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買ってはいけないミニバンの特徴は?後悔しない選び方・おすすめ車種を紹介

買ってはいけないミニバンの特徴

車とクエスチョンマーク
©Andrey Popov/stock.adobe.com

ミニバンは広い室内空間や多彩なシートアレンジなどのメリットが多くありますが、一方で買ってはいけないミニバンも存在します。

本章では、買ってはいけないミニバンの特徴を以下3つの観点から解説します。

  1. 運転支援システムのついていないミニバン
  2. 自分の使用用途に合わないミニバン
  3. 維持費のかかるミニバン

1.運転支援システムのついていないミニバン

近年、各自動車メーカーは先進技術や運転支援システムの開発に力を入れています。そのため、新車で販売されるほとんどの車種が運転支援システムを搭載していると言っても過言ではありません。

ミニバンも例外ではなく、車体の大きいミニバンに運転支援システムがついていた方が安心できるのではないでしょうか。

運転支援のついていないミニバン、又はついていても先進の技術に及ばないミニバンは比較的高年式と言えます。

中古のミニバンを検討している場合は、必ず確認しておきたいところです。

2.自分の使用用途に合わないミニバン

ミニバンはさまざまな使用方法や用途で役に立ちますが、自分の使用用途に合わないミニバンは買ってはいけないと言えます。

たとえば、具体的な使用用途には以下のようなものがあります。

  • 帰省や旅行など、家族や友知人と長距離移動する機会が多い
  • 荷物を積んでキャンプやアウトドアへ行く
  • 子どもの部活の送迎で使用する

上記のような使用方法や用途でない場合はミニバン以外の選択肢を模索するのが良いでしょう。

3.維持費のかかるミニバン

維持費がかかる具体例として挙げられるのが、排気量が大きいミニバンです。

とくに、毎年5月に支払う自動車税や車検時にまとめて支払う重量税などの税金は、排気量や重量によって変わります。

以下は、ミニバンの排気量ごとの自動車税の一覧です。13年以上、18年以上経過したミニバンの場合はグリーン化税制によりそれぞれ年数に見合った額が割増されます。

排気量税額(令和元年10月1日以後初回新規登録)
1.5リットル超~2リットル以下36,000円
2リットル超~2.5リットル以下43,500円
2.5リットル超~3リットル以下50,000円
3リットル超~3.5リットル以下57,000円
3.5リットル超~4リットル以下65,500円

参考:自動車税種別割 | 税金の種類 | 東京都主税局

ミニバンをおすすめできない人は?

©️Faula Photo Works/stock.adobe.com

大人数で移動する場合や長距離を運転する機会が多い人は、ミニバンを選ぶのがおすすめと言えます。

では、ミニバンを選ぶのをおすすめではない人にはどのような特徴があるでしょうか。

  • ガソリン代や維持費を節約したい人
  • 小回りが必要な場所で運転する機会が多い人
  • 5人以上で乗る機会がほとんどない人

以上にあてはまる方はミニバンよりもコンパクトカーやセダンなどの方が向いているかもしれません。ひとつずつ解説していきます。

1.ガソリン代や維持費を節約したい人

ミニバンは車体が大きく重いため、燃費が悪くなりやすくガソリンを入れる頻度が高くなる傾向にあります。また、税金や保険料、タイヤ交換などの維持費も高くなります。

ハイブリッドモデルもありますが購入時の価格はガソリン車よりも高く、コンパクトカーやセダンなどに比べても割高です。

そのため、ガソリン代や維持費を節約したい人には、ミニバンはおすすめできません。

2.小回りが必要な場所で運転する機会が多い人

買い物で使ったり、道の狭いところで乗ったりする機会の多い方の場合、ミニバンはおすすめできません。 

サイズにもよりますがミニバンは全長が長く幅も広いため、狭い路地や駐車場などでの運転には不向きです。

また、大きさゆえに視界も悪くなりやすく、車体をこすってしまったりやぶつけたりするリスクも高くなります。普段の使い方を考えたうえで車選びをすることが大切です。

3.5人以上で乗る機会がほとんどない人

5人以上で乗る機会のない人がミニバンを選ぶのはよくないのでしょうか。そういうわけではありません。

4人で乗って2列目や3列目を使わずに荷室としての使用も可能なので、用途やニーズに合わせた車選びが重要と言えます。

しかし、軽自動車やコンパクトカーなどと比べると室内空間を持て余してしまったり、維持費が高くついたりします。

5人以上乗せたり、荷物を多く載せたりしないのであれ

「買ってよかった!」おすすめのミニバンランキングTOP10

人が乗れて、荷物も積めて、アウトドアもドライブも楽しめる日本のミニバン。ところがいざ購入しようと思ったら車種が多すぎてどれを購入するか悩んでしまいますよね?

