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エスティマ

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2ストエンジン搭載のミッドシップ・ミニバンとして登場する世界線もあった“天才タマゴ”!トヨタ 初代エスティマ【推し車】

床下バッテリー&モーター駆動の今こそ、復活の時!

このレイアウトとタマゴ型ボディは、BEV時代に最適な新世代デザインとして今後受け入れられる可能性が残されている

結局、S2機関なしのアンダーフロアミッドシップは絵に描いた餅、普通のエンジンを積むなら普通にフロントエンジンの方が効率が良く大排気量V6エンジンも積めると2代目エスティマ(2000年)はFF化、5ナンバー車もノア/ヴォクシーが後継となって消滅。

エスティマ自体もアルファード/ヴェルファイアに対して影が薄くなり、3代目まで作ったものの、2020年には廃止されました。

しかし、初代エスティマが目指した「動力系の床下レイアウトで、前後方向をフルに使えて広々としたタマゴ型キャビン」は、床下バッテリーと前後アクスルにモーターを配置したBEV(バッテリー式電気自動車)なら、最大の効果を発揮できると復活の余地があります。

エンジン車らしからぬ形は現在によみがえっても斬新なデザインとして受け入れられそうですし、まだほとんど販売実績のない国産BEVミニバンとして復活すれば、新世代の国産車を象徴するモデルになる可能性もあるでしょう。

「新型エスティマを開発中」の噂は絶えませんが、できればBEVとして登場してほしいものです。

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執筆者プロフィール
兵藤 忠彦
兵藤 忠彦
1974年栃木県出身、走り屋上がりで全日本ジムカーナにもスポット参戦(5位入賞が最高)。自動車人では珍しいダイハツ派で、リーザTR-ZZやストーリアX4を経て現愛車は1989年式リーザ ケンドーンS。2015年よりライタ...

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