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クラッチの意味と仕組みとは?寿命や交換費用と種類などまとめ

クラッチの部品構成とは

クラッチの主要な部品構成は
・クラッチディスク
・クラッチカバー
・フライホイール
の3つとなります。
無数に細かい部品がありますが、その中で特に重要なのは、「トーションスプリング」と呼ばれる、クラッチディスクに付くバネです。トーションスプリングは、クラッチを繋ぐときなどの衝撃を吸収する役割を持っており、乗り心地、運転フィーリングの向上とともに、クラッチの寿命を延ばす役割があります。

クラッチ版は消耗品!

前項のクラッチの意味、仕組みについてご説明しましたが、MT車(マニュアル車)はクラッチ板を合わせてエンジンの回転力(駆動力)をトランスミッション、タイヤに伝えたり、切り離したりしますので、相当な力がかかっています。

マニュアル車(MT車)を発進させるときは、半クラッチを多用します。
半クラッチの状態は、クラッチディスクを擦って削っているようなものですので、やがて寿命が訪れます。
また、トーションスプリングは文字通りバネですので、劣化していき寿命が訪れます。

日本車は整備性を考慮し、フライホイールなど交換に手間がかかり部品代が高価になるものは耐久性を持たせており、滅多なことでは交換の必要がありません。ただ、クラッチカバーは劣化しやすいため、クラッチを交換するときは
・クラッチカバー
・クラッチディスク
・トーションスプリング
の3つをメインに部品交換されます。

クラッチが滑る?「クラッチ滑り」とは

クラッチディスクが磨耗し寿命となると、クラッチペダルを奥まで踏み込んでも、半クラッチの状態のままとなってしまいます。この状態では、アクセルを踏んでエンジンの回転を上げても、クラッチが文字通り滑るだけで、タイヤに回転が伝わらず、スピードが出なくなります。

クラッチ滑りは、徐々に症状が進んでいきます。いつもよりクラッチの踏み込みが深くなるなどが、クラッチ滑りの前兆のひとつです。

完全にクラッチが滑ると、クラッチが切れた状態と同じになりますので、車は進むことができなくなります。

クラッチの寿命はどれくらい?

クラッチの寿命は、車種の違いと運転の仕方、走る道路の状況で大きく異なってきます。大衆車よりスポーツ車の方がクラッチの寿命は短い傾向はありますが、これも乗り方で大きく変わってきます。

マニュアル車を運転するとき、半クラッチをどう使うのかが大きなポイントとなります。上手に半クラッチを使って運転すれば、スムーズに加速できますし、車への衝撃も軽くなり、寿命が延びます。停止が多い都市部ばかり走るのと、高速ばかり走るのとでは、同じ運転技術でもってしても、高速ばかり走る方がクラッチの寿命は長くなります。

あくまで目安とはなりますが、国産車でのクラッチ交換までの走行距離は、5万km~8万kmとなるでしょう。中には、4万kmに満たないのにクラッチが滑り出すケース、10万km超えても未交換というケースがあります。

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