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【2023年】国産・外車の人気スポーツカー10選!庶民にも買える車や選び方も
【国産】人気のスポーツカー5選
ニッサン スカイライン GT-R

人気の国産スポーツカーといえば、ニッサン スカイラインGT-Rではないでしょうか。その歴史は初代の誕生から60年以上。
スカイラインの名は外れるものの、現行のR35モデルまでを一括りにして考えれば、半世紀以上に渡ってスポーツカーの頂点に君臨し続けています。
今でこそプレミアムカーとして貴重な存在となっている“ハコスカ”や“32GT-R”も当時は少し頑張れば購入できる車でした。
中古車も多く出回っていましたし、多くの人に愛されたニッサン スカイラインGT-Rは“憧れの車”として乗っていた方も多くいたことでしょう。
そんな人気もあいまってモデルチェンジを続けたニッサン スカイライン GT‐Rはついにスーパーカーに劣らないスペックへと進化。国内の4輪レース“スーパーGT”では負けなしのマシンとなっています。
新車、中古車ともに高額となってしまい、誰でも乗れる車ではなくなってしまいましたが、その人気は今でも衰えることを知りません。
マツダ RX-7

日本で唯一“ロータリーエンジン”を搭載したスポーツカー。それがマツダ RX-7です。
スーパーGTやD1グランプリと多くのモータースポーツシーンで活躍してきたこの車両は、生産終了から20年以上たった今でも色褪せない魅力を持っています。
レシプロエンジンが主流のスポーツカーの中で、あえてロータリーエンジンを選択した車両はマツダのスポーツカーしかありません。
最終モデルのRX-7、FD3S型は、わずか1,308㏄の排気量で当時の馬力規制の上限である280馬力をマーク。排気量あたりのパワー比べでマツダRX-7の右に出るものはいませんでした。
特徴的なエンジンに、流線型の大型ボディ、軽量ながらハイパワーなこの車は爆発的なヒットとなり、根強い人気を誇ります。
残念ながら中古車相場は年々上昇傾向にあり、なかなか手が出しにくくなってきている車両ですが、機会があれば一度は乗ってみて頂きたい車のひとつです。
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本日の在庫数 154台 平均価格 474万円 本体価格 228~1,480万円
スバル インプレッサWRX

WRC(世界ラリー選手権)好きなら、この車を知らない人はいないでしょう。
スバルインプレッサWRXは、デビューからたった1年でWRCタイトルを獲得。当時のラリーシーンに衝撃を与えた車両です。
欧州ではファーマーズカー(農家さんの車)といわれ、モータースポーツとは無縁と思われていたスバルが、世界一の自動車メーカーになったこの出来事はそのときのレース関係者に大きな影響を与えたことでしょう。
また、スポーツカーといえば“2ドアクーペ”が当たり前だった時代に、スバル インプレッサWRXは、クーペモデルとほとんど同じ仕様で4ドアセダンの設定があったことも人気を後押ししました。
こちらも残念ながら中古車価格は年々値上がりを続けており、「もう一度乗ってみたい」「スポーツカーとしてのスバル インプレッサが気になる」という方は早めに手に入れることをおすすめします。
- 最新「インプレッサWRX」中古車情報
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本日の在庫数 54台 平均価格 169万円 本体価格 40~420万円
トヨタ スープラ

トヨタスープラは、現在も発売されている数少ないトヨタのスポーツカーです。
始まりはトヨタ セリカの上級モデルとして発売されたトヨタ セリカXX。“XX”の名がアメリカにおいて成人向け映画を意味することから、北米トヨタで販売するときには「スープラ」という車名が使われました。
その後トヨタ セリカXXはスープラに名前が統一され、日本国内でもトヨタ スープラとして販売されます。
3リッタ―の大排気量エンジンに、ツインターボの圧倒的パワーは当時のスポーツカーブームの波に乗り、発売当初から大人気となります。
通称“ハチマル”の愛称で知られる4代目、A80型スープラは直列6気筒3リッターツインターボエンジンを搭載。
全幅1,800mmを超えるワイドボディで、アメリカ車を彷彿させるマッスルスタイルは国内外問わず人気となりました。
このモデルで一旦生産が終了するも、2019にBMWと共同開発した5代目スープラ、DB型がデビュー。プラットフォームこそBMW Z4と共有ですが、足回りとエンジンの味付けはトヨタオリジナルで仕上げています。
今もなお新車で乗れるスポーツカーは種類が少なく、スーパーカーなみの価格となっている車両がほとんどです。
しかし、DB型のトヨタ スープラのエントリーモデルは499万5千円。現行のスポーツカーの中ではリーズナブルな価格設定となっています。
プレミアムな旧式スポーツカーもとても魅力的です。しかし、今乗れる新車のスポーツカーにも、たくさんの魅力が詰まっています。
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本日の在庫数 170台 平均価格 608万円 本体価格 198~1,980万円
ホンダ NSX

