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販売台数が多いSUVランキング|国産SUVの売れ筋は?2021年最新情報
目次
2021年上半期に人気だった国産SUVは?
迫力のあるボディとオールマイティに使いこなせる使い勝手の良さから、人気が高いSUV。2021年上半期に販売した「SUV」の累計販売台数TOP10は次の通りです。
順位 | 車種名 | 販売台数 |
1 | ヤリスクロス(トヨタ) | 59,556台 |
2 | ハリアー(トヨタ) | 48,271台 |
3 | ライズ(トヨタ) | 47,965台 |
4 | RAV4(トヨタ) | 28,383台 |
5 | キックス(日産) | 21,193台 |
6 | ヴェゼル(ホンダ) | 20,103台 |
7 | ランドクルーザー(トヨタ) | 18,540台 |
8 | CX-5(マツダ) | 12,460台 |
9 | フォレスター(スバル) | 11,692台 |
10 | ロッキー(ダイハツ) | 11,220台 |
(参照)日本自動車販売協会連合会「乗用車ブランド通称名別順位」(2021年1~6月)
10位:ダイハツ ロッキー
2019年に誕生したロッキーは、トヨタにOEMとして供給しているライズの兄弟車です。また1990年から2002年まで、本格的クロスカントリーとして生産されていた初代を、引き継いでいる車でもあります。
プラットフォームは同様となっているので、ボディサイズは同様。5ナンバーサイズのコンパクトSUVとしてライズ同様に人気の車種となっています。
ロッキーは六角形のヘキサゴングリルを採用。両車共に力強いイメージと押し出し感があり、クロスカントリーの装い。
また、ボディカラーには専用色「コンパーノレッド」が用意されました。この色は1963年にダイハツが販売していたコンパーノという車種に由来しており、光の加減で朱色に輝く発色が特徴となっています。
軽量に仕上げられたボディは、燃費性能にも大きく貢献しているといえるでしょう。また1.0Lのエンジンであっても、ターボを搭載と軽量ボディで、1.5Lエンジン並みのパワフルな走行を堪能することを可能にしています。
スマートフォンを利用したコネクト機能で、ライズは「トヨタコネクティッド」、ロッキーは「ダイハツコネクト」を搭載。「ダイハツコネクト」は車載通信機を使用しないので料金がかかりません。
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本日の在庫数 1110台 平均価格 204万円 支払総額 104~315万円
9位:スバル フォレスター
1997年に誕生し、2018年のフルモデルチェンジで5代目を迎えるフォレスター。もうすぐ6代目を迎えることが発表されており、フロントフェイスを中心に、イメージを大きく変えるようですが、現行モデルの人気も高いものがあります。
スバルがデザインコンセプトにしたのは「ボルダーデザイン」。個性をより際立たせる大型のヘキサゴングリルは精悍でダイナミックです。スバルのデザインを象徴する六連星(むつらぼし)も表現しています。
2Lの水平対向4気筒エンジンとモーターを組み合わせた「eボクサー」や1.8Lのターボエンジンを搭載したモデルもラインアップ。ガソリンエンジンを中心に、ハイブリッドモデルも設定されています。
全モデル「アイサイト」を標準装備としており、安全性能においても最新の技術が取り入れられました。非搭載車と比較すると追悼事故の発生率が84%低減していることがメーカーから発表されており、高い安全性能を誇っています。
特徴的なのは水平対向エンジンと左右対称(SYMMETRY)のパワートレインで構成した「シンメトリカルAWD」。そして重心が低く左右のバランスに優れた構造は、道路事情に合わせた最適なトルクを配分する「アクティブトルクスプリットAWD」。優れた走行性能を実現しています。
スバルではAWDと呼ばれる4WDのラインナップが多く、中でもフォレスターはオフローダーに向けたSUVです。世界戦略車として北米で高い人気を誇ります。
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本日の在庫数 1995台 平均価格 230万円 支払総額 26~461万円
8位:マツダ CX-5
マツダCXシリーズの中ではミドルサイズとなるCX-5は、ちょうど良いボディサイズが人気となっています。「魂動~Soul of Motion~」をコンセプトに、躍動感あふれるデザイン性は見るものを惹きつけてやみません。
フロントの長さが輸入車の雰囲気。世界戦略車として設計されていることが分かります。
パワーユニットにはガソリン車、ガソリンターボ、クリーンディーゼルがラインアップ。2Lと2.5Lが用意され、全てマツダ独自の「SKYACTIV」エンジンが搭載されています。クリーンディーゼル独特の音を低圧縮することに成功しました。
更に排ガス浄化システムを使用せず、排ガスフィルターのみでクリーンディーゼルを実現するという革新的なエンジンとなっており、低燃費に加え4LでV8に劣らないトルクを発生させています。
