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【いかつい車】後ろにつかれたくない車ランキングTOP10|国産車から外車まで
目次
10位:シボレー カマロ
同じシボレーでも、ミッドシップ化で世間を驚かせたコルベットC8がスマートなのに対し、フロントにエンジンを搭載して分厚いフロントマスクからギョロリとにらむヘッドランプ、筋骨隆々としたマッスルカーのカマロ。
パワーにモノを言わせて走り去るテールを見送るならともかく、後ろにつかれると、「これからどうなるんだろう?」と、映画「ワイルド・スピード」的なプレッシャーと不安に包まれるやもしれません。
- 全長:4,785mm
- 全幅:1,900mm
- 全高:1,345mm
- ホイールベース:2,810mm
- 車重:1,560~1,710kg
- エンジン(LT RS / コンバーチブル):1,998ccガソリン直4ターボ275馬力・40.8kgm
- エンジン(SS):6,168ccガソリンV8 453馬力・62.9kgm
- 価格:556万円~644万円
- 最新「シボレーカマロ」中古車情報
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本日の在庫数 208台 平均価格 457万円 支払総額 85~1,200万円
9位:三菱 デリカD:5
2019年のマイナーチェンジでフロントマスクが大型ダイナミック・シールドになった時は、「四枚刃」「売れるわけがない」と嘲笑する声も多かったデリカD:5ですが、ドッコイそれは外野の意見でファンには好評、販売も堅調。
ただし、ファン以外からすると、よく言えば「かなり迫力ある顔つき」という意見なわけで、後ろから実物が迫ってきた日には「四枚刃で刈り取られそうな」プレッシャーを感じそうです。
- 全長:4,800mm
- 全幅:1,795mm
- 全高:1,875mm
- ホイールベース:2,850mm
- 車重:1,930~1,980kg
- エンジン:2,267ccディーゼル直4ターボ145馬力・38.7kgm
- 価格:391万3,800円~448万9,100円
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本日の在庫数 2266台 平均価格 310万円 支払総額 35~695万円
8位:キャデラック エスカレード
もとより「ゴツいアメリカンフルサイズSUV」だったエスカレードですが、2020年11月のモデルチェンジで横に切れ長なヘッドランプの採用でインテリマッチョ感が漂います。
全体的にはスッキリスマートになったと言えなくもありませんが、大排気量V8をアイドリングさせながら、「私をあまり怒らせない方がいい」と言わせたら似合いそうです。
- 全長:5,400mm
- 全幅:2,065mm
- 全高:1,930mm
- ホイールベース:3,060mm
- 車重:2,740kg
- エンジン:6,156ccガソリンV8 416馬力・63.6kgm
- 価格:1,490万円~1,520万円
- 最新「キャデラックエスカレード」中古車情報
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本日の在庫数 217台 平均価格 569万円 支払総額 45~3,333万円
7位:メルセデスAMG G63
パッと見で普通のメルセデス・ベンツ Gクラスと、高性能版のメルセデスAMG Gクラスの区別がつくとは思いませんから、普通のGクラスが後ろについただけでも「高級SUV、それも迫力満点のオフローダーが来た!」というだけでプレッシャーかも。
ランドクルーザーなら同じ軍用車両上がりでも代を経て高級路線とわかりやすいデザインですし、同じ日本生まれのヨシミで親近感もわきますが、G63ともなると「ターミネーターが後ろに並んだ」ような気分かも?
- 全長:4,665mm
- 全幅:1,985mm
- 全高:1,975mm
- ホイールベース:2,890mm
- 車重:2,530kg
- エンジン:3,982ccガソリンV8ツインターボ 585馬力・86.7kgm
- 価格:2,218万円
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本日の在庫数 328台 平均価格 2,407万円 支払総額 560~3,885万円
6位:レクサス LX
ベースのランドクルーザー200がランドクルーザー300へとモデルチェンジしたため、遠からず次期型が登場すると思われる、レクサスSUV艦隊の旗艦・LX。
同じ日本生まれでもどことなく浪花節で親しめるランクルと異なり、スーツに身を固めたがごとき国際派のLXは、大型スピンドルグリルで周囲を圧倒する雰囲気があります。
お値段もランクル300を圧倒するだけに、かかるプレッシャーはメルセデスAMGのG63と同等以上かも?!
- 全長:5,080mm
- 全幅:1,980mm
- 全高:1,910mm
- ホイールベース:2,850mm
- 車重:2,680~2,730kg
- エンジン:5,662ccガソリンV8 377馬力・54.5kgm
- 価格:1,135万6,481円
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本日の在庫数 211台 平均価格 1,233万円 支払総額 620~2,228万円
5位:ロールスロイス カリナン
ロールスロイスという時点で、後ろにつかれた日には急ブレーキなど少しのミスも許されない緊張感が漂いますが、それが同社初のSUV「カリナン」ともなると、ギリシャのパルテノン神殿をモチーフとした大型で豪勢なフロントグリルが高い位置から圧倒してきます。
最近のロールスロイスの細いヘッドランプで、冷たく見下されているような気も?
