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アメ車スポーツカーおすすめ人気ランキング|2022年最新情報

スポーツカーの定義を覆すアメリカンマッスルカー

アメリカ マッスルカー
©OlegMirabo/stock.adobe.com

スポーツカーは、高性能なエンジンに加えて軽量化されたボディでドライビングを楽しむことに重点を置いて開発された車のことをいいます。スーパーカーやライトウェイトスポーツ、ホットハッチなどと呼ばれてきました。 

その中で、マッスルカーと呼ばれるカテゴリーを持っているのはアメ車だけ。そのためアメ車のハイパフォーマンスモデルをマッスルカーと呼んでいるケースもあります。しかし本来は、軽量化を行うことなくV8エンジンという大排気量で出力を高めた車のことです。

その豪快な味付けによってパワーアップを図った車をマッスルカーと呼ぶようになりました。実際には1960年~1970年代に生産された高出力エンジンを搭載したスポーツカーをマッスルカーといいます。

マッスルカーは本来のスポーツカーの定義とは少し異なっていますが、アメリカを代表する車になっていることは、言うまでもありません。アメ車でしか味わうことのできないV8サウンドは、アメ車ならではの醍醐味でしょう。

最近では大排気量のマッスルカーではなく、時代のニーズに合った軽量コンパクト化されたエンジンで、加速力を高めたスポーツカーも多くなってきました。そこでマッスルカーを含むアメ車の中から、おすすめのスポーツカーをご紹介していきます。

第10位 キャデラック ATS-V

キャデラック ATS-V セダン

2016年に誕生したATS-Vは、Vシリーズの中でも小柄なボディを持つエレガントな雰囲気です。しかしVシリーズといえばキャデラックレーシングの系譜を受け継ぐ真のスポーツセダンともいえるでしょう。 

キャデラックレーシングは、ストックカーからプロトタイプまでその名を世界に刻んできました。『ル・マン24時間耐久レース』をはじめ、『SCCAワールドチャレンジGT選手権』でも総合優勝12回を数える戦績を残しています。 

CTS-Vの弟として誕生したATS-Vは、乗り味が異なるものの、性能は同等。しかも軽快に走ることができる分、俊敏性は勝っているといえるでしょう。エンジンやボディの小さい分、パワーが劣ることは一切なく、反対にホイールベースの短い分、バランスの良い走行性能を発揮しています。

フロントノーズが尖ったエッジの効いたデザインが特徴的で、すぐにキャデラックと分かる個性も光ります。セダンでありながらハイパフォーマンスモデルでもある見た目と性能は、まさに知る人ぞ知るスポーツカーなのです。2018年に生産を終了していますが、ATS-Vの走行性能は一度体感してみる価値があるといえるでしょう。 

第9位 クライスラー クロスファイア

クライスラー クロスファイア

クロスファイアは、クライスラーが2003年に販売していたスポーツカーです。メルセデス・ベンツのSLKをベースに開発された米独共同開発の一台という興味深い一台です。発売当初はクーペのみでしたが、2004年にロードスターも追加されています。

製造を手掛けたのはドイツの車体製造の名門『カルマン社』。100年以上の歴史を持ち、オープンカーのスペシャリストとしても高い評価を受けてきました。日本でもフォルクスワーゲンのカルマン・ギアの製造を手掛けたことで有名なメーカーです。

ドイツのみならず世界で定評のあるメルセデス・ベンツが手掛けるテクノロジーに、アメリカのデザインが融合。そのエクステリアには、フロントからリアにかけて流れるような独特のキャラクターラインが採用されています。見た目以上に存在感のあるボディは、今までには無いお洒落なデザイン性です。

2008年に生産の終了を迎えていますが、そのデザイン性はいまだに色あせることはありません。何よりも米独が融合した最初で最後の車ともいえるクロスファイアのエクステリアの上品な魅力は、他のスポーツカーにはないものといえるでしょう。 

