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【ホンダ スポーツカー一覧比較】S660やNSXと新型モデルまで

歴代の軽スポーツカー

S660

S660
販売期間:2015年から

スポーツカーとして販売されたSシリーズの後継でもあり、ビートの後継とも言われるS660。2021年、惜しまれつつも最終モデルとなってしまいました。

ただし、2011年のモーターショーで公開したEV-STERが基モデルとなっているという事で、ビートは一切関係がないとも言われています。

概要

EVをコンセプトモデルとしながらも、ガソリンモデルで販売された珍しい1台でもあるS660。N-BOXのエンジンS07A型をベースに、専用設計のターボを搭載。エンジンの特性をよりスポーティーに仕上げたモデルです。

また、ベースエンジンの燃費性能も引き継いでおり、スポーツカーには珍しくWLTC燃費で20km/Lが諸元表に記載されるモデルです。

最新「S660」中古車情報
本日の在庫数 485台
平均価格 224万円
支払総額 110~475万円

ホンダZ

販売期間:1970年から

軽自動車ながらスペシャリティカーとして発売されたZ。クーペスタイルのサイドウインドウグラフィックが特徴的ですが、もっと特徴的なリアのスタイルは、「水中眼鏡」の愛称で親しまれました。

概要

ホンダZは1971年に5速マニュアルを搭載するモデルが追加されます。当時の5速マニュアルは、トヨペット・コロナでは5speed、日産・サニーではGX5とエンブレムが付ける程、スポーツカーのイメージでした。

今ではマニュアル車なら5速や6速ミッションの車が当たり前のように販売されていますが、当時は5速というだけで「おぉ」となった時代でした。

ビート

Beat
販売期間:1991年から

軽自動車版NSXとも言われた1台です。また、軽自動車ABCのうちの1台で、マツダ・AZ-1や、スズキ・カプチーノとならびバブルの香りを漂わせる車です。

概要

NSXと同じMRレイアウトなど、軽自動車ながらこだわりをもって作られた1台。ミッドシップレイアウト以外にも4輪独立サスペンションを搭載するなど、かなりスポーティーに仕上がっています。また、運転席のメーターパネルは、スポーツバイクを意識したホンダらしい仕様になっており、遊び心も満載でした。

乗って楽しく見ていても楽しい1台は、目立たないながらもMTREC(3連独立スロットルと、燃料マップ切り替え)による高レスポンスを実現し、ターボ無しにも関わらず軽自動車枠いっぱいの64psを出す高性能エンジンに仕上がっています。

最新「ビート」中古車情報
本日の在庫数 164台
平均価格 118万円
支払総額 46~314万円

歴代のスポーティーカー

CR-X

ホンダ CR-X SiR 1989年
販売期間:1983年から

初代がバラード、2代目がサイバーという愛称で親しまれた、シビックのファストバッククーペモデルです。初代には、セミリトラクタブルヘッドライトなども採用され、シビックよりもスポーティーな装いとなっています。

3代目(EG型)は、デルソルのサブネームが与えられ大幅にイメージチェンジ。電動オープントップとなり、スペシャリティ色を強めます。

概要

シビックからの派生車種となるCR-Xは、シビックをよりスペシャリティ感の溢れるモデルとして仕上げたものでした。

とはいえ、その心臓や操作系はシビックそのもので、JTCに参戦したZC型エンジンやB16A型エンジンなど、1Lあたり100psという当時のハイスペックエンジンと同じエンジンをシビックよりもコンパクトなボディーに搭載。キビキビと走れるモデルでした。

また、後面にEF型より設置されたエクストラウインドウは、現在プリウスにも同じ目的で取り付けられるなど、デザインでも当時からすれば先進的なデザインのモデルでした。

最新「CR-X」中古車情報
本日の在庫数 18台
平均価格 233万円
支払総額 99~320万円

インテグラ

販売期間:1985年から

1985年にクイントインテグラとしてデビュー。リトラクタブルヘッドライト搭載、全車DOHCエンジンという、当時のスポーツカーのイメージを詰め込んだ仕様で販売されました。

当時は、シビックと共通のエンジンユニットを搭載します。しかし、ホンダのVTEC第1弾は、このインテグラの2代目となるDA型XSiにB16Aが搭載されたのが最初です。

概要

インテグラは初代からスポーティーな要素が強い車両でした。そして、XSiで1Lあたり100psを発揮するB16Aの搭載し、よりスポーツの要素を強めていきます。その後のイメージともなるDC型インテグラType Rでは、インテグラ用のB18Cエンジンを搭載します。

シビックTypeRのB16Bより200cc大きな排気量は魅力的で、シビックへの載せ替えなども多く行われました。海外向けに販売されていたEJ型シビッククーペにはVTECモデルは無かったため、そのドナーとしてエンジンが外される事が多かったようです。

