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ターボ付き軽自動車おすすめ9選!ターボはいらない?デメリットなど解説

ターボ車とは

@scharfsinn86/stock.adobe.com

日本の自動車業界で人気ジャンルに定着している「軽自動車」。街を歩いていれば1台は見かけるでしょう。

ターボと聞いて、“パワーアップ”を真っ先に想像する人が多いかもしれませんが、どのような仕組みとなっているのでしょうか。

「タービン」と呼ばれる仕組みが搭載されているエンジン

ターボ車の仕組みで特徴に挙げられるのが、「タービン」と呼ばれる装置を装着している点です。

2つのタービンは1本のシャフトで繋がっていて、他方が回転するといっしょに回り出す仕組みです。以下の流れでタービンが働きます。

  1. シリンダーから排出された排気ガスがパイプを通り、圧力によって、排気側のタービンが回転し始める
  2. 排気側のタービンが回転すると同時に、シャフトで繋がった吸気側のタービンも回転し始める
  3. 吸気側のタービンが、車外から取り込んだ空気を圧縮する

2つのタービンが繋がっていることで、排気側のタービンを通過する排気ガスの圧力を活かし、車外から取り込んだ空気を吸気側のタービンを通過する際に圧縮してくれる仕組みです。

上記3点の流れが連動して、引き続きの項目で解説するターボ車のメリットが浮上します。

NAエンジン車よりパワーを発揮できる

ターボ車のメリットは「NAエンジン車よりパワーを発揮できる」点です。

ターボ車の仕組みで“取り込んだ空気を圧縮する”とありますが、エンジンパワーを引き出すのに貢献します。

空気を圧縮すると通常よりエンジンへ送り込まれる混合気の分量が増えるため、エンジンパワーを増大させると同時に走行性能アップに繋がる流れです。

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【補足】ターボ車の寿命は?NAエンジン車より壊れやすい?

取り上げた2つのデメリット以外にも、ターボ車はNAエンジン車に比べて不利に働くかもしれない要素が「寿命」です。

軽自動車であっても、エンジンや車体は乗り続ければ乗り続けるほど、普通乗用車などと同様に劣化します。10年、あるいは総走行距離が10万kmなど一定の条件を超えた車種は、エンジンや車体が故障する現象が現れるでしょう。

しかし、車は、生産された個体によって差があるため、一定の年数や走行距離も前に故障してしまう、あるいは20年や20万kmなどと長い期間乗れてしまうケースもあります。以下のようなポイントを意識するとより長く乗り続けられるかもしれません。

  • 急発進や急加速は避ける
  • エンジンオイルやオイルフィルターを定期的に交換する

急発進や急加速は避ける

急発進や急加速など、車に負荷がかかる運転は避けるのが安心です。アクセルを踏み込み過ぎてしまうとエンジンの回転数が上がってしまい、吸気部分と排気部分に装着されているタービンにも負荷がかかって故障の原因となるでしょう。

エンジンオイルやオイルフィルターを定期的に交換する

また、ターボ車は「エンジンオイル」や「オイルフィルター」の定期的な交換も大切な要素です。ターボチャージャーを働かせるにも、エンジンオイルが潤滑剤となって働いているため自然と劣化に繋がります。メンテナンスを丁寧に行わないと早期の故障に繋がりかねません。

ターボ付き軽自動車はいらない?

