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日産で「山並みと青空を区切る稜線」と言えば何?名前がカッコイイ日産の車たち【推し車】

国産車メーカーとしてはまだ低迷から抜け出せずにいる日産ですが、かつてはトヨタとバチバチに争った大メーカーであり、選ぶ車名もエピソードや気合のこもった、カッコイイ名前が多いと感じるユーザーは多いかもしれません。

カッコイイ車名の日産車を選ぶのにかなり悩みましたが、厳選した末、以下の3台をご紹介いたします!

【フェアレディZ】日産の興廃はこの一戦にあり!

1971年、雨の富士グラン300マイルレースを疾走する初代S30フェアレディZ

1960年代に貴婦人を意味するオープンスポーツ・フェアレディを販売していた日産ですが、主要市場の北米で求められるのはスポーツ性と実用性を兼ね備えた、テールゲートと広いラゲッジを持つファストバッククーペでした。

次世代を担う新型スポーツの開発が始まった時、渋る日産本社を説得、後に「ミスターK」と呼ばれた当時の米国日産社長・片山氏が本社のスポーツカー部門へ贈ったのが、なんとかつて日本海軍が決戦に挑む際に掲げ、「皇国ノ興廃ハコノ一戦ニアリ」を意味したZ旗。

こうして日産の興廃を賭けたフェアレディ「Z」は1969年初代発売とともに日米で大ヒット!多くの人々に愛されながら代を重ね、現在も日産の魂として、Z旗をはためかせています。

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本日の在庫数 1047台
平均価格 330万円
支払総額 44~3,660万円

【スカイラインGT-R】唯一無二、王者の称号

BNR32スカイラインGT-R グループAレース仕様

プリンス スカイラインが1960年代の吸収合併で日産 スカイラインとなり、3代目で最強版スカイラインGT-Rが誕生します。日産車となってもプリンスの魂は死なず、末尾「R」はプリンスのレーシングカー「R380」が由来。

その後、他社もGT-Rグレード車を販売しますが、1989年登場の第2世代スカイラインGT-R第1号こと、BNR32がレースで無敵の連戦連勝。

電子制御スプリット4WDのアテーサET-S、チューンドベースとして傑出したRB26DETTエンジンで国産スポーツに革命を起こしたスカイラインGT-RはBNR34まで3世代にわたり最強を誇ります。ライバルが安易にGT-Rなど名乗れぬよう、実力でねじ伏せてしまいました。

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本日の在庫数 261台
平均価格 1,764万円
支払総額 610~6,354万円

【アルマーダ】よろしい、日産は無敵艦隊だ!

2代目アルマーダ2021年モデル

強気の車名が多い日産ですが、その中でも超ド級なのがアルマーダ。

サファリ(海外名:パトロール)を廃止して以来、日産は日本市場で大型SUVを販売しなくなってしまいましたが、海外ではパトロールの最新型を販売中。このクルマの北米版は「アルマーダ」を名乗っています。

「アルマーダ(ARMADA)」とはスペイン語圏やポルトガル語圏で「艦隊」を意味しますが、日産が車名の由来としたのはかつて世界帝国だった時代のスペインが保有していた「無敵艦隊」としての「アルマーダ」。

トヨタのランドクルーザーが「陸の巡洋艦」なら、わが日産は「無敵艦隊」で対抗する!という声が聞こえてきそうですね。日本市場でランクル300と対決させてみたくなります。

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本日の在庫数 17台
平均価格 237万円
支払総額 175~348万円

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執筆者プロフィール
兵藤 忠彦
兵藤 忠彦
1974年栃木県出身、走り屋上がりで全日本ジムカーナにもスポット参戦(5位入賞が最高)。自動車人では珍しいダイハツ派で、リーザTR-ZZやストーリアX4を経て現愛車は1989年式リーザ ケンドーンS。2015年よりライタ...

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