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日産 ノート完全情報!おすすめグレードや人気カラー、スペックなどを解説

日産 ノートとはどんな車?

日産 3代目ノート e-POWER X-four フロント

日産 ノートはコンパクトな5ナンバーサイズの5ドアハッチバック車で、日産が世界戦略車として販売されているモデルです。

コンパクトな使い勝手の良いボディに日産が持つ先進的な技術を詰め込んだ車として、日産でもっとも販売されている人気車種となっています。

日産 3代目ノート e-POWER X-four リア

2020年から発売されている現行モデルは3代目にあたり、エンジンを発電専用、走行をモーターのみでおこなうハイブリッドシステム「第2世代e-POWER」を採用。

日産 3代目ノート 運転席

そのほかにも「全方位運転支援システム」や新たにナビゲーションの情報と連動するようになった運転操作支援機能「プロパイロット」も用意された、安全・快適・便利の三拍子がそろったモデルと言えますね。

日産 3代目ノート 内装

ちなみに2004年におこなわれたパリサロンにて、ノートのコンセプトカーが公開された際は、「トーン(Tone)」という名称でした。

おすすめグレード

ノートのグレード構成と車両価格

2021年4月時点で販売されているノートのグレード(特別仕様車を除く)は以下表のとおりです。

グレード名車両価格(税込)
S2,029,500円~
F2,054,800円~
X2,186,800円~

ノートは3グレードで構成されており、いずれもe-POWERを搭載しています。4WDモデル「FOUR」がラインナップしているのは、「S」および「X」となります。

プロパイロットを体感したいなら「X」

日産 3代目ノート e-POWER X-four フロント
グレード:e-POWER X-four

日産の先進運転支援システム「X」は、最上位グレード「X」でのみメーカーオプションとして選択できます。車間距離や車線中央のキープ、カーブでの速度コントロール、停止後の追従再開機能など、長時間走行や高速道路走行をする機会が多い人は、プロパイロットがあると便利でしょう。

このほか、日産のメーカー純正ナビや本革シートなどもオプションで選択することができます。

それ以外の基本的な機能や装備は、他グレードと大きく異なる点はないため、こうしたメーカーオプションを選択する予定のない人にとっては、Xを選ぶメリットはあまり感じられないかもしれません。

また、後方安全性を高めるために、「インテリジェントBSI(後側方衝突防止支援システム)」「BSW(後側方車両検知警報)」「RCTA(後退時車両検知警報)」などが含まれるセットオプションを選んでおくのがおすすめです。

価格と装備のバランスがとれた「S」もお買い得

日産 3代目ノート S フロント
グレード:S

車両価格の最低額を見ると最安の「S」は、装備内容からするとミドルグレードにあたります。「F」のほうがカタログ燃費が4km/Lほどよいのですが、その点が気にならなければSはお買い得と言えるでしょう。

特に、プロパイロットや日産のメーカー純正ナビ、本革シートをオプションで選ぶ予定のない人は、機能的にはSでじゅうぶんと言えます。

Xと同じく、オプション設定となっている「インテリジェントBSI(後側方衝突防止支援システム)」「BSW(後側方車両検知警報)」「RCTA(後退時車両検知警報)」などが含まれるセットオプションを選んでおくと、後方安全性が高まるので安心できます。

驚異の38.2 km/Lを誇る「F」はエントリーグレード

2WDのみの設定となる「F」は、ノートの全グレードの中で最も燃費性能に優れています。ただし、他グレードで選ぶことができる後方安全オプションを選ぶことができない点に注意しましょう。

先代モデルとの違いがよくわかる記事はこちら

ボディカラー

日産 3代目ノートのボディカラー一覧画像

ノートのボディカラーは、上位グレードになるにつれ選べるカラーラインナップが増えていきます。「F」では5色、「S」では7色、「X」では12色。ツートンカラーが選べるのは最上位グレードのXのみです。

査定額が高くなるのは、「ピュアホワイトパール」「ブリリアントシルバー」「ダークメタルグレー」といった、パール・メタリック系のホワイト・グレーでしょう。

ツートーン

カラー名称カラーコード
ビビッドブルー×
スーパーブラック
(XEH)
オペラモーブ×
スーパーブラック
(XGQ)

モノトーン

カラー名称カラーコード
ガーネットレッド(NBF)
プレミアムサンシャインオレンジ(EBT)
バーガンディー(NBQ)
オリーブグリーン(EBA)
オーロラフレアブルーパール(RAY)
オペラモーブ(NBZ)
スーパーブラック(KH3)
ダークメタルグレー(KAD)
ブリリアントシルバー(K23)
ピュアホワイトパール(QAC)