©umaruchan4678/stock.adobe.com

特徴やメリットを見る限り、軽自動車の走行性能を向上させるにはターボチャージャーが素早い対策方法です。

いらないと考える方の多くは、「燃費が悪くなりやすい」です。

ターボ車は空気を圧縮させることで大量の燃料と混ざり合い、シリンダー内で燃やして走行エネルギーを発生させるのが強み。反面、NAエンジン車と比較すると燃料の消費量が多くなるため、燃費の効率が悪くなります。

現在市販されている車種では、ターボチャージャーが装着されていても性能を調整していることでNAエンジン車との実力差が出ないようにされているようです。ただ、近所のお買い物や通勤・通学程度で軽自動車を使うのであれば、NAエンジン仕様の車種でも問題なく使いこなせるでしょう。

燃費のいい軽自動車について知りたい方はこちら

新車で買えるターボ付き軽自動車おすすめ9選

この項目では、「新車で買えるターボ付き軽自動車」と銘打って、おすすめのモデルを9つピックアップしました。

近年人気のスペースハイトワゴンやクロスオーバーSUV、2ドアオープンカーなど様々な車種でターボチャージャーが装着されたグレードを用意しています。

おすすめのターボ付き軽自動車は以下の9車です。

  1. スズキ ハスラー
  2. スズキ ジムニー
  3. ダイハツ タフト
  4. ダイハツ タント
  5. ダイハツ コペン
  6. ホンダ N-BOX
  7. ホンダ N-WGN
  8. 日産 デイズ
  9. 三菱 eKクロス

※1 今回取り上げている車種は2023年2月時点で新車生産・販売されている車種です
※2 スベック値はターボチャージャー搭載車のみ対象としています

スズキ ハスラー

スズキ ハスラー J STYLEⅡターボ

トールワゴン系のボディにSUV要素を加えて、新たなジャンル開拓を実現したスズキ「ハスラー」。2014年に初代が登場してヒット作となったのち、2019年から2代目へ進化しています。

2代目ではエンジンの種類を問わずに、マイルドハイブリッドシステムが搭載されているのが特徴。「R06A」型エンジンを搭載したターボチャージャー装着車も対象で、WLTCモード燃費も1リッターあたり20km/Lを達成しています。スズキでラインナップされている軽自動車で複数の車種に使用されているエンジンであり、パワフルかつ信頼性の高さが魅力です。

ハスラーに用意されているターボチャージャー装着グレードは以下のとおりです。

  • HYBRID Xターボ(2WD、4WD
  • HYBRID Gターボ(2WD、4WD)
  • J STYLEⅡターボ(2WD、4WD)

車種の詳細情報

  • 全長(mm):3,395
  • 全幅(mm):1,475
  • 全高(mm):1,680
  • 車両重量(kg):840~890
  • 燃費(WLTCモード、km/L):20.8~22.6
最新「ハスラー」中古車情報
本日の在庫数 6051台
平均価格 120万円
本体価格 21~290万円

スズキ ジムニー

スズキ ジムニー(2018年)

1970年、当時唯一の4WD軽自動車として誕生したのち、半世紀の歴史をもつスズキ「ジムニー」。

2018年に登場した現行モデルは、専用チューンが施された「R06A」型ターボエンジンにラインナップを統一。どのグレードでも軽自動車規格で設けられた自主規制値の64馬力を実現しています。

ジムニーに用意されているターボチャージャー装着グレードは以下のとおりです。

  • XC(4WD)
  • XL(4WD)
  • XG(4WD)

車種の詳細情報

  • 全長(mm):3,395
  • 全幅(mm):1,475
  • 全高(mm):1,725
  • 車両重量(kg):1,040~1,050
  • 燃費(WLTCモード、km/L):14.3~16.6
最新「ジムニー」中古車情報
本日の在庫数 5377台
平均価格 135万円
本体価格 10~398万円

ダイハツ タフト

ダイハツ タフト Gターボ “クロム ベンチャー”

ダイハツのクルマづくり「DNGA」(DAIHATSU New Global Architecture)モデル第3弾で誕生したのが「タフト」。

2020年に登場以降、ターボチャージャー装着車が当初よりラインナップされています。DNGAの思想を取り入れた新しいプラットフォーム・高剛性ボディに対応すべく、燃焼効率を向上させて加速性能をアップさせているのが強みです。

