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セカンドカーにおすすめの人気車8選!人気の理由やメリットなど解説
セカンドカーには軽自動車やコンパクトカーが人気!
近年、夫婦でそろって働きに出る「共働き世帯」が増えています。
都市部以外に住んでいる人々では一家で車を2台所有している家庭が珍しくなくなりました。それらの家庭では、1台をミニバンやSUVから選び、もう1台を軽自動車やコンパクトカーから選んで購入して所有しているのが見受けられます。
共働きなど生活環境が多彩となっている現代で、セカンドカーを所有するのにどのようなメリット・デメリットが存在するでしょうか。
今回は、セカンドカーにおすすめの8台の人気車種を、軽自動車およびコンパクトカーの各ジャンルからピックアップしてみました。メリットやデメリット、どのような人におすすめであるかも触れています。ぜひ、参考にして条件にあったセカンドカーを購入してみましょう。
セカンドカーにおすすめの人気車8選
それらの車種に対して、子どもの送り迎えや近所へのお買い物など“ちょっとした用事”で使いやすいのがセカンドカーです。軽自動車やコンパクトカーを選択すれば、より2台目の車を購入するメリットが増すでしょう。
この項目では「セカンドカーにおすすめの人気車8選」と銘打って、セカンドカーに適した8つの車種をピックアップしました。
軽自動車とコンパクトカーの各ジャンルより4つずつ、おすすめのモデルを抜粋しています。ぜひチェックして、セカンドカー選びに役立ててみてください。
- トヨタ ヤリス
- トヨタ ルーミー
- スズキ スイフト
- スズキ ソリオ
- ダイハツ ミライース
- スズキ アルト
- ホンダ N-BOX
- ダイハツ タント
トヨタ ヤリス
コンパクトカーのジャンルで高い人気を誇り、セカンドカーでおすすめするのに欠かせない1台がトヨタ「ヤリス」です。2019年に現行モデルが登場してから販売ランキングの上位に君臨しており、“世界標準のコンパクトカー”として定評があります。
「TNGA」(Toyota New Global Architecture)の考え方を取り入れたプラットフォームに加え、“ダイナミックフォース”と名乗った低燃費かつ効率よくパワーを発揮するエンジンを採用したのが話題となりました。また、予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」を標準装備しており、セカンドカーに求められる要素をひと通り備えているのも注目です。
トヨタ ヤリスを選ぶメリット・デメリット
ヤリスを選ぶメリットは「パッケージング」のよさです。
走りや使い勝手に携わる一つひとつの要素をイチから作り上げて、反応のよいハンドリングやアクセルレスポンスのよさ、乗り心地のよさを実現。コンパクトなボディと相まって市街地での取り回しに優れているのもパッケージングのよさを表しています。
反面、デメリットとなるのが「車内の狭さ」です。
フロントシート(運転席・助手席)は居住性を確保できているものの、リアシートの頭上空間が狭く、大人が長時間乗車するには厳しい環境です。緊急時に大人が乗車する、もしくはシートを倒すなどして荷物を置くためのスペースであると割り切るのがよいでしょう。
トヨタ ヤリスはこのような人におすすめ
ヤリスは「走りと使い勝手をコンパクトカーで両立させたい人」におすすめです。
2023年現在で市販されているコンパクトカージャンルの車種では、走りの心地よさと低燃費、荷物の積みやすさなどの使い勝手をバランスよく備えています。1人で移動する際や子どもの送り迎え、近所へのお買い物で活躍するでしょう。
ただし、後部座席は大人が乗車するには圧迫感があるため、フロントシートに夫婦が乗り、リアシートに子どもを乗せる、といった使い方までが許容範囲となりそうです。
- 最新「ヤリス」中古車情報
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本日の在庫数 2361台 平均価格 175万円 支払総額 106~327万円
トヨタ ルーミー
トヨタ「ルーミー」は、コンパクトカージャンルでリアシートの乗り降りに“スライドドア”を装着した希少価値の高い車種。販売ランキングでも上位の常連です。
開口部が広く、電動で開閉可能とした「両側パワースライドドア」は大柄なミニバン車種にも引けをとらない使い勝手を実現。人気を集める要素の1つとなっています。