第8位 キャデラック CTS-V

キャデラック CTS-V

グローバルモデルとして2003年に誕生したCTSにコルベットのV8エンジンを搭載したCTS-Vを筆頭にATS-Vが発売されました。2020年には本国アメリカでATSの後継モデルとしてCT4-VもVシリーズに加わっています。 

エクステリアは先に紹介したATS-Vよりも一回り大きなボディで、精悍なフロントマスクは、キャデラックらしい個性が光っているようです。ヘッドライトのアイラインが縦長につながるLEDと、フロントグリルにはメッキを取り入れたことでより存在感が増しています。

しかしスポーツセダンであるために、外見はすっきりとした上品なデザイン性です。外見とは異なるスポーツ性能を発揮することこそが、Vシリーズの大きな特徴の一つといえるでしょう。

インテリアは、ブラックを基調とした落ち着いた雰囲気を持ちながら、クロームメッキがアクセントになっています。さらにレザーの高級感とカーボンのスポーツ性を見事に融合させているあたりは大人の遊び心が感じられるでしょう。セダンでありながら本物のスポーツ性能を味わうことができるVシリーズは、一見の価値アリではないでしょうか。

第7位 ポンティアック ファイアーバード・トランザム 

ポンティアック ファイアーバード・トランザム
©ergey Kohl/stock.adobe.com

アメリカを代表するトランザムは、ゼネラルモーターズ(GM)が製造を行っていたポンティアックブランドのひとつです。ファイアーバードの最上級グレードに位置づけられていたのがトランザムでした。現在ではポンティアックブランドも廃止されています。

1969年に誕生したトランザムは、『SCCA(Sports Car Club of America)』の市販車ベースで行われていた「トランスアメリカセダンチャンピオンシップ」に由来して命名されました。シボレーカマロと同じプラットフォームを使用した兄弟車として有名です。

またカマロと同じく、シボレー コルベットのエンジンを搭載したグレードも設定されていましたが、コルベットのスペックを上回ることのないようにデチューンされました。1970年代の第2世代では、フェニックスのデカールがあまりにも有名ですが、破滅を象徴しており、周囲との差別化を図る意味があったといわれています。 

3代目はTVドラマの『ナイトライダー』で2000ベースが有名となり、87年にはコンバーチブル、97年にはリトラクタブルライトを採用した4代目も登場。しかし排ガス規制やオイルショックによるパワーダウンなどを経て、2002年に35年の歴史に幕を下ろしました。時代の流れによって入手が難しくなっています。購入するなら今しかないかもしれません。

第6位 フォード マスタング

フォード マスタング

北アメリカで野生化した馬の名称を由来にしたマスタングは1964年に誕生して以来、2015年から7代目を迎える、フォードを代表するスポーツカーです。初代から一貫してハイパフォーマンス仕様の車であり、マッスルカーやポニーカーの2ドアクーペとして親しまれてきました。

初代の特徴としては、「フルチョイスシステム」が採用され、グレードの設定がなくエンジン、装備、内装色までオプションで選択することができたため、硬派なスポーツカー仕様からお洒落な街乗り仕様まで自分好みに仕上げることができました。ちなみに1970年にトヨタから販売されたセリカは「フルチョイスシステム」を採用しています。

「フルチョイスシステム」を採用したため、エンジンだけでも4種類から選択できました。その中で、ハイパフォーマンスモデルとしてV8エンジンを搭載したモデルにはシリアルに「K」の刻印がされており、マニアからは「Kコード」と呼ばれている希少な車。コレクターにはたまらない1台となっているようです。

現行の7代目は、2015年にマスタング誕生から50周年を記念して発売されました。このモデルからはグローバルモデルとして、日本をはじめイギリスやオーストラリアといった左側通行に対応するため、初となる右ハンドルモデルも設定。日本でも使い易くなっているのは嬉しい点です。

