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女性に人気の国産SUVランキング2020年最新情報|最強デートカーはどれ?
日本車メーカーも次々に新型を発表する人気カテゴリ・SUV。車にあまり詳しくない社内女性スタッフに、好みのSUVをピックアップしてもらいました。結果として、男性陣が見ると参考になる(かもしれない)ランキングが完成。調査をもとにした、国産SUV選びのポイントも解説します。
前回の女性に人気の軽自動車編はこちら。
目次
【ランキング】女性に人気の国産SUVを調査!
車にあまり詳しくない社内女性スタッフに、現行の日本車メーカーのSUVを「デザインがかっこいい」「家族や子供と乗るなら」「デートで乗りたいなら」の観点で5台ずつピックアップしてもらい、集計してみました。
– | デザイン | ファミリー | デート |
1位 | ハリアー | ヴェゼル | レクサス LX |
2位 | レクサス NX | CX-3 | ハリアー |
3位 | ランドクルーザー | レクサス UX | レクサス RX |
4位 | レクサス RX | キックス | レクサス NX |
5位 | – | ライズ ロッキー | ランドクルーザー |
デザイン重視で選ぶかっこいい国産SUVランキング
まずは「見た目だけで選ぶなら」「予算やサイズなどの制約なしに買えるとしたら」という条件で、好みのSUVを選んでもらいました。
【第4位】レクサス RX

レクサス RXはレクサスSUVの中では歴史が長く、UXやNXよりもゆったりしたサイズです。デザインもラグジュアリーで洗練された印象がありますね。
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【第3位】トヨタ ランドクルーザー

今ではすっかり高級SUVとなったランドクルーザーが3位。都市で乗るにはやや大きすぎるとの声もありますが、制約なしに買えるとしたらやはり憧れの1台です。
【第2位】レクサス NX

RXよりもワンサイズ小さい、レクサス NXがランクイン。RXに比べてデザインはスポーティ寄りといった印象ですが、レクサスならではのプレミアム感は健在です。
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【第1位】トヨタ ハリアー

高校生時代から憧れていた車。
女性でも運転しやすく、男女どちらが乗っていてもカッコ良いと思う。
新型ハリアーは2020年6月17日に発売されたばかりですが、受注が約1カ月で約45,000台に達したとのこと。これは月間販売目標(3,100台)の10倍にものぼります。従来の流線型のボディラインがさらに滑らかになり、目つきもキリッとかっこよく仕上がっています。
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本日の在庫数 3505台 平均価格 254万円 本体価格 30~551万円 -
かっこよさではトヨタ&レクサス圧勝の結果に
順位を付けましたが、実はハリアーの圧勝でした。2位のレクサス NXも先代ハリアーとプラットフォームを共有していますし、ミドルサイズのトヨタ勢SUVが好まれる傾向にあったことに驚きました。
落ち着いた大人のSUV・ハリアーと、高級感のあるスポーティさをもつNX。違った個性を見せながらも、最新の都市型SUVが女性からも支持されていることを改めて実感しました。
家族と乗りたい・使いたい国産SUVランキング
現在の家族や自分のライフスタイルを前提に、家族も自分も乗りたい・使いたいSUVを選んでもらいました。
【第5位】トヨタ ライズ&ダイハツ ロッキー

他の車ではあまり見かけない、珍しい色な気がします。
独身のうちに変わった色・デザインの車を乗り回してみたいです。
1人でも気軽に乗れるサイズ・購入&維持できるコストということで、ライズとロッキーがランクイン。軽自動車編でもお伝えしましたが、デザインはもちろんボディカラーとのマッチ度やカラーバリエーションも支持されていました。
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本日の在庫数 785台 平均価格 195万円 本体価格 140~314万円 -
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本日の在庫数 933台 平均価格 191万円 本体価格 98~268万円 -
【第4位】日産 キックス

キックスは日産が国内で販売する車としては、リーフ以来の完全新型車。ジュークの後釜とも言えるコンパクトSUVですが、デザインやコンセプトは全くの別モノです。都市にマッチした、シンプルでカッコいいデザインとコンパクトで乗りやすそうな点がポイントでした。
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本日の在庫数 88台 平均価格 60万円 本体価格 20~135万円 -
【第3位】レクサス UX

レクサス最小のSUV・UX。ランクインしたSUVの中では397万円~と頭一つ飛び抜けて高額ではあるものの、小さくてもレクサスの持つ高級感や気品は魅力的です。
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【第2位】マツダ CX-3

