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【自動ブレーキ】国産車・外車全メーカーの機能を徹底比較!最強は?

自動ブレーキとは?

ドライブ ハンドル ステアリング

自動ブレーキ(衝突被害軽減ブレーキ)は、衝突被害を軽減するために車のシステムが警告を促し、ブレーキのアシストや自動でブレーキを作動する装置のことです。

カメラやレーダーなどで前方の自動車や歩行者を検知、衝突の恐れがあるときはドライバーに警告します。その後ブレーキを踏んだ場合はアシストをし、ブレーキ操作がなく追突や衝突が避けられないとシステムが判断したら自動的にブレーキを作動します。

近年は軽自動車にも搭載されていることが多く、新車を購入するときは自動ブレーキ付きを選ぶことも多くなっているでしょう。
「自動ブレーキ」といっても、名称や機能は各メーカーによって異なります。国産車・外車全メーカーの機能を徹底比較します。

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【国産メーカー別】自動ブレーキの特徴とデメリット

【トヨタ】トヨタ セーフティセンス(第2世代) / プリクラッシュセーフティ

トヨタ アルファード

アルファード エグゼクティブラウンジ ブラック

・対象:車両(昼夜)、歩行者(昼夜)、自転車(昼)
・作動速度:10〜180km/h(対車両)、10〜80km/h(対歩行者、自転車)

最新のトヨタ セーフティセンス(第2世代)には、昼夜対応の対車両・対歩行者・対自転車の自動ブレーキが搭載されています。歩行者事故の69%は夜間に発生するという考えのもと開発され、より安心して運転できるようになりました。

デメリットは新しく登場した「トヨタ セーフティセンス(第2世代)」はアルファードとヴェルファイアのみの搭載と車種が限られている点です。今後、新しく開発されるモデルへの展開も期待しましょう。

トヨタ セーフティセンス(第2世代)についてはこちら

最新のトヨタセーフティセンスが2018年から導入へ|搭載予定や変更点など

【日産】インテリジェント・エマージェンシーブレーキ

日産 セレナ e-POWER

日産 セレナ e-POWER

・対象:車両(昼)、歩行者(昼)
・作動速度:10〜80km/h(対車両)、10〜60km/h(対歩行者)

現在の日産の自動ブレーキの主流は「インテリジェント・エマージェンシーブレーキ」です。昼間の運転に対応していて、車両・歩行者へ適用されます。

単眼のフロントカメラで車両や歩行者を検知し、衝突の可能性があると警報音とメーター内のインテリジェント エマージェンシーブレーキ表示で警告します。衝突回避動作が不十分な場合は再度警告、軽いブレーキが自動的にかかり、さらに衝突の危険が高まると強いブレーキが自動でかかります。

日産は車間距離を維持しながら走行できる「インテリジェント クルーズコントロール」の技術もいち早く取り入れています。

デメリットは自転車への対応および夜間対応ではない点です。

【ホンダ】ホンダセンシング・衝突軽減ブレーキ(CMBS)

ホンダ フリード

ホンダ FREED modulo X

・対象:車両(昼)、歩行者(昼)
・作動速度:5km/h~(対車両)、5km/h~(対歩行者)

ホンダの自動ブレーキにはホンダセンシング・衝突軽減ブレーキ(CMBS)が多く採用されています。ミリ波レーダーと単眼カメラで車両と歩行者を検知すものです。

作動速度も5km/hからと低速時にも作動し、市街地や街なかでも安心して走行できます。衝突の危険を感知すると警報だけでなく、振動での警告やシートベルトの引き込みで安全を確保することも特徴です。

デメリットは対自転車や夜間対応がない点といえます。
作動速度といった性能は十分に発揮されているので、今後の期待が高まります。

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【マツダ】i-アクティブセンス / アドバンスト・スマート・シティ・ブレーキ・サポート

マツダ CX-3

新型 CX-3

・対象:車両(昼)、歩行者(昼・夜)
・作動速度:4〜80km/h(対車両)、10〜80km/h(対歩行者)

マツダはコンパクトカーからハイエンドモデルまで、全グレードにサポカーSワイドに該当していることが特徴です。

マツダの自動ブレーキは、対歩行者、対車両の自動ブレーキを搭載しているのがマツダのi-アクティブセンス アドバンスト・スマート・シティ・ブレーキ・サポート(アドバンストSCBS)です。単眼カメラで歩行者、車両を検知するしくみで、一部の車種(CX-3、アテンザ)では夜の対歩行者検知も可能となりました。

