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かっこいい国産車・輸入車(外車)・名車ランキング|2022年最新情報
いまやプレミア?かっこいい名車ランキングTOP10
新車で買える車だけでなく、過去には歴史に名を残すようなかっこいい名車が、国産車、輸入車を問わず、無数にあります。
思いつくまま書き出すとあまりに数が多すぎ、とても10台で収まらないうえに順位をつけるなんて、とんでもない!と思いましたが、どうしてもTOP10を選ぶならという事で、勝手ながら厳選し、順位をつけました。
ここに紹介した車以外にも、たくさんのかっこいい名車があるので、また別の機会があれば紹介したいと思います。
第10位:トヨタA60 セリカXX(1981年)
FR時代のセリカへ直6エンジンを積むバランスの悪さは先代譲りですが、2代目セリカXX(海外名スープラ)は同時期に登場した初代ソアラと同じパワーユニットを積む車にふさわしく、重厚感のあるデザインとなりました。
ちょうど日本車のデザインが、凹凸の少ないフラッシュサーフェス化、クサビ型のウェッジシェイプボディへと移っていった時代で、北米が主要市場のため採用したリトラクタブルヘッドライトにより、スーパーカー世代には嬉しい外観となっています。
もっとも、スポーツカーにしては大柄で鈍重、モータースポーツで目立つ活躍をするには次期型(70スープラ)待ちでしたが、当時としては夢のあるカッコイイ車だったのです。
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本日の在庫数 166台 平均価格 174万円 支払総額 45~863万円
第9位:BMW M1(1978年)
レースで無敵のポルシェに対抗するスーパースポーツを目指すも、エンジンがない、ミッドシップなんて作れない、提携したランボルギーニともうまくいかない、完成した頃にはポルシェと争うレースがない、と苦難の歴史を持つM1。
しかし、量産型は3.5L直6のエンジンが少々物足りない以外はなかなかカッコいいスーパーカーへと仕上がっており、ワンメイクレースで成功したのを皮切りに、各種レースやラリーなどでそれなりの結果を残す名車となりました。
単純なカッコだけでなく、車として成り立つまでの経緯がなかなか面白い車で、調べるほどに「苦労してここまで仕上げたんだよ!」とわかると、カッコよさがさらに際立ちます。
第8位:ロータス ヨーロッパ(初代・1966年)
エランやエリート、最近の絶版車ならエリーゼやエキシージもカッコいいロータス車ですが、ここ一番で際立つ名車とくれば、ミッドシップに搭載したエンジンの前に思い切り低く2シーターのキャビンを設け、車高も低くペタペタなヨーロッパが最高です。
最高のレイアウトを実現するためなら、後方視界など気にしない!と言わんばかりの割り切りが最高の機能美となっており、同じミッドシップスポーツでここまで低く後ろが見えないのは、カウンタックやフォードGTなど限られてきます。
「サーキットの狼」(池沢さとし)初期の主役マシンであり、「GT roman」など西風のエンスー漫画にたびたび登場するのも、カッコいいからに違いありません。
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本日の在庫数 10台 平均価格 684万円 支払総額 580~750万円
第7位:ホンダ S800(1966年)
1999年にS2000を発売するまで、「ホンダはいつになったらまたFRスポーツを作るんだ?」と自動車ファンをヤキモキさせ、F1でいくら活躍してもインテグラやシビックにタイプRが追加されても、「今じゃRV屋だ」と言われていたのは「S」の存在あればこそ。
現在まで残る大手自動車メーカーで最後に四輪車へ参入した時、軽トラのT360だけでなくオープンスポーツのS500をいきなり発売、しかも両方DOHCエンジンだったのは、それだけインパクトがありました。
S500から600、800と進化したSはカッコいいだけでなくレースでも大活躍、ストリートでも走らせるだけで楽しい車でしたから、これはもう文句がありません。
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本日の在庫数 4台 平均価格 547万円 支払総額 514~580万円
第6位:ダッジ バイパー(1991年)
アメリカンマッスルカーといえば、大排気量でもコンパクトなV8 OHVエンジンを大衆車からピックアップにも押し込み、パワーにモノを言わせて走るけど曲がらない止まらないという先入観が、1980年代までは強かったものです。
中にはフォードGTなど特殊な例もありましたが、一般向けアメリカンスポーツの印象を大きく変えたのは、1991年に発売され、流麗さと毒蛇らしい禍々しさを併せ持つバイパーからかもしれません。
アメ車らしく、大型ピックアップ用の8リッターV10 OHVエンジンをチューンして搭載、パワフルなだけでなくサーキットでも速く、2代目以降はニュルブリンクサーキットでのコースレコードも記録しています。
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本日の在庫数 4台 平均価格 1,278万円 支払総額 1,209~1,386万円
第5位:ポルシェ 911(3代目964型・1989年)
RRレイアウトこそ変わらないものの大きくなり、エンジンも近代的な水冷になって以降の911は、最強のロードゴーイングスポーツというよりサーキット向け、あるいはポルシェの象徴的存在になっているかもしれません。
そう考えると、カッコよくて理想の911とは、2代目930型より少し寸法を詰めて引き締めつつも、初代901型からのデザインを維持した3代目964型ではないでしょうか?
