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マツダが「R」の商標を出願!ロータリーかレーシングか…高性能モデル登場に期待
目次
「R」をモチーフにした謎のロゴが商標出願される
マツダが、2021年6月3日に新たなロゴの商標を出願していたことが分かりました。
出願された商標は、アルファベットの「R」をモチーフとしたロゴとなっています。
マツダが出願した「R」モチーフのロゴは何に使われる?
今回出願された商標は、対象となる商品がかなり多く、自動車はもちろん事務用品や貴金属、衣服、おもちゃなども対象となっています。
そのため、マツダがこの「R」をモチーフにしたロゴを何に使うのか、その目的ははっきりとは分かりません。
しかし、もし車に使われるとしたら、ノベルティグッズも販売される可能性があります。その場合に備えて対象を広くしたと考えられます。
ミニカーやアクセサリーはもちろん、マグカップ、USBメモリ、エコバッグなど、ノベルティグッズとして登場しそうなグッズは、枚挙に暇がありません。
ハイパフォーマンスモデルの登場を示唆するもの?
「R」というアルファベットは、自動車においてはスポーティなイメージを持つものです。
ホンダの「タイプR」、日産の「GT-R」、トヨタの「GR」など、Rが付く車名やグレード名は、レースを連想させるものとしてハイパフォーマンスモデルによく採用されます。
マツダもかつて「ランティス タイプR」や「RX-8 スピリットR」といったRが付くグレードを設定していて、いずれもスポーツカーやスポーツグレードでした。
そのため、今回出願された商標が「R」をモチーフとしていることは、マツダのラインナップにハイパフォーマンスモデルが追加されることを示しているのかもしれません。
MX-30のPHVに採用されるのでは?
マツダの場合、レーシング(=Racing)を表す「R」のほか、ロータリーエンジン(=Rotary Engine)をあらわす「R」であるとも取れます。
マツダはロータリーエンジンを、MX-30をはじめとしたプラグインハイブリッド車のエンジンとして活用していくことを発表していて、今回出願された「R」をモチーフとした商標はここに関連するものかもしれません。
しかし、ホンダのタイプRの「R」の文字のようにセリフフォントで描かれた「R」の文字がモチーフのロゴは、スポーツカーに関連するように見え、MX-30が持つ都会的や先進的といったキャラクターイメージとは合わないようにも思えます。
そのため、PHVなどよりはハイパフォーマンスモデルで採用されるほうが「似合っている」のではないでしょうか。
「MAZDA SPIRIT RACING」も商標出願済み
また、マツダは2021年2月22日に「MAZDA SPIRIT RACING」の商標も出願しています。
この商標もRのロゴと同様、ハイパフォーマンスモデルへの採用が期待されるもので、Rのロゴと組み合わせると、グレード名が「MAZDA SPIRIT RACING」、それを表すロゴが「R」となるのかもしれません。
次期マツダ6がハイパフォーマンススポーツセダンに?
問題はそれがどのモデルに採用されるのか?というところですが、現在マツダがラインナップしているスポーツカーと呼べるモデルはロードスターのみです。
しかし、次期マツダ6は直列6気筒を搭載したFRになると予想されています。この次期マツダ6がハイパフォーマンススポーツセダンとして登場するのであれば、それは大きなサプライズとなりそうです。
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- MOBY編集部
- 新型車予想や車選びのお役立ち記事、車や免許にまつわる豆知識、カーライフの困りごとを解決する方法など、自動車に関する様々な情報を発信。普段クルマは乗るだけ・使うだけのユーザーや、あまりクルマに興味が...