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スライドドアの軽自動車おすすめ10選!かっこよさ・デメリットなど紹介
目次
スライドドア付き軽自動車がおすすめな人は?

子育て中のファミリー層
子育て中のファミリーにとって、スライドドア付き軽自動車は使い勝手のよいカージャンルです。たとえば、抱っこした子供と荷物で両手がふさがるシーンでは、ワンタッチで開く電動スライドドアが役立つでしょう。
また、スライドドア付き軽自動車は車内が広く、かつシートアレンジが多彩なため、外出先での子供のお世話や着替えに便利です。維持費の安さもこのカージャンルの利点。登録車のミニバンとくらべて、家計への負担が少なく済みます。
高齢者と暮らす方
スライドドア付き軽自動車は高齢者との暮らしに役立ちます。足腰の弱い方と出かける際に、スライドドア車は乗り降りの補助がしやすくて便利です。車椅子をお使いの場合も、ドアが乗り降りの邪魔になりません。
なお、一部のスライドドア付き軽自動車には、福祉車両がラインナップされています。軽スーパーハイトワゴンがベースの福祉車両は、スロープを使って車椅子のまま乗り込むことが可能。車両本体価格は150万〜200万円程度と比較的安価です。
車でレジャーを楽しみたい方
普段使いできてレジャーも楽しめる車をお探しなら、スライドドア付き軽自動車を愛車候補にする価値は大です。特におすすめなのが、SUVテイストの軽スーパーハイトワゴン。インテリアに防水加工が施してあり、アウトドアグッズを気軽に積み込めます。
スライドドアを開いて車内で休憩できる点や、純正アクセサリーにレジャーグッズが用意されている点も、このタイプのおすすめポイントです。なお、SUV風の軽スーパーハイトワゴンはオンロード向けのモデルであり、悪路の走行には適さないのでご注意ください。
スライドドア付き軽自動車のメリット・デメリット

スライドドア付き軽自動車のメリット
スライドドア付き軽自動車のメリットは以下の通りです。
- リアシートに乗り降りしやすい
- 駐車場でのトラブルが起きにくい
- 半ドアにならない
リアシートに乗り降りしやすい
スライドドア付き軽自動車の最大のメリットといえるのが、リアシートの乗り降りのしやすさです。ヒンジドア(手前に開くドア)とくらべてスライドドアは開口部が広いうえに、乗り降りの際にドアが邪魔になりません。
さらに電動での開閉も可能と、スライドドアは多数の利点を持ちます。荷物や傘などで手がふさがっていても、電動スライドドアならワンタッチでオープンできて便利。家族の送り迎えや買い物など、日常的なシーンでメリットを実感できます。
駐車場でのトラブルが起きにくい
外出先の駐車場で生じやすいトラブルに、開けたドアを隣の車にぶつけてしまう「ドアパンチ」があります。このドアパンチがリアドアで起こらないことは、スライドドア付き軽自動車の大きなメリットです。
ドアパンチの原因になりやすいのは、乗降時のドアの開けすぎや、ドアを開けての作業中に受ける強風など。これらが原因のトラブルは、子供や荷物が出入りするリアドアで起こりがちです。
駐車場での心配ごとが減ることは、日常生活で車を使う方にはうれしいポイントといえるでしょう。
半ドアにならない
一部の軽自動車に備わる電動スライドドアは、便利なだけでなく安全にも役立つ装備です。ヒンジドアや手動スライドドアと異なり、電動スライドドアは自動で開閉するため半ドアになりません。
子供をリアシートに乗せて走り出した際に、リアドアが開いてヒヤッとした経験のある方は多いことでしょう。こうした半ドアによる事故を防げる点は、電動スライドドアが付いた軽自動車のメリットといえます。
スライドドア付き軽自動車のデメリット
スライドドア付き軽自動車のデメリットは以下の通りです。
- 車重が重い
- 手動だと坂道で開閉しにくい
車重が重い
ヒンジドアとくらべてスライドドアは面積が広く、たわみ防止の補強をしていることもあって重量が重めです。ドアの重さは車重と燃費性能に影響します。一例として、ドアの種類が違う2モデルの車重と燃費を比較してみましょう。
- 【ワゴンR】車両重量:730〜850kg / 最高燃費:25.2km/L
- 【ワゴンR スマイル】車両重量:840〜920kg / 最高燃費:25.1km/L
ヒンジドア車のスズキ ワゴンRにくらべて、スライドドア車のワゴンR スマイルは車重が70〜110kg重くなっています。最高燃費は両モデルでほぼ同じですが、上り坂を走る実用シーンでの燃費は、重量のあるワゴンR スマイルのほうが下がりやすいと考えられます。
手動だと坂道で開閉しにくい
電動では便利なスライドドアも、手動だと不便さを感じる場合があります。前述のとおりスライドドアは重量があるため、坂道での開閉に力を要するのです。
実用シーンでは、上り坂で手動スライドドアの閉じにくさを、下り坂では開きにくさを感じることになるでしょう。もっとも、このデメリットは急坂以外では実感しにくいものですし、使用頻度の高い左側スライドドアを電動にしておけば緩和できます。
【かっこいい】スライドドア付き軽自動車おすすめ5選
タント ファンクロス

