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車好きで有名なX JAPAN、YOSHIKIさんのスゴイ愛車たち【芸能人の愛車】
世界で活躍するYOSHIKIさんとは?
1989年に『X JAPAN』 のドラマー、ピアニストとしてデビュー以来、現在はロサンゼルスに拠点を移し、世界中で活躍の場を広げています。ミュージシャンとしてだけではなくマルチプレーヤー、音楽プロデューサー、映画やアニメの音楽コンポ―ザ-などを手掛けているようです。
幼少の頃からさまざまな楽器に触れてきたYOSHIKIさんは、9歳でピアノ、10歳からトランペット、11歳の時にはドラムを始めました。毎年誕生日には楽器を買ってもらったそうです。それら全ての楽器を弾きこなすセンスの良さと同時に、音楽が大好きなことが伺えるのではないでしょうか。
X JAPANの前身となる『X』を結成したのは1982年の高校3年生のことでした。音楽大学受験の合間に臨んだ、ヤマハが主催する『East West』でベスト・ドラマーを受賞。X のメンバーの一人、TOSHIさんも同じ頃にベスト・ボーカルを受賞しています。
それを機にバンドとしての可能性に自信を深め、推薦入学が決まっていた音楽大学を辞め本格的に音楽の道に専念。1986年にはXのレコードをリリースするためにインディーズのレコード会社『エクスタシーレコード』を設立しています。
インディーズだった『LUNA SEA』や『GLAY』もここから輩出されました。1989年に『X JAPAN』としてメジャーデビューを果たしてからは、ビジュアル系という新たなジャンルの先駆者として走り始めます。
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バンド名の由来は、良いバンド名を思いつかず取りあえず付けたものが『X』だったようです。その後にXには無限の可能性があるということを知り、ジャンルにとらわれない数多くの可能性という後付けの理由が足されることになりました。
世界進出にあたりアメリカに同じ名前のバンド名があることを知り、1992年HEATH(ヒース)さんの加入発表と同時にX JAPANへ改名。軌道に乗ったバンド活動と思われていましたが、1997年にTOSHIさんが脱退し解散を発表することになります。
2000年には新たなヴォーカリストを加え再結成することや、YOSHIKIさん自身もアメリカでプロデューサーとして本格的に活動することが予定されていました。そんな中、メンバーの急逝でひどく落ち込んだYOSHIKIさんをまた表舞台に導いたのは観客の歓声だったのです。
1999年の「天皇陛下御即位十年をお祝いする国民祭典」の奉祝曲の依頼を受けまず。母に背中を押され式典で、披露したピアノ協奏曲『Anniversary』。
ずっとふさぎ込んでいたYOSHIKIさんが「僕の生きる道はここなんだ」と、皇居前広場の両陛下が見守るステージで再確認できたと取材で話しています。その後2000年は、「日本社会と文化に貢献した人物」として文部大臣賞を受賞しました。
デビュー当時のとがったイメージとは異なり、大人になったYOSHIKIさんの姿を垣間見ることができた瞬間ではないでしょうか。また2005年には『日本国際博覧会(愛知万博)』の公式イメージソング『I’ll Be Your Love』も担当しています。
2012年には『ゴールデングローブ賞』の公式テーマ・ソングを作曲しました。これはアメリカの映画やテレビドラマの中から、ハリウッド外国人映画記者協会会員の投票で決定。『アカデミー賞』の前哨戦として注目の高い賞です。
「Anniversary」や「I’ll Be Your Love」など、日本での華々しい活躍を知ったハリウッド外国人記者協会会長が、YOSHIKIさんに直接依頼したことがきかっけとなり実現。どの楽曲もさわやかで耳に残るメロディーとなっています。
2020年の『NHK 紅白歌合戦』ではアメリカからの中継。『ENDLESS RAIN』のピアノ演奏を『クイーン』のブライアン・メイさん、ロジャ・テイラーさん、そしてサラ・ブライトマンさんと一緒にリモートで参加しました。
YOSHIKIさんといえば『KAWAI』のクリスタルピアノです。それを浜辺に持ち込んでの美しい映像と演奏は「絵になる」「YOSHIKIさんだから許される」など、ネットに投稿されています。
さまざまな活動
