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1ナンバーとは?メリット・デメリットを解説!税金や車検費用などの維持費、高速料金も

1ナンバーとは?

1ナンバー
「土浦」の右にある3桁の数字が100なので1ナンバーだと分かる
出典 : https://www.flickr.com/ Author:Evan Mactavish CC0 / CC0 1.0

1ナンバーとは、ナンバープレートの上段右に記載されている3桁の数字が100番台のものを指します。

1ナンバーに分類されるのは「普通貨物自動車」、つまり貨物用の普通車に区分される車種で、大型トラックなどがそれに該当します。

1ナンバーが適用できる車種は?

1ナンバーを適用するためには1ナンバーがつけられるのは以下のような車種です。、貨物自動車と認められる必要があります。

  • 大型トラックなど、貨物用の普通車
  • 3ナンバーの大型SUV・ワゴン(条件あり)

3ナンバー車であっても、国土交通省によって定められている次の条件を満たすことで、貨物用の普通車と認められます。

  • 全長4.7m、全幅1.7m、全高2.0mを超える
  • 排気量2,000ccを超える
  • 荷物を載せる場所の床面積が1㎡以上
  • 座席部分より荷物を載せるスペースの方が広い
  • 乗車定員の重量が荷物の積載可能重量よりも軽い
  • 荷物の積卸口が縦横80cm以上ある(トラック除く)
  • 座席と荷室を隔てる壁または保護仕切り等がある

これらの条件を満たせば「普通貨物自動車」として1ナンバーが交付されます。実際に1ナンバーを付けている車の多くは大型トラックとなります。

1ナンバーは普通免許で運転できる?

免許証

1ナンバーには普通免許で運転できる車とできない車があります。運転できる車の条件は、普通免許を取得した時期によって異なります。

それぞれの条件は次のとおりです。

2007年6月1日までに取得した場合

  • 車両総重量:8,000kg未満
  • 最大積載量:5,000kg未満
  • 乗車定員:10人以下

2007年6月2日〜2017年3月11日に取得した場合

  • 車両総重量:5,000kg未満
  • 最大積載量:3,000kg未満
  • 乗車定員:10人以下

2017年3月12日以降に取得した場合

  • 車両総重量:3,500kg未満
  • 最大積載量:2,000kg未満
  • 乗車定員:10人以下

自分の免許にあった条件さえ満たしていれば車体サイズやナンバー登録の区分は関係ありません。逆に、1つでも超えてしまうと普通免許では運転できなくなります。

1ナンバーのメリット

1ナンバーの最大のメリットは、3ナンバーよりも圧倒的に維持費が安くなることです。

それぞれの2年間の維持費を、最も一般的な初年度登録から13年までの車両でまとめてみると以下のようになります。

トヨタ ランドクルーザー100(ガソリン車)の2年間の維持費

1ナンバーの場合3ナンバーの場合差額
車検費用83,600円41,800円+41,800円
重量税24,600円41,000円-16,400円
自動車税32,000円176,000円-14,4000円
自賠責保険48,080円27,840円+20,240円
合計188,280円286,640円-98,360円

このように、1ナンバーの維持費は3ナンバーと比べて10万円近く安くなります。これが13年を超えてくると12万円以上の差になります。重量税などの税額面で優遇される点は、1ナンバーの大きなメリットと言えます。

任意保険料や高速料金を考慮していないため、差はもう少し縮まりますが、維持費が安い方いいと考える人は1ナンバーがお得と言えるでしょう。

記事後半では各項目の比較も行っています。

1ナンバーのデメリット

1ナンバーのデメリットは次の通りです。

  • 毎年の車検が必要
  • 乗車人数が少なくなる
  • 3ナンバーと比べて任意保険料が割高になる
  • 高速道路では中型料金になる

3ナンバー車を1ナンバーに変更する場合は、構造の変更にかかる費用も考えなければいけません。1ナンバー化をすると乗車人数が減るので、大人数で乗ることが多い場合は注意が必要。

1ナンバーを選ぶ前には、ライフスタイルや何年乗るかなども考慮しておきましょう。

任意保険料と高速道路料金については以降の項目で詳しく解説していきます。

自動車保険が割高に

自動車の運転をするうえで、万が一の備えに自動車保険は重要です。

強制的に加入しなければならない自動車損害賠償責任保険(自賠責保険)はもとより、任意保険も必須のものと考えるべきでしょう。

自賠責保険

自賠責保険の保険料は、車検時にあわせてに支払うことになっています。このため、1ナンバーは車検費用と同様に自賠責保険の支払い回数が増えることになります。

1ナンバー3ナンバー
48,080円
(24,040円×2年)
27,840円

1回ごとの保険料にそれほど差はありませんが、1ナンバーは毎年車検があるため、最終的な差額は大きくなります。

任意保険

任意保険の保険料は、自動車の使用状況や保険でカバーする条件によって大きく変わるため一概には言えませんが、1ナンバーの任意保険は3ナンバーの場合に比べると5割ほど高くなる傾向にあります。