スポーツカーというより“レーシングカー”といっても過言ではない市販車。それがホンダ NSXです。
ミッドシップ(車の前軸と後軸の間にエンジンが置かれている搭載方式)、2シータ―レイアウト、オールアルミボディと、速く走るためだけに開発されたかのようなこの車は、ホンダ好きのみならず、多くのスポーツカー好きをとりこにしました。
ホンダ NSXは、2022年を最後に生産が終了。最終モデルのNC1型は6,500回転で529馬力を叩き出すモンスターマシンにまで進化します。
駆動方式は4WDに変更され走行安定性は抜群。ミッドシップのときのようなシビアな運転は要求されません。
その分価格は大変高価になっていますが、一度は乗る価値のある車です。
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本日の在庫数 74台 平均価格 1,537万円 本体価格 628~2,980万円
【外車】人気のスポーツカー5選
次は人気の外車スポーツカーです。国産スポーツカーじゃ物足りないあなたにおすすめの一台をご紹介します。
マクラーレン セナ

2018年のジュネーブモーターショーでお披露目となったマクラーレン セナ。
それまでのアルティメットシリーズであったマクラーレン P1の後継にあたるこのマシンは、音速の貴公子“アイルトン・セナ”に敬意を表し、「セナ」と名付けられました。
攻撃的なガルウイング、巨大な可変ウイングなど、そのままサーキットに持ち込んでレースに出れるような装備を備えたこの車は、なんと最高時速が300km/hを超えてきます。
シャーシとボディパネルの素材にはカーボンファイバーが使用され、乾燥重量は驚異の1,198kg。
ホンダN‐BOXの4WDモデルより少し重いくらいの車両が時速300kmで走行すると思うと、マクラーレン セナがいかに規格外の車であるか、お分かり頂けるでしょう。
スポーツカーというよりスーパーカーに近い車両ですが、外車スポーツカーを代表するおすすめ車両です。
シボレー コルベット

外車のスポーツカーといえば“シボレー コルベット”ではないでしょうか。
1954年に発売されたC1から数えて、8世代目となるC8は、スーパーカーでありながらV型8気筒OHVエンジンを採用。6,450回転で502馬力を叩き出します。
スポーツカーでありながら、高回転に向かないOHVエンジンをかたくなに採用し続けるシボレーの心意気には男気を感じずにはいられませんね。
今回のモデルから採用されたミッドシップレイアウトは、コルベットシリーズ初の試み。
“従来のすべてのシボレーモデルの集大成”と銘打たれたC8型はアメリカンスポーツカー好きの心を掴んで離さない車に仕上がっているはずです。
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本日の在庫数 217台 平均価格 939万円 本体価格 88~4,498万円
ポルシェ 911

外車のスポーツカーで忘れてはいけないのがポルシェ 911。数々のレースでタイトルを獲得し、その名を知らないものはいない、とまでいわれるこの車は究極の外車スポーツカーです。
これまでポルシェ 911は7世代を発売し、最終モデルの991型GT3は自然吸気ながら最大出力は475馬力にまで引き上げられています。
ピストンが水平に動く“フラットシックスエンジン”に自然吸気の組み合わせは安定性が抜群です。
低重心が生み出す走行安定性は、スポーツ走行のみならず、街乗りでもその威力を発揮。
一度サーキットに飛び出してしまえば、レーシングカーのような顔を見せるポルシェ 911GT3も、市街地ではゆったり乗れる車に大変身します。
このフィーリングは、高出力を絞りだすためにターボチューンされた車では絶対に出せない持ち味です。
走りもドライブも楽しみたい欲張りなあなたには、ポルシェ 911 GT3はいかがでしょうか。
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本日の在庫数 732台 平均価格 1,291万円 本体価格 198~5,800万円
ルノー メガーヌ