最新「インテグラ」中古車情報
本日の在庫数 82台
平均価格 141万円
支払総額 47~430万円

プレリュード

プレリュード
販売期間:1978年から

1978年にデビューしたプレリュードは、タコメーターとスピードメーターが重なった同芯メーターを採用するなど、新しいデザインが積極的に採用されていた車でした。

バブル期には、日産・シルビアと並びデートカーの代名詞となり、「車を持っていなければ彼女が出来なかった時代」を牽引する車となります。スポーティーなイメージになるのは、その後からです。

概要

1991年に4代目となったプレリュード(BA/BB型)は、よりスポーティーになるために全長が短くなります。そして、搭載されるエンジンはアコードSiRと同じVTEC搭載の2200cc。

運転席から助手席が倒せる元祖デートカーとしての機能は残しながらも、JTCCに参戦していたアコードのイメージもあり、スポーティー路線に変更するような仕上がりになりました。

しかしながら、横真一文字のダッシュボードやデジタルメーターなど、近未来的で先進的なデザインを採用していたのは、初代からの流れだったのではないでしょうか。

最新「プレリュード」中古車情報
本日の在庫数 22台
平均価格 217万円
支払総額 85~425万円

一風変わったスポーツモデルも販売していた

インサイト(初代)

販売期間:1999年から

インサイトは、今ではホンダを支えるハイブリッドのミドルクラスセダンになっています。しかし、その初代モデルは現在からは想像がつかないようなスタイルでした。空力を突き詰めた結果、CR-Xを彷彿とされる空力に優れるクーペ・ファストバックスタイルになった車です。

概要

燃費性能をとことん追求した初代インサイトは、リアタイヤをすっぽりと覆うフェンダー、軽量化のために2人乗りのみを設定、極めつけはNSXさながらのアルミボディーの採用など、燃費向上のためにあらゆる手段をとられました。

リアのホイールまで覆うほど空力を意識したボディは、空気抵抗を意識するスポーツカーも凌駕するCd値0.25と、今のプリウスにも匹敵する数値を叩き出します。

最新「インサイト」中古車情報
本日の在庫数 537台
平均価格 122万円
支払総額 18~343万円

CR-Z

CR-Z(後期型)
販売期間:2010年から

今考えれば、CR-Zが元祖ハイブリッドスポーツだったのではないでしょうか。前述のインサイト(初代)と、CR-Xを混ぜ合わせたら、CR-Zが出来上がりといったイメージです。

概要

専用の6速MTミッション、i-VTEC搭載の1500ccエンジン、ホンダのIMAハイブリッド、スポーツカーの要素とハイブリッドを合体させた、近代的な1台です。

2021年現在、中古車をインターネット検索すると、MT車だけでも200台ほどヒットし、安いものは30万円からと、かなりリーズナブルなハイブリッドコンパクトカーともいえます。絞り込まなければ700台近く、検索にヒットします。

セカンドカーで、MTの面白いスポーツカーを探している人には吉報かもしれません。

最新「CR-Z」中古車情報
本日の在庫数 376台
平均価格 88万円
支払総額 25~350万円

シティターボ

販売期間:1981年から

初代シティーは、今のフィット的なポジションのコンパクトカーでした。しかし、バブルの名残も残る中で、オープンエアが楽しめるキャンバストップや、オープンボディがあるなど、フィットでは考えられない装備が多くあった時代でした。

その中でも、ターボ=高性能というイメージもあり、シティターボなる当時らしいモデルがラインナップに追加されます。

概要

1982年に追加された、シティターボは、コンパクトなボディにターボを取り付けたモデルで、トヨタ・スターレットターボや、日産・マーチスーパーターボなど、他メーカーもどんな車種でもターボを乗せていた時代でした。

それは、3ナンバーの税金が5ナンバーと比較して高かった時代で、5ナンバーでも3ナンバー車と同じパワーをと、パワーを求めた結果でした(2000cc超、もしくは車幅1750mm以上は3ナンバー)。

そんな時代背景もあり、デビューしたシティターボは、他社と比較してもポップな見た目で、元祖ブサカワ系車両といえます。ブルドックのような見た目で、そのままブルドックという愛称で親しまれていました。

見た目も、ボンネットの真ん中が盛り上がり、スペースを確保、さらには、ブリスターフェンダーの装着など、見た目は過激になり、シティターボⅡも後に追加されます。今考えると、700kgという軽量車体(現在の軽自動車同等)に、110psを発揮するターボエンジンを搭載しているので、じゃじゃ馬以外の何物でもない、スポーツカーでした。

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執筆者プロフィール
MOBY編集部
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新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...

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