そんな方たちに向けて「買ってよかった!」と思える車両を10車種、ランキング形式でピックアップしました。

  • 第10位:ホンダ フリード
  • 第9位:トヨタ シエンタ
  • 第8位:スズキ ソリオ
  • 第7位:トヨタルーミー
  • 第6位:日産 セレナ
  • 第5位:トヨタ ノア/ヴォクシー
  • 第4位:トヨタ ハイエース
  • 第3位:日産 エルグランド
  • 第2位:ホンダ ステップワゴン
  • 第1位:トヨタ アルファード

第10位:ホンダ フリード

第10位はホンダ フリード。ホンダのコンパクトミニバンとして発売されたこの車種は、5ナンバーサイズながら3列シート6人乗りを実現。人がたくさん乗れるコンパクトミニバンとして人気を博しています。

ラゲッジスペースの開口部も低床フロア設計により高さ1,255mmを確保。コンパクトミニバンにありがちな、“荷物を載せにくい”といった不満を解消します。

限られた駐車スペースしかない、けれどもミニバンが欲しい。そんな希望を叶える1台です。

最新「フリード」中古車情報
本日の在庫数 2590台
平均価格 149万円
支払総額 18~337万円

第9位:トヨタ シエンタ

第9位はトヨタのコンパクトミニバン、トヨタ シエンタ。ミドルクラスやハイクラスミニバンが主力のトヨタが発売しているだけあって、その人気は絶大。

おすすめポイントは圧倒的な低燃費。ハイブリッドモデルのXグレード7人乗りの燃費はWLTCモードで28.5lm/L(FF車)です。

ハイブリッドとはいえ、リッタ―約28キロも走るミニバンは珍しいのではないのでしょうか。

コンパクトミニバンなので、どうしても室内の窮屈さは感じてしまいますが、ガソリン代を低く抑えることのできるシエンタは、なるべく低コストで維持できるミニバンを探している方におすすめです。

最新「シエンタ」中古車情報
本日の在庫数 3203台
平均価格 162万円
支払総額 20~1,178万円

第8位:スズキ ソリオ

ソリオ HYBRID SZ ピュアホワイトパール ガンメタリック2トーンルーフ

軽自動車のイメージが強いスズキから発売しているミニバン、スズキ ソリオが第8位にランクイン。あえてサードシートを用意しないことで、ミニバンながら5人乗りと乗車定員は控えめなこの車両。

しかし、その分セカンドシートのフロア面積が広く、ゆったりとした足元は5人乗ってもまるでミドルクラスミニバンのような開放感を味わえます。

しかも燃費性能もとても高く、HYBRID SZモデルのWLTCモード燃費は22.3km/L。トヨタシエンタには及びませんが非常に高い水準です。

すべてのコンパクトミニバンの良さを併せ持ったかのようなスズキ ソリオは、満足度の高い車両です。

最新「ソリオ」中古車情報
本日の在庫数 1776台
平均価格 121万円
支払総額 10~270万円

第7位:トヨタルーミー

第7位はトヨタ ルーミー。スズキ ソリオと比べられるルーミーでしたが、ランキング上はギリギリ上位を確保しました。

その理由は車体価格。ルーミーの新車販売価格はエントリーモデル(FF)で156万6,500円。対するソリオはレントリーモデルのG(FF)で164万7,800円です。

どちらも5人乗り、似たような室内空間、自由なシートアレンジ。コンセプトや快適性がほとんど同じこの2台で、優劣が付いたのはやはり価格でしたね。

安くて満足度の高いミニバンを探すならルーミー一択かもしれません。

最新「ルーミー」中古車情報
本日の在庫数 2588台
平均価格 152万円
支払総額 61~280万円

第6位:日産 セレナ

日産 セレナ e-POWER

第6位には日産の人気ミニバン、日産 セレナが登場。エンジンを発電機として使う次世代技術“e-POWER”を搭載し、ミニバンで唯一モーターの動力のみで走行する車です。

日産独自の運転支援システム“プロパイロット2.0”を装備し、長距離ドライブが多い方の負担を軽減。安全にそして快適にドライバーを目的地へ運んでくれます。

そんな日産 セレナの特筆すべきポイントは“車酔いをしにくい車両設計”にこだわっている点。車酔いについて科学的に研究し、車酔いの原因となる揺れやにおい、ストレスを軽減しています。

小さな子供のいる家庭では、車酔いに悩まされるもの。特にミニバンは車酔いしやすい車とされていることから、日産 セレナの車酔いしにくい車は画期的な車両といえますね。

最新「セレナ」中古車情報
本日の在庫数 7838台
平均価格 177万円
支払総額 19~2,678万円

第5位:トヨタ ノア/ヴォクシー

第5位はトヨタのイチ押しミドルクラスミニバン、トヨタ ノア/ヴォクシーです。新型ノアと兄弟車であるヴォクシーの合計累計販売台数は、発売からわずか1か月で2万台を突破。圧倒的な人気を誇ります。

ファミリーを始めとした多くのユーザーが間違いなく買ってよかったと思える1台です。

広々とした室内空間はまさにミニバンといえる快適性を提供し、セカンドシートのスライドを1番後ろまで下げれば、大人が足を伸ばして座れるスペースが登場します。

ミドルクラスの定番ともいえるノア/ヴォクシー、買って後悔しないミニバンといえばこれしかないでしょう。

最新「ヴォクシー」中古車情報
本日の在庫数 5861台
平均価格 214万円
支払総額 20~578万円

第4位:トヨタ ハイエース

仕事も遊びもこれ1台ですべてカバー、人気のミニバン、トヨタ ハイエースは第4位となりました。

ハイエースのウリはなんといっても、広々とした室内空間。自分で棚やベッドを作れば、DIYでキャンピングカーにカスタム可能です。快適装備や豪華な内装はありませんが、遊べるミニバンを探している方にはこれ以上ない選択肢ですね。