YOSHIKIさんが持っているのは、音楽家の顔だけではありません。実業家としての顔もあります。さまざまな企業とのコラボレーションが実現。
例えば、1993年に『コーセー』と開発した香水「LARME(ラルム)」は完売となりました。2017年には「Battre sang(バドゥサン)」を発売しています。
その他には2009年から『サンリオ・キティーちゃん』とコラボした「yoshikitty(ヨシキティ)」シリーズが販売されており、毎年トップ10位以内に入る人気の商品です。2020年には新たに「yoshikitty翼シリーズ」が登場。
また『Y by Yoshiki(ワイ・バイ ヨシキ)』というワインも販売しています。カリフォルニアのナパヴァレーはプレミアムワインの生産地として有名です。その地に続く4代目の醸造家ロブ・モンダヴィJrとのコラボレーションで誕生しました。
YOSHIKIさんはカジュアルにワインを楽しんでほしいと考えており、現在3シリーズが販売されています。フランス・ブルゴーニュ地方のワインに負けないほどの、美しいワインが出来上がりました。
2015年には『YOSHIKIMONO(ヨシキモノ)』を発表。“伝統と革新の融合”をテーマにした着物づくりを手掛けています。YOSHIKIさんは呉服屋の長男として生まれたこともあり、着物が身近であったYOSHIKIさんが生み出すデザインは、着物業界に新しい風を巻き起こしているといえるでしょう。
2021年『オー!マイボス!恋は別冊で』のドラマで、冨永愛さんが着用した着物を提供しています。バラは『YOSHIKIMONO』を象徴するモチーフです。あでやかな魅力で見事に現代風着物を着こなす冨永愛さんにも見とれてしまいます。
TBSドラマ「オー!マイ・ボス!恋は別冊で」
— Yoshikimono Official (@yoshikimonojpn) January 13, 2021
にて、冨永愛さんに御着用頂きました。#yoshikimono#ボス恋#TBS#オーマイボス恋は別冊で pic.twitter.com/7MYbhWCZEP
これまでに多くの慈善活動も行っています。阪神淡路大震災、中国四川大地震、東日本大震災、熊本地震、アメリカのハリケーン・ハービー等、国内外で起こる災害に尽力してきました。継続的な支援を行う目的で、非営利法人『YOSHIKI FOUNDATION AMERICA』も立ち上げています。
「人を助けることで自分が救われています。アメリカに住んでいると、著名人が頻繁にチャリティーを行っているので、日本もそうなってくれると嬉しいです」と語りました。2020年9月にも、被災から9年が経過する東日本大震災に義援金を寄付しています。
コロナに対しても自粛を呼びかけ、積極的に発信。ウイルスを軽視せず、自宅で待機するよう力強いメッセージを送っていました。
そんなYOSHIKIさんは、『Forbes Asia』が発表した2019年アジア太平洋地域の最も優れた慈善家30人に選ばれています。
YOSHIKIさんの車たち
YOSHIKIさんは音楽のほかに唯一の趣味といえるのは、車のようです。亡くなったお父さまも車が好きだったようで、その影響なのかもしれません。ではここから、YOSHIKIさんの車をご紹介していきます。
メルセデス・ベンツ SL500
SLクラスは2シーターのクーペでカブリオレモデル。オープンスポーツの最高峰に位置づけられる車です。SLはドイツ語の軽量スポーツカーを意味する「Sport Leicht(シュポルト・ライヒト)」の頭文字が付けられました。
YOSHIKIさんは4代目にあたるR129型のBRABUS仕様を所有していたようです。
新車参考価格:1,380万円
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本日の在庫数 88台 平均価格 1,520万円 支払総額 818~2,757万円
フェラーリ・F355 ベルリネッタ
F355は排気量3,500ccの5バルブのパワーユニットに由来しています。「ベルリネッタ」は、イタリア語でセダンやクーペのことをいい、高性能な車に与えられることが多い言い方です。定義は曖昧で、フェラーリでは屋根付きのタイプをいうことが多くなっています。
348シリーズの後継モデルで、スタイルは引き継ぐ形となっていますが、エクステリア、エンジンなどは新設計で、今までのスーパーカーのイメージを覆すような車へと進化。誰もが楽しめるスポーツカーといわれています。