最小回転半径を4.6m(一部のグレードでは4.8m)として市街地での小回りを重視した作りであるのも注目ポイントです。車高の高さを活かしてガラス面積が広く、視界も良好で運転しやすさを実現しています。
トヨタ ルーミーを選ぶメリット・デメリット
ルーミーを選ぶメリットは「両側スライドドアが装着されている」点です。
コンパクトなボディでありながら使い勝手のよいスライドドアを備えており、ミニバンモデルにも引けをとりません。子どもやお年寄りと同居している家庭に向いているでしょう。
反面、デメリットとなるのは「エンジンのパワー不足」です。
搭載されているエンジンは1,000ccのターボチャージャー付、もしくはNA(自然吸気)の2種類。いずれもエンジン出力に物足りなさがあり、坂道で余分にアクセルを踏まないと前に進まないなどの口コミも散見されます。
トヨタ ルーミーはこのような人におすすめ
ルーミーは「スライドドアがついているコンパクトカーを選びたい人」におすすめです。
スライドドアが装着されているのは、場所を気にせずに乗り降りができるメリットにも繋がり、近所へのちょっとしたお買い物で狭い敷地の駐車場へ停めなければならない場面でも活躍するでしょう。
また、1台目に所有している車がスライドドアを装着しているミニバンなどであれば、違和感なく使いこなしやすい点もおすすめとなる要素かもしれません。
- 最新「ルーミー」中古車情報
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本日の在庫数 4981台 平均価格 159万円 支払総額 40~312万円
スズキ スイフト
軽自動車の販売がメインと感じる日本車メーカーのスズキでも、セカンドカーに適したコンパクトカーを販売しています。その代表格が「スイフト」です。
2016年に登場した4代目は、大胆な外観デザインと優れた走行性能を兼ね備えたコンパクトカーで知られています。高剛性のプラットフォームによる乗り心地のよさ、エンジンにマイルドハイブリッドシステムを組み合わせたパワートレインで乗りやすさを極めているのに注目です。
スズキ スイフトを選ぶメリット・デメリット
スイフトを選ぶメリットは「機敏で心地よい運転を楽しめる」点です。
セカンドカーではあるものの、1台目の車に引けを取らない抜群の走行性能をもっている車がいいと考えている人に、1200ccエンジンにマイルドハイブリッドシステムを搭載したグレードは適しているかもしれません。軽量なボディに力強いパワートレインの働きが、セカンドカーとして優れた走りを味わえるのに繋がるでしょう。
反面、デメリットとなるのは「リアシートの使い勝手」です。
リアシート用の乗降ドアはヒンジ式ではあるものの、ドアノブの位置がウインドウガラス横にありわかりにくくなっているほか、外観デザインの都合で大人が乗るには頭上空間が狭いのも難点となります。
スズキ スイフトはこのような人におすすめ
スイフトは「走りのよさと低燃費を兼ね備えているセカンドカーが欲しい人」におすすめです。
「コンパクトカー=使い勝手のよさ」に注目が集まりがちですが、スイフトは欧州など海外でも認められるほどのハンドリング性能のよさがあり、軽量なボディの恩恵で快適な走りを楽しめます。
セカンドカーに置いておけばいつでも頼もしい走りが期待できるのは、スイフトを選ぶポイントとなるでしょう。
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本日の在庫数 2193台 平均価格 122万円 支払総額 10~278万円
スズキ ソリオ
スイフトと同様、スズキのコンパクトカーとして人気を博しているモデルが「ソリオ」です。
2020年に登場した現行モデルは、スーパーハイトワゴン系軽自動車をひと回り大きくしてコンパクトカーに見立てたかのような雰囲気が特徴。コンパクトで取り回しがよく、車内の広さ、使い勝手のよさと「3拍子」を実現しています。
両側に備わったスライドドアの使い勝手も加わっているのも注目です。
スズキ ソリオを選ぶメリット・デメリット
ソリオを選ぶメリットは「荷室空間の広さ」です。
歴代モデルと比較しボディサイズを拡大。5ナンバーサイズは維持しつつドライバーや乗員の居住空間をキープした一方でラゲッジスペースの拡大に努めており、大柄な荷物を積んでの複数名移動にも対応しています。
反面、ソリオを選ぶデメリットは「運転席周りの使い勝手」です。
