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【2022年最新版】国産・アメ車ピックアップトラック人気おすすめランキング
目次
ピックアップトラックとは?日本では絶滅危惧種

ピックアップトラックとは、キャビン以降に開放式の荷台を有する車両のことを指します。いわゆる「●t」トラックとは異なり、普通免許で運転できるいわば自家用トラックといってよいでしょう。
ただし、登録時には「1ナンバー(貨物自動車)」となるなど、購入・維持にあたっては確認が必要です。
しかし、ピックアップトラックは、超大型に分類される迫力や趣味性の強さのインパクトが大きく、カッコいいのですが、道路や保管場所事情からか、日本ではあまり人気のあるタイプの車とは言えません。
対して、海外では乗用から商用、はては軍事利用までされている人気車種。海外では実用的な車として扱われている点が、日本とは文化・用途の違いを感じさせます。
かっこいいピックアップトラックTop10にランクインした車種は?【画像ギャラリー】
国内でディーラーから購入できる国産ピックアップトラックはハイラックスのみ

ピックアップトラックは、メーカーが参戦するモータースポーツにおいてもベース車両として使用されます。
そのため、国産車メーカーもピックアップトラックを製造してはいるものの、一般ユーザー向けに国内販売をほぼ行っていません。
現在、国産車において、ディーラー経由で購入できるピックアップトラックは、トヨタ ハイラックスのみ。
日産や三菱もピックアップトラックを製造していますが、新車で購入するには海外モデルを並行輸入する必要があります。トヨタも、ハイラックス以外のピックアップトラックを購入する場合は並行輸入業者や販売店を利用しましょう。
ちなみに、ピックアップトラックのようなビッグサイズの車が好きな人には、同じく並行輸入が必要なアメ車SUVもオススメです。
各メーカーから発売されている個性豊かな車種を10台選び、ランキング形式で紹介します。
【第10位】日産 タイタン

日産自動車が北米での販売を展開しているフルサイズピックアップトラックが『タイタン』です。日本での販売はされていないので、あまり馴染みがない名前かもしれませんが、北米ではポピュラーな車種です。
初代は2003年に発売が開始され、現行型となる2代目には2015年からスイッチされています。現行型から2ドアタイプのレギュラーキャブ、機関系でも新しい試みとして、ディーゼルエンジンのラインナップが追加されましたが、販売不振もありこれらの設定は現在選択できなくなっています。
それでも5.6L V8エンジンのパワフルな走りとフルサイズトラックならではのゆとりのあるキャビン、荷台のサイズは魅力的で、日本に輸入されているケースも少なくありません。
輸入車はトラブルが多いことが懸念されますが、タイタンの場合は日本車といっても間違いでは無いため、左ハンドルに乗ってみたいけどトラブルが心配…といった場合には国産メーカーの逆輸入車は魅力的な選択と言えるでしょう。
日産 タイタンのスペック
全長 | 5,793mm |
全幅 | 2,019mm |
全高 | 1,915mm |
エンジン | 5.6L V型8気筒 |
最高出力 | 390hp |
最大トルク | 55.5kgf・m |
税込価格 | 約383万円〜571万円 |
【第9位】三菱 トライトン

三菱 トライトンは、三菱自動車が世界に向けて製造、販売しているピックアップトラックです。日本ではあまり馴染みのない車種ではありますが、2006年から2011年まで輸入販売されていたので、今でも稀に街中で見かける事があります。
2014年にはモデルチェンジが行われましたが、日本では1ナンバー登録となるサイズで、高速道路料金が割高になる事や車検を毎年受ける必要がある事など、ピックアップトラックが普及しにくい状況でもある事から、販売が見送られました。
現行型を日本で入手することは難しいですが、初代に関しては現在も中古車として流通しています。三菱の名車『パジェロ』譲りの駆動系は走破性も高く、中古車価格も下がっていない事から、隠れた名車と言えるのではないでしょうか。
三菱 トライトンのスペック
全長 | 4,995mm |
全幅 | 1,800mm |
全高 | 1,780mm |
エンジン | 3.5L V型6気筒 |
最高出力 | 131kw[178PS] / 4,750rpm |
最大トルク | 295N・m[30.1kgf・m ]/3500rpm |
税込価格 | 2,800,000円 |
【第8位】ジープ グラディエーター

四輪駆動車の代名詞とも言えるメーカー『ジープ』、人気車種のラングラーのピックアップ版としてデビューしたのがグラディエーターです。見た目はラングラー アンリミテッドに似ていますが、ホイールベース、全長共に長くなり、余裕のある積載量を誇ります。
細かいデザインも変更があり、グリル形状の違いは、ピックアップトラックになることで過酷な使用状況となりうる事を考慮し、冷却性能を向上させる狙いがあるようです。ジープならではの悪路走破性も申し分なく、荒れた路面にも強さを発揮します。
無骨でありながらも街中に溶け込めるおしゃれさを兼ね備えた昨今のジープのデザインですので、ファッション感覚でチョイスするのも悪くない車種であると言えるでしょう。
ジープ グラディエーターのスペック
全長 | 5,538mm |
全幅 | 1,875mm |
全高 | 1,905mm |
エンジン | 3.6L V型6気筒 |
最高出力 | 285PS |
最大トルク | 35.95kgf・m |
価格 | $33,810〜$40,660(日本正規価格未定) |
- 執筆者プロフィール
- MOBY編集部
- 新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...