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スバル XV完全情報!グレード構成や人気カラー、スペックなどを解説
スバル XVとはどんな車?
XVはスバルが製造・販売しているモデルで、インプレッサスポーツをベースにSUVとしての特徴をもたせた5ドア・5名乗りのクロスオーバーSUVです。
2010年の初代モデル発売当初は「インプレッサXV」という車名で販売されていましたが、2012年に登場した2代目モデルから「XV」の車名に変わりました。アメリカでは「クロストレック」の車名で販売されています。
5ドアハッチバックのインプレッサスポーツと共通点が多いXVですが、最大の違いはインプレッサスポーツよりも車高が高くなっていることです。20cmの最低地上高により高い走破性をもち、アウトドアシーンでの利便性が高くなっています。
一般的なSUVよりもコンパクトかつ全高も抑えられているため、都市部でも高い利便性を発揮することが可能です。
現在は1.6Lのガソリンエンジン車と、2.0Lエンジンとモーターを組み合わせたハイブリッドシステム「e-BOXER」の2種を用意。エンジンはどちらもスバル伝統の水平対向式となっています。
おすすめグレード
XVのグレード構成と車両価格
2022年3月時点で販売されているXVのグレード(特別仕様車を除く)は以下表のとおりです。(※見やすくするため、グレードに付いている「EyeSight」の表記を略しています)
グレード名 | 車両価格(税込) |
---|---|
1.6i | 2,200,000円~ |
2.0e | 2,651,000円~ |
Advance | 2,959,000円~ |
おおまかに言えば、1.6Lガソリンと2.0Lハイブリッドの2グレード
XVは1.6Lガソリン車と2.0Lハイブリッド車、どちらにするかを決めれば欲しいグレードを簡単に絞ることができます。「Advance」は2.0Lハイブリッド車内の1グレードとして考えましょう。
2021年12月には一部改良を実施
2021年12月16日には一部改良が実施され、ファブリック×シートヒーターや新色が設定されたほか、XVの誕生10周年を記念した特別仕様車「Advance Style Edition」が登場しました。
ボディカラー
XVは1.6i系、20e系、アドバンスで選べるボディカラーラインナップが異なります。
1.6i系は全7色、20e系は全9色、アドバンスは全10色です。ただし、2.0e-EyeSight Smart Editionのみ3色というカラーラインナップとなっています。
査定額が高くなるのは「クリスタルホワイト・パール」「アイスシルバー・メタリック」「マグネタイトグレー・メタリック」などでしょう。
カラー名称 |
---|
クリスタルホワイト・パール※1 |
アイスシルバー・メタリック |
マグネタイトグレー・メタリック |
クリスタルブラック・シリカ |
ピュアレッド |
ダークブルー・パール |
クールグレー・カーキ※1 |
ホライゾンブルー・パール※2 |
プラズマイエロー・パール※2 |
ラグーンブルー・パール※1※2 |
※1:2.0e-EyeSight Smart Editionで選べる色
※2:アドバンス専用色
スバル XVのスペック
ボディサイズ
全長 | 4485mm |
---|---|
全幅 | 1800mm |
全高 | 1550mm |
ホイールベース | 2670mm |
車両重量 | 1410~1550kg |
乗車定員 | 5人 |
SUVですが全高は1,550mm(ルーフレール装着車を除く)と比較的低く抑えられており、ほとんどの機械式駐車場に対応。そのうえで走破性を高めるため最低地上高は200mmを確保しています。
インプレッサスポーツと基本的な性能は同じなものの、最小回転半径はインプレッサスポーツが5.3mなのに対し、XVはタイヤサイズが大きくなるため5.4mとわずかながら差があります。とはいえ2台とも取り回しのしやすさには優れていると言えるでしょう。
パワートレイン
エンジン | 水平対向4気筒 | 水平対向4気筒 |
---|---|---|
排気量 | 1599cc | 1995cc |
最高出力 | 85kW[115PS]/6,200rpm | 107kW[145PS]/6,000rpm |
最大トルク | 148N·m[15.1kgf・m]/3,600rpm | 188N·m[19.2kgf・m]/4,000rpm |
モーター最高出力 | – | 10.0kW[13.6PS] |
モーター最大トルク | – | 65N・m[6.6kgf・m] |
トランスミッション | リニアトロニック | リニアトロニック |
駆動方式 | AWD | AWD |
使用燃料 | レギュラー | レギュラー |
ガソリンエンジン車に搭載されている1.6Lエンジンは自然吸気の水平対向エンジンで、後述するハイブリッド車よりも出力は控えめの数値となっています。
インプレッサスポーツにも採用されている同エンジンですが、XV向けに出力特性を調整されているほか、CVTのリニアトロニックとの組み合わせによりキビキビとした軽快な走りになっているほか、高速道路での巡航走行ではエンジンの回転数を抑えられるため静粛性が高くなっています。
ハイブリッド車には2.0Lの自然吸気の水平対向直噴エンジンとモーターを組み合わせたハイブリッドシステム「e-BOXER」を採用しています。
モーター走行、エンジン走行、またはエンジンとモーターを併用して走行など、パワーユニットをシーンに応じて最適になるよう制御。力強い走りと優れた燃費性能を両立させ、気持ちの良い走行が可能となっています。
歴代モデル
【初代】XV:GH系(2010年~2012年)
インプレッサのハッチバックをベースにし、クロスオーバーにしたモデルを、インプレッサXVとして販売したのがXVの歴史の始まりです。
かつて、インプレッサスポーツワゴンをベースにクロスオーバーにした、グラベルEXというモデルがありましたが、それを彷彿とさせるコンセプトでした。
自動車のモデルチェンジは通常4年から5年ほどで行われますが、初代XVは2年という短い期間で終了しました。
【2代目】XV:GP系(2012年~2017年)
二代目となり、インプレッサから独立しスバル・XVとなったのがこの世代です。とはいえ、先代と同様にインプレッサをベースにしています。また、スバル初のハイブリッドモデルをラインナップしたのがこのXVでした。
ハイブリットとはいえ、モーターの出力は低く、水平対向の弱点ともいえる低速トルクを補うユニットとしての役割を果たすにとどまり、大きく燃費性能には寄与しませんでした。
しかしながら、実用性を重視した使い方がされているのは良い点でしょう。
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- 執筆者プロフィール
- MOBY編集部
- 新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...