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【2024年】世界の超高級車ランキング|最高額は76億円!?

超高級車はいくらから?

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1,000万円ほどまでの車を”高級車”とするなら、“超高級車”は2,000万円、3,000万円もしくはそれ以上の車という見方ができます。日本車でいうとセンチュリーは約2,000万円なので”超高級車”と言ってよいでしょう。

また、細かな車両価格を見なくても「この自動車メーカーなら高級ブランドだ」という共通認識もあるでしょう。例えばロールス・ロイスであれば、全てのモデルが「高級車」「超高級車」と言えます。

【異論は認める】外車・国産自動車メーカーのブランド格付けランキング!

また、生産台数が極端に少ないモデルや、台数限定モデルは、億を超えてくることも珍しくありません。過去に販売された限定モデルにプレミアがつき、さらに高額な値段で中古車オークションに出されることもあります。こういった車は、さらに庶民には馴染みのない「超高級車」と言えるでしょう。

以上をふまえると、”超高級車”の定義としては以下を挙げてよいでしょう。

  1. 2,000万円、3,000万円もしくはそれ以上の車
  2. “超高級車ブランド”の車
  3. 台数限定の希少車(中古車含む)

日本で買える超高級車ランキングTOP10

まずは、日本国内で正規輸入販売されている高級車の中から、最も価格の高い車種順にランキングを作成しました。

ランクインしたのは3,700万円~6,000万円ほどの車でした。

順位と車種は以下のとおりです。

  • 10位:ロールス・ロイス ゴースト
  • 9位:マクラーレン 720Sスパイダー
  • 8位:アストンマーティン DBS スーパーレジェーラ ヴォランテ
  • 7位:ロールス・ロイス カリナン
  • 6位:フェラーリ 296 GTS
  • 5位:フェラーリ 812GTS
  • 4位:マクラーレン 765LTスパイダー
  • 3位:ランボルギーニ アヴェンタドール
  • 2位:フェラーリ SF90スパイダー
  • 1位:ロールス・ロイス ファントム

※このランキングは2024年1月時点のデータに基づいています。

10位:ロールス・ロイス ゴースト

ロールス・ロイス ゴースト(2020年)

車両本体価格 3,787万円

ロールス・ロイスのラインナップの1台であり、エントリーモデルに位置しているセダンが「ゴースト」です。

2020年に登場した2代目は、昨今の車に欠かせない安全装備を充実させていることで、乗る人を安全に目的地まで導けるリッチなセダンとなっています。

昼夜に対応できる検知・警告機能を実現した「ビジョンアシスト」や「アラートネス・アシスタント」、パノラマビュー機能や全方位視界を実現したカメラシステムを搭載。ドライバーへの負担を軽減してくれるのが強みです。

571馬力を絞り出すV型12気筒エンジンと4WDシステムにより、全長5.5mオーバーかつ2,500kgを超える重量のボディを余裕で引っ張る走りを実現しています。

  • 発売:2020年
  • 最下位グレード:ベースグレード(車両本体価格 3,787万円)
最新「ゴースト」中古車情報
本日の在庫数 38台
平均価格 3,745万円
支払総額 1,340~6,689万円

9位:マクラーレン 720Sスパイダー

@K.A/stock.adobe.com

車両本体価格 3,930万円

「マクラーレン 720Sスパイダー」は、イギリスの自動車メーカー「マクラーレン」の2ドアクーペ「720S」をベースとして、リトラクタブルハードトップを装着したオープンカーです。

「720S」は、2017年、2ドアクーペ「650S」の後継モデルとして登場。市販車をベースとしたモータースポーツで”FIA-GT3カー”でも活躍している1台となります。

リトラクタブルハードトップは電動式となっており、ボタンを押すだけで簡単に開閉が可能です。

サメを思わせる外観デザインと、前斜めへ跳ね上がって開く「ディヘドラルドア」、カーボンファイバーを使った軽量化が特徴。加えて、車体後方に備わった「アクティブリアスポイラー」は走行中に自動で作動・調整するという優秀な装備となっています。レーシングカーを公道へ持ち込んだと思わせるハイスペック仕様です。

