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元木大介さんの愛車とは?高級車は一流の証【芸能人の愛車】
目次
元ジャイアンツの人気者・元木大介さん
元木大介さんといえば、言わずと知れた元読売ジャイアンツの主力選手。1990年のドラフト会議で1位指名を受けて入団。1992年からは1軍で、バッテリーを除くすべてのポジションを守れるユーティリティープレーヤーとして活躍しました。そして、2005年、33歳の若さで引退します。
他球団からの誘いがあったといいますが、「入団したときからこのチームでいらないと言われたら辞めようと決めていた」と、堅い意思を持って「ジャイアンツの選手」として身を引きました。
元木大介さんの夢を与える愛車の数々
元木大介さんの愛車遍歴
1991年 19歳 ホンダ レジェンド
1992年 20歳 メルセデス・ベンツ 500SL
1993年 21歳 メルセデス・ベンツ 600SE
1996年 24歳 メルセデス・ベンツ S600
1998年 26歳 フェラーリ F355 F1
1999年 27歳 フェラーリ 360 モデナ
1999年 27歳 メルセデス・ベンツ G350
1999年 27歳 メルセデス・ベンツ G500
2001年 29歳 メルセデス・ベンツ Vクラス
2003年 31歳 メルセデス・ベンツ S600L
2003年 31歳 メルセデス・ベンツ SL600
2004年 32歳 ランボルギーニ ガヤルド
2004年 32歳 トヨタ アルファード
2004年 32歳 クライスラー 300
2004年 32歳 ハマー H2
2004年 32歳 ベントレー コンチネンタル GT
2005年 33歳 ベントレー コンチネンタル フライング スパー
2007年 35歳 日産 エルグランド
2008年 36歳 トヨタ ハイエース
2011年 39歳 キャデラック エスカレード
テレビ東京の人気番組、愛車遍歴でも、元木さんが乗ってきた歴代の車が紹介されました。なんと、1軍に上がった年にさっそくメルセデス・ベンツ500SLを購入しています。この年、読売巨人の選手内での人気ナンバー1自動車メーカーも、やはりメルセデス・ベンツでした。
若干20歳でベンツを手に入れ、39歳までに19回も愛車を乗り替えている元木さん。子どもたちに夢を与える職業としては、最高の成果を果たしているといえるでしょう。
元木大介さんは球界きっての車好き
これだけたくさんの車を乗り継いできた元木さんは、野球界イチの車好きとの噂も。彼の愛車たちはそのほとんどが高級車ですが、特にメルセデス・ベンツの購入は8台にもなります。
98年、99年にはフェラーリを続けて手に入れているようです。また、妻である元アナウンサーの大神いずみさんとのあいだに子どもが生まれた2005年以降は、アルファードやエルグランドなど、車内スペースの広い車が目立ちます。
【元木大介さんの愛車】メルセデス・ベンツ 500SL
元木さんは1990年、プロ野球選手になると、「絶対に1軍で活躍したい」と、強い気持ちを持ったといいます。そして、「ずっと1軍でやっていくぞ」と。
そんな元木さんが入団3年目、1軍選手として活躍を始めた年に手にしたのが、メルセデス・ベンツ 500SLでした。
憧れの高級車メルセデス・ベンツ
メルセデス・ベンツは、ドイツの自動車会社ダイムラーが所有するブランドのひとつです。その中でもSLクラスは、クーペ、カブリオレ、またはクーペカブリオレタイプの高級スポーツカーで、現在メルセデス・ベンツが販売する車種で最も長い歴史を持っています。
メルセデス・ベンツ500SLの登場
500SLグレードは、1980年に初めて登場しました。その年、大規模なマイナーチェンジが施されたベンツSLは、V8エンジンが新発売の軽量アルミブロック・ユニットに変更され、これに伴いV8モデルは380SL/SLC、および500SL/SLCとなります。
当時の500SLは排気量4,973cc、エンジンV型8気筒SOHCの、240馬力を誇りました。
フルモデルチェンジ後のメルセデス・ベンツ 500SL
元木大介さんが500SLを購入した1992年までに、メルセデス・ベンツSLは一度のフルモデルチェンジを行います。このとき、車両の傾きを感知した際に起き上がり、搭乗者を保護するロールオーバーバーが装備されました。
日本に導入された「500SL」は、V8型気筒SOHCエンジンを搭載。最大出力330PS、最大トルク47.0kgf・m。駆動方式はFRです。1991年には右ハンドル仕様が追加され、価格はそれまでより251万円高い1,631万円でした。
メルセデス・ベンツ 500SLは今も色あせない美しいデザイン
丸みとエッジを融合させたフロントデザインが美しいメルセデス・ベンツ 500SL。目じりを下げたウインカーレンズがエレガントなイメージです。高級高度な金型が必要な凸凹のテールレンズには視認性を高める効果があり「デザインのためのデザインであってはならない」というメルセデスの伝統が、きっちりと踏襲されています。
【元木大介さんの愛車】フェラーリ F355 F1・フェラーリ 360モデナ