日産 ノートのスペック

日産 3代目ノートのスタイリングイメージ

ボディサイズ

全長4,045mm
全幅1,695mm
全高1,505mm
ホイールベース2,580mm
車両重量1,190~1,340kg
乗車定員5人

多くの車種がモデルチェンジのたびに大型化していく中で、3代目ノートは2代目ノートよりも全長が55mm短くなりました。

国産のコンパクトカーとしてライバルにあたるトヨタ・ヤリスやホンダ・フィットと比較すると、全長とホイールベースが若干長い程度のサイズになっています。

最小回転半径で比較するとトヨタ・ヤリスが4.8m、ホンダ・フィットが4.9mで、ノートも4.9m。コンパクトカーの中で比較すると取り回しの面ではほんのわずかに不利と言えます。とはいえ4.9mも優秀な数字。取り回しに苦労する場面は少ないでしょう。

パワートレイン

エンジン水冷直列3気筒水冷直列3気筒
排気量1,198cc1,198cc
最高出力60kW[82PS]/6,000rpm60kW[82PS]/6,000rpm
最大トルク103N·m[10.5kgf・m]/4,800rpm103N·m[10.5kg・m]/4,800rpm
モーター最高出力85kW[116PS]/2,900-10,341rpm前:85kW[116PS]/2,900-10,341rpm
後:50kW[68PS]/4,775-10,024rpm
モーター最大トルク280N·m[28.6kgf・m]/0-2,900rpm前:280N·m[28.6kg・m]/0-2,900rpm
後:100N·m[10.2kg・m]0-4,775rpm
トランスミッション
駆動方式FF4WD
使用燃料レギュラーレギュラー

前輪駆動のほか、最高出力50kWのモーターで後輪を駆動する4WDも選択可能です。

一部の日産車に搭載されていた「e・4WD」ではなく、積極的に後輪にもパワーを伝える「e POWER 4WD」を採用しています。高速走行時の加速や安定したコーナリング、滑りやすい路面での減速などドライバーを幅広くアシストできるようになりました。

日産 ノートの維持費と燃費

日産 ノートの燃費とガソリン代

本記事執筆時の以下の年間走行距離、ガソリン価格(全国平均)を参考に、年間のガソリン代を算出しました。

  • 自動車の年間走行距離:平均6,316㎞
  • ガソリン価格(全国平均):レギュラー150円 2021年5月現在
対象グレードWLTCモードガソリン代(年間)
ガソリンモデル 2WD Fグレード29.5km/L31,115円
ガソリンモデル 2WD S/Xグレード28.4 km/L33,359円
ガソリンモデル 4WD S FOUR/X FOUR23.8 km/L39,806円

日産 ノートの維持費(3年間)

日産 ノートの3年間の維持費をシミュレーションしてみました。

 ガソリンモデルF(2WD)ガソリンモデルX(2WD)ガソリンモデルX FOUR(4WD)
自動車税30,500円30,500円30,500円
重量税免税免税免税
車検時法定費用35,010円35,010円35,010円
ガソリン代(3年)96,345円100,077円119,420円
合計金額161,855円165,587円184,930円

※車検費用は受ける場所や検査内容によって異なる場合があります。
※任意保険料や駐車場代、高速道路利用料金などの別途費用も発生します。
※上記の金額はあくまでも目安となります。

維持費の各項目については以下の記事で詳しく解説しています。

歴代モデル

【初代】ノート:E11型(2005年~2012年)

日産 初代ノート フロント

初代ノートは2005年1月に発売。当初は1.5L車のみの販売でしたが、後に1.6Lも追加。また、オーテックによる特別仕様車「ライダー」もラインナップしています。

当時から世界戦略車に位置づけられていましたが、ヒットしたとは言えず、売上もそこそこ。最初から今のような人気モデルではありませんでした。

ちなみに初代ノートはグローバル市場で販売される車種だったため、フロントには「ウインググリル」というデザインを採用しています。

あのアディダスとコラボしたモデルも!

日産 初代ノート インスパイアード by アディダス フロント
ノート インスパイアード by アディダス

初代ノートのデビュー年に開催された東京モーターショーでは、世界的なスポーツブランド「アディダス」とコラボしたコンセプトカー、「ノート インスパイアード by アディダス」が出展されました。

エクステリア・インテリアの特定の部分・パーツが着せ替え可能で、スポーツファッションのデザインやマテリアルを盛り込んだパーツが特徴です。

【2代目】ノート:E12型(2012年~2020年 )

日産 2代目ノート 前期型 フロント
前期型

2012年に初のフルモデルチェンジで2代目となったノートは、1.2Lと、1.2L+スーパーチャージャーをラインナップ。

ダウンサイジングターボエンジンを大衆車に搭載したことで話題になりましたが、ターボモデルはそれほど売れ行きが振るわず、初代から販売台数を大きく伸ばすには至りませんでした。

日産 2代目ノート 後期型 フロント
後期型

しかし、2016年のマイナーチェンジで日産のハイブリッド「e-POWER」を搭載したことで人気が爆発。

デザインに新グリルのVモーションを採用したことで印象も刷新。日産ノートの存在感を高めたターニングポイントとなりました。

これによってノートは国内販売台数1位を獲得するほどの人気車種に。以降は日産の主力車種の1つとして、現在まで活躍し続けています。

最新「ノート」中古車情報
本日の在庫数 6704台
平均価格 121万円
支払総額 10~1,304万円

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執筆者プロフィール
MOBY編集部
MOBY編集部
新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...

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