ダイハツ タント ファンクロスは、人気の軽スーパーハイトワゴン「タント」をSUV風にアレンジしたモデルです。タントの魅力である便利なギミックはそのままに、内外装をタフなイメージにチェンジ。アウトドアレジャーに似合うモデルに仕上げられています。
最大の魅力は大開口ドア
タント ファンクロスの助手席側ドアは開口部がひとつなぎになっており、前後のドアを開けると開口幅1,490mmの出入り口が出現します。この「ミラクルオープンドア」は普段使いのほかレジャーにも便利。車内でくつろぎながら、大きく開いたドアから景色を楽しめます。
車内は便利で水濡れに強い
タント ファンクロスの運転席は最大540mmのロングスライドが可能。助手席も380mmのスライドができ、これらの機能を使えば車内でのフロント・リアシート間の移動も簡単です。また、インテリアの一部は防水仕様になっており、濡れた荷物を気軽に積載できます。
スズキ スペーシア ギア

スズキ スペーシア ギアは、売れ筋モデル「スペーシア」のSUVテイストバージョン。ギア感のあるルックスが遊び心をくすぐる、便利で楽しい軽スーパーハイトワゴンです。
多機能なスライドドアを装備
スペーシア ギアの電動スライドドアは多機能で、閉まり切る前にドアロックを予約する機能や、開閉を一時停止する機能が備わっています。また、車外での開閉操作はドアスイッチやリモコンを押すだけと簡単。手荷物を持った状態でも楽に開閉できます。
車内はハードに使える撥水・防汚仕様
スペーシア ギアのシートは全席が撥水仕様になっています。水濡れしてもサッと拭き取れる撥水シートは、雨の日やアウトドアレジャーに便利。また、スペーシア ギアの荷室フロアとリアシート背面は防汚仕様になっており、汚れた荷物を気兼ねなく荷室に積み込めます。
- 最新「スペーシアギア」中古車情報
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本日の在庫数 980台 平均価格 165万円 本体価格 80~294万円
ホンダ N-BOX

ホンダ N-BOXは、長年にわたり軽自動車の販売台数トップを独占している軽スーパーハイトワゴン。上品で洗練されたデザインのN-BOXと、精悍なルックスの「N-BOX Custom(カスタム)」がラインナップされています。
足で開けるスライドドアが便利
N-BOXのディーラーオプションには、フリーハンドで電動スライドドアを開閉できる「ハンズフリースライドドア」が用意されています。操作方法は足先を車体下にかざすだけと簡単。ドアロックも自動解除・施錠されるため、手を使わずに車に乗り降りできます。
フロントシートを2種類から選べる
N-BOXのフロントシートには、ベンチシートとスーパースライドシートの2種類が用意されています。スーパースライドシート仕様車は助手席のロングスライドができて便利。車内アレンジの自由度が高く、スライドドアから運転席までのウォークスルーも簡単に行えます。
- 最新「N-BOX」中古車情報
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本日の在庫数 9524台 平均価格 104万円 本体価格 8~299万円
日産 ルークス