第5位 ダッジ チャレンジャー

ダッジ チャレンジャー

アメリカを代表するマッスルカーの一台にふさわしいチャレンジャーは1958年に誕生しました。ダッジの前身にあたるダッジブラザーズから数えると100年の歴史を持つ自動車メーカーです。しかしクライスラーに買収され、クライスラーの経営破綻により2014年からは「FCA(フィアット・クライスラー・オートモービル)」になっています。

そのため生産を中止していた時期もありましたが、2008年には4代目を迎え、マッスルカー全盛期の新たな幕開けを感じさせてくれています。2代目はプリマス バラクーダをプラットフォームに開発が行われ、小型でスポーツ性能の高いポニーカーとして登場。

設定されたグレードにはトランザムレースのホモロゲーションモデルである「チャレンジャーT/A」も設定されています。レースへの参戦はできなかったものの、市販モデルとして生産は続きました。3代目は1977年に、三菱 ギャランΛ(ラムダ)として名前のみ復活。スタリオンのOEMモデルですが、初代との共通点はありません。

4代目が『デトロイトモーターショー』でコンセプトカーとして誕生した際には、2代目を彷彿とさせるクラシカルなデザイン性のマッスルカーとして話題になりました。開発当時はダイムラークライスラーだったこともあり、ドイツの技術がふんだんに使用されていることも特徴的。アメリカンマッスルの新しいカタチが誕生したといえるでしょう。 

第4位 シボレー カマロ

シボレー カマロ
シボレー カマロ 2019年

カマロが誕生した経緯は、マスタングを凌駕するためといわれています。『SCCA(スポーツ・カー・オブ・アメリカ)』のレースで活躍していたマスタングを打ち負かすためにトランザムのホモロゲーションモデルとしてZ28グレードを登場させました。しかし意外にも初代カマロは1967年~1969年の3年間で販売を終了しています。

初代は高い人気を持って市場に受け入れられましたが、マスタングの対抗馬として急いで開発が進められたこともあり、足回りに問題がありました。そのため、1970年に登場した2代目では、それらの欠点を見事に払拭し、さらにハンドリングなども大きく向上しています。

3代目ではハイパフォーマンスモデルのZ28モデルの名称が「IROC(インターナショナル・レース・オブ・チャンピオンズ)」に変更になりました。しかし90年には「IROC」のワンメークモデルから降りることになったため、再びZ28が復活しています。第4世代では流線型のデザインに変更され、後期型を最後に生産終了のアナウンスがあり、筆者も購入を決めました。 

2006年の『デトロイトショー』で、新生カマロが誕生。映画『トランスフォーマー』の影響もあり、本国はもちろんのこと、日本でも人気を集めていたことはいうまでもありません。フォード マスタングやダッジ チャレンジャーと共にレトロデザインとなり、往年の名車が復活。2016年には6代目を迎え、ワールドスタンダードモデルに進化を遂げています。

第3位 プリマス バラクーダ

プリマス バラクーダ
©art_zzz/stock.adobe.com

クライスラーの大衆ブランドを担っていたプリマスが1964年に販売を開始したバラクーダは、当時生産されていたヴァリアントの特別車として誕生しました。スポーツ性能の高いデザイン性で最初のポニーカーといわれています。 

バラクーダは魚のオニカマスを指す言葉です。鋭い牙を持つ凶暴な性格として知られた魚の名前が命名されました。しかし当時は「パンダ」と名付けようとして、デザイナーから反対されています。スポーツカーとして差別化を図るなら、パンダという愛らしいイメージではなくてよかったかもしれません。

1967年に2代目となり、各メーカーのポニーカー競争が激化していきました。そこで今まで採用していたヴァリアントのエンジンからもう少し大型のロードランナーのエンジンをオプションとして設定。更に1968年にはクライスラーが誇るヘミエンジンを搭載したバラクーダがドラッグレースに登場しています。 

1970年には3代目を迎え、ダッジ チャレンジャーと兄弟車となり新たなデザインが採用されました。またバラクーダのハイパフォーマンスモデルとしてクーダが登場するなど一躍マッスルカーとして注目を集めます。しかし排ガス規制による性能低下に伴い1974年に生産を終えました。現在でも、3代目がコレクターズアイテムとして高い人気を誇っています。