“FF最強のスポーツカー”といわれたメガーヌのスポーツモデルであるR.S.。2019年4月に記録した、ニュルブルクリンク北コース7分40秒100は未だ破られていない最速記録です。
今でこそメガーヌはルノーを代表するスポーツカーとして知られていますが、元々は安全性を強く主張した車両でした。
ところが、2004年に追加されたルノーのモータースポーツ部門である“ルノー・スポール”の登場により状況は一変。ここからメガーヌのスポーツカーとしての進化が始まります。
現在のルノー メガーヌは
- R.S.
- トロフィーEDC
- トロフィーMT
の3種類がスポーツモデルとして発売されていて、特にトロフィーMTは最近では珍しい6速MTとなっています。
「オートマチックや2ペダルマニュアルじゃ物足りない!」といった走り好きの方にはおすすめの1台です。
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本日の在庫数 4台 平均価格 180万円 本体価格 25~370万円
プジョー 205ターボ16

「人とは違うスポーツカーに乗りたい」そんな方にはプジョー 206ターボ16はいかがでしょうか?
この車両はWRCで勝つために作られたラリーカーで、参戦要件であるホモロゲーションを受けるためだけに発売された“最強”の市販車です。
見た目こそプジョー 205にそっくりですが、足回りからエンジンに至るまで、すべてがスペシャルに作られており、当時の市販車では考えられない200馬力の高出力ユニットとなりました。
ちなみに、ハイパワーホットハッチと言われたプジョー 205GTIが120馬力だったので、205ターボ16がいかに規格外のパワーだったかお分かり頂けるでしょう。
今では中古車市場でもめったにお目にかかれない車両となってしまいましたが、もし興味があれば「見つけ次第即購入!」の車です。
人気のスポーツカーの選び方
人気のスポーツカーの選び方のコツは以下の3点。
- 極端に相場より安い車は選ばない
- アフターパーツはまだ生産されているか確認
- 気に入った車を購入する
詳しく見ていきましょう。
極端に相場より安い車は選ばない
基本的にスポーツカーは新車であれ、中古であれ高額です。特に中古車は価格が高騰しがちですが、安いからといって極端に安い車を購入してはいけません。
そもそも、値段が落ちにくいスポーツカーが、相場より安く売られていることがほとんどありません。もし極端に相場より安い車を見つけたら何か訳アリと思って間違いないでしょう。
確かに訳アリのスポーツカーは安く購入できますが、結局修理に時間やお金がかかるので程度のよい中古車を買うのと出費は変わりません。
むしろ修理が前提の分、安心して乗れない不安感もあるでしょう。もう日本に1台しかない車やレストアベースでの購入予定であれば訳アリもやむを得ませんが、同じ車種で選択肢があるのなら、相場の範囲内で車を探しましょう。
アフターパーツはまだ生産されているか確認
これは古いスポーツカーを探している方は必ず確認しておきたいポイントです。国産車の修理部品は、おおむね生産終了から10年たつと少しづつ部品の供給がストップします。
もし古いスポーツカーに乗ってみたいと思っている方は、車の購入前に修理部品は手に入るのか、必ず確認してからの購入がおすすめです。
気に入った車を購入する
こういっては身もふたもない話ですが、一番の選び方は“気に入った車を買う”これに尽きます。そもそもスポーツカーは走りに特化した車です。快適装備や乗り心地は二の次として作られています。
そんな車を選ぶわけですからさまざまな車両を見て、本当に気に入った車を選ぶといいでしょう。
少しでも気に入らない部分があれば、きっとその車を大切にしようという気持ちは生まれませんし、乗っていて苦痛になるかもしれません。
せっかくのスポーツカーライフです。自分にとって最高に気に入った車を選んでくださいね。
スポーツカーは庶民でも買える?
結論から言えば庶民でもスポーツカーは購入できます。メジャーなスポーツカーは中古車であっても高級車と肩を並べるくらいの価格設定ですが、まだまだ安い中古車も存在します。
例えば、アウディTTやホンダ CR-Zは中古車も比較的購入しやすい価格で販売されています。
とにかく安いスポーツカーが欲しいということであれば、レースでは使われなかった車両や、一世代で生産が終了してしまったちょっと人気が出なかった車両が狙い目でしょう。
ただし、マイナーなスポーツカーであるほど、修理部品が無かったり、面倒を見てくれる整備工場が無かったりもします。
マニアックな車を購入するときは、部品と修理先の確保が重要ですね。
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- 執筆者プロフィール
- MOBY編集部
- 新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...