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燃費のいい外車SUVランキングTOP10|2021年最新情報
目次
- 外車SUVは圧倒的にディーゼル車が多い
- 10位:メルセデス・ベンツGLA 200d 4MATIC
- 8位(2):プジョー3008 Allure BlueHDi / GT BlueHDi
- 8位(1):プジョー5008 Allure BlueHDi / GT BlueHDi
- 6位(2):MINIクロスオーバー クーパーD
- 6位(1):フォルクスワーゲン T-CROSS TSI(全グレード)
- 5位:ルノー キャプチャー インステンス
- 3位(2):シトロエン C5エアクロス SHINE BlueHDi
- 3位(1):プジョー2008 Allure / GT
- 2位:ジープ レネゲード リミテッド 4xe
- 1位:フォルクスワーゲン T-ROC TDI
- PHEVも増えているが、次は一気にEVが来る?
外車SUVは圧倒的にディーゼル車が多い
今やSUVは世界中で軽自動車からスーパーカーまで好調なセールスを記録しており、当然国産車以外に外車でも多数のSUVが日本で販売されています。
ならば、その外車SUVは国産SUVより燃費性能で優れているか?というと、国産車が早くから経験を積んだハイブリッドで国産より低燃費というのは難しいようです。代わりに、国産より経験が深く、安い軽油で走れるディーゼル車の多さが特徴です。
そんな外車SUVの中から、今回はメーカー公式サイトでWLTCモード燃費に優れる10台を紹介します。
10位:メルセデス・ベンツGLA 200d 4MATIC
WLTCモード燃費:16.5km/L(ディーゼル)
日本で代表的な外車ブランドのひとつ、メルセデス・ベンツのSUVでもっともコンパクトなGLAクラスは2020年6月から日本でも2代目が販売されており、500万を切るFFのGLA180がエントリーモデルです。
しかし、もっとも燃費に優れるのは2リッターディーゼルターボ4WDのGLA200d 4MATIC。
小排気量ガソリンターボで軽量なGLA180(WLTCモード燃費15.5km/L)より低燃費なところに、ディーゼルエンジン技術の高さを伺わせます。
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本日の在庫数 441台 平均価格 364万円 支払総額 120~800万円
8位(2):プジョー3008 Allure BlueHDi / GT BlueHDi
WLTCモード燃費:16.6km/L(ディーゼル)
8位は同じ燃費でプジョーのSUV、それも同じディーゼルターボで、Allure Blue(アリュール ブルー)HDiとGT BlueHDi、グレードも同じ2台のSUVが並びました。
最初に紹介する3008は2017年3月に日本でデビュー、2021年1月にはフロント周りを中心に大幅なデザイン変更で面目を改めた最新モデルで、ヨーロッパでの好調を追い風に日本でも人気が出そうなプジョーの2列5人乗りSUVです。
基本、ディーゼルもガソリンも比較的燃費が良好なFF車のみですが、デザイン変更とともに4WDのPHEV(プラグインハイブリッド車)を追加、電動化の波にも対応しています。
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本日の在庫数 231台 平均価格 306万円 支払総額 40~648万円
8位(1):プジョー5008 Allure BlueHDi / GT BlueHDi
WLTCモード燃費:16.6km/L(ディーゼル)
同率8位のプジョー5008は3列シートミニバンだった初代から一転、2代目ではホイールベースと全長を伸ばした、3008の3列シート7人乗り仕様SUVとして、3008よりやや遅れてデビューしました。
やや長くて重いもののWLTCモード燃費は3008と変わらず、3列シートでより幅広い用途へ対応。
2021年1月には3008とともにデザイン変更を受けた最新モデルへマイナーチェンジしており、いずれPHEV仕様も追加されそうです。
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本日の在庫数 144台 平均価格 310万円 支払総額 44~548万円
6位(2):MINIクロスオーバー クーパーD
WLTCモード燃費:16.9km/L(ディーゼル)
「大きくなってもMINI」の代表格、MINIシリーズでもっとも大きいMINIクロスオーバーは、2017年2月にモデルチェンジした現行型。
BMW X1の姉妹車となってさらに大きくなりました。もっとも低燃費なのはディーゼルターボを搭載する「クーパーD」のFF車。
PHEVの「クーパーS E ALL4」を含む4WDモデルより若干ながら優れた燃費性能を発揮し安価な軽油で走れる、経済的なモデルです。
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本日の在庫数 1011台 平均価格 235万円 支払総額 38~4,466万円
6位(1):フォルクスワーゲン T-CROSS TSI(全グレード)
WLTCモード燃費:16.9km/L(1.0Lガソリン)
7位まで全車ディーゼルターボ車でしたが、ヨーロッパ車、特にVW(フォルクスワーゲン)グループはディーゼルだけでなく、小排気量ガソリンエンジンを低圧ターボで過給。
より排気量が大きいエンジン並の出力と低燃費を両立した「ダウンサイジングターボ」も得意です。
それを象徴するのがVW最小のSUV「T-CROSS(ティークロス)」で、2019年11月から販売されている日本仕様はガソリンターボ仕様のTSI系のみながら、マイルドハイブリッドもなしでなかなかの低燃費。
一回り小型軽量の国産コンパクトSUVほどではないものの、外車のコンパクトSUVではかなり優秀な部類へ入ります。
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本日の在庫数 414台 平均価格 275万円 支払総額 178~391万円
5位:ルノー キャプチャー インステンス
WLTCモード燃費:17.0km/L(1.3Lガソリン)
続くキャプチャーも、VW T-CROSS同様のガソリンエンジンのダウンサイジングターボ車ながらボディがやや大きく、排気量も上回りつつ、T-CROSS以上の低燃費を誇るルノーのコンパクトSUVです。
ただし現在のルノー車は日産や三菱と同グループの「ルノー日産三菱連合」で作られており、キャプチャーも現行型の日産 ジューク(日本未発売)の姉妹車と言える日仏共同開発車。
国産のガソリンSUVに迫る燃費性能は国産技術が生きているのかもしれません。
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本日の在庫数 90台 平均価格 204万円 支払総額 60~415万円
- 執筆者プロフィール
- 兵藤 忠彦
- 1974年栃木県出身、走り屋上がりで全日本ジムカーナにもスポット参戦(5位入賞が最高)。自動車人では珍しいダイハツ派で、リーザTR-ZZやストーリアX4を経て現愛車は1989年式リーザ ケンドーンS。2015年よりライタ...