燃費性能では「気筒休止システム」といわれる、高速走行時に4気筒から2気筒に切り替えることのできるシステムのほか、適切なトルク配分を行う「i-ACTIV AWD」を採用。エネルギー消費を抑えることを実現しています。
ラゲッジスペースは定員乗車時でも505Lと広め。フロア下にもちょっとした荷物を収納できる「サブトランクボックス」も装備されています。後席は分割可倒式となっているので、さまざまなシートアレンジが可能です。
ファミリーだけでなく若い世代から大人世代まで幅広く支持されている理由には、すっきりとしたデザイン性のほかに、実用的な使い勝手とパワフルな走行性能にあるといえるでしょう。全てにおいてバランスの良さが光る一台になっています。
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本日の在庫数 3315台 平均価格 227万円 支払総額 55~401万円
7位:トヨタ ランドクルーザー
トヨタのフラッグシップSUVとして長い歴史を持つランドクルーザーは、本格的クロスカントリー4WDとして、最強の悪路走破性を発揮。国産車とは思えないほどの迫力あるボディはモノコックボディではなく、頑丈なラダーフレームが採用され続けています。
2021年8月2日に15年ぶりのフルモデルチェンジが発表されたランドクルーザーは、大反響となりました。年間生産計画が5,000台となっていることに対して、現在2万台の注文が殺到。現状では、納期に時間がかかる見通しとなっているようです。
今後のSUVランキングに大きな影響力を見せる存在になることはいうまでもありません。2020年上半期の販売台数には反映されているのは先代モデル・200系の数字となりますが、それでも7位にランクインする程の高い人気を得ている一台なのです。
パワートレインは4.6LのV型8気筒エンジンを搭載。高い悪路走破性を発揮する四駆性能の高さは、「マルチテレインセレクト」の採用によって向上しています。
また「4-Wheel AHC&AVS」によってどのような路面状況ででも操縦安定性と乗り心地を実現するサスペンションを搭載。オンロードの性能も好評を得てきました。また『パリ・ダカールラリー』の市販車無改造部門で優勝するなどの実績も挙げています。
3列シートの8人乗りをメインとしたグレード構成となっており、その中に2列シートの5人乗りを1グレード設定していました。室内は全席本革シートの採用や、前後左右独立温度コントロールフルオートエアコンの装備、また冷蔵庫まで完備しています。
新たなランクル300系も、これまで以上の悪路走破性の向上と「どこへでも行き、生きて帰ってこられる車」として進化を遂げているようです。ダウンサイジングされたエンジンや、トヨタ初となる「指紋認証スタートスイッチ」など話題は尽きないようです。
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本日の在庫数 550台 平均価格 918万円 支払総額 220~1,960万円
6位:ホンダ ヴェゼル
2021年4月にフルモデルチェンジを行い、2代目に進化。デザインを一新してスタイリッシュな印象となっています。今回の販売台数には先代と新型が含まれていることになりますが、安定した人気となっているといえるでしょう。
エクステリアで一番に目を惹くのは、フロントグリルです。ストレートラインが強調されたデザインを採用したことで、ボディと同系色にまとめられすっきりとした印象が際立っています。
先代と比較すると全長は変わっていませんが、全高が低くなり、全幅が一回り大きくなったため、先代よりもロー&ワイドなスタイリングになりました。
先代から上位クラスに迫るほどのボディサイズを持ち、同じクラスと比較すると大きめなので、上質な雰囲気が魅力です。全長は先代と変わっていないのに更に大きく見えるのは、のびやかなデザイン性にあるといえるでしょう。
後席のニースペースを広くして、快適性を向上。しかしクーペスタイルを採用したことで、ヘッドクリアランスは狭くなったような印象を与えています。パワートレインはガソリン車とe:HEVと呼ばれるハイブリッドを設定。購入されているのは、圧倒的にe:HEVとなっているようです。
ラゲッジスペースは「荷室空間最適化」と表示されているにとどまり、容量については非公開となっています。先代が393Lとなっており、それに劣ることはないとホンダでは語っているようです。
安全装備には、最新の「HONDA SENSING」が標準装備されているほか、上位モデルのみですが「ブラインドスポットモニター」が搭載されています。高速道路での車線変更や、後退など周囲の車両を確認してくれる機能は安心感を与えてくれるのではないでしょうか。
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本日の在庫数 5768台 平均価格 232万円 支払総額 77~405万円
- 執筆者プロフィール
- KAKO MIRAI
- AE92やSOARER Z30を乗り継ぎ、たどり着いたのはトルクフルなV8サウンド。ユーロライクなCAMARO Z28からDODGE CHARGER HEMIとアメ車にどっぷりハマってしまいました。Bライセンスの所持経験を持ち、普段の足にVitz...