タフトに用意されているターボチャージャー装着グレードは以下のとおりです。

  • Gターボ “ダーククロム ベンチャー”(2WD、4WD)
  • Gターボ “クロム ベンチャー”(2WD、4WD)
  • Gターボ(2WD、4WD)
  • Xターボ(2WD、4WD)

車種の詳細情報

  • 全長(mm):3,395
  • 全幅(mm):1,475
  • 全高(mm):1,630
  • 車両重量(kg):840~890
  • 燃費(WLTCモード、km/L):21.1~21.3
最新「タフト」中古車情報
本日の在庫数 2699台
平均価格 149万円
本体価格 85~244万円

ダイハツ タント

ダイハツ タント ファンクロスターボ

2003年の初代登場以降、スペースハイトワゴン人気の先駆けとなったダイハツ「タント」。

現行モデルは2019年に登場。2022年に大幅なマイナーチェンジを受け、新バージョン“ファンクロス”の登場などで商品力が向上しました。

CVTによるスムーズな加速が可能で、気持ちよさを重視したターボエンジンは、スペースハイトワゴンの弱点となる車両重量のハンデを補います。

タントに用意されているターボチャージャー装着グレードは以下のとおりです。

  • ファンクロスターボ(2WD、4WD)
  • カスタムRS(2WD、4WD)
  • Xターボ(2WD、4WD)

車種の詳細情報

  • 全長(mm):3,395
  • 全幅(mm):1,475
  • 全高(mm):1,755
  • 車両重量(kg):920~980
  • 燃費(WLTCモード、km/L):19.6~21.2
最新「タント」中古車情報
本日の在庫数 16470台
平均価格 95万円
本体価格 0~273万円

ダイハツ コペン

ダイハツ コペン GRスポーツ

現在市販されている軽自動車で唯一の2ドアオープンカーであるダイハツ「コペン」。2014年に登場した現行モデルは、スポーツカーマニアを含め車好きに親しまれています。

コペンはすべてのグレードでターボチャージャーを搭載。トランスミッションは、5速MT(マニュアル)およびCVTのいずれかより選択可能。

コペンに用意されているターボチャージャー装着グレードは以下のとおりです。

  • Robe
  • XPLAY
  • Cero
  • GR SPORT

車種の詳細情報

  • 全長(mm):3,395
  • 全幅(mm):1,475
  • 全高(mm):1,280 
  • 車両重量(kg):850~870
  • 燃費(WLTCモード、km/L):18.6~19.2
最新「コペン」中古車情報
本日の在庫数 1512台
平均価格 129万円
本体価格 24~329万円

ホンダ N-BOX

N-BOX Custom EXターボ

ホンダが生産した軽自動車では早いペースで累計販売台数200万台を達成したモデルが「N-BOX」です。2017年に登場した2代目も、引き続き軽自動車の販売ランキングで上位に君臨しています。

N-BOXも他のライバル車種と同様、ターボチャージャー搭載車を用意。性能を向上させたCVTトランスミッションとの組み合わせで、快適な乗り心地を実現しています。

N-BOXに用意されているターボチャージャー装着グレードは以下のとおりです。

  • Lターボ(2WD、4WD)
  • EXターボ(2WD、4WD)
  • Custom Lターボ(2WD、4WD)
  • Custom EXターボ(2WD、4WD)

車種の詳細情報

  • 全長(mm):3,395
  • 全幅(mm):1,475
  • 全高(mm):1,790~1,815
  • 車両重量(kg):920~960
  • 燃費(WLTCモード、km/L):19.0~20.2
最新「N-BOX」中古車情報
本日の在庫数 9143台
平均価格 108万円
本体価格 4~1,000万円

ホンダ N-WGN

ホンダ N-WGN Lターボ

トールワゴンタイプの軽自動車であるホンダ「N-WGN」。2019年に登場した現行モデルは、2022年に年次改良を受けて大幅リニューアルがなされました。

ターボチャージャーは最上級グレード「Lターボ」にのみ装着しています。軽自動車の自主規制値64馬力を絞り出すと同時に、マニュアルモード付CVTトランスミッションでスポーツカーの雰囲気を味わえるのが特徴です。

