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買ってはいけない軽自動車の特徴は?選び方・おすすめの軽自動車を紹介

買ってはいけない軽自動車の特徴

©Dragana Gordic /stock.adobe.com

今や生活の足として欠かせない軽自動車。道路を走っていて見ない日はほぼありません。全軽自協(全国軽自動車協会連合会)によれば令和4年度の軽自動車の販売台数はなんと400万台以上。

同じ年の普通自動車の新車販売台数が約250万台ですから、その数がいかに多いのかが分かることでしょう。

しかし、販売台数が増えるにつれて、“買ってはいけない軽自動車”が増えているのも事実です。

そこで今回は“納車された後に後悔しない”買ってはいけない軽自動車の特徴をご紹介していきます。

買ってはいけない軽自動車のほとんどが粗悪な中古車です。納車されてすぐに壊れたなんてことも少なくありません。

より良い中古車探しのヒントになりますので是非参考にしてくださいね。

買ってはいけない軽自動車の特徴①:過走行の軽自動車

10万キロを超えるような軽自動車は、車体価格が安くても修理費がかさむ車両なことが多く、新車を購入できそうなくらいの修理費が掛かってしまったという声も聞こえます。

普通車であれば、10万キロ程度の走行距離はまだまだ走れるものが多くありますが、軽自動車はそうはいきません。

なぜかというと、660ccしかない排気量で馬力上限である64馬力を目いっぱい出しているのですから、寿命が短いのは当たり前ですよね。

1年程度で乗り換える予定の車なら過走行車も悪くありません。しかし、長く大切に乗るつもりなら走行距離は5万キロ以下の車両が理想です。

買ってはいけない軽自動車の特徴②:過酷な環境で使われていた車

例えば、北海道などの雪が多く降る地域で使われていた車は、融雪剤によるサビの進行が早く、新車登録から5年しか経っていないような車でもシャーシやボディが傷んできていることがあります。

他にも、12ヶ月毎に行う法定点検の記録簿などが一切なく、日常メンテナンスの記録がひとつも見当たらない車も酷使されていた車と判断していいでしょう。

人間で言えば血液と同じくらい大切なエンジンオイルを何万キロも交換していない車両は、例えボディがキレイだったとしてもエンジンはボロボロです。

過酷な環境で使われていた車かどうかを判断するには、以下の3つをチェックしましょう。

  • 分解整備点検記録簿
  • オイル交換などのメンテナンスステッカーの確認
  • フェンダーの裏はサビていないか確認

特に、整備記録簿や、メンテナンスステッカーには作業下店舗の住所が書いてあることが多く、どこの地域で使われていた車なのかを判断するヒントにもなります。

作業している店舗が北海道や北陸であった場合は、車を下から覗いてみて、フェンダーの裏にサビが無いか点検してみると良いでしょう。

買ってはいけない軽自動車の特徴③:極端に安い車

例えば走行距離であったり、見た目のキレイさであったり人気の度合いなど、その車の価値によって相場が決まります。

このとき、相場よりも極端に価格が安い車は要注意。そういった車両は何かしらの訳アリであることが大半です。

ご自身が訳アリの理由を聞いて、納得すれば購入を検討するのも選択肢のひとつかとは思いますが、事故車や改造車の場合は後々後悔する原因を抱えていることがほとんど。

余程の理由がなければ避けたほうが無難な車と言えるでしょう。

軽自動車をおすすめできない人は?

©David/stock.adobe.com

さて、買ってはいけない軽自動車の特徴をご紹介してきましたが、軽自動車に向いてない人もいます。

人気の軽自動車ですが、“本当に軽自動車のでいいのか”もう一度検討してみるのも大切です。

軽自動車をおすすめできない人①:普段から5人以上乗る可能性がある

まず、軽自動車の規格として、どんなに室内空間が広い軽自動車でも4人乗りです。これは変わりません。

ちなみに12歳未満のお子さんが3人に大人2人の場合は、4人乗車としてカウントできます。

お子様が3人のご家庭で5人乗りとなる場合は、軽自動車でも定員オーバーとはならないのでご安心ください。

とはいえ、このルールが適用されるのは12歳まで。一番上のお子様が11歳であれば定員オーバーとなりますので、軽自動車よりも普通車をおすすめします。

軽自動車をおすすめできない人②:車のパワーが必要な道路を多く走る人

先程もご紹介した通り、軽自動車は排気量660㏄。

馬力は64馬力までの制限がありますが、今の軽自動車はターボチャージャーを採用することで、規制の範囲内ぎりぎりのパワーを絞りだしているのです。

そのため、登り坂も高速道路も難なく走れる性能を誇っていますが、あまりに頑張りすぎるエンジンスペックは車の寿命を縮める可能性も。

たまに車に負荷を掛ける分には全く問題はありませんが、日常的にエンジンの性能をフルに使い切るような乗り方をする方には、軽自動車はおすすめできません。

軽自動車をおすすめできない人③:高い安全性能を求める人

万が一発生した事故によって大きな衝撃が外部から加わったとき、中に乗っている人を守ってくれる性能は普通車のほうが圧倒的に上です。

ただ勘違いをしてほしくないのは“軽自動車が危険だ”ということではありません。

軽自動車の衝突安全性能は年々向上していますし、軽い車体は緊急回避が必要となる場面でもドライバーの応答に答えてくれます。

しかし、実際に衝突事故が起こった場合にはクラッシャブルブルゾーン(ボディをつぶして衝撃を吸収する部分)を広く取れる普通自動車の方が安全であると言わざるを得ません。