搭載される4,000ccV型8気筒ツインターボエンジンは、720馬力とF1(フォーミュラ1)マシンのエンジンに引けをとらないパワーがあります。

  • 発売:2017年
  • 最下位グレード:ベースグレード(車両本体価格 3,930万円)
最新「720Sスパイダー」中古車情報
本日の在庫数 12台
平均価格 3,353万円
支払総額 3,180~3,593万円

8位:アストンマーティン DBS スーパーレジェーラ ヴォランテ

アストンマーティン DBS スーパーレッジェーラ ヴォランテ 2019年
アストンマーティン DBS スーパーレジェーラ ヴォランテ

車両本体価格 4,190万円

アストンマーティンの2ドアクーペ「DBS」をオープンカー仕様に仕立てたモデルが「スーパーレッジェーラ ヴォランテ」です。

装着されるソフトトップは電動式となり、ワンタッチで開閉可能。約15秒で解放された空間と密閉・静粛性のあるソフトトップ車内を実現できるのが強みです。

FR(フロントエンジン・後輪駆動)レイアウトに5,200ccのV型12気筒ツインターボエンジンの組み合わせで、2,000kgオーバーの車体重量となっています。「ヘビー級」のボディながら、ツインターボエンジンから放たれる725馬力のパワーは、時速320km/hを叩き出す異次元のモンスターマシンです。

  • 発売:2022年
  • 最下位グレード:DBS VOLANTE(車両本体価格 4,190万円)
最新「DBSスーパーレッジェーラ」中古車情報
本日の在庫数 26台
平均価格 3,686万円
支払総額 2,634~6,800万円

7位:ロールス・ロイス カリナン 

ロールスロイス カリナン 2019
ロールス・ロイス カリナン(2019年)

車両本体価格 4,258万円

「ロールス・ロイスが高級なSUVを手がけたらどうなるか?」を体現しているモデルが2018年に発表された「カリナン」です。

注目すべきはパワーユニットです。6,750ccのV型12気筒ツインターボエンジンは、571馬力に850N・mの強力なトルクを実現。全長5mオーバー、2,700kgから2,800㎏程度の重量級ボディを強力なパワーで快適に駆け抜ける車となっています。

高級セダンの「ファントム」と共通の「スペースフレームシャシー」、前後トルク配分50:50にセッティングした4WDシステムで、しなやかかつ快適な乗り心地を実現しています。加えて、「エブリウェア」ボタンを押すだけで、どのような路面状況でもスムーズかつ上品に走れる車です。

上級グレード「ブラックバッジ」は、600馬力と900N・mの強力なトルクへパワーアップしたエンジンを搭載。走行性能の向上を図っているスペシャルモデルです。

  • 発売:2018年
  • 最下位グレード:カリナン(車両本体価格 4,258万円)
最新「カリナン」中古車情報
本日の在庫数 37台
平均価格 5,363万円
支払総額 3,999~6,468万円

6位:フェラーリ 296 GTS

車両本体価格 4,313万円

フェラーリのスーパーカーシリーズの1台である2ドアクーペ「296 GTB」をオープンカーとしたモデルが「296 GTS」です。

電動で開閉できるリトラクタブルハードトップが装着されており、時速45km/hまでなら走行中でも作動する仕組みとなっています。ルーフを閉じた状態の外観デザインを296 GTBから変化させず、空力性能もほぼ互角としている点は、296 GTSに対するフェラーリの本気度が伺えるでしょう。

296 GTBのシャシー設計を見直したことにより、オープンカーでありながらボディのねじり剛性を従来より50%向上させているのが特徴です。

3,000ccのV型6気筒ターボに動力用モーターを組み合わせた、環境対策も施されているパワーユニットで830馬力を発揮します。8速デュアルクラッチトランスミッションと、車体後方に動力パッケージを備えたミッドシップレイアウトで、F1マシンやレーシングカーの雰囲気を味わえる1台です。

