鬼キャンの意味とは?方法から車検での注意点、事故の危険性まで

国内外で賛否両論の鬼キャン。鬼キャンは一部の車好きに人気がありますが、違反改造に当たる場合もあり、警察に検挙されると6か月以下の懲役または30万円以下の罰金が科されます。改造する前にじっくり検討する必要があるかもしれませんね。そこで本記事では、鬼キャンの意味や方法から車検での注意点、デメリット、事故の危険性をご紹介します。

鬼キャンとは?

http://blog.livedoor.jp/zzcj/tag/%E9%AC%BC%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%B3

出典:http://goo.gl/

鬼キャンの画像

出典:http://blog.livedoor.jp/

鬼キャンとは、上の画像のようにタイヤの角度を極端に改造し、ガニ股のようにすることをいいます。
具体的に説明すると、自動車のキャンバー角をマイナスにすることです。
キャンバー角とは、車両を正面から見た際に内側にハの字のように傾く角度のことをいいます。
逆ハの字のように傾く角度のこともキャンバー角と言います。

鬼キャンという名前の由来は、キャンバー角を「極端に」改造することを、キャンバー角を「鬼のように」改造するというように言い換えたことから来ています。

そもそも、キャンバーって何?

http://www.suekage.co.jp/alignment/yougosetumei/canbar/canbar.htm

出典:http://www.suekage.co.jp/

キャンバーとは、車を正面から見た時の、地面とタイヤの傾きの角度をいいます。
この傾きの角度をキャンバー角といい、傾ける角度によって呼び名も走行特性も異なります。

ポジティブキャンバー

出典:http://minkara.carview.co.jp/

ポジティブキャンバーとは、車両を正面から見た際に逆ハの字のように傾いていることをいいます。
ステアリングの重さを軽減させることと、直進安定性が向上することができます。

ネガティブキャンバー

http://usedtrucks.blog.fc2.com/blog-entry-608.html

出典:http://usedtrucks.blog.fc2.com/

ネガティブキャンバーとは、車両を正面から見た際に逆ハの字のように傾いていることをいいます。
旋回する際に遠心力で車両が傾いた時に、地面に対して踏ん張りが効くため、高速走行時の旋回性能が上がります。

タイヤの設置面積が減るため、タイヤの編摩耗(タイヤの減り方に偏りがでること)が発生します。また、直進安定性にも関係してきます。

鬼キャンにする方法

http://kuronekoroadster.web.fc2.com/Kaitai4Fsus.html

出典:http://kuronekoroadster.web.fc2.com/

鬼キャンにするには、アッパーアームの角度を変える必要があります。
短縮したり、強化溶接しなければいけません。
素人が行うには難しいです。

また、ホイールを鬼キャンに合うサイズのものに変えなければいけません。

走行性能に直接関わりのあるところになりますので、安全面のことも考え、ノウハウのあるプロにお任せすることをおすすめします。

鬼キャンの車検での注意点

車検基準は?

出典:http://www.geocities.jp/

鬼キャンに関して最も気になるのが、「鬼キャンは車検に通るのか?」という問題です。

現在の車検の基準では、上の画像の赤い部分がフェンダーからはみ出ていなければ問題ないという決まりになっています。

タイヤの中心部から、前側30度、後側50度の範囲においてタイヤの回転部分(タイヤ・ホイール・ホイールナット・センターキャップなど全て)がフェンダーからはみ出ていなければ車検には通る、ということです。

それでも、最終的に判断を下すのは検査員ですので、検査員が危険だと判断したら車検には通りません。鬼キャンにする際は、まずご自身で安全に走れるのかどうか熟慮しましょう。

鬼キャンのデメリット

http://www.irasutoya.com/2013/07/blog-post_9910.html

出典:http://www.irasutoya.com/

鬼キャンのデメリットをご紹介します。

・走行性能が悪化するため、ハンドルが取られやすくなる
・真っ直ぐ走ることは可能ですが、圧倒的に運転しにくくなります。
・車の衝動を柔らげる役目があるサスペションが正常に動かないため、乗り心地が悪くなる
・タイヤの減りが早くなる
・その他パーツにも負担が掛かるため、定期的なメンテナンスが必要になり、車の寿命が短くなる

また、違法改造車に該当する場合は、警察の検挙対象になります。

このように、鬼キャンは、「百害あって一利なし」と言われています。
デメリットは沢山ありますが、メリットは特にありません。
メリットとして挙げられることといえば、ドリフトがしやすくなるということです。

鬼キャンの事故の危険性

鬼キャンにすると、車の各パーツに大きな負荷がかかります。
そのため、走行中にパーツが損傷してしまい、大きな事故につながる恐れがあります。

また、タイヤの減りが極端に早いため、走行中にタイヤが破裂してしまう恐れもあります。

鬼キャンにしている車を運転する際は、十分注意してください。
定期的なメンテナンスを行うことをおすすめいたします。

鬼キャンをする前にじっくり検討を

http://www.yourepeat.com/g/CAMBER

出典:http://www.yourepeat.com/

鬼キャンの意味や方法から車検での注意点、デメリット、事故の危険性をご紹介しました。
いかがでしたでしょうか。

鬼キャンをしていると、タイヤが他の車や歩行者に接触してしまう恐れがあります。
改造する前にじっくり検討することが必要かもしれませんね。

関連するおすすめ記事!