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トヨタ bZ4X完全情報!おすすめグレードや人気カラー、スペックなどを解説
トヨタ bZ4Xとはどんな車?
bZ4Xは、2021年10月に発表された電気自動車で、トヨタの電気自動車シリーズ「bZ」の第1弾にあたる車種です。 開発はトヨタとスバルが共同で行っており、兄弟車として「スバル ソルテラ」も販売されています。
「台形」をテーマとした水平基調かつ低重心で力強いデザインが特徴。オーバーハング(横から見たときにタイヤよりも外側の部分)を短く、ホイールベースを長くした特徴的なスタイリングで、ミドルクラスのSUVながらDセグメントセダン並みの室内空間を実現しています
内装は低い位置に配置されたインストゥルメントパネル(インパネ)や、オプションの大開口パノラマルーフによって開放的な空間を演出。インパネ素材にはファブリック(布地)を仕様しています。
最新のトヨタセーフティセンスを採用し、ミリ波レーダーおよび単眼カメラの検知範囲拡大により、各機能の性能向上や一般道での支援を行う新機能を追加。
リモート駐車などを行う高度運転支援技術アドバンスドパークをオプションも選択可能です。インフォテインメントシステムでは、クラウド上の地図情報を活用し、交通情報や駐車場の空き情報をリアルタイムで取得するコネクティッドナビを採用。音声認識を備え、ワイパーやエアコンなども動作可能になります。
兄弟車のスバル ソルテラについてはこちら
おすすめグレード
グレードは「Z」のみで、駆動方式はFWD(前輪駆動)と4WD(四輪駆動)の2種類が用意されます。価格はFWDが6,000,000円、4WDが6,500,000円となっています。
グレード | 電動機(モーター) | バッテリー | 駆動 | 税込車両価格 |
---|---|---|---|---|
Z | 1XM (交流同期電動機) | リチウムイオン電池 | FWD | 6,000,000円 |
1YM-1YM (交流同期電動機) | 4WD | 6,500,000円 |
購入方法は個人ならKINTO、法人ならリースのみ
bZ4Xは一般的な車種と違い、個人に対してはKINTOのみの取り扱い、法人に対してはすべてリース販売となります。後者は全国のトヨタレンタリース店ならびにトヨタモビリティサービス(東京地区)からのリースで提供されます。
本記事では個人向けのKINTOについて解説しています。
KINTOでbZ4Xを契約するためには、まず最初に770,000円の申込金を支払う必要があります。
また、KINTOで購入する場合は5年~10年のプランから選択するのが妥当。5年未満で解約した場合、中途解約金が発生します。1年目が132万、4年目が82万ほどになるとのこと。1年目ならともかく、もう少しで5年経って中途解約金がゼロになるのに解約するのは損としか言いようがありません。色々な車を乗り継ぎたい方よりは、1つの車に長く乗りたい方に適したプランだと言えるでしょう。
なお、CEV補助金を適用しなかった場合、bZ4Xに10年間乗り続けた際にかかる月額利用料の総額は9,637,320円です。CEV補助金を適用した場合は8,697,480円と、適用しなかった場合と比べて約100万円近く安くなります。
bZ4Xの車両価格は6,000,000~6,500,000円ですが、月額利用料には以下の料金も含まれているため、多く取られているわけではありません。
- 自動車保険
- 自動車税
- 車検代
- メンテナンス代
- 電池性能の保証
- コネクティッドサービス
月々の支払いは契約から4年間は107,800円で、CEV補助金を適用すると88,220円。お住まいの地域によっては、地方自治体からも補助金が交付されるケースがあるので、これを適用することで月額利用料をさらに減額できる可能性もあります。
ボディカラー&内装色
ボディカラーは全11色
bZ4Xに設定されているボディカラーはモノトーンが6色と、ルーフがブラックになるツートーンが5色で合計11色。
リセールを気にするなら白黒やグレーといったボディカラーがおすすめですが、KINTO限定のbZ4Xは中古車として売ることができません。そのため、査定額は意識せず、自分の好きな色を選択すべきです。
詳細なカラー名は以下表のとおりです。
モノトーンカラー(6種類)
カラー名称 | カラーコード |
---|---|
プラチナホワイトパールマイカ | 089 |
プレシャスシルバー | 1J6 |
プレシャスメタル | 1L5 |
ブラック | 202 |
エモーショナルレッドⅡ | 3U5 |
ダークブルーマイカ | 8S6 |
ツートーンカラー(5種類)
カラー名称 | カラーコード |
---|---|
ブラック× プラチナホワイトパールマイカ | 2VP |
ブラック× プレシャスシルバー | 2MR |
ブラック× プレシャスメタル | 2WC |
ブラック× エモーショナルレッドⅡ | 2TB |
ブラック✕ ダークブルーマイカ | 2MT |
内装はライトグレーとブラックの2色
内装色はライトグレーとブラックが用意されています。
トヨタ bZ4Xのスペック
bZ4Xのスペックをボディサイズやパワートレインなどの数値とともに解説します。
ボディサイズ
ボディサイズは「RAV4」と「ハリアー」の中間程度で、いわゆるミドルサイズSUVに属する大きさです。
しかし、居住性や積載性に影響するホイールベースの数値は「ランドクルーザー」と同じ2,850mm。Dセグメントセダン相当の室内空間を実現していて、足元の広さもミドルサイズSUVクラスではトップレベルと言えます。
日本でも大きすぎないサイズ感と広々した室内空間で、バランスの取れたパッケージングが特徴です。
FWD車 | 4WD車 | |
---|---|---|
全長 | 4,690mm | |
全幅 | 1,860mm | |
全高 | 1,650mm(アンテナ込み) | |
ホイールベース | 2,850mm | |
室内長 | 1,940mm | |
室内 | 1,515mm | |
室内高 | 1,160mm(ノーマル/ソーラールーフ仕様) 1,145mm(パノラマルーフ仕様) | |
車両重量 | 1,920kg~ | 2,005kg~ |
車両総重量 | 2,195kg~ | 2,275kg~ |
最小回転半径 | 5.7m |
パワートレイン
グレードの項目でもお伝えした通り、bZ4Xの駆動方式はFWDと4WDの2種類。
システム最高出力は150~160kWで、車種でいうとランドクルーザープラドの直4ディーゼルエンジンなどに相当します。馬力換算で200~215PSなので、パワーは十分すぎる数値です。トルクについてもモーターによるトルクフルな加速が味わえるでしょう。
FWD車 | 4WD車 | ||
---|---|---|---|
モーター | 種類 | 交流同期電動機 | |
最大出力(フロント) | 150kW | 80kW | |
最大出力(リヤ) | - | 80kW | |
最大出力(システム) | 150kW | 160kW | |
動力用 主電池 | 種類 | リチウムイオン電池 | |
総電圧 | 355V | ||
総電力 | 71.4kWh | ||
充電性能 | AC充電器最大出力 | 6.6kW | |
DC充電最大出力 | 最大150kW | ||
走行装置 | ステアリング | ラック平行式電動パワーステアリング | |
サスペンション(前/後) | ストラット式コイルスプリング/ ダブルウィッシュボーン式コイルスプリング | ||
前後ブレーキ | ベンチレーテッドディスク | ||
駆動方式 | 前輪駆動 | 四輪駆動 | |
動力性能 | 0-100km/h加速 | 8.4秒 | 7.7秒 |
航続距離 (WLTCモード) | 500km前後 | 460km前後 |
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- 執筆者プロフィール
- MOBY編集部
- 新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...