デメリットは夜間の対歩行者検知可能な車種が少ないこと、夜間の対車両検知はまだできないことです。

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【スバル】アイサイト(ver.3) / プリクラッシュブレーキ

スバル レヴォーグ

スバル 新型レヴォーグ E型

・対象:車両(昼)、歩行者(昼)、自転車(昼)
・作動速度:1〜160km/h

スバルのアイサイトは市販車で自動ブレーキが実用化された世界初のシステムです。ステレオカメラを使った方法で、歩行者や自転車の検知もできる点は独自性があり、高く評価されています。

アイサイトver.3ではカメラからの画像をカラーで認識可能、前方の車両のブレーキランプの点灯も把握できるようになりました。より人間の目に近い判断ができます。車両、歩行者、自転車の検知もしっかりできて、「さすがスバル!」といえるでしょう。

デメリットは夜間の検知ができないことです。
昼間の車両、歩行者、自転車の検知が可能な点は大きなメリットですので、今後は夜間の検知との組み合わせに大きく期待です。

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【事故防止】スバルのアイサイトの凄さとは?搭載車や評価から2/3/4の違いまで

【三菱】e-Assist(e-アシスト) / FCM(衝突被害軽減ブレーキシステム)

三菱 エクリプスクロス

三菱新型エクリプスクロス

・対象:車両(昼)、歩行者(昼)
・作動速度(レーザーレーダー・カメラ):5〜80km/h(対車両)、5〜65km/h(対歩行者)
・作動速度(カメラ):10〜80km/h(対車両)、10〜60km/h(対歩行者)

三菱のe-Assist FCM(衝突被害軽減ブレーキシステム)は、対車両・対歩行者の自動ブレーキです。FCMとは「Forward Collision Mitigation system」の略です。
エクリプスクロスにはレーザーレーダーとカメラを組み合わせたFCM、eKワゴンといった軽自動車にはカメラで検知するFCMが搭載されています。

デメリットは、しくみと性能が異なる2種類の自動ブレーキがあることです。
購入する前にしっかりと確認しましょう。

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【三菱 eアシストを徹底解説】衝突被害軽減ブレーキシステム(FCM)などの評価も

【スズキ】セーフティ サポート

デュアルセンサーブレーキサポート

スズキ クロスビー

スズキ 新型クロスビー HYBRID MZ

・対象:車両(昼)、歩行者(昼)
・作動速度:10〜100km/h(対車両)、10〜60km/h(対歩行者)

スズキ クロスビーに採用されているデュアルセンサーブレーキサポートは、単眼カメラとレーザーレーダーを組み合わせた自動ブレーキです。自動ブレーキ対自動車の作動速度が100km/hまでと、他のメーカーに比べて速い速度にも対応していることが特徴といえます。

自動ブレーキ以外にも全方位モニター用カメラで真上から見ているような映像が見られるので、縦列駐車や狭い道の運転が苦手な方にもおすすめです。

デメリットは対自転車ではない点です。街乗りが多いスズキの車は対自転車の自動ブレーキが搭載されると、より頼もしくなるでしょう。

デュアルカメラブレーキサポート

スズキ ソリオ

スズキ ソリオ ハイブリッド 2015年型 SZ

・対象:車両(昼)、歩行者(昼)
・作動速度:5〜50km/h(対車両)、5〜30km/h(対歩行者)

スズキ ソリオに採用されているデュアルカメラブレーキサポートは、スバル アイサイトと近いステレオカメラ方式です。車両、歩行者にも対応。ステレオカメラのワイパー作動範囲にあるため、雨天時にも自動ブレーキが作動することがメリットです。

デメリットは同じ方式のスバル アイサイトと比べると、対自転車がないことと作動速度の範囲が狭いことです。街乗りでは十分なレベルといえますが、少し物足りなさを感じるかもしれません。

レーダーブレーキサポートⅡ

スズキ バレーノ

スズキ バレーノ 2016年型

・対象:車両(昼)
・作動速度:5〜100km/h(対車両)

スズキ バレーノに採用されているレーダーブレーキサポートⅡは、ミリ波レーダー方式の自動ブレーキです。レーダーブレーキサポートⅡもデュアルセンサーブレーキサポートと同様、作動速度は100km/hと、速い速度でも対応可能で、高速道路の運転でも心強いでしょう。

デメリットは対車両のみのため、デュアルセンサーブレーキサポート搭載、デュアルカメラブレーキサポート搭載のモデルと比べると見劣りします。
とはいえスズキはさまざまな方式の自動ブレーキを採用しているので、今後の展開にも期待が高まります。