高速道路など、スピードが出やすい場面で運転することが多く、事故が起きた際も安心で安全な車を求めている方には軽自動車はおすすめできないでしょう。

【メーカー別】おすすめの軽自動車3選

軽自動車のネガティブな面ばかりご紹介してしまいましたが、もちろん素晴らしい車もたくさんあります。

ここからはメーカー別におすすめな軽自動車をご紹介していきます。

お気に入りのメーカーやこれといった1台が見つかるかもしれません。

ダイハツのおすすめの軽自動車:ダイハツ ムーヴ

魅力的な軽自動車を多数販売しているダイハツ。中でも特におすすめな車両が、ダイハツ ムーブです。

スポーティな見た目に実用的な車内。多数のカスタムモデルが発売されているこの車両は、あなた好みの車に仕上げる楽しみを与えてくれます。

特別仕様車のX“リミテッドII SA II”はバックカメラ、ヘッドライト、インテリアが特別仕様になっており、豪華なムーブを探している方におすすめです。

ブラックを基調とした上品な車内は軽自動車とは思えない高級感を演出。インテリアは専用デザインとなっています。

残念ながら2023年6月をもって生産終了が決定していますので、購入するなら今のうちです!

ダイハツが『ムーヴ』の生産終了をアナウンス!初のスライドドア採用となる新型は…発表どうなる

最新「ムーヴ」中古車情報
本日の在庫数 7474台
平均価格 67万円
支払総額 9~753万円

スズキのおすすめの軽自動車:スズキ ハスラー

スズキのおすすめ軽自動車といえばスズキ ハスラーは外せません。ポップなカラーにかわいい丸目ヘッドライトは誰にでも愛される車両間違いなしです。

シートアレンジを使えばレジャーにも普段使いにも使える汎用性の高さを実現。サーフボードだって車内に乗せられます。

アウトドアを全力で楽しめる軽自動車を探している方には特におすすめですね。

最新「ハスラー」中古車情報
本日の在庫数 6192台
平均価格 127万円
支払総額 26~329万円

日産のおすすめの軽自動車:日産 デイズ

日産の先進運転支援システムプロパイロットを採用した軽自動車、日産 デイズ。「軽自動車だけれど自動運転を体験したい」という方にはこちらの車両がおすすめです。

日産のプロパイロットはハンドル・ブレーキ・アクセル操作をすべてサポートする先進運転支援システムです。

これまでは一部の高級グレードにしか採用されていませんでしたが、ついに軽自動車に採用されました。

プロパイロット搭載のターボモデルは販売価格が177万3,200円と軽自動車にしてはやや高額。ですが、その価値は十分にあるでしょう。

現在発売されている軽自動車の中で、自動運転を体験できるのはデイズだけ。まずは試乗でその性能を試してみてはいかがでしょうか。

最新「デイズ」中古車情報
本日の在庫数 7063台
平均価格 94万円
支払総額 12~227万円

後悔しない軽自動車の選び方

@metamorworks/stock.adobe.com

おすすめの軽自動車はこれ以外にもたくさんありますが、万人すべてにおすすめの1台というのは残念ながらありません。

どの軽自動車も魅力的で決めきれない、という方はぜひこれから紹介する軽自動車の選び方を参考にしてくださいね。

「こんな車を買うんじゃなかった」

なんて後悔をしないようにしっかり選んでいきましょう。

選び方①:使用用途を考える

軽自動車は決められた規格の中で、様々なボディタイプがあります。

その種類は多様でトラック・バン・ワゴン・クーペなど。見た目だけで車を選んでしまうと、“使い勝手が悪くて失敗した”。なんてこともありますので、まずは車を何に使うのか、そこをはっきりさせておきましょう。

選び方②:予算を決める

何を当然な事を、と思うかもしれませんが、今の新車の軽自動車の販売価格は100万円前後から200万円程度のものまでと非常に開きがあります。

予算を決めずに好きな車を選んでしまうと、“思ったよりも高額になってしまった”なんて事態になってしまいますので、あらかじめ予算を決めておくことも大切です。

とはいえ、新車で気に入った車を購入するときは多少予算をオーバーしても後悔することは少ないかもしれません。どちらかといえば中古車を選ぶときこそ予算を決めておいた方がいいですね。

選び方③:中古車を買うときは慎重に選ぶ

中古車は新車よりも価格が安いことが魅力ですが、変な車を購入すると故障ばかりで買って損したといった事態になり兼ねません。

中古で軽自動車を購入する際は次のポイントに注意しましょう。

  • 走行距離は10万キロ以上(できれば5万キロ程度)
  • 整備記録簿やメンテナンスステッカーがない
  • 相場よりも極端に安い
  • 雪国で使われていた車両

これらの項目は、後悔しない軽自動車を選ぶ上で大切なポイントです。ひとつでも当てはまった場合は新車購入を検討した方が良いでしょう。

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新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...

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