新車参考価格:1,490万円
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本日の在庫数 11台 平均価格 2,095万円 支払総額 1,429~2,538万円
フェラーリ・360 モデナ
F355の後継車である360モデナは、3.6Lのエンジンを搭載していることに名前の由来があります。F355まで採用されていた、後ろから車のキャビンがトンネル状に見える「トンネルバックスタイル」が廃止。
ルーフからリアデッキになだらかに傾斜する「ファストバックスタイル」を採用しています。またエンジンフードをガラス張りにし、外からエンジンルームが見える斬新なスタイルになりました。
新車参考価格:1,758~2,026万円
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ベントレー・コンチネンタル GT
4シーターのグランツーリスモとして2003年に登場しました。2ドアのハードトップクーペで世界最速の4シーターをうたっているだけあり、大排気量のターボエンジンを搭載。重量のあるボディーにもかかわらず瞬時に最高速へと導く加速性能に優れているといえます。
ベントレーの伝統である丸目4灯のヘッドライトと風格の漂うフロントグリルを採用。流線型の低いボディースタイルとエッジの効いたデザイン性が印象的です。
新車参考価格:2003年モデル1,990万円
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本日の在庫数 136台 平均価格 1,731万円 支払総額 310~4,680万円
アウディ・R8
2008年に放送された『さんまのまんまスペシャル2008』にYOSHIKIさんが登場した際には、真っ白なアウディR8に乗っていました。2006年に誕生したミッドシップレイアウトの2シータースポーツカーです。
ノーズが短めでリアエンド向かって穏やかに傾斜していくルーフの形は特徴的といえるでしょう。YOSHIKIさんが所有していたのは初代ですが、V8とV10のどちらに乗っていたのかは分かっていません。当時話題になったのは、ランボルギーニ・ガヤルドと兄弟車であるということでした。
新車参考価格:1,670万円
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本日の在庫数 26台 平均価格 1,442万円 支払総額 620~2,632万円
レクサス・LS600h
2007年に誕生したLS600hは、LSとしては4代目にあたりますが、初のハイブリッド仕様モデルとなっています。世界で初採用されたLEDヘッドランプが搭載され、話題となりました。
初代から一貫して「上質・洗練の走り」「意のままに操れる走り」を保っています。フラッグシップモデルとしてレクサスの象徴であり、大衆車とは異なる魅力にあふれているといえるでしょう。
日本車初の「世界カー・オブ・ザ・イヤー」を受賞したこともあります。センチュリーをしのぐボディーサイズを持ち、室内の快適性は非常に高いものとなりました。
新車参考価格:1,081万円
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本日の在庫数 1233台 平均価格 342万円 支払総額 38~1,611万円
マセラティ・グラントゥ―リズモ
マセラティはイタリアの高級スポーツカーを製造するスポーツカーメーカーです。フロントグリルに輝くトライデントのエンブレムが美しく輝きます。車種名には「風の名前」を使用することを伝統にしているセンスの良さも感じられるのではないでしょうか。
そんなマセラティの中でもグラントゥーリズモは、真のスポーツスピリッツをまとった一台です。圧倒的なポテンシャルを秘めたフェラーリ製4.7LのV8エンジンを搭載しています。
YOSHIKIさんが所有していたのは2014年頃のこと。マセラティ100周年の特別仕様車「センテニアルスペシャル」が登場した年でもあるので、こちらを所有していた可能性もあるのではないでしょうか。
残念ながら2019年モデルを最後に、グラントゥ―リズモは生産を終了しています。
新車参考価格:1,925~2,257万円
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本日の在庫数 96台 平均価格 848万円 支払総額 258~2,775万円
