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GRヤリスが突然の受注停止、販売再開や改良は未定
GRヤリスが受注停止に

2022年7月にはいってから、トヨタ GRヤリスの受注が停止していたことが、トヨタディーラーへの取材で明らかになりました。
またもや長納期化が原因か

今回の受注停止も、近頃増えている長納期化によるものと思われます。長納期化の理由としては半導体不足による生産の遅れや、そもそもの車種の人気が重なったことが挙げられます。
GRヤリスの納期は公式サイトでは「販売店にお問い合わせ下さい」となっており、販売店に問い合わせたところ直近の納期は17ヶ月(1年5ヶ月)になっていたようです。
「納期が長くても良いから」という訳にもいかない
中には「納期が長くても良い」というユーザーに売ればいいじゃないかと思うかもしれません。しかし、近年はそうもいかない事情があるのです。
そのわけは騒音規制や排ガス規制といった法規対応です。あまりにも納期が長引くと、次の一部改良やマイナーチェンジなどが来てしまう可能性があります。法規対応を含む改良後に規制が発効した場合、改良前に受注した規制非対応モデルは生産できなくなってしまうのです。注文を受けても作りきれないとなれば、受注を停止するしかありません。
最近だとハリアーが上記のような理由で、これまで受けていた一部注文の取り消しをやむなくされています。
販売再開や新型デビューなどは未定
現時点でGRヤリスの受注受付を再開する時期や、一部改良モデルの情報などはありません。まずは現時点で受けている注文分を生産することが目前の課題になるでしょう。
これまでは改良前などには在庫車のみを販売する期間などが設けられていましたが、どの車両も納車に時間がかかりって在庫車がないという状況になれば、今後は次期モデルがデビューする直前1年間ほどは現行モデルが買えなくなるようになるかもしれません。
しかしこういった状況は自動車業界のみならず、世界全体で起きている問題が影響しているため、メーカーの努力だけでは解決できない問題。顧客と直接関わる販売店も苦戦を強いられているようです。
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- 執筆者プロフィール
- MOBY編集部
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