【ダイハツ】スマートアシスト(スマアシ)

スマートアシスト3(スマアシ3)衝突回避支援ブレーキ

ダイハツ タント

ダイハツ タント X

・対象:車両(昼)、歩行者(昼)
・作動速度:4〜100km/h(対車両)、4〜50km/h(対歩行者)

ダイハツ最新の自動ブレーキスマートアシスト3(スマアシ3) 衝突回避支援ブレーキです。対車両は4~100km/h、対歩行者は4~50km/hで作動します。
ステレオカメラを使った自動ブレーキで、歩行者もしっかり検知。搭載車のラインナップも幅広く、タント、ムーヴ、ムーヴ キャンバスやウェイクなど人気のモデルに採用されています。

デメリットは対車両、対歩行者のみという点です。

女性や高齢者にも人気の軽自動車。対自転車と夜間対応のスマアシの登場もこれからありそうです。

スマートアシスト2(スマアシ2) 衝突回避支援ブレーキ

ダイハツ ブーン

ダイハツ ブーン CILQ Gパッケージ SAⅡ フルモデルチェンジ 2016年

・対象:車両(昼)
・作動速度:4〜50km/h(対車両)

スマートアシスト2 衝突回避支援ブレーキ」はレーザーレーダー方式の自動ブレーキです、ダイハツのコンパクトカー、ブーンとトールに採用されています。対車両・対歩行者で、機能は十分といえるでしょう。

デメリットはすでにスマートアシスト3が登場し、多くのダイハツ車はスマアシ3が搭載されている点です。今後のモデルチェンジでスマートアシスト3へ切り替わることに期待しましょう。

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【輸入車メーカー別】自動ブレーキの特徴とデメリット

【メルセデス・ベンツ】インテリジェントドライブ

PRE-SAFE®ブレーキ

メルセデス・ベンツ CLS

メルセデス・ベンツ CLS

・対象:車両(昼)、歩行者(昼)
・作動速度:7〜200km/h(対車両)、7〜72km/h(対歩行者)

PRE-SAFE®ブレーキは、メルセデス・ベンツのBASプラス(飛び出し検知機能付ブレーキアシスト・プラス)が音とディスプレイで警告し、ブレーキが踏まれたらブレーキ圧を高めます。ドライバーが反応しないときは、システムが衝突を避けられないと判断したら自動ブレーキが作動します。

自動ブレーキと同時に前席のシートベルトを巻き上げ、助手席のシートポジション修正といった衝突時の安全を確保するPRE-SAFE®機能も作動するため、より安全を確保できることも特徴です。
対車両と対歩行者の両方を検知、対車両は200km/hまでの作動速度範囲で、高速道路での走行もしっかりとサポートしてくれます。

デメリットは夜間走行時は自動ブレーキが未対応という点です。

CPAプラス

メルセデス・ベンツ Cクラス

メルセデス・ベンツ Cクラス ステーションワゴン

・対象:車両(昼)
・作動速度:7〜105km/h(対車両)

CPAプラスはメルセデス・ベンツのCクラスに主に搭載されている自動ブレーキ機能です。CPAとはCollision Prevention Assistの略です。対車両で7~105km/hの作動範囲となっていて、日本で運転するのであれば十分な作動範囲といえるでしょう。

デメリットは先ほど紹介したPRE-SAFE®ブレーキのほうが高性能のため、対車両のみのCPAプラスは物足りなく感じます。とはいえ作動範囲はこちらも十分といえます。

【BMW】ドライビング・アシスト・プラス / 衝突回避・被害軽減ブレーキ

BMW X5

BMW 新型X5

・対象:車両(昼)、歩行者(昼)
・作動速度:5〜210km/h(対車両)、10〜60km/h(対歩行者)

BMWのドライビング・アシスト・プラス 衝突回避・被害軽減ブレーキは、ミリ波レーダーとカメラによる対車両、対歩行者の自動ブレーキです。
これまでカメラのみで検知していたのをミリ波レーダーも活用することで、より検知機能がUP。さまざまな場面で活躍することでしょう。

デメリットは夜間走行時の自動ブレーキがない点です。
しかし、BMWナイト・ビジョン(歩行者、動物検知機能付)は赤外線カメラにより最長100m先の歩行者、動物を検知、ディスプレイでお知らせしてくれる機能ですので、夜の運転のサポートに役立つでしょう。