特に見受けられるのが運転席の「足踏み式パーキングブレーキ」です。近年ではボタン式の電子パーキングブレーキを採用している車種も増えているのに対し、設計の古さと使い勝手の悪さを感じさせます。
スズキ ソリオはこのような人におすすめ
ソリオは「セカンドカーでも送り迎えなど人や物を乗せる機会が多い人」におすすめです。
頭上の居住空間に余裕があり、運転席や助手席に加えリアシートでも足元の広さなどが加わって快適な移動空間を演出しています。スライドドアも備わっていることで、子どもやお年寄りの乗り降りも多いなどの要素が絡んでくる人におすすめでしょう。
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本日の在庫数 1876台 平均価格 121万円 支払総額 15~269万円
ダイハツ ミライース
ダイハツの車づくりで理念に掲げている「DNGA」(Daihatsu New Global Architecture)を取り入れた原点のモデルが「ミライース」。セカンドカーとして優秀な性能をもつハッチバックタイプの軽自動車です。
2017年に登場した現行モデルは通算2代目。初代の強みであった「低燃費・低価格」に加え、「安心・安全」にも磨きがかかっています。
25.0km/L(WLTCモード数値)の低燃費と、車両価格が80万円台からとセカンドカーに適した条件が備わっているほか、安全運転サポートシステム「スマートアシストⅢ」を標準装備。歩行者にも対応した衝突回避支援ブレーキなど、充実した機能が整っています。
ダイハツ ミライースを選ぶメリット・デメリット
ミライースを選ぶメリットは「車両本体価格の安さ」です。
近年、車両本体価格が上昇を続ける状況でエントリーグレードは80万円台からと良心的な設定。新車でセカンドカーを買うのに適した価格となっています。
反面、デメリットとなるのは「快適性」です。
エントリーグレードをはじめとした下級の選択肢では乗車中の快適性を手助けする装備が省かれており、オプション設定から追加で装着するか、装備を諦めざるを得なくなっています。
ダイハツ ミライースはこのような人におすすめ
ミライースは「何としてでも新車でセカンドカーが欲しい人」におすすめです。
普通、軽のジャンルを問わずに新車でセカンドカーを買うなら、ミライースが屈指のチョイスとなります。車両価格は80万円台からとなりますが、装備が充実したグレードでも100万円から120万円程度と今現在販売されているのが強みです。
中古で格安の普通乗用車を買うより、低燃費・低価格で安全運転サポート機能がついたミライースを購入するのが賢い選択となるでしょう。
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本日の在庫数 5538台 平均価格 74万円 支払総額 9~165万円
スズキ アルト
スズキ「アルト」は、“運転しやすい・使い勝手がいい、コストパフォーマンスが高い”の三拍子をそろえた軽自動車として半世紀近くの歴史を作ってきた軽自動車です。
2021年に登場した9代目・現行モデルでは27.7km/L(WLTCモード数値、HYBRID SおよびHYBRID Xの2WD仕様)の低燃費を実現し、コストパフォーマンスが向上。加えて、車高を引き上げてトールワゴンに近いボディ形状となり、リアシートの居住性能が高まっています。
スズキ アルトを選ぶメリット・デメリット
アルトを選ぶメリットは「軽自動車トップレベルの燃費性能」です。
9代目から新たにマイルドハイブリッドシステムがエンジンと組み合わされて燃費性能の向上に貢献。動力性能でも駆動用モーターが働くことにより、軽自動車の弱点であるパワー不足を補っています。
反面、デメリットとなるのが「車内の狭さ」です。
近年軽自動車ジャンルで主流のスーパーハイトワゴン系モデルと比較して車高が低いのもあり、リアシートの頭上空間では見劣りします。大人よりも子どもが乗るのを想定しているのであれば適した選択肢でしょう。
スズキ アルトはこのような人におすすめ
アルトは「セカンドカーに燃費性能を追求したい人」ならおすすめです。
セカンドカーの役割を考えると、通勤や子どもの送り迎え、近所へのお買い物を重視するなら、マイルドハイブリッドシステムを搭載して燃費性能に磨きをかけたアルトが適したチョイス。車両価格も100万円程度からスタートと、安価な設定となるのも注目です。
