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【2022年版】日本で買えるピックアップトラックおすすめ3選

ピックアップトラックとは?日本では絶滅危惧種

ピックアップトラック
©Kathleen/stock.adobe.com

ピックアップトラックとは、キャビン以降に開放式の荷台を有する車両のことを指します。いわゆる「●t」トラックとは異なり、普通免許で運転できるいわば自家用トラックといってよいでしょう。

ただし、登録時には「1ナンバー(貨物自動車)」となるなど、購入・維持にあたっては確認が必要です。

しかし、ピックアップトラックは、超大型に分類される迫力や趣味性の強さのインパクトが大きく、カッコいいのですが、道路や保管場所事情からか、日本ではあまり人気のあるタイプの車とは言えません。

対して、海外では乗用から商用、はては軍事利用までされている人気車種。海外では実用的な車として扱われている点が、日本とは文化・用途の違いを感じさせます。

国内でディーラーから購入できる国産ピックアップトラックはハイラックスのみ

ピックアップトラックは、メーカーが参戦するモータースポーツにおいてもベース車両として使用されます。

そのため、国産車メーカーもピックアップトラックを製造してはいるものの、一般ユーザー向けに国内販売をほぼ行っていません。

現在、国産車において、ディーラー経由で購入できるピックアップトラックは、トヨタ ハイラックスのみ。

日産や三菱もピックアップトラックを製造していますが、新車で購入するには海外モデルを並行輸入する必要があります。トヨタも、ハイラックス以外のピックアップトラックを購入する場合は並行輸入業者や販売店を利用しましょう。

ちなみに、ピックアップトラックのようなビッグサイズの車が好きな人には、同じく並行輸入が必要なアメ車SUVもオススメです。

ピックアップトラックのメリット

アメリカをはじめ、海外では高い需要があり市販モデルとなっているピックアップトラック。車体後部に備わった荷台がキーポイントとなっているようです。

ピックアップトラックで注目したいメリットを2点挙げて解説します。

“荷台”による使い勝手のよさ

ピックアップトラックのメリット1つ目は、荷台の使い勝手が良好な点です。

ピックアップトラック各モデルのスタイリングを確認してみると、車体前方のエンジンボンネットから乗員が滞在するキャビン部分までは、SUVと大差のないデザインとなります。

一方、車体後方には本格的なトラックの雰囲気をもつ屋根なしの荷台が備わっているのが特徴です。

キャビン部分から続いてルーフとラゲッジスペースが設けられているSUVと異なり、屋根が備わらないためサイズの長い・大きい荷物が積み込めます。代表例が、長さのある木材や自転車、モトクロスバイクなどです。

また、SUVをはじめとしたラゲッジスペースが備わっている車と比較して、車体の鉄板がむき出しである点も使い勝手のよさと結び付きます。ラゲッジスペースには大抵インテリア素材、もしくは樹脂パネルが使われていますが、汚れや傷が気になるかもしれません。

使う段階から鉄板がむき出しとなっており、頑丈で汚れを磨けば元通りとなりやすいのも魅力となるでしょう。

税金が安く済む

ピックアップトラックのメリット2つ目は、税金が安く済む点です。

日本でピックアップトラックタイプの車を購入して所有すると、1ナンバーもしくは4ナンバーの「自家用貨客兼用車」と扱われるケースが多くなっています。

例えば、現状の日本で唯一市販されているピックアップトラック、トヨタ「ハイラックス」を見てみると、新車で購入したケースでの「自動車税」および「自動車重量税」は次の条件に当てはまります。

  • 自動車税(1t以下、排気量1,500cc以上):16,000円
  • 自動車重量税(1ナンバー、自家用):12,300円

自動車税は、本来であれば最大乗車定員が3名「自家用貨物車」となりますが、ハイラックスは最大5名となるため1ナンバーおよび4ナンバーの自家用貨客兼用車に該当します。

ハイラックスの車格であれば、3ナンバー5ナンバーなどの普通乗用車に置き換えると排気量で換算されるため、自家用乗用車であれば4万5,000円(2,000㏄超から2,500cc以下)となります。

また、自動車重量税も「1ナンバー自家用」扱いとなるため、支払い金額は1万2,300円です。通常の乗用車に置き換えると「車両重量」が基準となり、2,080kgから2,110kg程度の重さのハイラックスは、6万1,500円(エコカー軽減外、3年自家用)に相当します。

