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販売台数が多いSUVランキング|国産SUVの売れ筋は?2021年最新情報
目次
5位:日産 キックス
キックスの歴史は長く1995年に誕生します。その後2008年には『三菱自動車』のパジェロミニのOEMとなりましたが、2012年に生産が終了。2016年に2代目として海外で、コンパクトSUVとして販売が始まり、人気を集めます。
そして2020年に日本仕様のキックスが誕生。日産からは10年ぶりに投入されるブランニューモデルとなり、大規模な新規開発が行われました。コンパクトSUVとしてはジュークの後継を担うモデルといえそうです。
エクステリアをみると、SUVらしいスポーティさと高級感のあるデザインとなっています。フロントグリルは、日産が採用を進めている「Vモーション」が大型化されました。そのため力強く精悍な印象を与えています。
海外ではガソリン車の販売もされているようですが、日本でのパワートレインは「e-POWER」一択に絞られるという潔さ。コンパクトSUVということもあり、スポーティな走行性能は望めないのではないかという不安を「e-POWER」を搭載することで、無くすことに成功しています。
そのため現在も好調ぶりを見せる結果となりました。グレードも1グレードとなっており、その中でツートンのスタイリッシュなインテリアを選択できる「インテリアエディション」も設定。お洒落にこだわる人にはおすすめといえるでしょう。
ラゲッジスペースは423Lとクラストップの広さを確保しています。通常のSUVは地上高が高いものですが、キックスの場合は開口部が低く設定されているので、荷物の積み下ろしも楽に行うことができるのが嬉しい点です。
コンパクトSUVかつ日産独自のハイブリッドを採用するキックスの人気もまだまだ続きそうです。
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本日の在庫数 1033台 平均価格 243万円 支払総額 166~369万円
4位:トヨタ RAV4
初代RAV4が販売された1994年から国内よりも海外での人気が先行していました。そのため2012年のフルモデルチェンジで4代目となったモデルは、日本未導入モデルとなりました。
世界での人気の高さから5台目となった2019年からは、国内市場に復活。2019-2020年の『日本カーオブザイヤー』を受賞して、トヨタを代表するSUVとなっています。5代目が登場以来、高い支持を得ており現在も好調な販売台数を維持しているようです。
人気の理由は、オフロードをメインにした「アドベンチャー」と街乗りユースの「G」「X」から選択できること。それぞれに異なるスタイルなので、好みに合わせて選択できるのは嬉しい点といえるでしょう。
フロントグリルには2つのオクタゴン(八角形)をはめ合わせた「クロスオクタゴン」をモチーフに、力強さとタフさが強調されています。「アドベンチャー」には専用のフロントグリル、フロントバンパーが装着されてよりオフロード感を表しているようです。
インテリアは水平基調のデザインが採用され、すっきりとした印象。触れやすい箇所にはソフトパッドを使用して、質感の良さと機能性を両立させています。ラゲッジスペースは5人乗車時でも580Lと十分な広さがあるといえるでしょう。
ガソリン車とハイブリッド車が用意され、2Lの直列4気筒「ダイナミックフォースエンジン」が採用されています。またトランスミッションには世界初となる「Direct Shift-CVT」を搭載。発進時から高速走行まで効率よくパワーのある走りが可能となりました。
ハイブリッドにはメーカーオプションで「非常時給電システム」の100V・1,500Wのアクセサリコンセントを取り付けることができます。アウトドアのみならず非常時や災害時には電源スポットとして使用することができるのは頼もしい限りです。
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本日の在庫数 2676台 平均価格 326万円 支払総額 79~588万円
3位:トヨタ ライズ
トヨタ ヤリスクロスが登場する以前の2019年に登場したのがライズでした。SUV人気が高まり、大型化した3ナンバーがメインの中で5ナンバーサイズのライズは普段使いにちょうど良いサイズ感が受けたといえるでしょう。
それは現在も変わらない魅力となり、販売台数を確実に伸ばしているようです。全長3,995mm、全幅1,695mm、全高1,620mmのコンパクトなボディを持ち、最低地上高は185mmあるので、SUVとしての魅力もあります。
エクステリアは直線を基調としていますが、張り出したフェンダーやバンパーの造り込みによって個性的で押しの強いデザインに仕上がりました。そのため、コンパクトさを感じさせない存在感があるといえるでしょう。
全長は4mもありませんが、ホイールベースは2,525mmと長め。サイズの割に室内空間が広く、後席に大人が着座して余裕の広さが生まれます。またラゲッジスペースは369Lを確保しているので、日常使いには重宝しそうです。