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本日の在庫数 3869台 平均価格 74万円 支払総額 12~173万円
ホンダ N-BOX
ホンダ「N-BOX」は、軽自動車の分類でありながら、コンパクトカーなど普通車にも引けを取らない質感をもつスペースハイトワゴンです。
2017年に登場した現行モデルは通算2代目で、初代のボディデザインを継承しつつもプラットフォームやエンジンを新たに開発。優れた走行性能と乗り心地、使い勝手を実現しています。
先進の安全運転サポートシステム「Honda SENSING」(ホンダ センシング)を、メーカーが市販化してきた軽自動車で初めて採用され話題となりました。
ホンダ N-BOXを選ぶメリット・デメリット
N-BOXを選ぶメリットは「快適な装備を充実させている」点です。
軽自動車の枠に収まりつつも、限界まで広げた車内空間は大人4人乗車でも十分に対応が可能。加えて、「助手席スーパースライドシート」と呼ばれる機能を備えたグレードでは、前後スライド量を拡大した助手席の恩恵で多彩なシートアレンジが実現できます。
反面、デメリットとなるのが「車両重量の重さ」です。4WD仕様では1,000kgを超えるグレードが存在するなどボディが重たく、走行性能にマイナスの影響を与えています。
ホンダ N-BOXはこのような人におすすめ
N-BOXは「普通車並みの広い車内空間が欲しい人」におすすめです。
フロアを低床化しつつ、エンジンルームをコンパクトにしたり、テールゲートドアの薄型化に取り組んだりと従来モデルより車内空間が広くなっています。その点が軽自動車ジャンルを卓越したパフォーマンスを発揮するのに繋がっているのかもしれません。
セカンドカーにも車内空間の広さを求めつつ、かつ軽自動車登録となって少しでも維持費を安く抑えたい人にN-BOXは適しているかもしれません。
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本日の在庫数 11136台 平均価格 120万円 支払総額 10~292万円
ダイハツ タント
スーパーハイトワゴンの先駆けとなったダイハツ「タント」も、セカンドカーの候補に挙げられるモデルです。
2019年に登場した現行モデルは通算4代目。利便性の高い“ミラクルオープンドア”を引き続き採用しているのに加え、車づくりの理念「DNGA」を取り入れて走り・使い勝手・安全性能に磨きをかけています。
ダイハツ タントを選ぶメリット・デメリット
タントを選ぶメリットは「特殊なスライドドアを採用している」点です。
ミラクルオープンドアは車体左側に装着されているスライドドアを指しています。車体を支えるピラーをスライドドアに内蔵し、助手席用乗降ドアとの境目を無くしているのが特徴。子どもやお年寄りが乗り降りしやすい以外にも、シートアレンジをする際にも外からできるようになっているのも強みです。
一方、デメリットとなるのは「走行性能」です。車体重量の重さと軽自動車枠で限度となる660ccのエンジンでは力不足感が否めなくなっており、セカンドカー的な役割を担うならば不足ではないにせよ、もう一歩改善が求められるかもしれません。
ダイハツ タントはこのような人におすすめ
タントは「ミラクルオープンドアのメリットを得たい人」におすすめです。
ピラーをスライドドア内に収めた特殊な設計で乗り降りがしやすく、他のモデルにはない強みを得るならタントが一択となるでしょう。走りの面も、セカンドカー扱いであれば支障がないレベルとなるため、1台目がミニバンかSUVであれば補完の立場でタントを所有するのもよさそうです。
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本日の在庫数 16843台 平均価格 110万円 支払総額 6~267万円
セカンドカーを購入するメリット
この項目では「セカンドカーを購入するメリット」を3つのポイントで解説します。
生活環境に関連したメリットが、セカンドカーを所有するのに存在するようです。
同じ時間に別々の目的で2台を使い分けられる
1つ目のメリットは「同じ時間に別々の目的で2台を使い分けられる」です。
セカンドカーを所有する目的の1つに「別の用途で使い分けたい」が挙げられるでしょう。例えば、子どものいる家庭を想像すると、夫が仕事の通勤で使い、妻が子どもの送り迎えや近所のお買い物へ出かける際に使うといった事例です。