マツダ最小のSUV・CX-3が2位。街乗りサイズのコンパクトSUVは、女性目線でも人気でした。
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本日の在庫数 1065台 平均価格 164万円 本体価格 85~1,740万円 -
【第1位】ホンダ ヴェゼル

子供の送迎、買い物と日常使いすることを考えると使い勝手の良い大きさがいいです。
ホンダ最小SUV・ヴェゼルが1位でした。CX-3と接戦で、いずれにせよコンパクトな大きさが支持されていました。
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本日の在庫数 2950台 平均価格 183万円 本体価格 80~330万円 -
各メーカー珠玉のコンパクトSUVがランクイン
見事にコンパクトSUVがランキングを独占する結果となりました。もちろん、 サイズの好みは都市部と地方によって考えが違うかもしれませんが、家族が気軽に使えるSUVのひとつの選択肢といえます。
ランキングのほかに「SUVの購入を検討するとき、自分自身も試乗(運転)してみたい?」というアンケートを実施したところ、「運転したい」という声が圧倒的でした。
家族が大型SUVを所有しているが普段使いで女性が気軽に運転するのは抵抗がある…という話が聞かれますが、メインユーザーが女性となるのであれば、試乗してみて運転しやすいサイズを購入し、運転に慣れたら改めてサイズアップを考えるのもアリでしょう。
彼氏や夫に乗ってほしいデートカー国産SUVランキング
自分ではなく彼氏や旦那さんに乗ってほしい、デートカーとしての目線でSUVを選ぶなら?パートナーが運転したらカッコいいと思う車をピックアップしてもらいました。
【第5位】トヨタ ランドクルーザー

トヨタSUVの最高峰・ランドクルーザーがランクイン。大型SUVを颯爽と乗りこなしてくれたらカッコいいですね。
【第4位】レクサス NX

「自分でも乗りたい」2位のレクサス NXはデートカーにも選出されました。
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【第3位】レクサス RX

NXよりも上級クラスのレクサス RXは3位。
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【第2位】トヨタ ハリアー

デートカーなので見た目で選びました。
車に詳しくないけど、ただただ佇まいがかっこいい。
このランキングで最も価格が安いハリアーが2位に食い込んでいます。「高級感」が重視される傾向にあるなか、かっこいいデザインで支持されているのはスゴイ!モテたい男性にぜひ参考にしてみてほしい1台です。
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本日の在庫数 3505台 平均価格 254万円 本体価格 30~551万円 -
【第1位】レクサス LX