  • 発売:2022年
  • 最下位グレード:296 GTS(車両本体価格:4,313万円)

5位:フェラーリ 812GTS

フェラーリ 812GTS

車両本体価格 4,635万円

フェラーリのスポーツカーラインナップの1台となる「812スーパーファスト」をスパイダー(オープントップ)モデルとしたのが「812GTS」です。

812GTSの注目ポイントは、大排気量エンジンを車体前方に配置した点です。6,500ccV型12気筒エンジンは800馬力のパワーを秘めており、日本の公道では生かし切れる場所がないのではないかと思わせる実力を備えています。

電動リトラクタブルハードトップはワンタッチで開閉ができて、時速45km/hまでなら走行中でも作動する優れたシステムです。

スパイダーでありながら車体重量は1,600kgと軽くなっており、800馬力のエンジンとの強力なパッケージを実現したスーパーカーです。

  • 発売:2019年
  • 最下位グレード:812 GTS(車両本体価格:4,635万円)

4位:マクラーレン 765LTスパイダー

マクラーレン 765LTスパイダー(2021年)

車両本体価格 4,950万円

マクラーレンの最上級クーペ「765LT」をスパイダーモデルに仕立てたのが「765LTスパイダー」です。

LTの名称は「ロングテール」を表しており、かつてレースシーンでも活躍していた名車「F1-GTR」から続くスポーツモデルとなっています。車体後方を中心にボディの長さを延長したことと、大型化&油圧可変式としたリアウイングが外観デザインで際立っています。

兄弟車である「720S」にも搭載されている4,000ccV型8気筒ツインターボは、765馬力のパワーと800N・mのトルクを実現。各所に施した軽量化と、専用のサスペンションセッティングでスポーティな走りを楽しめます。限定765台の販売となっている貴重な1台です。

  • 発売:2021年
  • 最下位グレード:765LTスパイダー(車両本体価格 4,950万円)

3位:ランボルギーニ アヴェンタドール

ランボルギーニ アヴェンタドール (2018年)

車両本体価格 5,727万円

イタリアのスポーツカーメーカー「ランボルギーニ」の最上級2ドアクーペが「アヴェンタドール」です。

2000年代に生産されていた「ムルシエラゴ」の後継モデルで、2011年の登場以降長らく生産されています。

カーボンファイバーモノコックやプッシュロッド式サスペンション、7段変速のシングルクラッチ2ペダルトランスミッションなど、レーシングカーと遜色ない装備が備わっているのが特徴。6,500ccのV型12気筒エンジンはグレード「LP700-4」であれば700馬力のパワーを発揮します。

新車での車両本体価格は4,000万円台から5,000万円台ですが、中古車市場では「応談」の物件が目立ち、日本ではお目にかかる機会が少ないスーパーカーです。※2022年9月に生産終了

  • 発売:2018年
  • 最下位グレード:S(車両本体価格 4,575万円)
最新「アヴェンタドール」中古車情報
本日の在庫数 92台
平均価格 6,012万円
支払総額 2,980~9,950万円

2位:フェラーリ SF90スパイダー

フェラーリ SF90スパイダー(2021年)

車両本体価格 5,959万円

フェラーリの創設90周年を記念して作られたスーパーカー「SF90ストラダーレ」をベースに、スパイダーモデルへ変化させたのが「SF90スパイダー」です。

世界最高峰のモータースポーツであるF1で、古豪チームとして築き上げてきた技術を活用し開発されています。

単体で780馬力の4,000ccのV型8気筒ツインターボエンジンと、3つの動力用モーターを組み合わせたパワーユニットとなっているのが特徴。合計で1,000馬力オーバーのパワーを実現し、0km/hから100km/hまで加速にかかる時間は約2.5秒とF1マシン顔負けの走りが強みとなっています。

フェラーリ独自のリトラクタブル・ハードトップも最新タイプを使用しており、コンパクトな作りで短時間での開閉が可能。イタリアが誇る”PHEVスーパーカー”に君臨しているのです。