その際、1台はミニバンやSUVなどの普通車、もう1台は軽自動車やコンパクトカーを所有するとよいかもしれません。
前述の1台は夫が仕事の通勤で使えば快適さを損なわずに移動が可能です。後述の1台は車体の大きさも手頃であるため、取り回しのしやすさにより運転が苦手でも問題なく子どもの送り迎えやお買い物へ出かけられるでしょう。
車にかかる負担が減る
2つ目のメリットは「車にかかる負担が減る」です。
1つ目のメリットでは両方とも同じ時間帯で使用するのを前提に述べましたが、こちらでは1台目の使用用途関係なくセカンドカーのみで考えた観点です。
2台目に軽自動車やコンパクトカーを選ぶと、取り回しのよさだけでなく“燃費性能”も優秀な点は注目すべきです。運転がしやすく燃費が良好であれば、子どもの送り迎えや近所へのお買い物も容易となるでしょう。
任意保険で“セカンドカー割引”が使える
3つ目のメリットは「任意保険で“セカンドカー割引”が使える」です。
車の任意保険を契約する際、いくつかの会社では「セカンドカー割引」と呼ばれる、2台目の車を購入する家庭にやさしい制度があります。
「2台目以降の車を購入した際、初めて任意保険を契約すると1段階“等級”を引き上げて契約できる」システムです。
通常、車の任意保険を契約すると、「6等級」と呼ばれる初期段階の契約からスタートします。しかし、セカンドカー割引を適用すれば1つ分の等級が引き上げられた「7等級」からスタートする契約となり、保険料が若干安くなる仕組みです。
今まで1台分しか車を所有してこなかった人に優位なメリットであり、セカンドカーをもつなら活用すべきシステムではないでしょうか。
セカンドカーを購入するデメリット
この項目では、「セカンドカーを購入するデメリット」を3つのポイントにわけて解説します。
セカンドカーを所有するメリットがある反面、デメリットも存在するため注意しなければなりません。慎重な2台目の車選びが求められるでしょう。
維持費が余分にかかる
1つ目のデメリットは「維持費が余分にかかる」です。
例えば、車を所有するだけで以下の「固定費」がかかります。
- 税金(自動車税および軽自動車税、自動車重量税)
- 保険代(強制保険&任意保険)
- メンテナンス代(オイル、タイヤなど)
- 駐車場代(賃貸で借りなければならないケース)
上記の固定費はいずれも大幅に費用を削るのは難しく、自宅に駐車スペースがある、あるいはオイルやタイヤといったパーツを安全性能が最低限確保できている商品に切り替えるのが限界でしょう。
また、税金面でも、「自動車税」は車の所有者である以上支払うのを避けられない要素です。
- 自動車税(自家用普通車):2万5,000円~(※)
- 軽自動車税(4輪以上、排気量660cc以下の乗用車):1万800円
※ 2019年10月1日以後に初回の新規登録を行い、軽課税の対象外となる車種の例
普通車を軽自動車に切り替えたとしても2分の1程度の金額にしか抑えられず、支払いを免れられません。
これらの要素から、2台目の車を所有するなら、今まで1台の車を所有していた以上に維持費がかかるのを覚悟すべきでしょう。
任意保険の“セカンドカー割引”が使えない可能性がある
2つ目のデメリットは「任意保険の“セカンドカー割引”が使えない可能性がある」です。
メリットでも解説した任意保険のセカンドカー割引ですが、割引を適用させるための条件が存在します。
- 1台目で契約している任意保険のノンフリート等級が11等級以上
- 1台目の車の用途・車種が“自家用”
- 2台目以降の保険契約の記名被保険者および車両所有者が個人名義でなければならない
- 1台目と2台目以降の車の「保険契約の記名被保険者」の条件に縛りがある
- 1台目と2台目の車の保険契約の「車両所有者」の条件に縛りがある
セカンドカーはどんな人に向いている?
結論から述べるとセカンドカーを所有するのに適しているのは、「別々の用事や目的で車を使い分けなければならない人」です。
1台目にミニバンやSUVなど多人数乗車できて使い勝手が優秀な車を選んでいる人がいれば、スポーツカーなど趣味を重視したジャンルの車種を選んでいる人がいるかもしれません。
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- 執筆者プロフィール
- MOBY編集部
- 新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...