実は狩猟の帰りにゴキゲンでハンドルを握る優しいイギリス貴族が、今日の獲物についての感想を同乗者と話しているに違いない…など現実逃避も大事です。
- 全長:5,340mm
- 全幅:2,000mm
- 全高:1,835mm
- ホイールベース:3,295mm
- 車重:2,750~2,850kg
- エンジン(カリナン):6,748ccガソリンV12ツインターボ571馬力・86.7kgm
- エンジン(ブラックバッジ カリナン):同600馬力・91.8kgm
- 価格:4,085万円~4,712万円(コーンズ)
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本日の在庫数 36台 平均価格 5,374万円 支払総額 3,999~6,468万円
4位:トヨタ センチュリー
最近はモデルチェンジでV12をやめてV8フルハイブリッドになったり、非売品ながら豊田章男社長好みのGRMN仕様が作られたりと丸くなった一方、官公庁や役場向け公用車としては無駄遣いの極みと忌み嫌われつつあるセンチュリー。
「トヨタのみならず、全ての日本車にとってのフラッグシップ」という威厳は健在で、黒塗りのセンチュリーが後ろについた場合、なんとなく威圧感を感じるかもしれませんが、他の車と同列に語るわけにもいかない車なら、そういう雰囲気も大事だと思われます。
- 全長:5,335mm
- 全幅:1,930mm
- 全高:1,505mm
- ホイールベース:3,090mm
- 車重:2,370kg
- エンジン:4,968ccガソリンV8ハイブリッド381馬力・52.0kgm
- 価格:2,008万円
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本日の在庫数 75台 平均価格 471万円 支払総額 79~2,200万円
3位:メルセデスマイバッハ Sクラス
パッと見では「ベンツの何かすごそうなセダンが来た!」と、バックミラーから圧力を感じそうですが、「いや待てよ、あれがもしかしてメルセデス・マイバッハのSクラス?」と気づけば、さあ大変。
お値段からして高くてせいぜい2,000万チョイのSクラスに対し、メルセデスマイバッハ版は2,648万円「から」という超高級車で、高性能なメルセデスAMG版(2,575万~2,899万)より高いのですから、かかるプレッシャーは相当なものになります。
- 全長:5,469mm
- 全幅:1,921mm
- 全高:1,510mm
- ホイールベース:3,396mm
- 車重:非公表
- エンジン(S580 4MATIC):3,982ccガソリンV8ツインターボマイルドハイブリッド503馬力・71.4kgm
- エンジン(S680 4MATIC):5,980ccガソリンV12ツインターボ612馬力・91.8kgm
- 価格:2,648万円~3,201万円
- 最新「メルセデスマイバッハ Sクラス」中古車情報
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本日の在庫数 36台 平均価格 1,925万円 支払総額 550~4,470万円
2位:トヨタ ハイエースバン
ここまでは、「いかついながらも高級でドライバーにもジェントルさを期待できる」と、(勝手に)思える車を紹介してきましたが、ここで「角ばって大きく、後ろにつかれたら怖いかな」という車に躍り出るのは、ハイエース。
それもワゴンやコミューターではなくバン、さらにガンガン仕事に使っていそうな雰囲気あふれる場合、その会社やドライバーの事情が運転スタイルに大幅な影響を及ぼすとも考えられます。
もし、直感でそう思うようなハイエースバンが後ろに現れたら、慌てずにすぐ曲がれる脇道を探しつつ、道を譲ることが無難かもしれません。
- 全長:4,695~5,380mm
- 全幅:1,695~1,880mm
- 全高:1,980~2,285mm
- ホイールベース:2,570~3,110mm
- 車重:1,800~2,020kg
- エンジン(ディーゼル車):2,754ccディーゼル直4ターボ151馬力・30.6kgm
- エンジン(ガソリン車):2,693ccガソリン直4 160馬力・24.8kgm
- 価格:236万3,500円~368万5,100円
- 最新「ハイエースバン」中古車情報
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本日の在庫数 3833台 平均価格 339万円 支払総額 75~1,188万円
1位:トヨタ アルファード(LM仕様含む)
大型高級ミニバンでありながら販売ランキング上位常連、兄弟車ヴェルファイアが最近低迷している一方、モデル末期にも関わらず売れまくっている車がトヨタのアルファード。
高級感や豪華装備、リセールバリュー(買取価格)の良さでユーザー層を問わず高級ミニバンの定番となっていますが、2017年マイナーチェンジ以降の超大型メッキグリル仕様のコワモテ感と巨体による威圧感でも国産ピカイチで、最近は海外向け「レクサスLM」仕様(画像2枚目)への外装交換も流行ってきたらしく、コワモテ度アップへさらに拍車がかかっています。
- 全長:4,935~4,950mm
- 全幅:1,850mm
- 全高:1,935~1,950mm
- ホイールベース:3,000mm
- 車重:1,920~2,240kg
- エンジン(ハイブリッド):2,493ccガソリン直4ハイブリッド152馬力・21.0kgm
- エンジン(V6ガソリン車):3,456ccガソリンV6 301馬力・36.8kgm
- エンジン(直4ガソリン車):2,493ccガソリン直4 182馬力・24.0kgm
- 価格:359万7,000円~775万2,000円
- 最新「アルファード」中古車情報
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本日の在庫数 5169台 平均価格 417万円 支払総額 37~2,216万円
いかつくない車だから大丈夫とは限らない?!
ここまでさんざん煽っておいて申し訳ないのですが、実際は今回紹介したような車の大半が、「ドライバーに心のゆとりがあったり、高価な車と自覚して慎重な運転をする」ため、案外後ろにつかれてもなんて事はないかもしれません。
むしろいつの世でも本当に怖いのは車ではなくドライバーで、心理状態や運転適性によっては何に乗っていたからと安心できるものではないため、注意が必要です。
いかつい車の中には「個性的」と表現してよい車もありますし、家族のために安全な車を選んだ結果が大きなコワモテ車になるケースもあるため、プレッシャーを感じすぎずに落ち着いたキモチで運転することが一番ですね。
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あおり運転とは?定義や該当する違反行為
- 執筆者プロフィール
- 兵藤 忠彦
- 1974年栃木県出身、走り屋上がりで全日本ジムカーナにもスポット参戦(5位入賞が最高)。自動車人では珍しいダイハツ派で、リーザTR-ZZやストーリアX4を経て現愛車は1989年式リーザ ケンドーンS。2015年よりライタ...