ターボエンジンの出力を飛躍的に上げ、4WDやATも追加するなど現在の911につながる技術を取り入れ始めたモデルですが、「ポルシェ911ってこういうカタチの車だったよね?」と思い浮かべるカッコイイ姿は、今でも964型だと思います。
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本日の在庫数 996台 平均価格 1,937万円 支払総額 256~8,126万円
第4位:ランボルギーニ カウンタック(1974年)
1970年代スーパーカーブームにおける2大巨頭で、カタログスペック300km/h突破を宣伝しあったライバルが、フェラーリ365GT4BBとカウンタック。
デザインの好みは人それぞれではあるものの、新興のランボルギーニがライバルのフェラーリに初めて並んだと世間から認められ、前上方に開くシザーズドアの採用、後方視界などまるで考慮しないデザインなどで、カウンタックは人気がありました。
バックの際に後方視界を得る苦肉策、上半身を後ろ向きで車外に乗り出す「カウンタック・リバース」もスーパーカーらしくてカッコイイと言われるほどで、その後のV12ランボルギーニはカウンタックのコンセプトを代々受け継いでいます。
第3位:ランチア ストラトス(1974年)
イタリアといえば、確かに1940年代から丸みを帯びた近代的な車を作る自動車デザインの先進国ではあったものの、1970年代にウェッジシェイプと曲線を組み合わせたこれだけの車を、しかも量産車で実現していたのは、もう感服としか言いようがありません。
あまりに先進的すぎたストラトスは、ラリーで大活躍したのに、「これだけ普通とかけ離れた車じゃ、どれだけ勝っても市販車の拡販に結びつかない」と、親会社のフィアットに見放され、カクカクしたフィアット131アバルトラリーに取って代わられたのは皮肉な話。
車の性格上、ラリーやレースで使われた姿が印象深く、今はなきアリタリア航空のカラーリングが特に有名です。
第2位:日産BNR32 スカイラインGT-R(1989年)
国産車でカッコいい車は数多くありますが、「日本車がただ安くてよく走るだけでなく、世界に誇れるようになった」という意味で、姿カタチだけでなく、技術的にも、性能的にも、歴史的にもカッコいい車No.1といえば、このBNR32型スカイラインGT-Rでしょう。
名機RB26DETTエンジンとアテーサE-TS 4WDシステムにより、従来の日本製スポーツカー全てを一気に過去の存在にしてしまったという意味では、世界のあらゆる戦艦を一夜にして旧式艦にして、「超ド級」の語源にもなったイギリス戦艦ドレッドノートにも匹敵します。
決して見掛け倒しではない、本当のカッコよさを初めて手に入れた日本車ゆえに、今でもバツグンの人気を誇り、今後も長く語り継がれそうです。
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本日の在庫数 1565台 平均価格 424万円 支払総額 20~7,702万円
第1位:ディーノ 206(1967年)/246(1968年)
カッコいいというべきか、美しいというべきか、どうやったらこのように目を釘付けにしたうえ、見ていて全く飽きない芸術品のような車を作れるのか、本当に不思議です。
フェラーリが作ったのにディーノを名乗ったのは、搭載するV6エンジンの発案者であり、創業者エンツォ・フェラーリの早逝した長男アルフレードの通称、「ディーノ」が由来と言われるエピソードも、ドラマチック。
初期の206から排気量を拡大した246へ発展したディーノは、次にV8のディーノ208/308が後期からフェラーリを名乗り、現在のF8トリブートへ続く一連のV8フェラーリの始祖となりますが、206/246ほど美しい車はそうそうお目にかかれません。
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本日の在庫数 26台 平均価格 78万円 支払総額 28~295万円
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- 執筆者プロフィール
- 兵藤 忠彦
- 1974年栃木県出身、走り屋上がりで全日本ジムカーナにもスポット参戦(5位入賞が最高)。自動車人では珍しいダイハツ派で、リーザTR-ZZやストーリアX4を経て現愛車は1989年式リーザ ケンドーンS。2015年よりライタ...