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「本当は違うネームナンデス…」今では懐かしい「マツダ製フォード車」たち【推し車】

過去のフォルクスワーゲン(トヨタ系のDUO店)や現在のルノー(日産系販社による店舗がある)のように、提携した国産車メーカーによる輸入車ディーラーという例は意外と多く、過去にはマツダもフォード車を販売するオートラマ店を展開していました。

ただし、海外製フォード車のみならず、マツダ車に独自外装、またはエンブレムだけ変えたバッジエンジニアリング程度の「マツダ製フォード車」も販売していたのが特徴で、中にはちょっとした変わり種も。

後にフォード店に転換しますが、マツダ製フォード車は2003年のイクシオン(初代マツダ プレマシー)廃止まで販売を続けていました。

スペクトロン(1983年・3代目ボンゴワゴンベース)

ボンゴフレンディベースの「フリーダ」もあった

フォード スペクトロン

5チャンネル体制でも全系列販売、ユーノスに至ってはユーノス  カーゴと別ブランド化してボンゴ系1BOX車の販売に熱心だったマツダだけに、オートラマ店でもボンゴバン/トラックをJ80、ボンゴブローニイをJ100、ボンゴワゴンをスペクトロンとして販売しました。

基本的にはボンゴワゴンのバッジエンジニアリング版で、2リッターガソリン/ディーゼル(後にディーゼルターボ)を積むFR/4WD乗用でしたが、グレードはベース車より大幅に簡素化されています。

後に短いボンネットを設け、AFT(電動オートフリートップ)装備車もあったボンゴフレンディが登場すると、そのフォード版も追加されますが、スペクトロンとは別にフリーダという名で販売されました。

レーザークーペ(3代目・1989年・7代目BGファミリアベース)

歴代レーザー唯一の2ドアクーペ、1.8Lターボ車もあり!

フォード レーザークーペ(3代目)

1982年からファミリアのフォード版としてオートラマ店での販売を開始したレーザーですが、単にファミリアにフォードエンブレムをつけただけではなく、フェスティバなどとも共通テイストのフォード独自デザインだったのが特徴です。

極めつけは3代目(7代目BG系ファミリアの姉妹車)に設定された3ドアハッチバッククーペ版で、ファミリアでは5ドアハッチバッククーペの「ファミリアアスティナ」は存在したものの3ドア版はなく、唯一のレーザー独自モデル。

リトラクタブルヘッドライトでもないため外観からのスポーティ感は薄く、むしろセクレタリークーペ(現在はSUVに取って代わられた、主に女性向けの通勤用クーペ)に近いです。

しかし、面白いことに1.8Lターボの4WD車GT-Xもラインナップされており、もし中古車や個人売買で見つける事があれば、レア車マニアにはたまらない逸品かもしれません。

テルスターTX5(3代目・1997年・アンフィニMS-6ベース)

クロノスの5ドアハッチバック版MS-6のフォード版

フォード テルスターTX5(3代目)

オートラマ店のカペラ姉妹車/相当車であるテルスターは、初代/2代目がレーザー同様に4代目/5代目カペラがベースのフォード独自デザインでしたが、カペラには4代目途中から追加された5ドアハッチバックセダンが、テルスターTX5として最初から販売されました。

3代目では4ドアセダンがクロノス、TX5がアンフィニMS-6の姉妹車となってクロノスファミリーの一翼を担い、「クロノスの悲劇」と呼ばれるマツダ5チャンネル体制崩壊に関わります。

カペラ(6代目)で復活後は4代目が4ドアセダンのテルスターII(3代目も継続販売していたため)、5代目が7代目カペラベースでセダンとテルスターワゴンをラインナップしますが、5ドアハッチバックセダンのTX5は3代目が最後となりました。

※この記事内で使用している画像の著作者情報は、公開日時点のものです。

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執筆者プロフィール
兵藤 忠彦
兵藤 忠彦
1974年栃木県出身、走り屋上がりで全日本ジムカーナにもスポット参戦(5位入賞が最高)。自動車人では珍しいダイハツ派で、リーザTR-ZZやストーリアX4を経て現愛車は1989年式リーザ ケンドーンS。2015年よりライタ...
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