BMW・i8
スーパーカーのようないで立ちは、その存在感をひと際強くしているようです。力強いデザインとは反対のパワートレインは、プラグインハイブリッド。環境に優しいエレガントさが魅力のひとつといえるでしょう。
音のない静かな走行がハイブリッドの特徴は、i8も同様です。エンジンユニットは1.5Lの3気筒を採用していますが、走行フィールはまるで別物の顔をのぞかせます。爽快な走りと同時に、楽しむことができるのはサウンドです。
スポーツモードに切り替えると排気系に装着したマイクから、車外だけでなく運転席でもエンジン音が聞こえる仕組み。計器メーターの色もブルーからオレンジに変わりタコメーター画出現し、スポーツマインドをかき立てるでしょう。
残念ながら2020年に生産終了を迎えましたが、ゴージャスなバタフライドアを持ち上げる粋なスタイルと、環境に配慮する姿勢がYOSHIKIさんにピッタリの車だったのではないでしょうか。
新車参考価格:1,880~2,257万円
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本日の在庫数 16台 平均価格 949万円 支払総額 738~1,380万円
アストンマーチン・DB11 Volante
2018年に『TBSテレビ・金曜日のスマイルたちへ』に登場した際に乗っていたのはアストンマーチンのDB11でした。正式にはアストンマーチン・ラゴンダという名前で、映画『007シリーズ』のジェームズ・ボンドの愛車として広く知られている車です。
DB11ヴォランテは、アストンマーチン史上最も先進的で完成されたオープントップモデルとして登場しました。印象的なのはファブリック製のソフトトップを使用していること。8層構造の滑らかなフォルムがクローズ時に美しい曲線を描き、一層その魅力を高めているようです。
DB11の詳しい記事は以下をご覧ください。
2020年にはアストンマーチンのDB Xと共演。
以前から愛車であるDBシリーズから「X」 が誕生したことに興奮しています。アストンマーチンならではのラグジュアリーな快適性とスポーツ性能を持つSUVです。ちなみに、YOSHIKIさんは2018年からアストンマーチンのアンバサダーに就任されています。
新車参考価格:2,380万円
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本日の在庫数 40台 平均価格 1,733万円 支払総額 1,200~2,688万円
テスラ・モデルX
2018年、YOSHIKIさんのインスタグラムにはたびたびテスラが登場しています。最近国内でも見かけるようになってきましたが、この車はアメリカのシリコンバレーを拠点として電気自動車やソーラーパネルなどの製造・販売しています。
2003年に設立された比較的新しいメーカーで、今までにない発想で電気自動車の分野で成功しているということができるでしょう。渡航距離や充電時間などを気にすることなく、面白いと思ったら買うことができる富裕層に向けた車なのかもしれません。
後ろ席用のドアは「ファルコンウイングドア」と呼ばれる、跳ね上げ式のドアを採用しているところが特徴です。もしかするとYOSHIKIさんはモデル「X」という名前で購入したのかもしれません。
新車参考価格:1059~1299万円
テスラの新型SUV「モデルX」を徹底解説!価格・特徴・予約金など最新情報まとめ
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本日の在庫数 32台 平均価格 772万円 支払総額 438~1,770万円
YOSHIKIさんのこれから
歴代の愛車の中にはリンカーン・ナビゲーターやロールスロイス・シルヴァースパーⅡなどにも乗っていたのではといわれています。とにかく桁違いな愛車の数々で、驚くばかりです。
実業家、慈善活動などを通して、音楽に向き合う真摯な姿勢や、世界中の人々の幸せを願う優しい気持ちが見えてきます。そんな世界的に有名なYOSHIKIさんが、唯一の趣味としている愛車に、今後どんなスゴイ車が加わっていくのか期待が膨らみます。
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- 執筆者プロフィール
- MOBY編集部
- 新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...