自動車税では2倍から2.5倍程度、自動車重量税では4倍から5倍程度の金額差が発生して、かなり安く費用が抑えられるのが強みとなるでしょう。

ピックアップトラックのデメリット

使い勝手と税金の安さが魅力のピックアップトラックですが、反面、デメリットも存在します。

ピックアップトラックで注目したいデメリットを2点挙げて解説します。

高速道路を利用すると“中型車”扱いとなる

ピックアップトラックのデメリット1つ目は、高速道路を利用すると“中型車”扱いとなる点です。

高速道路の車種区分をチェックしてみると、1ナンバーもしくは4ナンバーの普通貨物車であるため「中型車」扱いとなります。物流業者が使っている1.5tトラックや2tトラックと同様の通行料を支払わなければなりません。

例えば、東名高速道路「東京料金所」から「厚木IC」まで利用すると、普通車と中型車の通行料金は以下のとおりです。

  • 普通車:1,300円
  • 中型車:1,530円

(出典:NEXCO東日本「ドラぷら」

30km程度の短距離ですが、既に車種の違いで230円もの差が生じています。高速道路を長距離利用したり、使用頻度が高かったりすると積み重なる金額差が増すため、税金が安く済む分があっという間に埋められてしまうでしょう。

運転しにくいモデルが多い

ピックアップトラックのデメリット2つ目は、運転しにくいモデルが多い点です。

トヨタ「ハイラックス」を例に挙げると、ボディサイズが大きい点が目につくかもしれません。

  • 全長:5,320~5,340mm
  • 全幅:1,855~1,900mm
  • 全高:1,800~1,840mm
  • 最小回転半径:6.4m

(出典:トヨタ自動車「ハイラックス」

上記のデータを参照すると、全長が5,000mm以上、全幅が1,800mm以上の数値が目立ち、日本の道路事情にマッチしにくい印象があります。最小回転半径も6.4mと、広い道路での転回をためらってしまうかもしれません。

自宅および月極(賃貸)で駐車スペースを確保しても、車体がスペースに収まらないモデルが存在します。購入できるモデルが絞られる可能性があるのもピックアップトラックのデメリットです。

日本で買えるピックアップトラックおすすめ3選

今現在、日本に存在する新車購入が可能なピックアップトラックは合計で3車種です。

日本屈指のメーカーが市販化させている本格派モデル、クロカンSUVで名を馳せているアメリカのメーカー、更には日本のガラパゴスジャンルである「軽自動車」から選択可能です。

また、未来のピックアップトラックとも称えるべき1台も、3車種のピックアップトラックと併せて解説します。ぜひ、お気に入りの1台を選んでみてください。

ダイハツ アトレーデッキバン/ハイゼットデッキバン

1960年に初代モデル登場と、日本の商用バンタイプ軽自動車では半世紀以上の歴史があるダイハツ「ハイゼットカーゴ」。乗用向けモデル「アトレー」と併せてラインナップされているピックアップトラックが「アトレーデッキバン」「ハイゼットデッキバン」です。

これらで注目したいポイントは、軽自動車の規格枠に収められている点です。ピックアップトラックと聞くと大柄なボディで本格なオフロード走行ができるのを連想するかもしれませんが、市街地の狭い路地でも取り回しが利く、手頃なボディサイズが魅力に挙げられます。

バンタイプのハイゼットカーゴおよびアトレーをベースに4人乗り仕様としながら、ラゲッジ部分を荷台に差し替えています。寝かせなければ積み込めない木材やサーフボードが積みやすくなっているほか、濡れたり汚れたりしたアイテムをそのまま積み込めるなど、仕事だけでなくレジャーでも使いやすいのが強みです。近年流行している“おひとりさま”でのキャンプでも活躍が期待できるでしょう。

2021年のモデルチェンジでは、フロントマスクを従来のハイゼットカーゴとの共通タイプに加えて、新たにアトレーとの共通タイプを種類に加えるなど刷新を図っています。

ダイハツ アトレーデッキバン/ハイゼットデッキバンのスペック

  • 全長:3,395mm
  • 全幅:1,475mm
  • 全高:1,890mm
  • エンジン:658cc 水冷直列3気筒12バルブDOHC
  • 最高出力:53馬力(CVT仕様)/46馬力(5速MT仕様)
  • 最大トルク:60N・m/4000rpm
  • 車両本体価格(税込):137万5,000円~206万8,000円

ジープ グラディエーター

「グラディエーター」は、アメリカの自動車メーカー「ジープ」が送り出すピックアップトラックです。

クロカンSUV「ラングラー」やクロスオーバーSUV「グランドチェロキー」で名を馳せているジープならではの雰囲気があるモデルとなります。

ジープの歴代ラインナップや、ラングラーとも通ずるフロントマスクをはじめ、ボックスタイプに近いボディ形状ながら車体後方に備わる長めの荷台が特徴。アウトドアグッズを難なく積み込めて、お出掛けが楽しくなるでしょう。

また、グラディエーターで注目したいポイントは「フリーダムトップ 3ピースモジュラーハードトップ」と呼ばれるキャビン部分の屋根です。3枚のパネルを組み合わせた屋根は軽量化が施されているほか、取り外しが可能でルーフ部分をオープン状態にできるお楽しみ機能となります。