1ナンバーは「貨物自動車」であるため、保険は「家庭用」ではなく「事業用」の扱いとなり保険料率が高くなります。等級の継承はできず、運転者の年齢条件割引も適用されません。

また車両保険に関しても、ランドクルーザーのような人気車種は盗難に遭う可能性が高いといった理由で、車両保険を付けられない場合もあります。

1ナンバーは高速料金が割高

高速道路料金所

1ナンバーの「普通貨物自動車」は、高速道路の車種区分では「中型車」となります。このため「普通車」区分になる3ナンバーと比べて高速料金が約1.2倍ほど割高になります。

例として、東名高速道路を東京ICから名古屋ICまで乗った場合の片道料金を見てみましょう。

1ナンバーの場合3ナンバーの場合差額
平日料金8,480円7,090円+1,390円
休日料金8,480円5,240円+3,240円

1ナンバーは中型料金が適用されるので、普通料金の3ナンバーと比べて1,400円程度高くなります。

中型車は休日割引が適用されないため、休日に高速道路を利用することが多い場合、3ナンバーとの料金差はさらに大きくなります。

1ナンバーと3ナンバーの車検や税金を比較!

同じ車種の自動車でも1ナンバーと3ナンバーで、それぞれの車検や重量税などの税金、自動車保険はどのようになっているのでしょうか。

ここからは1ナンバーと3ナンバーを選ぶことのできるトヨタのランドクルーザー100(ガソリン車)を例に、それぞれのナンバーの維持費について比較してみましょう。

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1ナンバーは毎年車検が必要になる

トヨタ ランドクルーザー100
トヨタ ランドクルーザー100

重量税など車検のタイミングで支払う費用もありますので、税額の比較の前にまず1ナンバーと3ナンバーの車検について見てみましょう。

1ナンバーの自動車は車検が年に1度必要です。3ナンバーの自動車は2年に1度ですので、1ナンバーの方が車検の手間は増えることになります。

車検の手数料として支払う印紙代は1回につき1,800円、部品交換などの費用はそれぞれの自動車によって変わりますが、参考金額を40,000円として2年分を計算すると次のようになります。

トヨタ ランドクルーザー100(ガソリン車)の車検費用

1ナンバーの場合3ナンバーの場合
部品代80,000円
(40,000円×2年)
40,000円
印紙代3,600円
(1,800円×2年)
1,800円
合計83,600円41,800円

車検費用だけ見ると、1年に1回車検が必要な1ナンバーのほうが高いです。しかし、それはこれからご紹介する重量税、自動車税の差が大きいことが理由です。

1ナンバーと3ナンバーの重量税

重量税とは車検時に支払う、車両の重さ(0.5kgごと)によって変わる税金です。経過年数ごとに税額が変更し、初年度登録から13年目と18年目のタイミングで増額します。

重量税の比較表

1ナンバーの場合3ナンバーの場合差額
初年度〜13年24,600円
(12,300円×2年)
41,000円-16,400円
13年〜18年34,200円
(17,100円×2年)
57,000円-22,800円
18年〜37,800円
(18,900円×2年)
63,000円-25,200円

上記表から、1ナンバーの重量税は3ナンバーより4割も安いことが分かります。長く乗るほど、1ナンバーの方がお得になります。

逆に、短期間で手放してしまう場合は、1ナンバーの恩恵は受けにくいと言えるでしょう。

1ナンバーと3ナンバーの自動車税

毎年5月頃になると市役所から税金の通知書が届くのが自動車税で、毎年4月1日時点で自動車の車検証に記載されている所有者に課税されます。

自動車税も重量税と同じように初年度登録からの年数によって税額が変わりますが、変更のタイミングは13年を経過した時のみとなります。

自動車税の比較表

1ナンバーの場合3ナンバーの場合差額
初年度~13年32,000円
(16,000円×2年)
176,000円
(88,000円×2年)
-144,000円
13年超~35,200円
(17,600円×2年)
202,400円
(101,200円×2年)
-167,200円

車検と比較のタイミングを合わせるためにそれぞれ2年で計算していますが、1ナンバーの方が大幅に税額が下がることが分かります。

3ナンバー車を1ナンバー車に変えるには?

ナンバーを変更するためには、先に述べた「貨物自動車」の要件を満たすように構造変更をしたうえで陸運局で構造の変更を申請をして、 車検証の記載内容を変更する必要があります。

これを「構造等変更検査」といい、検査費用として2,100円がかかります。

3列目のシートやリクライニング機能の撤去など、構造変更は専門の業者でなければ対応が難しい場合もありますので、変更する際には十分確認をするようにして下さい。

総合的にみると1ナンバーの維持費は安い!

1ナンバーは任意保険が少々割高になったり毎年車検が必要というデメリットはあります。しかし、税額面で優遇されているため、トータルで見ると1ナンバーは維持費が安くなるメリットの大きいナンバーとなります。

1ナンバーのメリット・デメリットをよく理解して、ご自分の乗り方に合わせて上手にナンバーを選択するようにして下さい。

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この記事の執筆者
MOBY編集部

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