日産 ルークスは、スタイリッシュなエクステリアが魅力の軽スーパーハイトワゴン。品がよくハンサムな顔立ちのルークスと、端正かつ力強いルックスのドレスアップグレード「ハイウェイスター」をラインナップしています。
大きく開く便利なスライドドアを装備
ルークスの電動スライドドアは機能性が高く、足先のジェスチャーで開閉できるハンズフリー機能や、クローズ時に全ドアを自動施錠する連動ロック機能が備わっています。また、スライドドアの開口幅は650mmと大きく、両手がふさがっていてもスムーズに乗り込めます。
広い車内に便利なシートを装備
ルークスの車内は室内長2,200mm、室内高1,400mmの広さで、大人4人が快適に乗車できます。また、助手席の右肩にリクライニングレバーが備わるほか、リアシートは前後320mmのロングスライドが可能と、各シートには利便性を高める工夫が凝らされています。
- 最新「ルークス」中古車情報
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本日の在庫数 3690台 平均価格 107万円 本体価格 0~268万円
スズキ スペーシア ベース

スズキ スペーシア ベースは、「スペーシア カスタム(スペーシアのドレスアップグレード)」を貨物車にアレンジした軽スーパーハイトワゴン。クールかつ道具感のあるエクステリアが目を引くモデルで、ビジネスとプライベートの両方に使いやすい車として設計されています。
運転席側に電動スライドドアを装備
スペーシア ベースの上級グレード「XF」では、運転席側に電動スライドドアを装備しています。電動スライドドアの機能は乗用のスペーシアと同様で、リモコン操作や予約ロック、開閉の一時停止などが可能です。助手席側は手動スライドドアで電動化のオプションはありません。
秘密基地のように使える車内が魅力
スペーシア ベースの車内は秘密基地のように使うことが可能。荷室を「マルチボード」で上下分割し、リアシートの背もたれを倒せば、座椅子とテーブル付きの作業スペースを作り出せます。また、荷室の前後分割や車中泊用のアレンジなども簡単。車内を仕事や趣味に活用できます。
- 最新「スペーシアベース」中古車情報
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本日の在庫数 286台 平均価格 155万円 本体価格 116~195万円
【かわいい】スライドドア付き軽自動車おすすめ5選
ムーヴ キャンバス

ダイハツ ムーヴ キャンバスは、小さなバスのようなルックスが魅力の軽ハイトワゴン。軽スーパーハイトワゴンよりやや背の低いモデルで、ツートンカラーがポップな「ストライプス」と、モノトーンでシックな「セオリー」の2タイプがラインナップされています。
両側電動スライドドアを標準装備
ムーヴ キャンバスは全車が両側電動スライドドア仕様。予約ロックや自動オープンなどの機能が備わっており便利に使えます。また、スライドドアの開口高は1,110mmあり、乗り降りのしやすさは軽スーパーハイトワゴンに大きく劣りません。
車内は居心地よく便利
ムーヴ キャンバスのインテリアは、ファブリックシートがやわらかさを感じさせる居心地よい仕立てになっています。リアシートは左右分割リクライニングとスライドが可能なほか、座面下の「置きラクボックス」に荷物を収納できて便利です(「X」グレードを除く)。
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本日の在庫数 5257台 平均価格 144万円 本体価格 40~248万円
ワゴンR スマイル

スズキ ワゴンR スマイルは、クリっとした楕円形ヘッドライトがキュートな軽ハイトワゴン。エクステリアの各所にメッキパーツをあしらった、かわいいだけでなく上品さも感じさせるルックスを魅力としています。
グレードによりスライドドアのタイプが異なる
ワゴンR スマイルのスライドドアは、マイルドハイブリッド車が両側電動式、ガソリン車は両側手動式となっています。電動スライドドアはほかのスズキ車と同じく多機能で、ワンタッチでの開閉や一時停止などができ、リアシートにスムーズに乗り降りできます。
車内はやさしさを感じる高品質な仕立て
ワゴンR スマイルのインテリアは、質感が高くやさしい雰囲気の空間にデザインされています。シート構成はオーソドックスで、フロントがベンチシート、リアはリクライニングとスライド機能が備わる左右分割シートとなっています。
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本日の在庫数 1564台 平均価格 152万円 本体価格 82~205万円
スペーシア ギア マイスタイル