【アウディ】プレゼンスシティ

アウディA3

アウディA3セダン

・対象:車両(昼)、歩行者(昼)
・作動速度:10〜85m/h(対車両)、10〜85km/h(対歩行者)

フロントカメラで前方車両と歩行者を検知する、アウディ プレゼンスシティ。10~85km/hの作動範囲は国内メーカーの自動ブレーキ作動範囲と近く、日本で使う分には十分といえるでしょう。

右折時に対向車を検知して緊急ブレーキを作動させる「ターンアシスト」や渋滞で前の車に追従する「トラフィックジャムアシスト」もモデルによって搭載されています。

普段使いから旅行といった長距離走行もしっかりサポートしてくれますが、デメリットは対自転車や夜間対応していないことです。

【フォルクスワーゲン】Front Assist(フロントアシスト)/ 歩行者検知対応シティエマージェンシーブレーキ機能付)

フォルクスワーゲン パサート ヴァリアント

フォルクスワーゲン パサート ヴァリアント TDI Highline

・対象:車両(昼)、歩行者(昼)
・作動速度:5km/h~(対車両)、5〜65km/h(対歩行者)

フォルクスワーゲンは対車両、対歩行者の自動ブレーキ「Front Assist(フロントアシスト)」を採用しています。エンブレムに内蔵されたレーダーで車両や歩行者を検知するタイプです。対車両は5km/h以上の全速度域が作動範囲なので非常に幅広いといえます。
「歩行者検知対応シティエマージェンシーブレーキ機能付」で、対歩行者も5~65km/hで検知する十分な性能です。

デメリットは夜間走行時の対応がないことです。

【ポルシェ】ポルシェ・アクティブセーフティ・システム

ポルシェ マカン

ポルシェ マカン 2016

・対象:車両(昼)
・作動速度:30〜240km/h(対車両)

ポルシェ・アクティブ・セーフティシステム(PAS)は前の車との車間距離が急速に近づくと音と表示、ハンドルとシートの振動でドライバーに注意を促します。急ブレーキをかけるとブレーキ圧を増加、制動力を高めます。
ポルシェ マカンにオプションで装着することができます。

デメリットは対歩行者ではない点です。
ただし、ポルシェ カイエンには「予測的歩行者保護」という対歩行者・対自転車との衝突の危険を軽減するシステムが標準装備されています。

【プジョー】アクティブセーフティブレーキ

アクティブシティブレーキ

プジョー 208

プジョー 208 Allure

・対象:車両(昼)
・作動速度:5〜30km/h(対車両)

プジョーのアクティブシティブレーキは対車両の自動ブレーキ機能です。レーザーセンサーによって前方の車両や障害物を検知、ドライバーが回避行動しないときは自動的にブレーキを作動します。
街なかや渋滞など、ゆっくり走行しているときに働くことを想定しています。

デメリットは作動速度が低速であることです。
次に紹介する「アクティブセーフティブレーキ」は作動速度も幅広く、高速道路でも使えます。

アクティブセーフティブレーキ

プジョー 5008

新型 プジョー 5008 2017年型

・対象:車両(昼)、歩行者(昼)
・作動速度:5〜140km/h(対車両)、5〜60km/h(対歩行者)

プジョーのアクティブセーフティブレーキは対車両、対歩行者の自動ブレーキ機能です。

プジョーは5~30km/hで働く自動ブレーキ「アクティブシティブレーキ」もありますが、プジョー 5008はより高性能の「アクティブセーフティブレーキ」が搭載。

デメリットは自転車や二輪車対応の自動ブレーキは残念ながらまだないことです。しかし作動範囲は5~140km/hと幅広く、市街地でも高速道路でも頼りになります。

【シトロエン】アクティブセーフティブレーキ

シトロエン C3

シトロエン C3 新型

・対象:車両(昼)、歩行者(昼)
・作動速度:5〜140km/h(対車両)、5〜60km/h(対歩行者)

シトロエンのアクティブセーフティブレーキは対車両、対歩行者の自動ブレーキ機能です。プジョーの「アクティブセーフティブレーキ」と同等の機能ですので、対車両、対歩行者である点は安心です。

デメリットは自転車や二輪車対応の自動ブレーキがない点です。

【ルノー】エマージェンシーブレーキサポート(アクティブブレーキ)

ルノー メガーヌ

ルノー メガーヌRS

・対象:車両(昼)
・作動速度:30〜140km/h(対車両)

