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【ややこし語#19】EVとBEVの違い

EVとBEVの違いは?

「EV」と「BEV」はどちらも電気自動車を表すときに用いられます。

結論から言うと、EVとBEVは少し意味が違います。簡単に説明するならば、EVという大きなカテゴリの中にBEVがある、というイメージです。

具体的にどう違うのか、どう使い分けるのかを解説します。

それぞれの意味と使い分け方

トヨタのBEV「bZ4X(画像はプロトタイプ)」

前提として、EVもBEVも、電気でモーターを駆動して走行する車を指すことは代わりありません。

両者の違いは、単語の意味を理解すると分かりやすいです。EVは「Electric Vehicle(=電気自動車)」、BEVは「Battery Electric Vehicle(=バッテリー式電気自動車)」の略。

つまり、EVは電気でモーターを駆動して走行する自動車全てを指し、BEVは”バッテリーに充電した電気”でモーターを駆動して走行する自動車を指します。

一般的なEVのイメージ=BEV

日産 セレナなどが搭載するe-POWERは、エンジンで発電した電気でモーターで走行する仕組み。これも広義のEVと言える。

EVを「電気でモーターを駆動して走行する車」とした場合、ハイブリッドやプラグインハイブリッドのようにガソリンとモーターで走行する車や、水素と酵素を電気に変換してモーター走行する燃料電池車(FCV)なども含まれます。

一方でBEVの場合、「バッテリーに蓄えた電気でモーターを駆動して走行する車」に限定されます。そのため、一般的なEVのイメージとしてはBEVを用いるのが適切だといえます。

違いはあるが曖昧

トヨタの燃料電池車「MIRAI(2代目)」

一般的に電気自動車やEVに持たれるイメージは、「内燃機関を搭載せず、バッテリーに蓄えた電気でモーターを駆動して走行する車」というものではないでしょうか。

しかし実際だと、EVには「電気自動車」と「電気でモーターを駆動して走行する車」の2つの意味があり、必ずしも内燃機関を搭載していないことが条件ではありません。なので、ハイブリッドやプラグインハイブリッドといったEVのイメージとは異なる種類も含まれることに。

これを踏まえると、「BEV」が本来のEVのイメージに最も合致する言葉になるのです。

とは言え、現在はEVといえばBEVを指すことが一般的です。そのため、今はまだそこまで厳密に使い分ける必要がないと言えます。しかし、今後さまざまなタイプのEVが登場してきたときに細かく使い分けられるようになると思われますので、覚えておいて損はないでしょう。

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MOBY編集部
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新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...
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