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「ファミリー向けの400馬力」マツダの新型『CX-90』はCX-60とどう違う?

北米マツダ初のPHEVモデルとして登場

CX-60のe-SKYACTIV PHEV

北米マツダはCX-90について、北米マツダ初のプラグインハイブリッド車両であることを発表しました。日本に導入されているCX-60はPHEVモデルを展開しますが、北米ではCX-60が導入されていません。

ティザー画像でも、テールライトの下に『e-SKYACTIV PHEV』のエンブレムが貼り付けられていることから、このティザー画像に写されているモデルは北米マツダ初と紹介されたPHEVモデルのようです。

2022年11月に公開した別のティザー画像では、直列6気筒エンジンを示していると思われる『INLINE 6』と描かれたエンブレムを写していたため、CX-90のパワートレインに直列6気筒エンジンとプラグインハイブリッドシステムが関連することは確実と言えるでしょう。

なお、CX-90と同じプラットフォーム『ラージ・アーキテクチャー』を採用するCX-60は、日本仕様車では3.3リッター直列6気筒ディーゼルターボエンジンを搭載する『CX-60 XD』と、2.5リッター直列4気筒ガソリンエンジンに129kW(175PS)の高出力モーターを組み合わせたプラグインハイブリッドシステムを搭載する『CX-60 PHEV』をラインアップに含んでいます。

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北米向けに「CX-60よりもパワフルなパワートレイン」を採用?

マツダ CX-60

日本ではCX-60のディーゼルエンジンモデルに搭載されている直列6気筒エンジンですが、マツダはアメリカで苦戦が続いているディーゼルエンジンモデルの販売を終了しました。そのため、CX-90に搭載されることが示された直列6気筒エンジンはガソリンエンジンであることが考えられます。

オーストラリアではCX-60に3.3リッター直列6気筒ガソリンターボエンジンをマイルドハイブリッドモデルに設定していて、このパワートレインは209kW(約284馬力)を発揮。この3.3リッター直列6気筒ガソリンターボエンジンをベースにしたエンジンがCX-90に搭載される可能性は高いでしょう。

前述のとおり、CX-60とCX-90は共通のプラットフォームを採用しますが、CX-90はCX-60よりもワイドかつ3列シートなうえ、パワフルなパワートレインが好まれる北米等の市場で展開するモデルです。3列シートSUVのPHEVとして競合する他メーカーには、システム出力で400馬力以上となるようなモデルもあるため、CX-60と同程度のパワーでは満足できないユーザーがいるおそれがあります。

そのため、CX-60よりもパワフルなモデルとすることを目的に、前述の209kW(約284馬力)を誇る3.3リッター直列6気筒ガソリンターボエンジンと、129kW(175PS)の高出力モーターを組み合わせたプラグインハイブリッドシステムを採用する可能性は十分に考えられます。

その場合、CX-90の“ナロー版”とも言える、日本への導入予定がある新型SUV『CX-80』にもCX-90と同じパワートレインを採用することが期待できるかもしれません。

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