スズキ スペーシア ギア マイスタイルは、スペーシア ギアを自然でカジュアルなテイストにアレンジした特別仕様車。ボディと同色のヘッドライトガーニッシュや、ホワイトのドアミラー、アルミホイールなどの専用装備が与えられています。
電動スライドドア標準装備のNA仕様
スペーシア ギア マイスタイルのリアドアは両側が電動式。シートの機能はスペーシア ギアと同様ですが、表皮は撥水加工のないファブリックとなっています。また、エンジンは自然吸気のマイルドハイブリッドのみでターボ車は選択できません(スペーシア ギアでは選択可能)。
スペーシア

スズキ スペーシアは、全車マイルドハイブリッド仕様のベーシックな軽スーパーハイトワゴン。ダイナミックなルックスのスペーシア カスタムに対して、ノーマルのスペーシアは大きなヘッドライトがかわいい飽きのこないデザインを特徴としています。
スライドドアは楽に乗り降り可能
スペーシアのスライドドアは、上級グレード「HYBRID X(ハイブリッド X)」のみ両側が電動式になっています。開口部のサイズは開口幅600mm、開口高1,250mmとビッグ。リアステップの地上高が345mmと低いこともあり、小さな子供でも楽に乗り降りできます。
広々とした車内に多機能なシートを搭載
スペーシアの車内は室内長2,155mm、室内高1,410mmのゆとりある広さ。フロントシートは座り心地のよいベンチシート、リアシートは左右分割スライドとリクライニングおよび格納が可能な多機能シートとなっています。
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本日の在庫数 4855台 平均価格 103万円 本体価格 11~193万円
ダイハツ タント

ダイハツ タントは、軽スーパーハイトワゴンの元祖にあたるモデルシリーズです。現行型は4代目モデルで、親しみやすいルックスのタントのほか、ドレスアップグレードのタント カスタムをラインナップしています。
ほぼ全車に電動スライドドアを装備
タントの助手席側ドアはファンクロスと同様のミラクルオープンドアになっており、ほぼ全車がスライドドアを電動式としています(カスタムは両側が電動式)。また、タントのスライドドアは多機能で、クローズ時の予約ロックや、キーと連動しての自動オープンが可能となっています。
多彩な空間アレンジができて荷室も便利
タントの車内は空間アレンジがしやすく、運転席と助手席を大きくスライドさせられるほか、リアシートも左右分割スライドと前倒格納が可能となっています。また、荷室はデッキボードで仕切って2段化でき、上下で荷物の積み分けができて便利です。
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本日の在庫数 17356台 平均価格 96万円 本体価格 0~900万円
スライドドア付き軽自動車は中古で買うべき?

スライドドア付き軽自動車を安く購入したいなら、予算に合う中古車を探すのも1つの手です。ただし、このカージャンルの中古車選びには、注意したい2つのポイントがあります。
中古車価格が全体的に高額
スライドドア付き軽自動車は人気の高いカージャンルであり、中古車価格が高めです。現行モデルは特に高額で、走行距離の少ない高グレード車の中には新車なみの車両本体価格(190万円以上)で販売されている車両も見られます。
とはいえ、現行モデルの中古車にも割安な車両はありますし、100万〜120万円程度の予算があれば走行距離3万km以下の現行型ターボ車も狙えます。まずは仕様や程度などの条件と予算を決めたうえで、市場にある中古車をチェックしてみてください。
実車のチェックは必須
中古のスライドドア付き軽自動車を買う際は、実車を直接チェックしてから購入するか否か決定しましょう。インターネット上で購入を決めたり、オークション代行業者に車選びを任せたりすると、納車後に不具合に悩む結果になりかねません。
このジャンルの中古車で特に気をつけたいのが、電動スライドドアの作動不良です。実車の電動スライドドアを確認して、動作がスムーズでなかったり、開閉時に異音がしたりする場合は購入を見送りましょう。
保証付き中古車なら安心
電動スライドドアが故障すると、修理に5万円以上の費用を要する場合があります。安さが魅力の中古車を買ったのに、購入後に高額な修理費がかかっては本末転倒と言わざるを得ません。
こうした事態を避けたいなら、中古車の購入先には車両保証の付く販売店を選んだほうが賢明です。実車のチェックと保証内容の確認を入念に行えば、安心して使えるスライドドア付き軽自動車をゲットできるでしょう。
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- 執筆者プロフィール
- MOBY編集部
- 新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...