ルノーの自動ブレーキエマージェンシーブレーキサポート(アクティブブレーキ)」は対車両です。自動ブレーキが作動する前にSDW(Safety Distance Warning)車間距離警報が前方車両との距離を時間で表示、警報を表示・音声で知らせます。その後、安全な減速ができなかった場合は「エマージェンシーブレーキサポート(アクティブブレーキ)」が働きます。

デメリットである対歩行者、対自転車ない点は、今後の開発に期待です。

【ジャガー】オートノマスエマージェンシーブレーキ

ジャガー XF

ジャガー XF X260 2015年

・対象:車両(昼)、歩行者(昼)
・作動速度:非公開(対車両)、非公開(対歩行者)

ジャガーは自動ブレーキ「オートノマスエマージェンシーブレーキ」と歩行者感知機能「ペデストリアンセンシング」があります。前方に設置されたカメラで前方の車両を検知します。歩行者の検知も可能なので、さまざまな場所で活躍してくれるでしょう。

デメリットは現在対自転車がない点ですが、カメラでの検知のため今後は自転車対応の展開もあるかもしれません。

【ランドローバー】ドライバーアシストシステム 自動緊急ブレーキ

ランドローバー ディスカバリー

ランドローバー ディスカバリー

・対象:車両(昼)
・作動速度:5〜80km/h(対車両)

5~80km/hで作動する対車両の自動ブレーキ「自動緊急ブレーキ」が搭載されています。ランドローバーはオフロード車、SUVのラインナップが豊富で、パワフルにドライブしたいドライバーにとって自動ブレーキがついているのは安心です。

デメリットは自動ブレーキが対車両のみという点です。
ランドローバーはラインナップに特徴があるので、夜間や悪天候でもしっかり使える自動ブレーキが搭載されるとさらに心強いでしょう。

【ボルボ】インテリセーフ

ボルボ XC40

ボルボ 新型 XC40 2018年3月

・対象:車両(昼夜)、歩行者(昼夜)、自転車(昼夜)
・作動速度:4〜200km/h(対車両)、4〜80km/h(対歩行者)、4〜80km/h(対自転車)

ミリ波レーダーとカメラで自動ブレーキが働く、ボルボの「インテリセーフ」。対車両、対歩行者、対自転車、対大型動物で、夜間にも対応、4~200km/hで作動します。

自動ブレーキ搭載のボルボ車の事故発生率は非搭載車より69.0%減少と発表していることもあり、自動ブレーキが追突事故や対人事故の減少に大きな貢献をしているといえます。

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【テスラ】自動緊急ブレーキ

テスラ モデルX

テスラ モデルX 2012年

・対象:車両(昼)
・作動速度:10〜150km/h(対車両)

テスラの安全装備は、360度の視界を見渡し最長250m先をチェックできる8台のサラウンドカメラと12個の超音波センサー、最長視認距離160mのレーダーで構成されています。

オートパイロットなどの先進的な機能が売りのテスラは、自動緊急ブレーキはもちろん標準安全機能として搭載されています。しかし、テスラ車自体がまだ一般的でない点がデメリットといえるでしょう。また、自動運転時の事故が何件か起きている点も懸念されます。

最強の自動ブレーキはスバルかベンツか!

指をさす女性

さまざまなメーカーの車に搭載されている自動ブレーキ。内容を細かく確認すると自動ブレーキが作動する対象と作動速度、昼夜対応といった違いがあることがわかります。

ネットの口コミや考察の傾向をまとめると、現状の最強自動ブレーキはスバルとメルセデス・ベンツであるという声が多いようです。

スバルは国産メーカーでは自動ブレーキを始めとする先進安全の先駆者ですし、画像処理システムについての特許も取得しています。メルセデス・ベンツは段階的に危険予防機能を備えており、さらに高速走行ときも想定して作動範囲が設定されているという実用性の高さが特徴です。こうした、他メーカーよりも突出した機能やメリットがある点が、2社の自動ブレーキが最強と言われる理由であるようです。

ただし、車を選ぶ際にどの機能を優先させたいのか、どういった危険の多い道路をよく走るのかなどにより、自動ブレーキの優劣は変わってきます。自動ブレーキをはじめ先進安全装備で車を選ぶ際は、自分に必要な機能は何かに着目することが大切です。

いずれにせよ、自動ブレーキや先進安全の分野においては、各自動車メーカーは日々たゆまぬ努力を続けているため、自動車の安全性そのものは全体的に高まっていると言ってよいでしょう。

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この記事の執筆者
MOBY編集部 第4グループ