  • 発売:2021年
  • 最下位グレード:SF90スパイダー(車両本体価格 5,959万円)

1位:ロールス・ロイス ファントム

ロールス・ロイス ファントム(2017年)

車両本体価格 6,050万円

ロールス・ロイスのフラッグシップを担う4ドアセダンが「ファントム」です。

初代モデルが登場したのは1925年。実に100年近くもの間、イギリスの高級車メーカーでフラッグシップを張っている車となります。

全長が5.7m、全幅が2mオーバーと大柄なボディが特徴。柵を思わせるかのような強烈な印象を持たせるフロントマスクと外観デザインにも工夫を加えた結果、停車したと同時に権力者が後部座席から現れるのを想像させる公用車の雰囲気がある車に仕上がっています。

250km/hの最高速度を叩き出せる6,750ccV型12気筒エンジンと、8速AT(オートマチックトランスミッション)により、速さも発揮できるパッケージを施した超高級車です。

上級グレードの「ファントム エクステンデッド」は、6,780万円と群を抜く本体価格となります。

  • 発売:2018年
  • 最下位グレード:Phantom(車両本体価格 5,680万円)
最新「ファントム」中古車情報
本日の在庫数 18台
平均価格 4,600万円
支払総額 1,417~7,819万円

日本車の超高級車ランキングTOP5

続いて、日本車のみの超高級車ランキングを作成しました。

具体的な順位は以下のとおりです。

  • 5位:レクサス LX
  • 4位:レクサス LM 
  • 3位:トヨタ センチュリー 
  • 2位:ホンダ NSX
  • 1位:日産 GT-R NISMO

それぞれの特徴を紹介します。

第5位:レクサス LX

車両本体価格 1,800万円(EXECUTIVE)

LXは、Luxury Sedanの略であり、静粛性と快適性に優れている高級車です。1989年に発売されてから、30年以上日本を代表する高級車として君臨し続けています。

現行の5代目は2017年にデビューし、パワフルでスタイリッシュなうえに、さまざまな先進技術を採用することで大きな人気を得ています。

車両本体価格が1,800万円のため超高級車には該当しないものの、オプション品や購入時の税金を考慮すると、乗り出しは2,000万円以上かかるでしょう。

第4位:レクサス LM

レクサス 新型LM(プロトタイプ)
レクサス 新型LM(プロトタイプ)

車両本体価格 2,000万円(EXECUTIVE)

LMは、Luxury Moverの略であり、トヨタのアルファードをもとに生産されています。以前までは“高級車といえばセダン”でしたが、最近ではアルファードやヴェルファイアなど、高級ミニバンの需要が高い傾向にあります。

LMは上海モーターショー2019で世界で初めて公開され、日本でも販売されると憶測が出ていたものの、数年間見送られていました。しかし、2023年秋頃から日本でも販売が開始され、さらに注目を集めている超高級ミニバンです。

内外装にはメッキの部品や木目のパネルを多く採用し、レクサス独自の高級感を演出しています。

第3位:トヨタ センチュリー

センチュリー(セダン)

車両本体価格 2,008万円(セダン)

センチュリーはトヨタの最高級車であり、伝統的な日本の美をモチーフとしたデザインが採用されています。皇室で使用されている車でもあり、運転手がハンドルを握り、オーナーは後部座席でくつろぐといったスタイルが似合う超高級車です。

高品質な素材が採用されているほか、職人の熟練技術によって高額なコストをかけて生産されています。2023年にはSUVのセンチュリーも発売されたため、世界のVIPから注目を集めています。

第2位:ホンダ NSX

車両本体価格 2,794万円(Type S)

NSXは、多くの先進技術が搭載された日本車最高峰のスポーツカーとして、世界中にファンがいる超高級車です。

車名は、New Sports Experienceから由来されており、2022年に生産が終了しているため中古車価格が高騰しています。350台限定で販売された「Type S」は、即完売となり世界での人気の高さを証明しています。

第1位:ニッサン GT-R NISMO

GT-R NISMO Special edition

車両本体価格 2,915万円(Special edition)

