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今は“手頃なコンパクトSUV”だけど…ご先祖はあの「ベルトーネ」も選んだ“クセ強小型クロカン”だった|ダイハツ 初代ロッキー【推し車】

ラガーとともに、新興国向けダイハツSUVの礎に

テールデザインにもう少し、商用車的ではない「色気」がないと、2020年代はともかく1990年代の日本では厳しかった
出典:flickr.com Author:Rutger van der Maar CC BY 2.0

日本国内ではマイナーに甘んじたロッキーですが、フェローザなどの名で販売された海外では簡素で実用的な小型クロカンとして狙い通りの人気を得て、ラガー同様にイタリアのベルトーネでボディを架装し、BMWのエンジンを積む「フリークライマーII」も作られました。

どちらかといえばヨーロッパやオセアニア向けでしたが、ラテンアメリカや東南アジア、中東にも輸出されたロッキー/フェローザは、ラガーとともに現在も好評な新興国向けダイハツSUVの礎となったモデルの1つです。

日本はもちろん、先進国向けとしても後が続かなかったとはいえ、軽自動車やコンパクトカー同様、これらの市場でダイハツ(あるいはダイハツ製トヨタ車)が存在感を発揮するのに、重要な役割を果たしたのは間違いありません。

※この記事内で使用している画像の著作者情報は、公開日時点のものです。

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執筆者プロフィール
兵藤 忠彦
兵藤 忠彦
1974年栃木県出身、走り屋上がりで全日本ジムカーナにもスポット参戦(5位入賞が最高)。自動車人では珍しいダイハツ派で、リーザTR-ZZやストーリアX4を経て現愛車は1989年式リーザ ケンドーンS。2015年よりライタ...

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