第2位 ダッジ バイパー

ダッジ バイパー

シボレー コルベットに対抗するために開発されたスーパースポーツカーのバイパーには、華々しい栄光や有名メーカーの手が加えられています。1960年代に誕生したシェルビー コブラを開発コンセプトとしていたため、当時のコブラに関わっていたキャロル・シェルビーも加わりました。 

マッスルカーを代表するOHVエンジンを搭載していますが、V8気筒ではなくV10気筒という市販車の中では最大級のエンジンです。エンジンや足回りのチューニングには当時クライスラーの子会社であったランボルギーニが手掛けるという話題性のみならず、想像を絶する性能の高さに話題と期待が膨らみました。

 当初は少数販売で3年間のみという計画でしたが、想定外の反響を受け、継続販売となっています。2008年には『ニュルブルクリンク北コース』において7分22秒1のタイムで市販車最速の称号を手にしました。また『ル・マン』『ニュルブルクリンク』の24時間耐久レースで大活躍したことは記憶に新しいところです。

以前、バイパーについて筆者の通うディーラーで話を聞いたことがありますが、乗りやすい車とはいえないということでした。しかしバイパーの魅力は、有り余るパワーと高い走行性能にあります。2017年に生産を終えていますが、当時は世界に1台自分だけの1to1をカスタマイズすることも可能にした夢のような車だったといえるでしょう。 

第1位 シボレー コルベット 

シボレー コルベット 2023年モデル
シボレー コルベット 2023年モデル

マッスルカー全盛のアメリカにおいて、真のスポーツカーと呼べるのがコルベットではないでしょうか。世界でもトップを争うアメリカのプライドにかけて、開発され続けてきたといえるでしょう。

遡ること第二次世界大戦後の1953年に、欧州のスポーツカーに感化されて誕生したのがコルベットの始まりでした。当初はデザインに対しての反響は高かったものの、パフォーマンスに対してパワー不足に指摘が集まります。しかしそこに登場したのがOHVのV8エンジンでした。

パワフルな走行性能を手にしたコルベットは、瞬く間にアメリカのスポーツカーを象徴する存在へと駆け上がっていきます。2代目のC2ではスティングレー(アカエイ)と呼ばれるのびやかなロングノーズのデザインが特徴的です。1997年の5代目C5ではフルモデルチェンジされ、流線型が取り入れられました。

C5を印象付ける特徴のひとつには、市販車として最後のリトラクタブルヘッドライトだったということも挙げられるかもしれません。2020年には8代目のC8となり、最大の特徴はエンジンがミッドシップになったこと。

欧州のスーパーカーに対抗するために性能アップが図られ、グローバル戦略カーとなった今もさまざまな伝統を引き継ぐアメリカの誇りであることはいうまでもありません。

アメ車スポーツカーの今後

世界的にEV化への動向が進む中、アメリカにおいても徐々にその波は押し寄せてきていると言わざるを得ません。V8エンジンのマッスルカーといった内燃機関が生き残る可能性は低くなっています。

現にV8からV6へとダウンサイジングされていくエンジン、ガソリン価格の急騰、枯渇など問題は山積状態といえるでしょう。アメリカンマッスルカー派にとっては、今後どのような車を選択していけばよいのか、悩みの種となりそうです。

しかし今現在に目を向けると、新車は手が出せなくても、中古車なら乗ることができる可能性は大きいともいえるでしょう。エコカーへと移行する最後の時期に一度はアメ車の魂に触れてみるのも良い機会かもしれません。

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執筆者プロフィール
KAKO MIRAI
KAKO MIRAI
AE92やSOARER Z30を乗り継ぎ、たどり着いたのはトルクフルなV8サウンド。ユーロライクなCAMARO Z28からDODGE CHARGER HEMIとアメ車にどっぷりハマってしまいました。Bライセンスの所持経験を持ち、普段の足にVitz...
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