GT-Rは、ニッサンが世界に誇る高級スポーツカーです。GT-R自体が高いスペックを持っているものの、GT-R NISMOはそれを凌駕する走行性能を発揮します。

NISMOとは、Nissan Motorspotsの略のことであり、レースで培った技術をGT-Rに取り入れています。GT-R NISMOの圧倒的な走行性能は、世界的に見ても一級品であり、スポーツカーファンから人気を得ている理由の1つです。

世界が認める超高級車メーカー5選

世界が認める超高級車メーカーとして、以下の5社が挙げられます。

  • ロールスロイス(イギリス)
  • ブガッティ(フランス)
  • パガーニ(イタリア)
  • アストンマーティン(イギリス)
  • フェラーリ(イタリア)
  • メルセデス・マイバッハ(ドイツ)

続いて、それぞれのメーカーの特徴を紹介します。

ロールス・ロイス(イギリス)

ロールス・ロイスは王族や貴族のクルマというイメージが強い、ロイヤルなブランド。高額な車を常に一定数生産・販売しているという点では、最も手に入れやすい超高級車かもしれません。

フェラーリやランボルギーニといったスポーツ志向の車よりも、 ロールス・ロイスのような運転手付きショーファーカーのほうがラグジュアリーのイメージが強いです。

高額なスポーツカーは「スーパーカー」として区別されているのかもしれません。ちなみにフェラーリやランボルギーニなどの「超高級車」といえば、台数限定の億超えカーになりがちです。

また、ベントレーもロールス・ロイスと共にイギリスの高級車ブランドとして君臨していますが、どちらかといえばオーナーが自分で運転する車であるといえます。

ブガッティ(フランス)

ブガッティ シロン
ブガッティ シロンは約3億円
©VanderWolf Imagesstock.adobe.com

ブガッティはどちらかといえば「超高級スーパーカー」にあたります。生産・販売台数はロールス・ロイスよりも極端に少ないものの、限定モデル以外は常にラインナップしています。

ブガッティに超高級車というイメージがあるのは、ブランドイメージ維持のために新規オーナーの信用度を厳しく審査している影響も大きいでしょう。

購入できるお金があることはもちろん、ブガッティを維持できるお金や環境にあるか、社会的信用度や責任はあるかなど、様々な調査がなされるそうです。

パガーニ(イタリア)

パガーニ ウアイラ
パガーニ ウアイラは1.5億円
出典:wikipedia.org Author:Autoviva CC 表示 2.0

パガーニも「超高級スーパーカー」ブランドといえます。少数生産のため、パガーニ自体を日本で見かけること自体がほとんどありません。現在は「パガーニ ウアイラ」を生産・販売しています。

少数生産を活かし、顧客の細かなオーダーを反映させたワンオフモデル(世界に1台のモデル)なども作っていることからも、究極のプレミアムカー=超高級車のイメージがあるのかもしれません。

アストンマーティン(イタリア)

アストンマーティン ラピードAMR 2019

アストンマーティンは、イギリスを代表する高級スポーツメーカーです。紳士の国ならではのラグジュアリー感がある車を生産しており、品質を重視しています。

また、アストンマーティンはモータースポーツでも活躍しているため、走行性能が高い特徴があります。同じイギリスの超高級車メーカーでも、ロールスロイスとはまた違った魅力を感じられるでしょう。

フェラーリ(イタリア)

ラ フェラーリ

フェラーリは、レーシングカーや高級スポーツカーを生産しているイタリアの超高級車メーカーです。

レーシングカーの開発において先進の技術を持っており、F1選手権で多くの記録を残しています。走行性能に加えて、スタイリッシュなデザイン性も高く評価されています。

メルセデス・マイバッハ(ドイツ)

メルセデスマイバッハ Sクラス

マイバッハは、メルセデス・ベンツの高級ブランドです。

スポーツ・レース系の車を生産する「AMG」と同等に人気があるサブブランドであり、メルセデス・ベンツの安全性に加えて、高級感と品格が漂うデザイン性が魅力です。

インテリアには、マット感やツヤ感を上手く使い分け、高級感がより一層引き立った車を生産しています。

MOBY編集部が自動車ブランドを勝手に格付けしてみた記事はこちらからご覧ください。

日本の超高級車メーカー

レクサス 新型LM(プロトタイプ)
レクサス 新型LM(プロトタイプ)