N-WGNに用意されているターボチャージャー装着グレードは以下のとおりです。

  • Lターボ(2WD、4WD)

車種の詳細情報

  • 全長(mm):3,395
  • 全幅(mm):1,475
  • 全高(mm):1,705~1,725
  • 車両重量(kg):870~930
  • 燃費(WLTCモード、km/L):20.0~21.2
最新「N-WGN」中古車情報
本日の在庫数 3097台
平均価格 93万円
本体価格 13~174万円

日産 デイズ

日産 デイズ ハイウェイスターGターボ

日産自動車と三菱自動車の合弁会社「NMKV」により企画された車種である「デイズ」。2019年に登場した2代目モデルでは、日産が中心で企画・開発が進められています。

デイズにもターボチャージャーが装着されたグレードがラインナップされています。“スマートシンプルハイブリッド”と呼ばれる回生用モーターを搭載。ブレーキ操作で発生するエネルギーを再び走行面で活用できて、燃費の向上に役立っています。

デイズに用意されているターボチャージャー装着グレードは以下のとおりです。

  • ハイウェイスターGターボ(2WD、4WD)
  • ハイウェイスターGターボ プロパイロットエディション(2WD、4WD)

車種の詳細情報

  • 全長(mm):3,395
  • 全幅(mm):1,475
  • 全高(mm):1,650~1,670
  • 車両重量(kg):870~940
  • 燃費(WLTCモード、km/L):19.4~21.5
最新「デイズ」中古車情報
本日の在庫数 6872台
平均価格 91万円
本体価格 8~198万円

三菱 eKクロス

三菱 eKクロス T

三菱「eKクロス」は、2019年に登場したクロスオーバーSUVチックの軽自動車です。日産自動車と三菱自動車の合弁会社「NMKV」で企画された車種。ノーマルモデル「eKワゴン」の外観に手が加わり、“ダイナミックシールド”のフロントマスクが特徴です。

eKクロスのターボチャージャー装着モデルにはマイルドハイブリッドシステムを採用。エネルギーを回生して再び走行動力として活用できるのが強み。燃費性能の向上にも繋がっています。

eKクロスに用意されているターボチャージャー装着グレードは以下のとおりです。

  • T(2WD、4WD)
  • T Premium(2WD、4WD)

車種の詳細情報

  • 全長(mm):3,395
  • 全幅(mm):1,475
  • 全高(mm):1,650~1,670
  • 車両重量(kg):870~940
  • 燃費(WLTCモード、km/L):19.4~21.5
最新「eKクロス」中古車情報
本日の在庫数 342台
平均価格 134万円
本体価格 76~190万円

おすすめの軽ワゴンについて知りたい方はこちら

ターボ付き軽自動車おすすめ一覧表

この項目では、ターボチャージャーを装着したグレードを用意しているおすすめの軽自動車を、価格帯の情報を追加して一覧表としました。

ぜひ、価格帯でも比較してみて、ターボ付き軽自動車の購入に役立ててみてください。

※ターボチャージャー付きグレードのみ価格を抜き出して作成しています。

ターボ付き軽自動車おすすめ一覧表

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  • 設置型の芳香剤を使用し、常に車内を好みのにおいにしている
  • 効果は気にしていないが、ファッション目的で設置型の消臭剤または芳香剤を使用している
  • スプレーやスチームによる消臭を、乗車前または乗車後に毎回実施している
  • スプレーやスチームによる消臭を、定期的に実施している
  • スプレーやスチームによる消臭を、気が付いたときに実施している
  • においは気にしているが、消臭剤や芳香剤は使用していない
  • においは気にしておらず、消臭剤や芳香剤は使用していない
  • 車のにおいが好きなので、そのままにしている
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執筆者プロフィール
MOBY編集部
MOBY編集部
新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...

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