1998年、1999年と、元木さんは2年連続でオールスターゲームに出場します。ちなみに、98年と99年は別のポジションでファン投票により選ばれ、しかも2年ともそれとは別のポジションで出場します(98年は代打のみ)。
さすが、「ピッチャーとキャッチャー以外ならどんなポジションでも守れる選手」です。そんな元木さん、98年には初めてのフェラーリを、99年には2台目のフェラーリを購入しています。
憧れのスポーツカー・フェラーリ
フェラーリはイタリアの自動車メーカーで、レーシングカー、グランツーリスモ、スポーツカーのみを製造しています。
フェラーリ F355 F1
フェラーリ F355 F1は1994年から1999年にかけて製造、販売されたリアミッドシップエンジン・後輪駆動のスポーツカーです。F355の車名は排気量約3,500cc・5バルブのパワーユニットを搭載していることに由来しています。
縦置き搭載されるパワーユニットはV型8気筒DOHC「F129B」型で、ボッシュ社のモトロニックで制御されており、最大出力380PS、最大トルク36.7kgf・mを発生させます。横置きされるトランスミッションは当初リジッドロッド式の6速MTのみでしたが、1997年にパドルタイプの2ペダル・セミオートマティックシステムである「F1システマチック」搭載車が追加され、よりイージーにフェラーリのドライブが楽しめるようになりました。
フェラーリ F355 F1 のラインが美しいクーペスタイル
美しいラインを持つクーペ(ベルリネッタ)ボディのスタイリングは、イタリアのカロッツェリア「ピニンファリーナ」が手掛けたものです。先代から余計な突起を取り除き、より曲線的であでやかなデザインになっています。
フェラーリ 360モデナ
フェラーリ 360 モデナは、クーペタイプのスポーツカーで、F355の後継車種です。エンジンはF355の3.5L V8エンジンを改良し、2mmストロ-クアップした1気筒5バルブの3.6L V8エンジンをミッドシップマウントしています。
このエンジンはF355比で20PS出力アップ、1.3kmf・mアップを達成しています。なお、360の名称はこの3.6エンジンに由来します。
フェラーリ 360モデナのエンジンルームの見えるデザイン
フェラーリ 360モデナのデザインを担当したのはF355と同じピンファリーナです。ロードカーのトレンドを先取りすべく、まったくの白紙から設計されました。
アルコア製のアルミニウム押し出し材によるオールアルミ製スペースフレームに、外装もアルミ製となっています。また、このフェラーリ 360モデナから、ミッドシップのクーペモデルはエンジンフードがガラスになり、エンジンルームが見えるようになりました。
ちなみにこのモデル、販売時期がF1におけるスクーデリア・フェラーリ(フェラーリのワークス・レーシングチーム)の黄金期と重なり、当時の史上最多の販売台数を記録しました。
【元木大介さんの愛車】キャデラック エスカレード
プロ野球選手を引退したあとの元木さんは、野球解説者やタレントとして活躍します。そんな元木さん、現在の愛車は「キャデラック・エスカレード」です。
アメリカが誇る高級車・キャデラック
キャデラックはアメリカのゼネラルモータズが展開しているブランド。メルセデス・ベンツやイギリスのロールス・ロイスと並び、世界を代表する高級車ブランドです。
キャデラック自慢のSUV・キャデラック・エスカレード
キャデラック・エスカレードは、1997年にフォードが発売したリンカーン・ナビゲーターが成功したことを受けて、その対抗車種として発売されたSUVです。2007年から2014年にかけて販売された3代目は、6.2LのV型8気筒エンジンを搭載しています。最大出力は409PS、最大トルクは57.6kgf・m。用意されるトランスミッションは6ATで、フルタイム4WDを採用しています。
元木さんのエスカレードはロングボディーのESVのようです。
キャデラック・エスカレードのアート&サイエンス
キャデラック・エスカレードのデザインは「アート&サイエンス」をコンセプトにしています。単なる部品の集合体ではなく、アーティスティックな美しさと先進的な機能性を高次元で満たすデザインは、初代から今まで、洗練されながら受け継がれています。
室内は標準でラグジュアリーな空間ですが、元木さんの愛車は「走る応接室」仕様に改造されているそうです。
一流・元木大介さんの車であること
元木大介さんの愛車は一流の野球選手らしい、一流の車ばかりでした。元木さん自身が車好きであることは間違いないと思いますが、やはり、「野球選手になったらこんなすごい車に乗れるんだ」という夢を、子どもたちに与えるための車でもあったと思います。
一流の人と一流の車というのは、ぴったり息の合った親友のようで、だからこそ、車も元木さんも、一緒にいると普段以上にスマートでかっこよく見えるのでしょう。
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- 執筆者プロフィール
- MOBY編集部
- 新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...