ジープ グラディエーターのスペック

  • 全長:5,600mm
  • 全幅:1,930mm
  • 全高:1,850mm
  • エンジン:3,604cc V型6気筒12バルブDOHC
  • 最高出力:284馬力
  • 最大トルク:347N・m/4000rpm
  • 車両本体価格(税込):920万円
最新「ジープ」中古車情報
本日の在庫数 108台
平均価格 181万円
支払総額 55~422万円
最新「ジープその他」中古車情報
本日の在庫数 1台
平均価格 190万円
支払総額 107~265万円

トヨタ ハイラックス

トヨタ「ハイラックス」は、1968年の初代登場から、約180の国や地域で支持を集めてきたピックアップトラックです。2017年に日本市場へ導入された現行モデルは、実に13年ぶりの“復活”となり話題となりました。

大人5名が余裕で乗り込めるキャビン部分、500kgの積載量を確保したデッキ部分を兼ね備えているのが特徴です。錆や腐食に強い鋼板、ボディ素材の採用で、雨風に晒されても耐久性に優れているのも、ハイラックスが支持を集める理由となっています。

搭載されているディーゼルエンジンは、控えめな馬力ながら低速域からのトルク感は抜群で過不足に見受けられる印象を打ち消すでしょう。高剛性フレームと路面状況により切り替えが可能な「パートタイム4WD」を用いることで、扱いやすくドライビングを楽しめるピックアップトラックとなっています。

トヨタ ハイラックスのスペック

  • 全長:5,320~5,340mm
  • 全幅:1,855~1,900mm
  • 全高:1,800~1,840mm
  • エンジン:2,393cc 直列4気筒コモンレール式燃料噴射 ディーゼル
  • 最高出力:150馬力
  • 最大トルク:400N・m/4000rpm
  • 車両本体価格(税込):352万7,000円~431万2,000円
最新「ハイラックス」中古車情報
本日の在庫数 654台
平均価格 421万円
支払総額 80~639万円

【番外編】 テスラ サイバートラック

電気自動車(BEV)のみのラインナップで世界に広まりつつあるアメリカの自動車メーカー「テスラ」。ピックアップトラックタイプで世に送り出そうとしている車種が「サイバートラック」です。

“トラックよりも実用的でスポーツカーよりも優れたパフォーマンス”のキャッチフレーズを掲げており、先端の性能を持ち合わせた車で注目が集まっている模様。

ボディは、耐久性と衝突安全性が際立つ「エクソスケルトン」と呼ばれるステンレススチール素材で作られています。クーペルックのリアデザインが特徴のスタイリングを構成するのに役立てられているようです。

およそ3,500ポンド(約1,600kg)の積載容量を誇る荷台部分は、「マジックトノカバー」と呼ばれる装備を備えて荷物を外気から守ります。

市街地を走っていたら振り返りたくなるほど、独特のスタイリングが魅力のサイバートラック。現状、日本への導入が未定となっていますが、将来、街なかで見かけるピックアップトラックとなるのではないでしょうか。

ピックアップトラック選びのポイントは?

以下の表は、各車種を検討しているユーザーがどのような要素を重視しているのかをまとめたものです。IGNITIONがユーザーの閲覧コンテンツの傾向などを分析・集計したデータに基づいています。

車種コンテンツ①コンテンツ②コンテンツ③
タンドラインテリア
(23.6%)
燃費
(19.8%)
室内空間
(15.9%)
ハイラックス燃費
(26.1%)
走行性能
(23.2%)
インテリア
(13.5%)
タイタン燃費
(28.1%)
走行性能
(23.6%)
インテリア
(13.7%)
トライトン燃費
(34.3%)
走行性能
(28.4%)
趣味
(13.4%)
ダットサン燃費
(32.9%)
走行性能
(26.1%)
エクステリア
(12.1%)
フロンティア趣味
(32.3%)
走行性能
(18.5%)
燃費
(17.3%)

※データのない車種は外しています。上記データも絶対というわけではありませんが、参考にしてみてください

日本車メーカーのピックアップトラックのみのデータとなりますが、いずれも「燃費」「走行性能」に注目しているユーザーが多いことが分かります。

ボディが大きく、重いピックアップトラックは燃費性能はよいとはいえません。ガソリン代や税金面でもデメリットになりがちな項目ですが、メーカーもその点をカバーすべく、ハイブリッドPHVモデルを投入するなど、燃費向上に努めているようです。

また、オフローダーとしても本格的な走行性能や構造を有したモデルが多いのも、ピックアップトラックの特徴といえます。

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執筆者プロフィール
MOBY編集部
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新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...

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