日本の超高級車メーカーは、トヨタのプレミアムブランドである「レクサス」が該当します。1989年の設立当初は北米のみでしたが、2005年から日本国内でも展開されています。

レクサスではセダンやSUVなど、さまざまなボディタイプをライナップしており、価格帯は400万円〜1,800万円程度です。そのため、以前までは“超高級車メーカー”とはいえませんでした。

しかし、2023年10月に発売されたミニバンのLMの価格が2,000万円を超えるため、レクサスは日本の超高級車メーカーとして挙げられます。なお、日本国内では展開されていないものの、ホンダは「アキュラ」日産は「インフィニティ」のプレミアムブランドがあります。

世界で1番高い車ランキングTOP4

世界で販売されている高級車の中から、最も価格が高い車種順にランキングを作成しました。

順位と車種は以下のとおりです。

  • 4位【14億円】ロールス・ロイス スウェプテイル
  • 3位【14.5億円】ブガッティ ラ・ヴォワチュール・ノワール
  • 2位【17.5億円】パガーニ ゾンダ HP バルケッタ
  • 1位【76億円】1963年式 フェラーリ 250GTO

続いて、それぞれの車種の魅力を紹介します。

【14億円】ロールス・ロイス スウェプテイル

ロールスロイス スウェプテイル

とある熱心なロールス・ロイスファンのオーダーを受けて制作された、世界で1台の特別モデル。構想より完成までにかかった期間は実に4年だそう。

帆船をイメージさせるエクステリアや、ミニマムをテーマとしたインテリアなど、オーナーのこだわりが贅沢に反映されています。

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【14.5億円】ブガッティ ラ・ヴォワチュール・ノワール

ブガッティ ラ・ヴォワチュール・ノワール

ジュネーブモーターショー2019にて発表された、ブガッティの110周年を記念して制作された世界で一台の車です。

ブガッティ シロンの車体をベースに、手作業で作られたカーボン製ボディをまとっています。最高出力は1,500HP、最大トルクは163kgmのモンスターマシンです。

【17.5億円】パガーニ ゾンダ HP バルケッタ

パガーニ ゾンダ HP バルケッタ

イタリアの「パガーニ」のスーパーカーである「ゾンダ」。

「ZOZOTOWN」などで有名な実業家・前澤 友作氏が所有する愛車の1台でも話題となりました。

ゾンダのスペシャルモデルである「HPバルケッタ」は、日本円で約17億5,000万円とされており、世界記録の本体価格を実現しているモデルです。

AMG製の7,300㏄NA(自然吸気)エンジンは760馬力のパワーを誇ります。外観デザインはルーフを省いており、フォーミュラカーに近い印象を受けるでしょう。

世界で3台のみしか存在しない屈指の超高級車は、「幸せの青い鳥」と例えて良いほどの希少価値があるスーパーカーです。

【76億円】1963年式 フェラーリ 250GTO

@Dan74/stock.adobe.com

「フェラーリ 250GTO」は、1962年に登場したレーシングカー。トゥール・ド・フランスやタルガ・フローリオ、ル・マンなどの、数々のレースで優勝を飾った歴史的なモデルです。

2018年6月、250GTOが5,200万ポンド(約76億円)で個人売買されました。この金額は自動車の取引額として過去最高額。当時優勝に輝いた貴重な車だからこその金額といえるでしょう。

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億超えの超高級車には歴史ある名車も多い!

各メーカーの限定生産モデルやワンオフモデルはもちろん、歴史ある名車も取引額が億を超えてくることがしばしばあるようです。

こうした旧車の価値は今後も高まると思われますので、フェラーリ 250GTOの記録を塗り替える車も登場するかもしれません。

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執筆者プロフィール
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新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...

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