パワートレインは全車1Lの直列3気筒ガソリンターボエンジンを搭載。「D-CVT」という新型のCVTを搭載しており、1.5Lのエンジンと同等のトルクを幅広い回転域で発揮させ、効率よくエンジンを使うことができます。
例えば高速域では、エンジン回転数を低くすることができるため、低燃費性能を実現。また排気量が1Lということもあり、ランニングコストを抑えることにも貢献しているといえるでしょう。
大径のタイヤを装着したSUVのスタイルでありながら、小回りの効くコンパクトボディは、運転がしやすくなっています。車内には多くの収納機能が備え付けられ、「助手席シートアンダートレー」なども設置。女性からも多くの支持を集める結果となっているようです。
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本日の在庫数 3916台 平均価格 222万円 支払総額 127~320万円
2位:トヨタ ハリアー
初代ハリアーが誕生したのは1997年から3代に渡り進化を遂げ、2020年6月に4代目となりました。一時は人気の低迷期も経験したハリアーですが、現在過去最高の販売台数となるほどの人気を得ています。
とにかくカッコイイと話題のハリアーですが、そのエクステリアは欧州ブランドのSUVに採用されている「クーペフォルム」となりました。スタイリッシュでありながら力強さも感じられるスタイリングが魅力的といえるでしょう。
3代目までのデザインはどちらかというと大人の男性をターゲットにしたイメージがありましたが、4代目となってからは男性のみならず女性や若い世代からも支持を集めています。重厚感のあるデザイン性は、クロスオーバーSUVとして品格も醸し出しているようです。
3代目までエンブレムに採用されていた「チュウヒ」と呼ばれる鷹のマークがなくなったことは、寂しいというユーザーもいるようです。しかしヘッドライトは引き締まった目元を演出し、すっきりとしていると感じている人も多いのではないでしょうか。
インテリアにも、高級感と利便性が感じられます。電動シェード付きパノラマルーフの設置ができたり、スマートフォンとの連動機能でさまざまなことが行えるようになったりと、高級車並みの機能が揃いました。
プラットフォームは刷新されたトヨタ独自の「TNGAプラットフォームが採用されており、5代目となったRAV4、レクサス NXとも共通となっています。パワートレインでは、以前設定されていたターボは無くなり、2L直列4気筒の自然吸気エンジンと2.5Lハイブリッドエンジンが用意されています。
ボディサイズは3代目と比較すると拡大されました。実用性もあり、高級感もありカッコいいハリアーに人気が集まるのも頷けるのではないでしょうか。
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本日の在庫数 3229台 平均価格 300万円 支払総額 58~591万円
1位:トヨタ ヤリスクロス
現在人気を集めている車のボディタイプといえば、SUVともうひとつ。コンパクトカーです。ヤリスクロスはその両方の要素を持った数少ないコンパクトSUVといえるでしょう。通常のSUVは、悪路走破性の高さやクロスオーバーSUVであっても大型のサイズになる傾向が強くなっています。
しかしヤリスクロスは、コンパクトなサイズ感で女性からの人気も高く、スタイリッシュなデザインで注目を集めたことも人気の理由です。実際2020年8月にデビューして1ヵ月で4,000台を突破し、3万台に届く勢いでした。
これは月の販売台数目標4,000台を軽々と超えています。兄弟車であるヤリス譲りのパワートレインを持っているので、走行性能は非常に高いといえるでしょう。ハイブリッドとガソリンエンジンが用意されています。
ハイブリッドのWLTCモードはXグレードで30.8㎞/Lと、他社を圧倒する数値をたたき出しました。ヤリスと兄弟車といっても、見ての通りエクステリアには共通するところがなく、ほとんどが新設計です。
フェンダー周りの樹脂製アーチがSUVらしさを強調していますが、クロスオーバーらしくすっきりとしたデザインとなりました。ラゲッジルームは390Lと、クラストップレベルの広さを実現。
安全機能も充実しており、なんと言ってもトヨタSUVでは初となる「トヨタチームメイト」を搭載。これはステアリング、アクセル、ブレーキの各操作を制御することで駐車操作をアシストするものです。
ブレーキに足を添えておくだけで駐車が完了する頼もしい機能が装備されたので、駐車に自信のない人には嬉しい機能のひとつになるのではないでしょうか。機能も充実したコンパクトサイズのSUV、ヤリスクロスからはまだまだ目が離せません。
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本日の在庫数 2477台 平均価格 263万円 支払総額 177~369万円
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- 執筆者プロフィール
- KAKO MIRAI
- AE92やSOARER Z30を乗り継ぎ、たどり着いたのはトルクフルなV8サウンド。ユーロライクなCAMARO Z28からDODGE CHARGER HEMIとアメ車にどっぷりハマってしまいました。Bライセンスの所持経験を持ち、普段の足にVitz...