ただし、ハイエースの1番大きなモデルとなるDXハイルーフの車体寸法は5,380mm×1,880mm×2,285mm(全長×全幅×全高)とミニバンらしからぬビックボディ。

市街地や狭い道路では少し取り回しに苦労するので、購入の際は現車を確認することをおすすめします。

最新「ハイエースバン」中古車情報
本日の在庫数 4070台
平均価格 336万円
支払総額 58~1,113万円

第3位:日産 エルグランド

第3位は日産 エルグランド。言わずと知れた日産のハイクラスミニバンです。豪華な内装に先進の運転支援システムをフル装備したこの車両は、満足のいくミニバンを探している方にピッタリ。

セカンドシートがキャプテンシートの7人乗りと、ベンチシートの8人乗りの設定があり、使用用途に合わせてベストなモデルを選べるのもエルグランドの魅力。

コンパクトやミドルクラスのミニバンと比較すると車体価格は高価ですが、十分な満足感と所有欲を満たしてくれる1台です。

最新「エルグランド」中古車情報
本日の在庫数 1390台
平均価格 167万円
支払総額 30~574万円

第2位:ホンダ ステップワゴン

第2位はホンダの代表的なミニバン、ホンダ ステップワゴン。発売から絶大な人気を誇り、5ナンバーサイズを守ってきたこの車両ですが、最新モデルであるRP8からついに全グレード3ナンバー化へ進化。

旧モデルよりも少しだけワイドになったことで、さらに使いやすいミニバンとして登場しました。

ここのところミドルクラスのミニバンがこぞって3ナンバー化する中、唯一5ナンバーサイズを守ってきたステップワゴン。ここへきてついに3ナンバーへとサイズアップをして、さらに人気が期待できます。

最新「ステップワゴン」中古車情報
本日の在庫数 1713台
平均価格 213万円
支払総額 22~552万円

第1位:トヨタ アルファード

第1位はトヨタ アルファード。“キング・オブ・ミニバン”といっても過言ではないこの車両は買って後悔することはまずないでしょう。むしろ多少頑張って買ったとしてもその満足感は他の車種の比ではありません。

前後左右の独立オートエアコン、リアヒーターエアカーテンなど、同乗者をもてなすための快適装備をふんだんに搭載し、最高の車内空間を演出。

ファミリー向けというよりかは大人向けのラグジュアリーなミニバンとして登場したアルファードは、最高級VIPカーとしての顔も持ち合わせています。

最新「アルファード」中古車情報
本日の在庫数 4191台
平均価格 384万円
支払総額 38~1,818万円

後悔しないミニバンの選び方

©JD8/stock.adobe.com

長い付き合いになる愛車選びは慎重に行いたいものです。本章では、車選びを後悔しないものにするために、ミニバンの選び方のポイントを3つ紹介します。

  • 最適なサイズを選択する
  • シートアレンジや荷室を確認する
  • ハイブリッドにするかどうか比較する

1.最適なサイズを選択する

ミニバンはボディサイズを基準としてSSサイズ~LLサイズに分類されます。

サイズについて詳しくは以下の記事で解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

今更聞けない「ミニバン」とは?種類やメリット・どんな人におすすめ?

それぞれのサイズには、車内空間の広さや走行性能、燃費、価格などの特徴があります。

自身や身内が主にどんな場所で運転するか何人で乗るか、どれくらいの荷物を積むかなどを考えて、最適なサイズを選ぶことが大切です。

2.シートアレンジや荷室を確認する

ミニバン選びでは、シートアレンジや荷室の広さなどをチェックすることも大切です。

ミニバンは、2列で5人乗りや3列で7人乗り、8人乗りなど座席数や配置が車種によってさまざまです。

また、シートを前後左右にスライドさせたり跳ね上げたり、収納できたりと車種によってシートの移動方法や収納方法も異なります。

自分がや同乗者が快適に乗るためには、シートの数だけでなく座り心地やウォークスルーのしやすさも重視したいところです。

また、荷室の容量や間口、バックドアの開き方も確認しておくのが良いでしょう。

3.ハイブリッドにするかどうか比較する

ハイブリッド車はエンジンとモーターで駆動する方式、エンジンが発電用でモーターのみで駆動する方式など、メーカーや車種によってさまざまです。

ハイブリッド車には以下のような特徴があります。

  • ガソリン車よりも燃費が良く、環境にも優しい
  • 静粛性や快適性が優れている
  • 新車購入時、車検時などに税金が減税になる

ガソリン代や維持費を重視するのかパワーを重視するのかなど、何を重視するかで比較して検討するのが後悔しない選び方と言えます。

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執筆者プロフィール
MOBY編集部
MOBY編集部
新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...

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