記で解説していきます。
アップデートされた機能
【メディアプレーヤー】
デザインが一新され、それぞれのドライバーに適した音楽が画面に表示されるなどのパーソナライズ、また検索機能が向上することで、ポッドキャストからラジオ、繋がっているUSBデバイスに瞬時にアクセスすることが可能になりました。
【音声コントロール】
音声コマンドをシングルタップで簡単に操作が可能になりました。さらにどのような音声コマンドを出したか表示されるフィードバック機能も追加されたそうです。
【ナビ】
音声検索機能や操作性の向上だけでなく、画面全体に地図が表示される仕様となりました。スワイプするだけで自動的に自宅や職場までナビゲートするなどより直感的なナビとなるようです。
【キャビンオーバーヒートプロテクション】
ソフトウェアアップデート8.0になってから新たに実装された機能で、車内を適度な気温に保つことができます。子供やお年寄り、ペットに対しての安全機能です。
【自動運転機能】
車両周辺の情報を3Dで再現することが可能になったそうです。さらに渋滞時でも快適に走行できるように自動運転機能が調節される機能も追加されました。前方を走るクルマ2台分を見通すことも可能に。
テスラ青山(東京都)とテスラ心斎橋(大阪市)で、ソフトウェアアップデート8.0を搭載している「モデルS」と「モデルX」試乗することができます。
テスラ モデルXの内装・インテリア
モデルX ウルトラホワイトシート
モデルX タンレザーシート
モデルX ブラックレザーシート
内装色は「ウルトラホワイトシート」「タンレザーシート」「ブラックレザーシート」の3色が用意されます。
モデルXのフロントガラスはドライバーの頭上にまで伸ばされ、非常に開放感があります。頭上部分はスモークがかかっているため太陽光が直接当たることは避けられます。3列シートですが、トランクは十分なラゲッジスペースが確保され、さらに通常の自動車ならばエンジンが積まれている、フロントボンネットの中にも収納スペースがあります。
モデルSと同様、センターコンソールには17インチの大型タッチスクリーンパネルが装備されています。モデルXは5人乗り、6人乗り、7人乗りの3パターンを選択することができます。ユーザーの用途に合わせて乗車定員を選べるのは嬉しいですね。
テスラモデルXの価格と納車時期は?
公式HPで予約開始!
モデルXには75kWh、90kWh、100kWhの3種類のバッテリーサイズが用意され、価格は約980万円~1611万円となっています。公式HPではすでに予約を受け付けており、16日以降から販売店でも受注を開始する予定です。また予約には50万円の予約金が必要となります。
9月13日時点で予約をした場合、納期は2017年前半以降となっています。今後受注が増えていけば納車時期がさらに遅れていく可能性があります。
エントリーモデル・60Dが廃止に
2016年10月、テスラはモデルXのエントリーグレードとして用意されていた60Dをラインナップから削除することを発表しました。約760万円だった60Dの廃止により、新たな最廉価モデルは75D(約980万円)となります。
グレード変更の結果、テスラの最低価格は、ライバル車種にあたるポルシェ カイエンやBMW X5のエントリーモデルの価格を上回ることとなりました。
【テスラモデルX 最新ニュースまとめ】
急速充電システム有料化を発表《11月10日更新》
テスラモーターズ社は無料急速充電システムサービスを2017年1月1日以降の注文分の車両に限り、有料になることをアナウンスしたそうです。
完全な有料化ではなく、最初の400kWh分は無料で以降は割安な値段で提供する予定とのことです。
モデルX P100Dグレードのみに統一《11月10日更新》
2016年8月にモデルXの新グレード、「P100D」が登場することが明らかになりました。今回、発表した新グレードはP90Dを超える高性能グレード。テスラモーターズはP100Dを世界最速の加速性能を持つSUVとアピールしています。
ルーディクラスと呼ばれる加速モードが搭載。0‐96km/h加速は2.9秒の驚異的な加速性能を持たらしています。またバッテリーも蓄電容量が100kWhへと容量アップしました。このバッテリーの容量アップによって、最大航続可能距離が542kmとなることが予想されています。最高速度は時速250km。
2016年11月10日にP90Dのグレードを廃止、P100Dグレードのみを販売することを発表しました。また、その他にもグラスルーフオプションの導入も公開されたそうです。新しくグラスルーフ部門を立ち上げるほどで、旧式のサンルーフと同額(約15万8,000円)になる予定です。
P100Dが廃止され「100D」に《2017年1月更新》
2017年1月、テスラが同社が販売する自動車、モデルSとモデルXに新グレード「100D」を追加することを発表しました。従来の「P100D」からPを取り除き、改良されたグレードになります。
航続可能距離がさらに伸びながらも、車両価格は引き下げられる模様です。
海外セレブもモデルXに乗り換え思案中?
まだまだ日本では馴染みのない、テスラモーターズですが海外セレブの間では、プリウスから乗り換える人もいるようです。
テスラモーターズは、スポーツタイプ、セダンタイプと発売してきて今回のSUVタイプも発売することによってアウトドア派の方にも人気が出そうです。
まだまだ日本では馴染みのない、テスラモーターズですが海外セレブの間では、プリウスから乗り換える人もいるようです。
テスラモーターズは、スポーツタイプ、セダンタイプと発売してきて今回のSUVタイプも発売することによってアウトドア派の方にも人気が出そうです。
- 最新「モデルX」中古車情報
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本日の在庫数 35台 平均価格 765万円 支払総額 440~1,770万円
テスラのライバル アウディの最新情報はこちら
- 執筆者プロフィール
- MOBY編集部
- 新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...