レクサスは日本車の中でも高級車なので、初めてのデートで乗ってきたらイメージアップ。私も優越感に浸れる!
彼がレクサスで迎えに来てくれたらときめきます♡
風格がある、これで高速走ったら気持ちいいんだろうなと思います。
「国産車の中ならレクサスが高級車なので、デートカーにはぴったり!」という熱烈な声が上がっていました。LXはレクサスSUVの中でも最も高級ですので、全ての頂点ということでしょう。無骨さを残すランドクルーザーと対比されるような、優雅さ・力強さが魅力的です。
ちなみにランクインしたNX、RXも価格順に4位、3位と順位が付いている点にも、すごく”リアル”を感じました…
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高級感がポイント?ハリアーはコスパ最強デートカーか
結論としては「デートカーは高級感重視」というかなりリアルなランキングとなりました。レクサスLX、RX、NXの順位は車両本体価格順ですので、乗っている車が高級車であることは、やはりひとつのポイントになるようです。
しかし、車両本体価格が約300万円~のハリアーが2位に輝いたことは見逃せません。発売されたばかりの新型であるアベレージを加味しても、かなりコスパのよいデートカーであると言ってもよいのではないでしょうか。
【番外編】国産SUVを選ぶときに「エコ」「燃費のよさ」はどれくらい重要?
前回の軽自動車編と同様に、国産SUVを選ぶときに以下の項目のどれを重要視したいか、優先順位を質問してみました。
- デザインのよさ
- 価格の安さ
- 運転しやすさ
- 安全装備の充実
- 燃費のよさ
結果としては、人によって1位はバラバラ!「デザインのよさ」「運転しやすさ」「安全装備の充実」などが上位に集まる傾向がありました。
しかし意外だったのが「燃費のよさ」は4番目、5番目にされていたこと。コンパクトSUVが増えてきているとはいえ、軽自動車と比べるとSUVは燃費のよさではイマイチ及びません。
しかし各メーカーも燃費をもちろん重要視しており、SUVの燃費性能をさらに高めるために、エコなパワーユニットを開発・搭載したモデルを発売しています。そこで、各パワーユニットについてどれほど知っているか、興味があるかをヒアリングしてみました。
ハイブリッドカーは「高い」イメージ
高いイメージだから、まず候補に入らない
できれば静音が良いので興味はあります
車両価格が高そうなので、なかなか手が出ないかも
「ハイブリッドカー=高い」のイメージはまだまだあるようです。
参考までに、「家族と乗りたい・使いたい国産SUV」の非ハイブリッドモデルの燃費は以下表の通り。
ヴェゼル | 17.6~21.2km/L(JC08モード) |
CX-3 | 12.6~18.3km/L(WLTCモード) |
レクサス UX | 12.8~18.7km/L(WLTCモード) |
ライズ&ロッキー | 17.4~18.6km/L(WLTCモード) |
非ハイブリッドモデルの平均燃費も約15~18km/Lと決して悪くはありません。 週末のお出かけのみで、そもそも頻繁に給油しないという場合は、ガソリン車でも問題なく乗れそうです。
もちろん、車に乗る頻度や走行距離が異なる都市部と地方では、好まれる傾向は違うでしょう。
PHVやPHEVはよく知らない…
実際あまり理解していないので興味がない
ちょっと興味あり。知りたい
そもそも、ハイブリッドやEVと比べて何が違うのかがわからないという意見でした。
PHVやPHEVはハイブリッドよりもさらに高額になりますので、その分の魅力や価値を女性に伝えきれていないようです。もちろん、女性にだけでなく、日本においてPHVやPHEVの価値はまだじゅうぶん認識されていないといえます。
ハイブリッドカー&EVとPHV/PHEVの違いはこちらで詳しく説明していますが、将来的にEVへの乗り換えを検討している場合や、災害時の電源供給に備えたい場合などは、かなり有用な選択肢です。
EVは環境には良いけど不便そう?
選べる車種が限られそう
環境に優しいのは魅力的ですが、充電できる場所が少ない気がして心配
充電の心配を考えると、ちょっと面倒
EVに関しては不安な声が聞かれました。今後EVの新型車はSUVを中心に増えていく流れですので、車種の問題は解決されていくでしょう。とはいえ、EVの普及と充電スポットの設置が同じ速度で進むのかは不安なところです。
しかし、EV充電設備を自宅に設置してしまえば、EVはスマホと同じように使うことができます。自宅に帰ったら深夜帯はコンセントで充電しておき、外出先では電池が切れる前に充電スポットを探す、と考えるとハードルが下がるのではないでしょうか。
出先の「充電スポット」は少なそうに見えますが、最近では自動車ディーラーやショッピングモールでも充電できるため、下道を使う場合も意外と安心できます。
EVを充電しながら長距離を走った検証記事もありますので、参考にしてみてください。
ディーゼルは魅力がよくわからない…
夫が反対派
燃費が良くなるなら気になります
夫は「断然コレ!」ですが、コストがかかりそう
旦那さんの好みが分かれたディーゼルですが、PHV/PHEV同様、 女性陣には価値や魅力がじゅうぶん伝わっていないようでした。
日本ではトラックやダンプカーなどのイメージが強いディーゼル車ですが、実はヨーロッパではコンパクトカーやセダンなど広い車種において、メインラインナップのパワーユニットとしても採用されています。
実際に、国産メーカーでディーゼルエンジンを積極的に採用しているマツダは、コンパクトカーからSUVまで広いラインナップを取り揃えていますよね。
軽油は安い燃料ですので、ランニングコストの面でも魅力はあるはず。一般的な「ディーゼル車」へのイメージを払拭するのが、ユーザーに興味を持ってもらえる近道になるかもしれません。
【まとめ】デザインか使い勝手か?クリーンエネルギーは知名度アップが課題
弊社女性スタッフにおいては、国産車メーカーのSUVの好みは偏っていましたが、同時にそれらは「自分や家族で乗るなら」ということを考えると、なかなか手を出せない車ということもわかりました。
そこで、SUVのメインユーザーが奥さんやママであるなら、必ず試乗時に運転することをおすすめします。不安な場合は、奥さんやママが安心して運転できるSUVを購入し、運転に慣れたら改めてサイズアップを考えてみてはいかがでしょう。
また、ハイブリッドやPHV、EV、クリーンディーゼルなどのクリーンエネルギー車には、ガソリン車にはない魅力がありますが、高額・不便なイメージが払拭できていないようです。
国産SUVに限りませんが、車の選択肢が増えているということは、より自分のライフスタイルに合った車を選べるということ。視野を広げて、自分に合った1台を探してみてください。
女性に人気の軽自動車ランキングはこちら
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